最近は、中高生の男子生徒が中高生の女子生徒に痴漢をした等の事件が起こり、現に逮捕に至るまでになっている。
中学生だった頃、同じ学校の女子生徒に痴漢をしたくなる要因はなかったものの、お気に入りの女の子と正常位で性交渉をするシチュエーションを想像力たくましく妄想しながら覚えたてのオナニーをする日々だった。そのような妄想だけでかつてないほど「竿の部分」が硬くなり、テクニシャンのように手淫で刺激し続けてカウパー液も徐々に出てきて、無性にその女の子の子宮なかに放出したいという欲情がマックスになった。でもこれらはすべて妄想の中のことなので、現には、依然として痴漢事件等の事件を起こすことはなかった。そのお気に入りの女の子は同じ学校に在学している女子生徒だったが、廊下ですれ違うときくらいしかみることもなかった。見かけたときは、オナニーをしているときに描く妄想ようなセックスのイメージはまったくもたず、初恋のときによくあるようなドキドキするだけの反応しか起こらなかった。そのような感じで、妄想の中とのギャップはかなり隔てがあったものだった。それが中学生のときだった。
しかし高校生になると校内の女子生徒に妙な色気を感じるようになった。高校生活で最初で最後の相手だったが4月ごろ校内のチアガールをしている女子生徒に対してだった。髪型はポニーテールにしているものや後頭部あたりを団子にしているものとか人それぞれなのが遠目で解るし、胸jの膨らみとか腰のくびれとかに萌え、お尻も太腿もますます丸みの帯びた艶めかしい体つきにチアガールのユニフォームを着て躍動的にパフォーマンスをしている姿にムズムズ感がこみあげてきてやばくなりそうと感じた。パフォーマンスをしている舞台の照明の色彩もパフォーマンスの展開の一部を構成するためか妙に怪しげに感じる雰囲気を醸し出していて、その雰囲気がかえってパフォーマンスをしている最中のチアガールの姿態をますます色っぽく演出しているように見えてしようがなかった。校内で放課後の部活動の時間でチアガールのユニフォームを着た同じ女子生徒(仮名で理子さん)をみかけたことがある。背が高く脚も長い、身体全体の筋肉の付き加減もほどよく、練習場所へ向かうために駆け足で一人で移動している姿も一目見てついつい振り返って観てしまうほどなかなか良い体型をしていた。でも容姿容貌ともに美形だった理子さんには性的興奮の一つ手前くらいの刺激くらいでしかなく遠目で見る機会しかなかったこともあり痴漢には及ぶことは決してなかった。8月、学校が夏休み期間中で某予備校の短期講習に行ってたとき、その予備校の人目の付かない廊下で男子二人と女子二人の四人一グループがたむろして話していた。学校の夏休みの期間中に某男子生徒と某女子生徒が、一日中家族の人が出掛けていて某女子生徒一人しかいない家の中で、某男子生徒と合意の上で初体験をしたという噂話だった。その話を聞き知ったとき、理子さんのこととわかったので、どこかの学校の男子とが性交渉かと思い、理子さんのチアガールのユニフォーム姿を思い出し、10代にしてあの大人びた姿態を独り占めにした男がいるのかと思うとちょっとうらやましい気もした程度だった。
中高生のときといえばこの程度のことしかなく女子生徒の姿態に触りたいと思ったのは理子さんだけだったが現に触ったことなどなかった。にもよらず、最近の中高生には同級生の中高生の身体に触るなどの痴漢事件が目立ち、最近の女子中高生には性衝動をセルフコントロールできないほど色気に溢れている娘が多くなったのかと思うばかりである。(おしまい)
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