俺の勤めている会社は、毎年、新年会を温泉で1泊している。
今年も1月の中旬に行って、そこでの話。
毎年同じ旅館で代わり映えしない、ただ飲みに行くだけの旅行。
全体で宴会をした後、先輩と俺は同じ営業所の女性達4人の部屋で飲んだ。
トランプくらいしかやることないんだけど、普段トランプなんてやらないから、6人でやると案外楽しい。
お酒を飲みながらなので賭けることにした。
勝った人に男が負けたら千円、女が5百円払うことになった。
何回戦かしたがイマイチ盛り上がりに欠けた。
そこで先輩の提案で、負けたら1枚ずつ脱ぐことに。
「えー!本当に脱ぐの?」と、女性陣から声もあったが、皆酔っていたためか以外とあっさりOK。
【参加者】
俺(K)、26歳(♂)
奥田民生に似てるとよく言われる。
同じ営業所に彼女がいる。
先輩(Iさん)、30歳(♂)
下ネタ好き。
見た感じTOKIOの松岡風の中々イイ男なのに今は彼女無し。
S木さん、31歳(♀)
既婚、子供2人。
はっきり物を言うが、カワイク甘えてくる、天然な人。
スタイルが良くて若く見える。
T部さん、26歳(♀)
俺と同期。
泣き虫で甘えん坊。
背は小さめだが胸が大きい。
メイドのコスプレ似合いそう。
彼氏あり。
Eちゃん、24歳(♀)
俺の彼女。
松嶋菜々子似(誉め過ぎか!?)。
大人しい感じ。
スタイルは普通。
Rちゃん、23歳(♀)
胸の無い井上和香と呼ばれている。
彼氏なし。
気が強くて負けず嫌い。
スタイルは全体的に細い。
余り過激なのは嫌だと言うので、最初にルールを決めることにした。
着ている物は男女とも、浴衣、その上に丹前、下着、靴下。
【女性ルール】
靴下、丹前、ブラ、パンツ、帯と脱いでいき、最後に浴衣を脱いで後姿のみ披露。
その後は布団の中で全裸で観戦。
【男性ルール】
靴下、丹前、パンツ、次は、女性皆に営業所の近所のレストランでランチコース(5千円相当)を奢る、最後に全裸でチンコを見せ、全裸で観戦(手で隠していてもOK)。
男が1枚分少ない変則ルール。種目はババ抜き、男2人が全裸になったらゲーム終了。
S木さんが、
「Eちゃんの裸見られちゃうよ(笑)」
「Eが負けなきゃいいんだよ。E、頑張れよ!」
「Kちゃんも負けないでね」
少し不安そうに返事した。
彼女の裸を先輩に見せたくないが、その場の雰囲気に流されゲーム開始。
途中経過(8回戦終了時)
先輩、靴下まで脱いだ。
俺、丹前まで。
S木さん、丹前まで。
T部さん、靴下まで。
E、負け無し。
Rちゃん、丹前まで。
次でブラを脱ぐことになるかもしれない!
ゲームに負けたのは!?
俺でした・・・。
まあ、浴衣を着ているのでパンツ脱ぐくらい何ともない。
立ち上がり、皆の前でボクサーパンツに手をかける。
「あ!見えそうだよ」
「いいぞ!見せちゃえ!」
盛り上がって来た女性陣から言われたが、大事な部分は見せずに脱げた。
10回戦目、先輩が丹前を脱ぐ。
その次にやっと来た!
Rちゃんが負けた。
「ブラ!ブラ!」
皆のコールに、「脱げばいいんでしょ!」と、背中のホックを外し、浴衣の胸元に手を入れ、ストラップを肩から外し、片手ずつ抜いた。
全く中が見えない。
器用に脱ぐものだ。
ちょっと期待外れ。
(Rちゃんは高校時代水泳部。人前で肌を見せずに、制服から水着に着替えるのが得意だったらしい。)
黄色に黄緑色の刺繍の入ったブラだった。
慌てて自分が座っている布団の中にブラを隠し、
「もう負けないからね!はい、次!」
Rちゃんの胸はAカップあるのかな!?
