中学2年の秋の話。



俺はクラスでちょっと浮いてて、仲の良い友だちとかもいなくて、休み時間とか授業サボっては体育館の屋根裏にのぼってゲームとかしてた。



誰もこんな所、のぼれるなんて知らないし、舞台袖の準備室を部室代わりにしていた女子剣道部の着替えを通気口から眺められるという絶好の隠れ家だった。







ある日、いつものように屋根裏で暇潰ししていたら、後ろから「えー!何ここ?」と女の子の声がした。



同じクラスの和田だ。



入り口の穴からひょっこり頭を出している。






和田は俺と同じようにクラスで浮いてて、ちょっとバカっぽい女だ。



見た目は、顔は普通。



背は低いけど妙に出るとこ出てて、くびれてる所はくびれてるチビグラマー。



普段から変に馴れ馴れしく、膝とかに座ってきて、俺をからかう。



おかげでクラスからドン引きされて、俺が休み時間に教室にいられなくなった元凶だ。






「しーっ!何だよ、お前、どーしてここを知った!」






「後つけたんだよー」






鉄骨の梁を伝ってとうとう屋根裏まで来た。



スカートなのによくやるよ・・・。








「えへへ、来た。・・ここに隠れてるってわけだ」



「絶対人に言うなよ」






「どうしよっかなぁー、うーん、お金ちょうだい」



「口止め料?いくらだよ」






「1万円」



「そんな大金無理だよ」






「じゃあ、バラす」






ここのことを喋られるのが当時の俺にとっては一番辛いことだったから、その要求を受け入れた。






「わかった、払うから誰にも言うなよ」






和田はまさか払うなんて言うと思わなかったらしく、一瞬顔を強張らせたがすぐに平静を装い・・・。






「いつくれるの?」






「今はそんな金ないから放課後だよ」






「わかった、じゃあウチに。知ってるよね」






放課後、お袋のへそくりからくすねた万札を持って和田の部屋に行った。



俺には考えがあった。



和田が1万円を受け取れば、強請りが成立する。



そのことをネタに強請り返してやろうと。






安っぽいピンクのトレーナーにヒラヒラのミニスカートの和田が出てきて、俺を部屋に引き入れた。



母親は仕事らしい。



よって母子家庭の住む狭い部屋には俺と和田だけだ。



入ると早速金を請求してきた。



緊張しながらお金を受け取った和田に向かって凄んでみる。






「俺を強請ったこと、お母さんと先生に言うぞ」



「お金返すからやめて」






「ダメだ、言う」



「どうしたら黙っててくれる?」






ビビらせるだけで、お金返してもらって体育館の屋根裏のことを口外しなければ、本気で強請返すつもりがなかった俺は、冗談のつもりで、「じゃあ、今、俺の前でパンツ脱げ」と言ってみた。



冗談のつもりだったけど、もしかしたら脱ぐんじゃないかと期待してたのも事実。



でも同級生だし、言ってみてからちょっと複雑だった。






「・・え、ヤダァ」






上目遣いで俺の顔を覗き込む和田の顔は恥じらいに満ちていたが、やがて立ち上がり、後ろから手をスカートの中に入れ、中が見えないようにパンツを脱いでみせた。






「このお金返す、だからこのことは内緒にして」






(ホントに脱いだ!)






焦りつつ、もっと酷い注文つけようかと思考が交錯しだした。






「いつも膝に座って来るよな、お前。それで座れ」






躊躇いながらも和田は俺の右膝の上に座った。






「そうじゃない、跨いで座れ」






座り直し、しばらくそうしてると、和田の様子が変だと気付いた。



腰をムズムズさせて小刻みに動かす。






(和田がエロくなっている!)






