その日、『もうすぐ着くよ』という彼からのメールが入り、私は目が覚めて慌ててしまいました。
仕事の日は午前6時半には起きている私ですが、休みの日はつい安心してゆっくり寝てしまうからです。
目覚ましをかけるのも忘れていたし、もっとゆっくり来るものと思って油断していました。
私は慌ててトイレに行き、さっと洗顔と歯みがきをして、お風呂に飛び込みました。
お風呂の洗い場でしゃがみ込んで股間とお尻を洗いました。
お風呂は前夜も入っていましたが、時間が経っているので、局部がすえた匂いがしても嫌だからです。
お尻の穴も丁寧に洗いました。
そうして下半身だけ急いで洗い、部屋着を着て出てくるとチャイムが鳴り、彼だったので引き入れました。
「さ、上がって。朝食は?」
「食べてきたよ」
「そ、じゃ・・・」
「うん」
もう何も言わないでも、2人のすることは決まっていました。
私は41歳の独身です。
今、振り返ってみると、20代の前半頃までは、付き合っている男の子に対して、(なんであんなにいつもエッチばかりしたがるんだろう?)って思っていました。
会えばいつもしたがるので、嫌だと思うこともありました。
でも、この年になってくると、男の子の気持ちは痛いほどよくわかります。
今の私がそうだからです。
もし、今の私があの頃に戻れたら、当時の彼氏以上にこっちから求めてしまうでしょうし、何度でも求めるでしょう。
それを思うと、とても勿体ないことをしたと後悔しています。
今の私の性的な欲求はあの頃とは比較にならないぐらいあると思います。
特にここ3、4年は全身が疼いて、ムラムラして、居ても立ってもいられなくなることが多くなりました。
そして満たされていない分、イライラしやすくなり、怒りっぽくなっていました。
休みの日など、どうしてもムラムラが収まらず、昼間からオナニーをしてしまい、ヴァギナに指を入れて、白目を剥いて絶頂感を何度も味わうようなこともしたものでした。
底なしのすさまじいまでの性欲・・・。
外では、自分の性的欲求の強い内面を見透かされないように、凛とした表情と態度で行動していますが、その分ストレスも溜まってきます。
そんな体の渇きを癒してくれるのは、やはり強烈なセックスしかありませんでした。
もう何年も渇きを癒されてない私でしたが、この彼との出会いで私の人生はガラリと変わりました。
彼も独身の同年代のサラリーマンです。
大体いい男は奥さんがいるものですが、彼は違っていました。
束縛を嫌い、気ままな独身を謳歌しているタイプで、ちょっと浮世離れしているところは私と似ていました。
ベッドに入ると、互いの舌を舐め回すような激しいキスの後、すぐに横向きのシックスナインになり、今度は互いの局部を貪るように舐めあいました。
「これが欲しかった・・・」
勃起した彼のモノを見るだけで私の股間は疼き、しゃぶりたくて仕方がなくなります。
彼も私の局部をこれでもかというほど舐めてくれます。
まるで獣のような貪婪な愛欲。
若い頃だったら恥ずかしくてできなかったことも今はできます。
背中を大きく反らせてお尻を向けると、彼は局部だけでなく、肛門まで舐めてくれます。
仰向けに戻り、クリトリスを舐められながら指を入れられ、Gスポットを擦られると、もうイキそうになってしまい我慢できなくなってきます。
「指じゃなくて、もう入れて」
「もうこんなに濡れてるよ。何が欲しい?」
「あぁ、チンコが欲しい・・・」
「どこに欲しい?」
「オマンコに入れて欲しい・・・」
いかにも中年風のこんな言葉のやりとりで、私は増々欲情してしまいます。
「早く突いてっ・・・!」
ゴムを付けた彼のモノはすぐには入ってきません。
入れかけたと思ったら、ビビーンと反らしたモノでクリトリスをトントンと叩いたり、擦ったりします。
それも何度も何度もです。
「お願いっ!」
「突いて欲しい?」
「突いてっ!思いきり犯してっ!」
そうすると、やっと私の中に入れてくれます。
「ああっ!!」
「欲しかった?」
「うん、欲しかった!!」
彼は私の両足を抱えて体重をかけ、奥深くまでズンズンと突いてきます。
「ひ、いいっ!いいっ!き・・・気持ちいい・・・!!」
屈曲してされると当たり所がよくて、ものすごくいいのです。
「あなたもいい?」
「いいよ!君のもう一つの口に食べられてるみたいだっ!」
「あっ、あっ、ああっ!天国の気分!」
「どこがいい?」
「オマンコがいい・・・!」
「バックでイクよ」
「あ、嫌っ、抜かないでっ!」
体位を変える時に彼のモノが抜けるのが嫌というか、ずっと繋がったままでいたいからです。
「ほらっ!」
後ろからズブッと入ってくると、また中の当たりどころが変わり、すごくいいです。
若い頃はバックが恥ずかしくて、自分ではほとんど動かしませんでしたが、今はバックの体位でも私は彼に合わせるように腰を前後に動かします。
後ろからされると彼のヘアで蟻の門渡りから肛門もくすぐられ、それも気持ちがいいです。
さらにうつ伏せバック、横向きバック、横向き正面と体位を変え、正常位に戻って、私は失神するような快感で絶頂を迎えます。
終わっても彼はまた私の局部を舐め回してくれます。
「ああっ・・・美味しい・・・?」
「すごく美味しいよ」
私は体を痺れさせながらオーガズムの余韻に浸ります。
オーガズムの強さは20代の頃より遥かに強いです。
この失神しそうなセックスは私の生き甲斐にもなっています。
40代になり、暗黒の中で一条の光を見つけた・・・今はそんな気分です。
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