私は結婚して2年になります。



28歳です。



夫は32歳。



会社員です。



昔風に言うと慶応ボーイ。



育ちの良い人です。



お見合いで結婚しました。



子供はまだいません。









私自身は結婚前に2人ほどお付き合いがありまして、セックスもそれなりに経験してはいたのですが、実は正直あまり好きではありませんでした。



相手が求めるから仕方なく、といった感じです。



もちろん快感は感じていましたが、それほど燃えるようなものでも、とろけるようなものでもありませんでした。



それは主人と結婚してからも変わりありませんでした。






結婚後も勤めは辞めず、専業主婦にはなりませんでした。



それなりに自分の収入があった方が好きなこともできるからです。



その私の職場に去年転任してきた部長が、今の私の交際相手です。



不倫です。



部長にも奥さんやお子さんがいます。






きっかけは会社の方の転勤の送別会の後。



ちょうどその日は主人の出張の日でした。



部長はお酒を飲まない人なので、車で送ってもらえることに。



しかし、車の中で私の気分が悪くなったので、港の見える公園で休憩していたのです。



そこで色々な話をしてるうちに、何となく艶っぽい雰囲気になってしまいました。



やがて部長に肩を抱かれました。






部長は、「キス・・・していい?」と優しく聞いてきました。






酔ってたせいもあって私は目を閉じ、黙って唇を突き出しました。



部長の唇が重なり、舌が入ってきました。



私は反射的に、その舌に自分の舌を絡めてしまいました。



そのうち、部長の手が私の胸を触り始めました。



私は、「ダメ・・・」と唇を離し、その手を掴んで離しました。



すると部長は、「あ、ごめんね」と素直に謝ってくれました。



ちょっと気まずい雰囲気・・・。



部長は、「そろそろ行こうか」と言い、車のエンジンをかけようとしました。



私は気まずさのままが耐えられなくて、また部長の胸に顔を埋めました。



部長は優しく髪を撫でて、また肩を抱いてくれました。






「最後にもう一度キス・・・したいな」






部長がそう言い、私もまた応じました。



さっきよりも長く舌を絡め合っていました。



部長は巧みに舌を動かし、私の口の中を舐め回しました。



私の体の奥が物凄く熱くなってきました。



生まれて初めて、自分からセックスを求めているのがわかりました。



部長はまた胸を触ってきました。



でも今度は拒みませんでした。



その様子が伝わったのか、部長はブラウスのボタンを外し始めました。



もちろん夫の顔や声が脳裏によぎりました。



でも、(このまま流されてしまいたい・・・)という欲求がそれを上回ってしまったのです。






胸に空気を感じました。



乳首に部長が吸い付いてきました。



コロコロと飴でも転がすように私の乳首を部長が愛していました。



私は声を出さないように歯を食いしばっていました。



やがて部長の手がスカートの中に・・・。



私は・・・意を決して足を開きました。



ストッキングが下げられ、下着の中に指が入ってきました。






「すごく濡れるんだね・・・」






低音の響く声で部長が耳元で言いました。



恥ずかしさで答えられません。



ただ、もう声を★すことはできませんでした。



そして・・・。






「ここじゃ、嫌・・・お願い」






「他ならいいの?」






「・・・お、お任せします・・・もう・・・」






部長は私から離れ、エンジンをかけました。



郊外のラブホテルに入りました。



部屋に入った頃、私の悪酔いはすっかり醒めていました。



(帰りたい)と思いましたが、そこで部長に抱き締められ、キスをされ、その思いは消えてしまいました。






部長は自分で服を脱ぎました。



鍛えられた体・・・趣味は空手だと言ってたのを思い出しました。



夫よりも年上なのに、夫の方が数段たるんだ身体です。






裸になった部長はベッドに入り、「早く、おいで」と誘いました。



覚悟を極めた私は服を脱ぎ、部長の隣に潜り込みました。



キスを何度もされました。



胸を揉まれながら、私の陰部が潤いを増しているのがハッキリとわかりました。



部長の舌は主人よりも細かく、丹念に私を愛していきます。



大切なものを扱うようなその愛撫・・・。



私は自分の身体が溶けていくような感覚に教われました。



もう声を我慢しませんでした。



恥じらいもなく、夫以外の男性に身を任せて声をあげていました。






「結構毛深いんだね」






部長は陰部を触りながら耳元で囁きました。






「は、恥ずかしい・・・イヤ・・・」






「指を止めてもいいの?」






「・・・止めないで・・・して・・・」






自分から愛撫を求めるようなことを言ったのも初めてです。



部長の指が中をかき混ぜ始めると、もう頭の中は何も考えられないほどでした。






(こんな快感があったなんて・・・)