なんとなく、そんな風になる気はしてたが、まさか大胆にここまでとは。



和田の腰を俺の膝から少し浮かさせ、その隙間に俺の右手を入れさせた。



そしてその上に腰を下ろす。



根性なしの俺は手の甲を上に向けた。



陰毛と・・・ピチャっとした粘膜の触感がある。



俺はやっぱり力任せで手のひらを返し、ぐっと触ってみた。






(本当に女の子の股ぐらは何もないんだなぁ)






その時の感想だ。



ただ人差し指が、グイっと粘膜の穴に埋まった。






「男の子はどうなってるの?」






その時に思った。



和田は俺に気があるとかじゃなくて性に対しての好奇心だけだと。



たまたま対象が俺だっただけの話。



俺にとっても和田は“女”であるが、恋愛対象ではないから逆に好きなようにしてやると意を決した。






「触ってみるか?」






俺はベルトを緩めてズボンのボタンを外し、その中に和田の手を引っ張った。






「脱いでよ」






「脱ぐと見えちゃうだろ?お前の見せてくれたら、俺も脱ぐ」






すっかり硬くなってるチンポと薄い陰毛を見られるのが恥ずかしかったので、「嫌だ」という答えを期待してた。



すると和田は俺に座るように促し、目の前でスカートをゆっくりたくし上げた。



フツーに濃い毛と、その奥に何かクチャクチャとしたピンク色のものが見える。






「よくわからない」



「どーすればいいの?」






「四つん這いになれ」



「やだ、お尻の穴まで見えちゃう」






「ここまで来て今さらいいじゃん」






後ろを向いて膝をついて前傾姿勢になった和田のスカートを捲り上げた。



お尻の肉で肛門はよく見えなかったが、お尻の割れ目の下にもう一つ、小さな割れ目が見えた。



俺もチンポがズキンズキンしてきて、破裂しそうなくらい痛くて、でも気持ちいい不思議な感覚に襲われていた。



親父が隠し持っている裏本を見て少し慣れていなかったらもう出しているところだ。






「じゃあ、見せて」






和田が俺のズボンに手をかけ、パンツごと下ろそうとする。






「お母さん、帰ってくるぞ」



「8時まで帰ってこない」






「やめろよ」



「やめない」






そんな感じでじゃれあってるうちに俺のズボンとパンツは半下ろしにされ、和田のトレーナーは俺に捲り上げられ、揉み合いっこになる。






「それよりベロ入れるキスとかやってみたい」






歯が勢いよく当たる。



2人とも無我夢中に舌を絡ませる。



その時、和田の手の中にあったチンポが発射。






「うわ、これ何?ベトベト」



「出ちゃった・・・」






「これが精子?」



「・・・」






「これ、私のおまんこに付けたら妊娠するのかな?」



「洗ってこいよ」






「絨毯に飛んでるの、拭けば取れるかな?」



「いいから洗ってこいよ!」






凄く恥ずかしかったから台詞まで覚えている。



台所の蛇口で手を洗い流している和田を横目に恥ずかしさいっぱいの気持ちの中、ティッシュでチンポ拭いたら萎みかけてきた。



手を洗い戻ってきた和田は、「もう一回、ベロ入れるキスしよ」と俺に馬乗りになり、半立ちのチンポに跨がって素股状態。



スカートの中で瞬間で立ったチンポの感触に驚嘆し、喜んでいる和田。






「わ、おっきくなった。・・・私なんかでおっきくなってくれるんだね」






その言葉で俺にもスイッチ入り、無我夢中で押し倒し、和田に挿入しようとする。






「イヤ、イヤ、イヤ」






和田が腰をくねらせる。



その瞬間、また息子が発射。



今度は和田の首からトレーナー、スカートに飛んで、さすがにかなり引いたみたいだった。



無理やり俺を引き剥がし、「恐くなったから今日はここまで」と言ってズボンとパンツを穿くのを急かされ、部屋から閉め出されてしまった。






なんとも言い表せない罪悪感と、やたら赤かった夕焼けを覚えています。



悪い夢でも見てたような、そんな感じ。



アブノーマルだよね、これって。






とは言うものの、秋から冬にかけてほぼ毎日、こんなことが和田と続いた。



それからもかなりいいペースで関係を持って、卒業まで2人のエロ好奇心はもっとエスカートする。



草むら、小学生の前で、和田の友達を巻き込み乱交風に、修学旅行の寝てる同級生の横で口押さえながら、先生が運転する車の中・・・などなど。






でも結局、やっぱり最後までセフレというか、お互いの性の好奇心を満たす存在にしか過ぎなかっただけどね。