目が覚めた。



何処で寝てるんだろうと思い、動くと人に当たった。






(え!?誰!?)



色々と心配になり横を見ると彼女だったのでホッとした。



飲んでる途中に寒くなったので布団に入り、そのまま寝てしまったようだ。






(先輩に聞いたら、起きるから、起きるからと返事はするが、何回やっても全然起きないのでそのままにして、自分は部屋に戻った。と言った。)






彼女の方に寝返り、寝顔を見ながら、






(部屋に戻った方がいいかな?それともここで寝てようかな?)






そう考えていたが、昨日の光景が頭に浮かび、だんだんムラムラして来た。



彼女に手を伸ばし胸を揉んでみた。






起きない。






普段ならすぐに目を覚ましてしまうのに。



お酒のせいだろうか、何回揉んでも起きない。



浴衣の中に手を入れ、直接乳首をコリコリしても、パンツに手を入れワレメを指でなぞっても、ちょっと体を動かしただけで起きない!





(このままエッチしても起きないんじゃ?)と思ったが、他の3人が気になるのでやめておいた。



部屋に戻ろうと浴衣を羽織り、帯とパンツを探すが見当たらない。






座っていたあたりを探しても無い。



明かりを点ければ見つかるかも知れないが、皆を起こしても悪いので薄暗い明かり中を探した。



4人が寝てる布団の間を探して、S木さんのところに来た時、「何してるの?」と急に声を掛けられた。






「パンツと帯が見つからないんです」






S木さんは起き上がり、






「パンツ?見なかったなー。朝探せばいいんじゃない?」






部屋に戻ろうと思っていたが、諦めてここで寝ることにした。



その前にとりあえず外でタバコを吸おうと思い、丹前を着て廊下と部屋の間の障子を開けると、






「タバコ吸うの?私も吸っていい?」






そう言ってS木さんは丹前を羽織りついて来た。



廊下の障子を閉め、






「外寒いですよ」



「うん、大丈夫」






(まあ、本人がそう言うならいいか。)






そう思いながら外に出る障子を開けると、まだ空は真っ暗だった。






「今何時くらいですかね?」






そう聞くと、「ちょっと待ってて」と、言ってそっと部屋に入り携帯を持って来た。






「4時40分。ほら見て!」






携帯を差し出し、待受画面を見せられた。






「・・・いつの間に!?」






そこには、アップで撮られた俺の見栄剥きしたチンコがあった・・・。






「私じゃないよ。Tちゃんだよ。押さえられてる時撮った(笑)」






全然気が付かなかった・・・。






「K君が寝ちゃってから、私達にメール送って来たよ」






・・・T部!!



後で消去しないと。






「S木さんも消して下さいよ!」



「いいじゃん。勿体ないよー(笑)」






この人には言っても無駄そうなので、そっとサッシを開け、外に出た。






「やっぱり寒いねー」



「それよりS木さん、タバコ吸いましたっけ?」



「今は吸ってないけど、22まで吸ってた。久しぶりに吸いたくなちゃった。ちょうだい」






S木さんにタバコを渡し、火を点けてやり、自分も吸った。






「あー、クラクラする」






久しぶりのタバコじゃそうだろう。






突然、






「さっき私、見ちゃったんだー。Eちゃんにいたずらしてるの」






ドキ!






「起きてたなら言って下さいよ」






そういう場面を見られるのはかなり恥ずかしい。






「私の所に来た時、いたずらされちゃうのかと思ったー」






(ちょっとはそう考えましたが・・・。)






タバコも吸い終わったので中に入った。



廊下のソファーに座り、






「携帯貸して下さい」とお願いすると、S木さんは俺の隣に座り、「消されちゃうから、ヤだー」思った通りの答え。






あんな画像を誰かに見られても嫌だし、だいたい旦那に見られたらどうするつもりなのだろう。






「貸して下さいよ」






そう言って、ふざけて取り上げようとすると、「きゃ!」静まり返っている部屋に、高い声が響いた。



しばらく様子を伺ってみたが、部屋の中で誰かが起きた様子はない。






「大きい声出さないで下さいよ」






注意すると、



「K君が悪いんでしょー」と、言うので、



「じゃあ、見てますから自分で消して下さいよ」



「ダメー」






本当に何を言っても無駄そう・・・。



また、取り上げてやろうと携帯に手を出す。






「ヤめてよー」






今度は大きい声を出さなかった。



携帯を持つ手を振り上げて俺に取られないようにする。



俺は中腰になり取り上げようとする。



S木さんは手を振り回す。






笑いながら、「もうー、やめてよー」と言うが、俺はやめない。






「見えてる!見えてる!」






最初は浴衣を片手で押さえていたが、ムキになって忘れていた。






「別に構いませんよ!」






待受になってるくらいなのだから、本当に構わなかった。



S木さんが携帯を両手でギュッと胸に押し付ける。



ふと考えた。






(どうしよう!?)