ブラを外すと、浴衣の胸の部分に膨らみが無い。
続けてS木さんが負けた。
俺より年上だか、この人の裸には興味がある。
何と言ってもスタイルがイイ!
とても子供を産んでるとは思えない。
私服もスタイルの良さを生かすような格好が多い。
俺はS木さんの右隣に座っていたので、じっと見ていると、
「あまりじっと見ないでよー」
そう言いながら、ホックを外し胸元に手を入れた。
酔っているせいか、さっきのRちゃんよりも大胆!
浴衣が乱れて、胸元が開いている。
S木さんの右側から見ていたので、胸のかなり際どい所まで見えた。
俺の彼女はギリギリCカップ。
それよりも確実に大きい。
普段目にする胸チラと違い、興奮して勃起しちゃいました。
ワインレッドのブラ。
大人の女性を感じさせます。
13回戦目、彼女が靴下を脱いだ。
14回戦目、S木さん。
とうとうパンツだ!
「パンツ!パンツ!」
俺と先輩はテンションが上がった。
「もうー、なんで負けるかなー」
言いながら立ち上がり、お尻をフリフリさせて脱ぐポーズ。
ノリノリです(笑)
浴衣の上からパンツを下ろそうとしたが下りず。
「脱げないよー」と言って、浴衣の合わせ目から手を入れ、左右交互にちょっとずつ下ろしていった。
チラっとだけ、ワインレッドのパンツが見えたよ!
前面はレースだった。
ちょっと透けてたような・・・。
脱いだパンツをヒラヒラ回し、「脱いじゃたよー」と、ご機嫌に踊るS木さん。
普段から変わった感じの人ですが、こんな人だったとは・・・。
次は先輩がパンツ脱ぎました。
・・・が、興味ありません。
16回戦目。
俺が負けました。
ランチの奢りが決定。
計、2万1千円の出費・・・。
かなり痛い。
女性陣は大喜び。
「あんたらのチンコ見るより、私達はこっちの方がよっぽどイイよねー?」と、S木さん。
他の3人も頷いていた。
「大体、私達のお尻と、お前達のチンコじゃ釣り合い取れない!」
S木さんが今更言い出す。
(これでゲーム終わりか?)と思っていたら、
「Iさんはランチじゃなくて、1万円のディナーを奢り!」
S木さんは終わりにしたいんじゃなくて、条件を提示。
「ふざけんなよー!5万もかかるじゃねーか!」
先輩も裸見たいのだろうけど、あまりの金額に反論。
「Iさんは来なくていいから4万。どう?」
先輩も次負けたらディナー決定。
悩みどころだろう。
S木さんとT部さんが先輩を説得。
先輩、シブシブOK。
ルール変更でゲーム再開。
17回戦目は彼女が負けた。丹前を脱ぐ。
(もう負けるなよ!)
心の中で祈る。
18回戦目。
祈りも虚しく、彼女が連敗。
ブラを外しました。
俺の方からだと浴衣の合わせが逆になるせいもあるが、中身は全く見えなかった。
上手く脱いだと思う。
白のブラだった。
「Eちゃんのイメージぴったり。白イイね!」
先輩に言われ赤くなる彼女。
(あのブラだとパンツはあれか?)
新年会行く前、一緒に買物に行った時買った下着だろう。
パンツは前がレースで、後ろはパンストのようなスケスケなやつ。
(とにかく、これ以上負けるな!)
19回戦目。
先輩が負けた。ディナー決定!
女性陣が大喜びする中、先輩はショボン。
確かに4万は痛い。
これで俺と先輩が負ければゲームは終了。
彼女以外の裸を見られないのは正直残念。
でも彼女の裸は絶対見せたくない。
20回戦目。
S木さんが負け、帯を外した。
体に浴衣を巻きつけるように、合わせ目をぎゅっと閉じた。
「興奮して乳首起ってんじゃない?」
先輩が言うと、「うるさい!」と、S木さん。
見ると、浴衣が体に密着してるので、乳首が起ってるのが解る。
21回戦目、開始。
S木さんが俺のカードを引く。
カードを引く時は、手持ちのカードを持つ手で浴衣を押さえるが、引いたカードを手持ちのカードとシャッフルする時、浴衣から両手を離すので、そのたびに胸元がパカパカ開く。
俺はS木さんの胸が気になってしかたない。
(もう少しで乳首まで見える!あとちょっと!)
