俺は人妻が好きだ。






『好きなエロゲーは?』と聞かれれば、『妻しぼり』と答えるくらい人妻が好きだ。






NTRとか、どうしようもないくらい大好きだ。



かといって現実に不倫したりNTR度胸も顔面も持っていない。



そうなると必然的に、現実(=3次元)でそういうことをしようと思えば風俗に行くことになる。






『人妻風俗(地域)』でググってお店を入念にチョイス。






年齢層は22~35歳。



顔は基本的に写っていないお店だった。



これがみんな人妻・・・ごくり。



思わず、まだ見ぬ人妻達に俺は勃起していた。






俺の簡単なスペック。



30代。



彼女なしの非童貞。



風俗経験はそこそこある。



顔、ブサメン。



体型デブ。








過去に若い女の子の風俗に行って、まともに会話できなかったこともややトラウマになってるのかもしれない。



若い女の子は世代差というのか、まともに会話できない。



共通の話題(アイドルだのドラマとか)も探れない。



そういうのも人妻系風俗を選んだ理由なのかもしれない。



そういう意味では同年代にほど近い年齢層は、ある意味俺に安心を与えていた。






最初、お店がオススメしてくれたのはややギャル系の女の子でした。



個人的には黒髪の人妻がいいと思っていたんだけど、お店にオススメされると断われない。



性格的なものもあるんだと思う。



お店が言うには人気のある子らしかった。






その女の子は年齢27歳。



明るい、陽気、元気。



それが第一印象。



いきなり腕を組まれてホテルに案内されてたんだけど、その間、女の子に色々聞かれたけど頭に残っていないんだ。






その子は仮に『愛ちゃん』としますね。






愛ちゃんは、ホテルに入るとベッドに俺を座らせ、くんくん匂いを嗅いで・・・。






愛「あ~、もしかしてお風呂に入ってきました?」






俺「え・・・何でわかるの?」






愛「シャンプーの匂いがするし~、お兄さんいい匂いするし」






近い距離で身体を密着され、俺もうドキドキ。



そしていきなりのキス!



なに?え?いきなりっすか?






風俗経験者ならわかると思うんだけど、基本というか普通、『お風呂にお湯を溜める⇒会話⇒一緒にお風呂に入る⇒歯磨き+イゾジン⇒ベッド』というのがヘルス系のデフォ。



というか、そういう流れが多い。



なのにいきなりキス?



そしてボディタッチに俺はビビった。



でも愛ちゃんのおっぱいを触ると愛ちゃんはさらに首に手を回してきた。






愛ちゃんがメインの話ではないので箇条書きにすれば、愛ちゃんの思い出は、最初に風呂に入らないというか、風呂にお湯溜めないのね・・・ってこと。



愛ちゃんのおまんこは臭くない。



毛は薄め。



クンニでペロペロしても美味しかったです。



ただ、その日は出勤したてだったからなのかもしれないけど・・・。



どちらにしても、風呂に入ってない俺のチンコを即尺(本来は別料金)をしてくれたこと。



感度が良く、喘ぎ声が可愛い。



潮吹き体質。



テクニックも結構上手(主にフェラテク)



なんせ可愛い。






問題は愛ちゃんは人妻ではなかったこと。



でも可愛い。






・・・俺はこの店に通うことを決めたのだった。






次に出会ったのはまたしても店員さんのオススメされた女の子。



仮に『ヒナさん』とします。






ヒナさんも店員さんのオススメで人気急上昇とのこと。



今にして思えば現在進行形で俺がこの店に通っているのは、店員さんが素晴らしいからというのはあるが、そのあたりは後述。






ヒナさんは清楚で明るい感じの人で黒髪の26歳。



初対面の印象はスーツスタイルだったため、某国営放送の若くて知的な女子アナ風。



というよりも、こんな可愛い人が風俗で・・・ごくり。



声も可愛らしく、上目遣いの効果をよく心得てる感じで、腕を組まれて思わずドキドキしちゃったんだよね。






ヒナさんは、とにかく喋り方が丁寧。



所作が綺麗。



その上、気遣いがばっちり。



秘書とかしてたの?ってくらいにさ。






ヒナさんで感動したのはお風呂を入れるのでも普通に入れるのでなく、シャワーも継ぎ足して「こうしないと、ここお風呂のお湯が溜まりにくいんですよ~」と時間稼ぎを考えるようなクソ風俗嬢とは何か違う雰囲気があるんですよ。






そしてなによりも終始笑顔。



そして可愛い。



隣に座って手を繋ぎながらの会話もとても楽しく、お風呂への誘い方、洗い方、湯船への入り方・・・。



全てが完璧だと思った。



きちっきちっとして、はきはきしてて気持ちがいい。



尽くされてるなって感じるその接客面の素晴らしさ。



その上、ベッドの上での可愛い仕草。



フェラするときの視線。



感じやすさ。



綺麗なボディ・・・凄い、凄すぎる!