このままやめたら、しばらく待受でからかわれるだろう。



携帯を取り上げるとなると胸を触ってしまう。






(どう思われようと構うか!)と一瞬で決断し、携帯に手を伸ばす。






柔らかい感触に目的を忘れてしまいそうになるが、辛うじて抑える。



ジタバタするのでS木さんの浴衣も乱れ、両足も出ている。



それでも携帯を離さない。



取り上げた!と思った瞬間、弾みで携帯が飛んだ。



ソファーの上に落ちた携帯の上に、S木さんは素早く座った。



怯むことなく横からお尻の下に手を入れる。



体重をかけそれを阻もうする。






背中を押し、腰を浮かせようとしてもダメ。



両手を両側から入れて持ち上げようとしてもダメ。






(もう、アレをするしかないな。)と強行手段!






浴衣の中に手を入れ、直接胸を揉んでやった。



S木さんは無言でいる。



乳首を摘んでも無言。



浴衣の胸元を開き両手で揉む。






もう俺の負けです・・・。






チンコはすでに勃起してる。



昨日からの欲求不満を解消するように、揉んでしまいました・・・。



すると、S木さんは俺の顔を持ち上げ、突然キス。



立ち上がって抱き合い、舌を絡め合う激しいキス。



帯を解き、丹前と浴衣を脱がし、俺も脱いだ。






ソファーに座らせて、耳から首、胸、お腹、腿と舐め回す。



すべすべして、若い女性とはまた違う、柔らかい肌。



本当に感触がいい。






実は、高校1年の時、初Hしたのはバイト先の9歳年上の女性社員だった。



その後すぐ、同じ高校の3年生と付き合った。



大学でも先輩と付き合いました。



潜在的に年上が好きなんです。



弱いんです・・・。



その後はずっと、年下と付き合って来たが・・・。






「私も舐めていい?」と言って、俺を立ち上がらせ、チンコを握り、先っぽを舐めた。



手で扱きながらカリ、裏側を舐め、パクッとくわえた。






音をさせずに舐めている。



俺もS木さんも無言。



舌を絡み付けたり、奥までくわえて前後させたり、口を離して手で扱いたりしてくる。



順序というかタイミングというか、俺のして欲しいことにぴったりと嵌まる。






(これがS木さんのフェラか・・・。)






頭の中に、笑顔のS木さん、馬鹿なことを言い合ってふざけ合うS木さん、甘えた顔をしてるS木さん、仕事をしている時の真面目な顔をしているS木さん、日常の色々なS木さんの顔が駆け巡った。






(そのS木さんに舐めて貰ってる・・・。)






そして今、俺のをフェラするS木さんの顔・・・。



薄明かりの中で見えるその光景は、とても現実だとは思えなかった。






(気持ちいい・・・。S木さんとエッチしたい・・・。)






込み上げて来る射精感を堪えながら、フェラを止めてもらい、パンツを脱がそうかと迷う。



考えているうちに我慢出来なくなり、






「・・・出ちゃう!」






S木さんはフェラを止め、






「いいよ」






そう言って、またくわえた。



さっきよりもスピードを上げ、S木さんの唇がカリの部分を行ったり来たりしている。






(うー・・・。気持ちイイ・・・。ハアー、・・・出る!)






「う!」






思わず声が出てしまい、S木さんの口の中に大放出!



何度も、ビクン!ビクン!となり、口の中に出し続けた。



射精も終わり口を離したS木さんは、そのままゴクンと飲んだ。






その時俺は、S木さんなら飲んでくれるだろうなと思っていたものの、実際に飲んでくれたのを目にすると、とても嬉しい。






(彼女は最初のうち何回か飲んでくれただけで、今は絶対に飲まない・・・。)






「いっぱい出たねー」と言って笑い、また綺麗に舐めてくれた。






S木さんを抱き起こし、しっかりと抱きしめ、キスをしようとすると、「まずいよ(笑)」そう言って、唇を逸らす。






何回しようとしても逸らす。






「もー、しつこい!」






見つめ合ってお互いに笑ってしまった。






「うー、寒いね」






その言葉で2人とも浴衣を着た。






(さて、どうしよう!?このまま知らん顔して彼女の隣で寝るか?)






