幼稚園で性に目覚め、小学生で初体験、そこからセックスにハマった私。



秋の学園祭、あきおくんと私は茶道部の部室にこもってセックスをした。



はじめは、ただ私の部活についてあきおくんが聞いてきたので部室に案内し、そこで他愛のない話をしていただけだった。



けれど畳敷きの部屋には他に誰もおらず、内側から鍵もかかるので自然とそうなった。






あきおくんと私は無言になり、吸い寄せられるようにキスをした。



遠くに聞こえる校内のざわめきと、すりガラスから差し込む明るい光が私たちを興奮させた。



お互いの制服を脱がせあい、あっという間に裸になった。






「もう濡れてる・・・」






私のそこに手を侵入させたあきおくんも、すでに硬く大きくなっていた。



畳の部屋ではあったが、片隅になぜかソファのある部室だった。



あきおくんをそこへ座らせ、私は畳の方に跪いた。



そしてあきおくんのおちんちんを優しく愛撫する。






「ん・・・」






あきおくんの息が上がる。



頭を押さえつけられても、私はあきおくんを咥えこんでやさしい刺激を与え続ける。



いつも放課後に友人や先輩たちとだべっている部室、しかもみんながいつも利用するこのソファの上でこんなことをしている・・・。





そんな背徳感が私を興奮させた。






あきおくんのモノを食べながら、私は右手でクリトリスを転がした。



私はぐちゃぐちゃに濡れていた。



おちんちんから唇を離し、ソファに上ってあきおくんに跨がった。






「あっ、こら、つけなきゃ」






あきおくんはそう言ったが私は止まらなかった。



ヌルヌルになった私のあそこは、何の抵抗もなくあきおくんを受け入れた。






「あぁ・・・っ」






快感が背骨を伝わって駆けのぼる。



今思えば、このときのセックスは2ヶ月ぶりぐらいのセックスだった。



学校行事やあきおくんの部活の秋期大会などで忙しい2学期。






「今だけ、生で、しよ?ちょっとだけ、こうしてたい」






私はゆっくりと腰を上下に動かす。



クリトリスがあきおくんの下腹部にぶつかると、それだけでイキそうになる。






(このままイキたい・・・、けど中で出ちゃうのはマズイ)