というよりもクレーム出すとこないよってくらいに、全てにおいて完璧でした。






俺「全日本風俗選手権があれば間違いなく優勝できると思うよ?」






ヒナ「あはは、何ですか、それ?」






笑顔も可愛いんだけど、ヒナさんは本当に風俗の基本的な接客を、丁寧かつ綺麗にこなす姿は、何度でも言うけど完璧だと思った。






その対極にいるのが愛ちゃん。



マニュアル通りだけど、その全てを高い精度でこなすヒナさん。



マニュアル無視で自由奔放、しかし恋人気分を強く感じる愛ちゃん。



この二大巨頭は、やがて当たり前のようにそのお店の上位1、2位を争うくらいに人気が出てきた。






ただ、俺はその後、人妻風俗とはどこも皆こういう高いレベルばかりなんだと勘違いしてしまった。



それになによりヒナさんも人妻ではなかった・・・。






究極の人妻を求めていた俺は、・・・彼女たちはいつでも指名できると思って、店員さんのオススメも振り切り、自らの目で人妻を探していた。



暗黒期の到来である。






結論から言えば、自分が選んだ女の子は・・・。






ボストロールが現れた!



クリーチャーAが現れた!



クリーチャーBが現れた!






化物ぞろいでした。






ボストロールははっきり言えばパネル詐欺。



ウエストサイズ59?どう見ても70です。






「ちょっと太っちゃって~」






「(シネ)」






そんな感想しか抱けないモンスターども。



その他のクリーチャーはスタイルはいい。



だが接客面や顔で愛ちゃんやヒナさんと比べると格段に落ちる。



風俗レベルで言えば、愛ちゃんやヒナさんはLV85位の高みにいる訳だが、その他のクリーチャーはLV20程の雑魚。



もしかしたら平均値なのかもしれないけど、あの二人を知った後では正直満足なんか出来るわけがなかった。






3回挑戦して3回モンスターカードを引き当てた。



このお金で3回愛ちゃんかヒナさんで遊べたと思うと凄まじい後悔が襲ってきたんだ。






(ああ、素直に店員さんの言うことを聞いておけば・・・)






そう思った。






次こそは愛ちゃんかヒナさんだけを指名しよう。



そうさ、俺には究極の人妻を求める眼力は無い。



大人しく至高の風俗を楽しんでおくのが似合っている。



人妻じゃないくらいなんだ・・・そう思っていた。






そこで出会ったのが“人妻LV80・美奈さん”だった。



彼女は後に人妻LV99へと進化するが、その時の俺はまだそのことを知らない。






店員さんが「新入店の子で人気爆発間違いないですよ!」という新人の子を勧めてきた。






店員さんのオススメにハズレはない。



そう思って出会ったのが美奈さん(覚醒前)だった。






容姿は、しっとりと落ち着いた雰囲気の水樹奈々。



こんなことを言っちゃなんだけど、人妻オーラが半端ない。



どこからどう見ても人妻(清楚系)。



若奥様?シロガネーゼ?



そういう雰囲気の方でした。



ややしっとりとしながら、背徳的な雰囲気を漂わせる奥様。



白いワンピースが似合ってる。



やや口下手で、少し怯え気味なところも可愛い。






ぶっちゃけ言うけど・・・。






(こんな美人がなんで風俗で働いてるんですか!?)






それは紛れもない俺の感想でした。






美奈さんと手を組んでホテルに行くだけで、どっきどき。



気分は不倫ですよ、不倫。






季節は初夏。



日傘を差す美奈さんの美しさは今でも忘れない。



緊張しているのか会話はややぼそぼそっとした感じだけど、ホテルに着いてからのてきぱきとした感じは、性格の几帳面さを表すものなのか見ていて気持ちがいい。



からかうと耳を赤くして恥じらう姿もグッド。



そういう意味では、まだお店に慣れていない初々しさを可愛いと言えるのだけど、どうにも場が持たない。



俺が緊張していたのもある。






だけど、その認識が一変したのは隣に座ってきたときだった。



俺の太ももに乗せる指先・・・表現のしようがないんだけど『神の指』。



俺は敢えてそう言いたい。



あのね、触られてるだけですんげー気持ちいいの。



ゴッドフィンガーと言うのかな。



しっとりしてそれでいて滑らか・・・触られてる部分に意識を集中せざるを得ない。



そういう指なんだよ。



わかる?