現実に戻され悩む。



パンツと帯は諦め部屋に帰りました・・・。



しかし、部屋の鍵が開いてない!






(オートロックなので当たり前。)






もちろん鍵なんて持って無い・・・。






(この時間に起こしたら絶対怒られるよな・・・。)






そう思い、






(戻るしかないか・・・。)






トボトボと女性陣の部屋に戻りました。



中に聞こえるか聞こえないの音でノックすると、幸いすぐにS木さんが出て来てくれた。






「K君?」と、ドア越に聞いてきたので、



「そうです」






そう答えると開けてくれた。



中に入り、






「K君が行っちゃってから気付いたの・・・。鍵が無いの」



「僕もすっかり忘れてました」






そう返事して浴衣を脱ぎ、彼女の隣に潜った。






(眠れないかな!?)と思っていたが、射精の後のけだるさが残っていて、いつの間にか眠っていた。






「Kちゃん、もう起きないと」






彼女の声がした。






同時に物凄く揺すぶられた。



目を開けると、至近距離に人の顔。



彼女だろうと思ったが、焦点が合うとS木さん!?






「わ!何!?」






慌てて顔を離すと、






「おはよー。チュッ!」とS木さん。






(もちろん、チュッは口で言った。)






回りを見ると、枕元で他の3人が笑っている。



一瞬、S木さんの気がおかしくなったのかと思った。



でも、回りが笑っていたので、冗談だというのが理解出来た。






「早く起きて」






そう言ってS木さんは起き上がり、掛け布団を剥がした。






「わー、やっぱり(笑)」と、大騒ぎ。






俺は最初何のことか解らなかったが、すぐに悟り、手で隠した。



そう、朝立ちです・・・。






(こいつら朝からこれかよ・・・。酔ってたせいじゃないのかよ!?)






この人達の本性を垣間見た気がしました・・・。






起き上がり、






「そんなことより、パンツ見なかった?」と聞くと、



「それで部屋まで帰りなよ(笑)」と、T部!






そうは言ったものの探してくれました。



何故かRちゃんの敷き布団の下からパンツと帯が出て来た。






「私達着替えるんだから、早く部屋に帰ってよー!」






そうS木さんに言われたので戻った。






部屋に戻ると先輩だけ。



あとの2人は社長達とゴルフで、8時に出掛けたらしい。



(この時の時間は8時20分頃)






「お前、結局朝帰りかよ!」






ちょっと羨ましそうに言う先輩。






「鍵が無きゃ、入れませんから」






そう言うと、






「それもそうだな。起こされても起きねーだろーし」






帰りの新幹線の中、






「じゃーん!!」と言って携帯を突き出すT部。






画面を見て、知らない振りをし、






「いつの間に録ったんだよ!」






携帯を取り上げようとすると、一旦手を引っ込め、「これも!じゃーん!!」また突き出した。






画像を見ると、俺が寝ている時の写メ。



見事な包茎の写メ・・・。






「私達が寝る前に盗撮した(笑)皆持ってるんだよねー」






T部が言うと、3人とも笑いをかみ★すように、こくり。






「皆消してくれよ!」






そう言っても笑ってるだけ。






「お願いします。消して下さい」






頭を下げて丁寧に言うと、「どうしようか!?」と、4人でこそこそ相談。



物凄ーく、嫌な予感・・・。






「まー、2千円のランチで!?」






ふざけた解答。






「何言ってるんだよ!そんなのどうするんだよ!」



「ちょっと話しのネタに(笑)」






確かにネタにはなるだろう、使用前→使用後みたいに・・・(笑)






「解りました・・・」






説得するなんて無理なので条件を呑んだ。



卑猥な写真を録られて、脅される女の子の気持ちが良く解りました・・・。



俺の見ている前で4人に消去させた。






実は、俺のパンツを探している時、4人全員の乳首が見えた。



浴衣はシワシワのグチャグチャだし、朝でそこまで気が回らないのか、胸元ユルユルでも全く気にしないで布団を捲くったりしてた。



全員、警戒心ゼロ。



俺のチンコがさんざんネタにされたご褒美だね。






おしまい!