大学時代、同じクラスに、いつも冴えない女子3組がいた。



3人とも、もっさりしたセーターに長いスカートを穿いているような堅物で、この大学に入ったのは勉強のためだと本気で思っているような3人組だった。






でも、俺はその中の1人恵利は、本当は美人なんじゃないかと前々から思っていた。



だから、何かの飲み会の後、オンボロ中古車で恵利をドライブに誘った。



昔は、まだ飲酒運転がそれほど厳しくなかったし、そんな学生はいくらでもいた。



そういう時代だった。






30分ぐらいドライブをして、公園の駐車場に車を停めた。



いい雰囲気に持ち込むのにテクなどいらない。



俺は会話を抑えて、徐々に黙り込むようにした。






恵利は空気が読めてないのか、それともそんな空気にならないようにしようと思っていたのか、車の中でずっとしゃべっていた。



スイスのコルビジェセンターがどうしたとか、何だかそんなことをいつまでも話していた。



正直、恵利がこんなにしゃべるとは思っていなかったので、少し意外だったが、俺は、(ああそうか、飲み会の後でちょっと酔ってるんだな)と、ようやく理解してきた。






焦れったくなってきた俺は、結局、実力行使で行こうという結論に達し、「お前さあ、本当は美人だよな、ちょっと顔見せて」と、俺の顔を恵利の至近距離まで近づけた。



普段はメガネをかけていて、あまりよく分からなかったんだが、間近で見て確信した。



本当に美人だった。



恵利の瞳は、展開が読めなくて驚いていたように見開いていた。



短いまつげが綺麗に目の縁を取り囲み、切れ長の目は、少し汗をかいたこめかみに続いていた。








息を押し★した恵利から、それでも少し漏れてくる吐息は、レモンサワーの臭いがした。



カーステレオから流れるジプシーキングスが次の曲に変わる一瞬、車の中に静寂が訪れて、俺は、きらきらと輝く恵利の薄い唇に自分の唇を重ねた。



恵利は一瞬、ビクッとして体を硬くした。



俺は大切なものを守るように恵利を抱きかかえた。



それは、ちょっと本能的とも言えるもので、優しく抱いてあげることで恵利の不安を少しでも取り除いてあげたかったんだと思う。






意外だったのは、恵利が俺の口の中に舌を入れてきたことだ。



たぶん何かで読んだか聞きかじったのか、恵利は口づけとはそういうものだと思い込んでいるらしかった。



ぬるっとした感触が恵利の口から俺の口に伝わってきて、俺の股間は一気に硬さを増してきた。



Gパンの中で俺のペニスは、痛いくらいに硬くなってきた。



恵利は、初めて異性とキスをしているという事実もさることながら、自ら舌を差し込んだという破廉恥な振る舞いに自ら猛烈に興奮しているようだった。






普段、あれほど堅物でまじめだと思っていた恵利が、今、俺の口の中で舌をレロレロと動かしている。



その感触にどの程度、溺れて良いのか、恵利は少し戸惑いつつも、自分の中に呼び覚まされた猛烈にいやらしい情欲をもはや抑えきれないようだった。






俺は、ふいに唇を離し、「お前、本当はいやらしいんだな」と耳元で囁いた。






恵利は少し泣きそうな顔をして、俺から目を逸らす。



俺はもう一度唇を重ねて、今度は俺の方から恵利の口の中に舌を差し込んだ。



と同時に恵利の胸に手をやり、服の上から、少し撫で擦るように恵利の胸に触れた。



恵利は堪えようとしても堪えきれないといった調子で、鼻息を荒くする。



俺は恵利の胸を揉む手に力を加える。



胸全体を大きく回転させるように、大きく大きく揉みしだく。



恵利は、俺の手の回転運動に呼吸を合わせるかのように、口からも息を漏らしだす。






「本当にいやらしいな」






耳元でそう囁くと、恵利は小さな声で、「イヤ」と反応する。






ここからは速攻だ。



まず恵利の上着とスカートの隙間から右手を服の中に滑り込ませる。



恵利のほっそりとした脇腹から背中に向けて右手を滑らせ、ブラのホックに到達する。



ブラのホックを外すのに2、3度手間取ったが、それも外し、ブラの内側を撫でるように、今度は恵利の脇の下から右の乳房に到達。



見かけによらずたっぷりとした重量感のある乳房を今度は少し優しく揉みしだく。



手のひらに硬くなった恵利の乳首を感じつつ、恵利の乳首を転がすように右の乳房全体を揉みしだく。






「ああ」






恵利の口から初めてエロい声が出る。






「感じるのか?」



「・・・」






「感じてるんだろ?」



「・・・」






「いいんだ、それで」






右手を微妙にスライドさせ、親指と人差し指で軽く乳首を摘んでやる。



それがスタートの合図であるかのように、「ああああ」と恵利が声をあげ始める。



その間、俺は、恵利の首や頬や耳たぶや瞼や額に繰り返し繰り返しキスをし続けた。



それから乳房を揉む手を恵利のスカートにホックに滑らせる。



