これは当時23歳の私が絵画のヌードモデルをした時の話です。
モデル依頼をしてきたのは男友達N。
彼は高校のデザイン科を卒業しており、絵を描くのがとても上手でした。
大人になってからも趣味で絵を描き続けており、「人物を描きたい」ということで私に相談をしてきたのです。
この時はまだヌードという話ではなく、普通の服装で描くだけだということだったので快くOKしました。
約束の日、Nの家に招かれ自室に通されましたが、何度か訪れたことがあるので特に緊張することもありませんでした。
ポーズ指定や目線など的確な指示をテンポよくしてくれたので戸惑いながらもモデルになりきることができました。
一枚目が描き終わっただけで身体はカチコチでしたが、完成した絵を見せてもらうと本当に素敵でした。
思わず見入っていると不意にNが、「もし◯◯がよかったらヌードも描かせてもらえないかな?」と聞いてきました。
(えっ?)
そう思いましたが、続けてNは、「ヌードはなかなか描けるものでもないし、◯◯の絵を描きたい!」と言ってきたのです。
私は最初こそ渋っていましたが、仲のいい男友達であるNを信頼していたので、「いいよ」と答えました。
Nは驚いた様子で、「本当に良いの?無理しなくても大丈夫だよ?」と聞いてくれましたが、私自身、(自分のヌードはどんな風に描かれるんだろう?)と興味があったので、「大丈夫だよ」と言いました。
まさかヌードになるなんて思っていなかった私は下着を身に着けていたので、身体に残った痕を消すために、しばらくの間下着を脱いで過ごすことになりました。
その日は身体のラインがよく見えるようにとピッタリとしたトップスを身に着けていたので、乳首のラインが浮き上がってしまい気が気ではありませんでした。
Nはそんな私を気遣い、大き目のシャツを羽織らせてくれました。
(やっぱりNは信頼できるな・・・)
そんなことを思いながら一時間ほどおしゃべりをしたり、彼が描いた絵を見せてもらったりして過ごしました。
身体に付いた下着の跡が消えたのでそろそろ始めようかとなった時、Nはもう一度、「本当にいいの?やめてもいいんだよ?」と聞いてくれました。
一瞬迷いましたが、やっぱり好奇心の方が勝ったので続行することになりました。
いざ脱ぐとなるととても恥ずかしかったのですが、変に恥ずかしがっていると雰囲気が悪くなると思い、潔く上半身を脱ぎました。
小ぶりな胸なので恥ずかしさでいっぱいでしたが、Nは「形も良くて色も綺麗だよ」と言ってくれました。
そしてスカートが床に落ちた瞬間、私は一糸まとわぬ姿になりました。
Nがどぎまぎしながらも、「教科書に出てくる身体くらい綺麗だ」と言ってくれたので私は少しだけ安心することができました。
Nの股間が大きく膨れていることには気づいていましたが、彼は一生懸命に理性で抑えてくれました。
身体のラインが良く見えるようにと、ベッドにやや斜めに座ったポーズに決まりました。
ポーズの微調整のたびにNの手が触れ、身体が熱くなりました。
しかしNは画家の目をしており、至って紳士的でした。
描き始める前に鉛筆で身体の比率を測っていたのですが、不意に鉛筆の先端が私の乳首に触れてしまいました。
思わずビクンっとなってしまい、Nも「ごめん・・・」と言っていましたが、私は顔を上げられないほど羞恥に耐えていました。
比率の測定も終わり、写生に入ってしまえば画家とモデルの関係です。
程よい緊張感の中、私はモデルとしてポーズを取り続けました。
Nの顔を見ていると、自分のどこを見られているのかがよく分かりました。
(Nは今、どんな気持ちなんだろう?)
そんなことを思っているうちに絵は完成しました。
小ぶりだけど形の良い乳房、薄目の乳輪、黒々とした陰毛・・・。
淫靡な身体をした私が描かれていました。
一目見ただけで絵の虜になってしまうほど惹きつけられるものがあり、凄くその絵を気に入りました。
私「私ってこんなに綺麗じゃないよー」
N「そんなことない。本当に綺麗な身体だよ」
そう言ってNは褒めてくれました。
恥ずかしさと嬉しさでいっぱいでしたが、モデルになってよかったと心から思いました。
裸のまま話していたので、急に恥ずかしくなった私は服を着ようとしましたが、Nに突然抱き締められ、「ごめん。綺麗過ぎて・・・少しだけ触れたい」と言われました。
私も変な気持ちになっていたせいか、「おっぱいだけならいいよ」と答えると、Nが優しく乳房に触れてきました。
しかしNは、本当に軽く触れただけで何もしませんでした。
「これ以上すると友達に戻れなくなるから・・・」
そう言って私に服を羽織らせてくれ、その後は一切触れることはありませんでした。
少しもどかしいような気持ちでしたが、Nの誠実な対応には驚きました。
その後も何度かヌードモデルを引き受けましたが、いやらしい雰囲気になることもなく、終始モデルとして私を扱ってくれました。
彼とは今でも友人関係が続いていますが、彼の前で裸になる瞬間の独特の雰囲気を思い出しては一人でオナニーをしてしまう夜もあります。
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