高校1年生のとき、選択科目で“書道”を取っていた。



先生はY子という24歳の非常勤講師。



生徒は4人しかいなかった。






冬のある日、インフルエンザで他の3人の生徒が休み、俺とY子先生だけの授業になった。



書道の授業は別館の最上階にあり、授業を受ける者以外は滅多に人はやって来ない。






Y子先生が、「今日はS君1人だし、寒いからストーブのある講師控え室で授業をやろうよ」と言い、俺たち2人は3畳ほどの部屋に入った。






先生はそばかすがあり、美人ではなかったが、B89・W59・H90ぐらいの肉感的な体形をしていて、男子生徒の間では人気があった。






「いつも先生をオカズにして抜いてる」なんてヤツもいた。






控え室で俺はお手本を見ながら習字を始めたのだが、Y子先生は俺の背後に回り、「う~ん、ここはもっとこうよ」とか言って、俺の右手に手を添えて教えてくれた。



ふくよかな胸が俺の肩甲骨に触れ、耳に若い女の吐息がかかった。



俺は思わず唾を飲み込んだ。






するとY先生は、「あっ、今、ゴクって唾を飲み込んだでしょ?」と言って笑った。






俺は淫らな妄想をしていることを悟られたようで、赤面して俯いた。






Y子先生は、「ゴメン、ゴメン。からかったわけじゃないのよ」と言いながらも、やはり嘲笑しているように俺には思えた。






するとY子先生は、「じゃあ、これをあげるから許して」と言って、ハンドバッグの中からチョコレートを取り出した。



俺はそれを受け取るために椅子から立ち上がった。



そのとき、Y子先生の視線が俺の股間にあることを気付き、いっそう俺は恥ずかしくなった。



先生はチョコレートを机の上に置き、俺の方に歩み寄ってきて俺の股間をいきなり触ると、「若いのね」と言った。



俺は我慢できなくなって先生に抱きつき、激しくキスしながら豊満な胸を揉みしだいた。



Y子先生は俺のズボンのファスナーを下げ、パンツの上から指先で巧みに俺の一物を擦った。



俺はものの2分ほどで(自分ではそう思ったが、数十秒の出来事だったかもしれない)、先生の指先でイッてしまった。






やがてY子先生は俺のベルトを外し、ズボンを脱がし、俺の前に跪いてパンツも脱がした。



俺のパンツが精液でべっとりと汚れているのを見ると、「えっ、やだ・・・」と言って俺のほうを見上げた。



言葉には出さなかったが、『もうイッちゃったの?』と言いたかったのだろう。



その表情に俺は、男としてのプライドを傷つけられ、萎えた。






Y子先生は興醒めした顔で、ザーメンで汚れた俺のパンツを元に戻した。



2人の間に気まずい空気が流れた。



あのとき、もしも俺がイッてなかったら、Y子先生はどんなことをしてくれたのだろうか?






その出来事がトラウマとなり、大人になってからの俺はたっぷり時間をかけて前戯を行ない、その間は絶対に女に俺のモノには触らせないようにしている。



そして前戯の段階で女を何回かイカせて、こちらが精神的に優位に立ってから挿入するようにしている。