案外スカートのホックは簡単に外れて、恵利のウエストが露わになる。






「いやっ」



「何が嫌なの?」






「わ、私、少し太ってるから」



「こんなの、太ってるうちに入らないって」






恵利を俺の方に抱き寄せて恵利の腰を浮かす。



と同時に、スカートをずり下げる。



堅物の恵利のパンツなど、すっかり中学生みたいな子供っぽいパンツなんだろうと思っていたが、意外にも恵利のパンツは薄紫色で、とてもエロかった。






「いつも、こんなパンツ穿いてるの?」



「え、ああ、普通だよ、はあ、こんなの」






「いや、それは普通だろうけど、お前にしては意外だな」



「・・・」






「だろ?」



「私のこと、すっごい真面目っ子だと思ってたんでしょ?」






恵利は、いきなり俺のいきり立ったジュニアをGパンの上から擦りだした。



少しは手慣れてることを示そうとしたんだと思うが、実際には力が入りすぎていて少し痛かった。



それで俺は恵利の手を少し脇にのけてベルトとボタンを外し、Gパンのチャックを下ろした。



俺は、トランクスから飛び出しそうになっているジュニアを完全に外界に解放した。



恵利の手を、いきなり飛び出した肉の塊に持っていくと、今まで経験のない得体の知れない感触を確かめるように、恵利は俺のジュニアを強く握ったり離したりし始めた。






「す、すごい、おっきい」






「どうだ、いやらしいだろ?」






「あと、熱い」






本体とそれを取り巻く皮という二重構造に興味が惹かれるらしく、恵利は本能的にジュニアをしごきだす。






「う」






不覚にも声をあげた俺を見逃さず・・・。






「え?気持ち良いの?」



「もっと先っぽの方も、今みたいにして」






「ん?こう」



「あああ」






俺は少し大袈裟に声をあげてやった。






「ね?気持ち良いの?気持ち良いの?」






「ああ、気持ち良い」






「ん?先っぽから何か出てきたよ」






たぶん、こういうことも本能的にプログラミングされてるのか、恵利はジュニアの先から出てきた汁を亀頭に塗りたくる。






「おお」






今度は本当に強烈な快感が襲ってきた。



恵利は少し狂ったようにジュニアを握る手を動かし出した。



たぶん恵利自身、猛烈に興奮していたんだと思う。






俺は、お返しとばかりに恵利のパンツの中に手を入れた。



想像通り、あり得ないというほどパンツの中は洪水状態になっており、股間部分はまるで熱い飲み物をこぼしたようになっていた。



こんなの、どう触っても大丈夫そうだなと思った俺は、適当に中指と人差し指を恵利の穴の中に押し込む。






「あああああ」






今までの流れからは信じられないほどのトーンと大きさで恵利は声をあげる。



中指と人差し指を適当にかき混ぜる。






「あああ、あああ、あああ、あああ」






かき混ぜる回転運動に反応してリズミカルに喘ぎ声をあげる恵利。



少し手首にスナップをきかせて、回転運動と同時に穴の上壁を押し上げる動きをプラスすると恵利は腰を動かし出した。






「エロいな」



「あああ、あああ、あああ、言わないで、はあ、はあ」






「お前は、本当にエロいな」



「いやあ、あああ、あああ、あああ」






「お前、授業の時とか、真面目な顔しながらエロいこと考えてるんだろ」



「あああ、あああ、いや、考えてないって、はあ、はあ」






「いや、考えてるね。少なくとも、明日の外国語講読の時間には思い出すね」



「はあ、はあ、何を?あああ」






「指を入れられて、腰を振って、よがっていたってことをだよ」






回転運動と手首のスナップに加えて、手のひらでクリも押し込む。



また別に快感が恵利を襲い、体を少し捻るようによがる。






「んんんーん、いやああ、ダメ、ダメ、ダメ」



「何がダメなんだよ」






「ダメ、あああ、もう、本当にダメ」



「何がだよ」






「あああ、なんか、なんか、出てくる、熱いのが、熱いのが」



「それはお前がエロいって証拠だよ」






今まで遊んでいた左手を恵利の背中からまわし、恵利の上着の下に滑り込ませる。



そして左手で乳房を揉む。






「ああ、もういじめないで、いじめないで、ねえ、あああ」



「いじめてなんかないだろ、お前はこういうのが好きなんだ」






「いやあ、もういやあ、あああ、あああ」



「気持ちいいって言ってみなよ」






「いや、はあ、はあ、はあ」



「気持ちいいんだろ、気持ちいいって言ってみなよ」






「・・・はあ、はあ、はあ」






サディスティックな欲望が膨れあがった俺は、いきなり手首をぐりんと反転させ、今までクリの裏側を押し上げていた人差し指、中指で今度は肛門の方を押し上げる。