そんな葛藤が、逆に私の興奮のスイッチを入れてしまった。






「あ・・・あぁ・・・んっ・・・イッていい?ね?あきおくん・・・」






けれど、あきおくんは正気を保っていてくれた。






「こらっ」






あきおくんは私の腰を持ち上げ、あっさりと引き抜いてしまった。






「ちゃんとしよう?な?」






あきおくんは制服のポケットに入れていた財布からコンドームを取り出し、「つけて」と私に差し出した。



私も反省し、「ごめんね」とパッケージを破いた。



ゴムをおちんちんの頭に乗せ、歯が当たらないように唇で押さえ込む。






「んん・・・っ」






おちんちんがびくんと跳ねた。



私は巻かれたゴムを唇で丁寧に引き下ろし、口で届かない根元の方は手で装着した。






「もう・・・」






あきおくんが困った顔をする。






「お口でつけると気持ちいい?」






「うん」






あきおくんが私を畳に押しつける。



大きく開かれた両足の真ん中に狙いを定めておちんちんが侵入してきた。



畳の匂いがする。



ひんやりと気持ちいい畳の感触を背中に感じながら、私はあきおくんに揺さぶられた。






「・・・っああああ・・・っんんっ・・・イク・・・イッちゃう、あきおくん・・・」






下半身から溶けていくような快感に絶頂へと連れて行かれる。






「んんっ!」






しかし、あきおくんの動きがぴたりと止まる。



(イッちゃったんだ)と思った瞬間、私の胸の上に崩れこんできた。



あきおくんの背中に手を回すと薄っすらと汗が滲んでいた。






「ごめ・・・」






「ん、いいよ、久しぶりだったもんね」






「うん・・・」






荒い呼吸の中で、あきおくんが謝ってきたのがなんだか可愛いと思った。



私はあきおくんを抱き締め、私の中でぴくんぴくんと小刻みに震えるおちんちんを感じながら髪の毛を撫でてあげた。






「今日・・・」






ようやく息が整ってきたあきおくんが言った。






「泊まり、来ない?」






「え?」






私は驚いた。



(ご両親とお兄さんたちは?)と。






「今朝から親父の実家に行ってんの、おかんと。兄ちゃんらもいないし」






夏休みを、会社の規定の長さを取らなかったお父さんが、遅い秋休みとして休暇を取ったそうだ。



ご両親はお父さんの実家へ何泊かする、とのことだった。



私は嬉しくなり、二つ返事でOKした。






「エッチしようね?」






「ごめん、今度はもう早くないから」






「ほんとに?」






あきおくんは柔らかくなったおちんちんをゆっくりと抜いた。






「ん・・・」






抜くときも気持ちいい。






「いっぱい出てる」






あきおくんからコンドームを外してあげる。



先には精液が溜まっていた。



部室のゴミ箱に棄てるのは後ろめたく、ティッシュに包んでトイレで処理した。



その後、「こんなとこでエッチしちゃったね・・・」と少し反省し、けれどスリルがあってなんかよかったと笑いあった。






学園祭の後片付けをするために私は学校に残り、あきおくんは先に帰っていった。



掃除をしながら同じクラスの友達に、「彼氏、かっこいいね」と言われたことが嬉しかった。






私が高校時代に身体の関係を持ったのは、あきおくんだけではありませんでした。



何度かコンパに出かけて、そのときの帰りにいわゆる持ち帰りをされ、してしまいました。



コンパには単に人数合わせのために誘われて、私も大学生の男の人と飲み会をするということにちょっとだけ興味があったので行きました。



あきおくんとの付き合いが長いせいか、他の男の人にも興味が湧いてしまったのです。



飲みの席では、その後ホテルに行くとか、ましてやセックスをするなど少しも思いませんでした。



けれど、アルコールが入って気持ちよくなっているときに(私は飲むとすぐ眠いようなだるさがきて、横になりたくなります)解散し、話が合った男の人に「ホテル行こ?」と誘われると、そうしたくてたまらなくなってしまいました。






あきおくんとは月に2、3度しかセックスできないし、溜まっていたのかもしれません。



私は、そのとき初めてラブホテルというところに行きました。



そして年上の大学生の男の人とセックスしました。






ゆうくん、という名前の彼は、とても優しく愛撫してくれました。



あきおくんとは違う手順が新鮮で、私はとても感じてしまっていました。



シャワーも浴びずにベッドで脱がされ、乳首を舐め、あそこを丁寧に舌で転がし、指で苛められました。



けれど、その動きがとても繊細で、私は初めておちんちん以外でイカされそうになってしまいました。



正常位で入れてくるとき、「いい?入れるよ?」と言ってくれました。



けれど自分の腕に私の足をかけ、入り口におちんちんを当てて擦りつけるだけで、一向に入ってきません。



私は焦れました。



私の身体は、酔いなど関係なく確実にゆうくんのおちんちんを求めていました。






「・・・入ら・・・ないの・・・?」



「んー?なに?」






「まだ入れないの・・・?」



「なにを?なにを入れるの?言ってくれないとわからないよ」






こんな風に言われるのは初めてでした。



あきおくんはこんなこと絶対に言わない。



私は恥ずかしさと焦らされているのとで、ますます欲情していました。






「・・・お・・・おちんちん・・・を・・・」






「ん?おちんちんをなに?」






ゆうくんはますます強くクリトリス刺激してきました。






「おちんちんを・・・入れて・・・」






「どこに?どこに入れて欲しいの?」






ゆうくんは、それの先の方だけを出し入れし始め、私はたまらず大きな声が出てしまいました。






「ゆうくんの・・・お、おちんちんを、・・・あたしの・・・まんまんに・・・入れて欲しいです・・・」






「ほら、最初からそう言えばいいのに」






ゆうくんは狙いを定めて腰を突き上げてきます。






「・・・っああぁっ・・・!」






私の奥の壁にゆうくんがぶつかり、私はもうイキそうになりました。



何度も何度も突かれながら、なおゆうくんはいやらしい言葉を私に投げかけてきます。






「すっごい・・・こんな締めつけないでよ、◯◯ちゃん・・・」



「大きいおっぱいが揺れてるよ・・・やらしいカラダしてるね・・・」



「気持ちいいね、『気持ちいいです』って言ってごらん?」






私は間もなく絶頂に達してしまいました。



こんなに早くイッてしまうなんてお酒のせいなのでしょうか、それともゆうくんのテクニックのせいでしょうか。



私がイッたと分かると、ゆうくんは脱力した私の身体を反転させ、今度は後ろから入ってきました。






「俺もイカせてよ・・・ねぇ、◯◯ちゃん」






ただでさえバックに弱い私は、この後何度イッたかわかりません。



ゆうくんが果ててしまうまで、私はずっと快感しか得られない生き物のように自らお尻を突き出し、ゆうくんの前後運動に合わせて動かし、イキ続けました。






その夜だけで私たちは3回もセックスをしました。



2回ベッドで、そのあとお風呂で。



終わった後、湯船に浸かりながらゆうくんが訊いてきました。






「◯◯ちゃん、彼氏はいる?」






「・・・うん」






嘘はつきたくなかったので私は頷きました。






「そっか、なんとなくそうかなって思ったけど。けどさ、たまには俺と会ってくれない?」






私は、この言葉にも頷いてしまいました。



あきおくんのことは好きだった。



けれど、ゆうくんとこれっきりで終わってしまうのもなぜか嫌だった。



結局私は、ゆうくんと時々会おうという約束を結んでしまいました。