そんなこと考えながら何回か順番が回った。
S木さんが飲んでいた缶ビールを置き、俺のカードに手を伸ばした後。
キターーーー!!
S木さんの乳首!
影になっていて色は良く解らないが、鉛筆の後ろに付いている消しゴムくらいの乳首。
S木さんの乳首見て、喜んでいたのが罰に当たったのか、この回は彼女が負けてしまった。
先輩は凄く嬉しそう。
彼女は恥ずかしそうに立ち上がり、俺と視線を合わせた。
俺は思わず、
「見えないように、上手く脱げよ」
そう言ってしまった。
緊張した顔で脱ぎ出すが、中々パンツが下りないようだ。
(時間かけて良いから中身は見せるな!)
とにかく無事に脱いで欲しい。
足首に白いパンツが見えた時にはホッとした。
それにしても疲れた。
脱いでる時間がとても長く感じられた。
先輩は、「そのスケスケのパンツ履いてるEちゃん見てー!」と、パンツを見れただけでも満足してるようだ。
俺に気を遣わず、単純にゲームを楽しんでいる。
22回戦目。
ホッとしたのもつかの間、とうとうその時はやって来てしまった。
俺が負けました・・・。
全裸・・・。
言っておくが、いくら酔ったとは言え脱げる男ではない。
今頃、彼女でもない女性にチンコ晒したことなど1度もない。
顔が強張っているのが自分でも解る。
真面目な顔して脱いだのではシャレにならない。
ここはゲームのノリで脱がなくては・・・。
「脱ーげ!脱ーげ!」と、彼女以外が囃し立てる。
俺は立ち上がり、モタモタしてると余計脱ぎづらくなるので、
「じゃー脱いじゃうよー!」
無理に明るく答えて一気に帯を解き、浴衣を脱いだ。
一瞬頭の中が真っ白になった。
「何、チンコ勃起させてるんだよー!」
「キャー!!」
「以外と小さいんだね」
そんなことを言われたと思う。
(勃起してたのはS木の乳首がチラチラ見えてたから。決して露出趣味がある訳じゃない。)
「1番最初に負けた罰。普段通りのお前の包茎チンコを皆に見せてやれ(笑)」
先輩がとんでもないことを言い出す。
俺、平常時は包茎なんです。
見栄剥きしてます・・・。
「K君包茎なの!?そう言えば皮余ってるね(笑)」
S木さんは顔を近付けて、ニヤニヤと見ていた。
「それだけは勘弁して下さいよ・・・」
そう答えるしかなかった。
「私も見たーい!」
(T部お前もか!!)
「皆さーん、見るだけですよ!触ったらKを喜ばすだけですから(笑)」
先輩が言った。
この間、何だか申し訳なくて彼女の顔を見れなかった。
あーでもない、こーでもないと、俺のチンコ批評もやっと終わった。
本当、皆言いたい放題。
勃起は治まりはしなかったが・・・。
屈辱的な時間も終わり、ゲーム再会。
俺は彼女の隣に座り、片手でチンコ隠してビール飲みながら観戦。
あと1回先輩が負ければ、このゲームも終わる。
23回戦目、Rちゃんが負けた。
「パンツ!パンツ!」
彼女さえ負けなければ気楽なものだ。
でも、Rちゃんは堂々と脱ぐが全く隙がない。
はっきり言ってつまらない・・・。
すんなりと脱ぎ終わる。
ブラとお揃いのパンツ。
「アソコの部分が染みになってるぞ(笑)」
先輩がRちゃんをかまう。
「なってません!」
「じゃあ、パンツ見せて見ろよ!」
先輩はRちゃんの隣に座っているのでしつこい。
Rちゃんはパンツをさっと隠し知らん顔。
「私、濡れちゃいました(笑)って言ってみ!」
Rちゃんは無視。
「まあまあ、お2人さん。お酒の席で喧嘩をしちゃーいけねーよ!」
寅さん口調でT部さんが諭す。
かなり酔っ払っているな。
そう言えば、さっきから目が座っているような気が・・・。
「さー、始めましょーや!」