たぶん、ここまで濡れてなかったら痛かったと思う。



この乱暴な動きが、恵利に最後の一線を飛び越えさせた。






「ああああああ!気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、ああああ」



「それだけか?」






「あああ、ダメえ、もう★にそう、★ぬ、★ぬ、★ぬ、あああ」



「お前、明日、外国語講読の時間、発表、当たってるだろ」






「え?あああ、あああ、はああ、はああ」



「もう準備できてんの?」






「え、う、うん。でも、なんで、こんな時にそんなこと言うの?」



「今、俺は穴を乱暴にかき混ぜたからな」






「・・・」



「だから、お前は、明日になっても、股間の奥底に俺の感触を感じ続ける」






「・・・」



「穴の中が少し痛くて、クリがジンジンしているはずだ」






「・・・」



「俺は、そんなことを考えながらお前を見つめる」






「え?」



「それで、お前は俺の視線を感じるたび、股間の感触を思い出す」






「何、やらしいこと言ってるの?」



「やらしいのはお前だろ」






「恵利、ティッシュ持ってる?」



「え?何に使うの?」






恵利はティッシュをバックから取り出す。






「今から出す」






「え?」






「見てろよ」






俺は、これ以上ないくらい硬く突き上がったジュニアを、ゆっくりしごき出す。






「やらしい」






恵利に見せつけるように手を大きく上下させる。



恵利は駐車場の車の中で、男がジュニアを擦っているという状況に興奮しているようだった。






「ほら、恵利も、自分の、触りなよ」






「え?そ、そんなこと、したことないし」






「嘘つくなよ」






俺は左手で恵利の右手首を掴み、そのまま恵利の右手を恵利の股間に導いた。






「ほら、ほら」






「いや」






「自分で、自分のクリを触ったり、穴に指を入れたり」






そこまで言ったところで恵利はクリを小さく揉み出した。



少し面白かったのは、恵利が俺のジュニアとオナニーを見つめる真剣な眼差しが、まるで授業中の恵利の真剣な表情そっくりだったことだ。



俺は授業中の恵利の顔と、恵利がクリを愛撫する様に興奮して堪えきれなってきた。






「ねえ、イキそうなの?」



「ああ」






「イク時、精子、出てくるの?」



「そうだ」






「ああああ」






何に興奮したのか分からないが恵利が喘ぎ出す。






「白いのがドクドクと出てくるぞ」



「はあ、はあ、はあ」






「見たいか」



「いやあ、はあ、はあ」






「一緒にイクぞ」






そう言ってジュニアをしごくスピードを速めると、恵利もクリを擦る手をスピードアップさせた。






「はあ、はあ、はあ、あああああ」






恵利はいつの間にか左手を服の中に入れて自分の乳房を揉んでいる。






「はあ、はあ、いやあ、ああああ、ああああ」






恵利も絶頂に近づいているようだ。






「ああああ、ああああ、ああああ、ああああ」






恵利は軽くまぶたを閉じると、苦しげに眉間にしわを寄せ、少しずつ体を震わせている。






「ああ、はああ、ああ、ダメ、はあ、ああ、ああ、ああ」






恵利はイクんじゃないのか?



俺のジュニアをしごく手はますます速まる。






「ねえ、ねえ、ねえ、ああああ、もうダメぇ」






恵利は体を大きくブルンと震わせると、「ああああああー」と一際高い声をあげて果てた。






俺も恵利がイッた様をみながら射精した。



ジュニアは初発の後、5回も6回もうねりながら精液を放出した。






その後、ちょうど他の車が駐車場に入ってきて、俺と恵利はすぐさま服を整えた。



それからそそくさと駐車場を立ち去った。






恵利のアパートの前に着くと、恵利は明日の発表の準備が残ってるからと言って、すぐに車を降りようとした。



俺は、こういう日にはこうするものだといった調子で、恵利の手をとって引き寄せ、恵利の唇にキスをした。



恵利は、今度は決して流されまいという感じで俺を軽く押し戻した。






「じゃあ、また明日」






恵利は、少し硬い笑顔を見せて車を降りていった。






翌日、外国語講読の時間に恵利は発表をした。



恵利は発表の途中、一度も俺を見なかった。



たぶん恵利の体には本当に前日の余韻が残っていて、だから、俺の顔をまともには見られなかったのだろうと思う。






恵利はその後、彼氏ができたのか、それとも、もしかしたら、その時から付き合っていた奴がいたのか、ともかく俺とはそのまま何も発展しなかったんだけれど、20年近く経つ今でも思い出す、俺のとっておきの青春ズリネタだ。