そんな気持ちでした。






「ね、見せて・・・」






部長が顔を私の下半身に移動させました。



反射的に足を閉じてしまいました。






「いや・・・だめ・・・洗ってないし・・・」






「いいんだよ・・・君のなら・・・見せて」






部長が私の足を手で開き、私は両手で顔を隠しました。



今までシャワーもせずにセックスしたことなど無く、さらに言えば、主人は陰部を舐めるのがあまり好きな人じゃなかったのです。



それが今は汚れた陰部を曝け出している・・・。



顔から火が出そうでした。






「毛・・・すごく濃いね・・・それにこんなに濡れて・・・」






部長はいやらしく言います。



でも、なぜかそんな言葉に身体が反応してるのがわかりました。






「オシッコの匂いが凄く溜まってる・・・蒸れた匂い・・・」






「あぁ、嗅がないで・・・お願い・・・臭いから・・・やめて!」






「臭いぐらいの方が興奮するんだよ」






そんな卑猥な台詞にも私の身体は反応してしまってました。



部長は焦らすように、陰部には触れもせず、見て、嗅いで楽しんでしました。






(・・・汚れた匂いを嗅がれている・・・)






そう思うと、恥ずかしさがなぜか快感を呼び起こしてきました。






「舐めて欲しい?」



「あ・・・あ・・・な、舐めて・・・下さい」






「じゃあ、言ってごらん・・・『私の臭い所を舐めて下さい・・・』って」



「そんなこと・・・」






「言えないなら舐めないよ」






変態な言葉です・・・。



でも私はついに言ってしまいました。






「私の・・・く、臭い・・・ところ・・・舐めて下さい!」






部長の唇が陰部に触れました。



そして女の一番感じる蕾を唇で挟み、舌先で責め始めたのです。






「きゃあああああああっ!」






悲鳴に近い、でも間違いなく悦びの声を叫んでしまいました。



(気が狂うのでは?)と思えるほどの快感でした。



私が初めて知る快感。



主人にも、以前の人達にも教えられなかった快感。



その快感は膀胱を刺激しました。



こみ上げる尿意を抑えるのに必★でした。



何度も絶頂感が来ました。






(もう★んじゃうのでは・・・?)






そう思えるぐらい、部長の舌は私の敏感な蕾を執拗に責め続けました。



やがて私はついに・・・夫以外に言ってはいけない言葉を自分から言ってしまったのです。






「もう、来て・・・お願い・・・部長・・・来て」






「ん?どうして欲しいの?ハッキリ言って欲しいなぁ」






わかってるくせにとぼける部長に、私は叫ぶように言ってしまいました。






「入れてっ!入れてください!」






「何を?」






「部長の・・・ペ・・・ペニスを・・・入れてくださいっ!お願いですっ!」






部長は黙ったまま身体を起こし、ペニスを宛てがい、ゆっくりと侵入してきました。






「あっ!」






反射的に私が思ったのは、(・・・違う・・・)ということでした。



夫とは違う。



硬さ、そして重さを感じました。



夫のペニスが“棒”なら、部長のペニスは“塊”でした。



熱く、硬く、重くて太い塊・・・。



それが私の奥の一番いい所に何度も、何度もヒットするんです。



しかも夫と決定的に違うのが、これは女性にしかわからないと思いますが、ペニスの“傘”の部分の張り出し。



これが部長のは凄かったんです。



一番いいところにヒット。



脳が痺れる快感。



その直後、傘が中を引っ掻いて遠ざかっていく・・・。



その感覚は、またヒットして欲しいという気持ちに繋がります。



そう感じているとすぐにヒット、そして引っ掻いてヒット、引っ掻いてヒット、引っ掻いて・・・その繰り返しは、私の中に波打つような快感を打ち込んでいきます。



私は部長にしがみつき、涙を流して悶えていました。






「ご主人と、どっちがいい?」






部長の非情な問いかけにも即座に答えてしまいました。






「部長です!部長の・・・いいっ!あぁ、もっとして・・・もっと!」






もう部長がスキンを付けてないことすら忘れ、私は快感の波に飲まれていました。



こうなると女はもう、(どうなってもいい)という気分になってしまうのです。



私は何度も絶頂を迎え、何度も果てました。



後で分かったことですが、恥ずかしいことに失禁までしていました。



部長は冷静に射精の瞬間は外へ抜き、ティッシュの中に出していました。






そのまま・・・私は部長に抱かれ、眠ってしまいました。



夫が出張でなければ、こんな事にはならなかった・・・。



でも、この日から、私と部長の・・・肉体関係が始まってしまったのです。



部長の変わった趣味にも・・・やがて私は応じる女になっていき・・・今に至っています。






<続く>