わかって貰えないのがもどかしいけど、指先だけのテクニックで言えばLV99。



過去から現在において指使い最強選手権があれば、間違いなく美奈さんが優勝。



ヒナさんや愛ちゃんのLVを70として考えても、美奈さんはLV99。






その気持ちよさは半端ないんだ。



その気持ちよさは語り尽くせないんだ。






美奈さんのお風呂での洗い方やフェラテクはヒナさんや愛ちゃんに劣る。



でも、そんなものを補って余りあるのがあのゴッドフィンガー。



どんだけ凄いかって言えば・・・。






ゴッドフィンガー>【超えられない壁】>セックス>フェラ>オナホ>自分の右手・・・。






次元が違うというかね。






俺はあんなに気持ちがいい手コキをいまだ知らない。



射精し過ぎて、翌日腰が筋肉痛になったくらい射精したんだ。



びくんびくんと痙攣してたね、射精の衝撃で。



脳味噌がとろける射精感。



射精感が止まらないんだ。



ドライオーガズム?って言うのかもしれない。



俺は美奈さんの手コキで噴水のように射精しまくった。



腰がびくびくと自分の意志とは無関係に震えた・・・。






凄かったとしか言いようがない。



なにが違うんだって言えば、指なんだよ。



手コキなんかは風俗で何度もして貰ってるが、はっきり言えば触り方が雑だったり、ちんこを擦れば射精するんでしょ?的な適当な擦り方とは完全に別次元。



別次元だから神の手コキと俺は言える。



美奈さんの指は少し冷たくしっとりとしていてすべすべで・・・存在そのものがもう超越していると言えた。






でも、風俗の楽しみは射精だけじゃないんだ。



会話やそこに居る空気。



女の子と過ごす時間の楽しさ。



そういうものを求めるものなんだ。



美奈さんは、総合で言えばあのときでLV80。



テクニックは比肩するものが無いほど凄いし、綺麗だった。



しかし、総合評価(会話や雰囲気)で言えば、愛さんやヒナさんがリードしていた。






そのため、俺はその後3ヶ月ほど美奈さんを指名することはなかった。



愛ちゃんかヒナさんを本指名して安定的に遊んでいたわけだが、ふとランキングを見て驚く。






美奈さんが3冠でランキングトップ。






・本指名率(全体の客の本指名の割合)



・指名本数(指名人数)



・指名ポイント(総コース時間)






この3部門でトップだった。



2位、3位が愛ちゃんとヒナさんだった。






その状態が3ヶ月間続いた。



俺は美奈さんが、新人の頃からどう進化したのかが気になっていた。



確かに超絶テクニックの持ち主だが、俺の評価では愛ちゃんやヒナさんがやや優位のはず。



それが抜かれている。






(何かがあった?!)






そう思ったんだ。






美奈さんがどの程度人気があったかと言えば、一週間前に予約しないとまず入れない。



空き時間?



そんなものはない。



それくらい人気がすごかった。



愛ちゃんやヒナさんでさえ、7割は予約で埋まっても、3割はフリー。



それでも凄いのに美奈さんはそれを超越していたんだ。






余談になるが、もう一人俺はテクニック面で美奈さんに次ぐ人妻に出会った。



名前を『綾瀬さん』という。



年齢は32歳。



容姿はLV60。



芸能人で言えば牧瀬理穂に笑った顔が似てる。



まごうことなく人妻だけど、性格がさばさばしてて一緒に居るのが楽しい。



俺の求めている人妻象とは少し違うが、パイパンであること、感度がいいことは俺としては評価が高い。



風俗ではどうしてもやや責め傾向になるのだが、二度目の指名の時に綾瀬さんに戯れで「責めてみてくれない?」と言ったところ・・・。






「う、上手い・・・ちょー全然Mじゃねぇー!!!」






「うん、見た目が女王様っぽいって言われるからね~本人こんなにMなのにw」






綾瀬さんのテクニックはLV90。



美奈さんのゴッドフィンガー程ではないけど、手コキや指使いに関してはマスタークラス。



出勤日数が少なく超レアである為、ランクには顔を出さないけど、攻守優れた風俗嬢で、出勤日数さえあれば間違いなくランキングに入ってなきゃおかしいレベルと判断した。






そして俺は美奈さんを久しぶりに120分で予約した。



初本指名である。






(さぁ、どうなってる?どうなってるんだ?)






ドキドキして待つと・・・。






「あ、お久しぶりです」






凄まじいまでに綺麗なオーラと、はにかんだ笑顔の美奈さんがそこに居た。



LV99の貫録というよりも、噂で聞くよりも凄い人妻オーラ。



フリーザ様が「私の戦闘力は53万です」と言ったとき以上の戦慄。



以前にはなかった余裕。



そして笑顔。



会話のレベルも格段に上昇。



理想形の人妻がそこに居る。



ホテルに行く道中で確信した。






「そりゃ、人気でるわ」と。






容姿綺麗、雰囲気素晴らしい、ハイレベルな人妻と不倫をしているようなその背徳感・・・。






(いいのか?俺がこんな綺麗な人とホテルに入って・・・)






普通にそう思う。






街中で一緒に立っていても『何故、あのデブがあんな綺麗な女性と?』とは思われてても、美奈さんを風俗嬢とは誰も思わない。



そんな圧倒的人妻感。



街中で不似合いな男女を見ると『あれは風俗嬢かな?』ってなんとなくわかるオーラがあるんだけど、美奈さんにはそれがない。



自然体で、それでいて優しい。



これを表現できる語彙が自分にないのがもどかしいくらいに。






ちなみにそのお店。



90分で23,000円の比較的普通の店なんだけど、個人的には美奈さんは90分40,000~50,000円でも客が呼べると思う。






俺「凄い人気だね」






美奈「そんなことないですよぉ・・・たまたまです」






所作も洗練されてて、そして俺が美奈さんに嵌まった一つのこと。






「恥ずかしいから・・・見ないでください」






そう言って隠したのは、美奈さんのお腹に微かに残る妊娠線&左手の薬指に残る指輪の痕・・・。






もうね、はっきり言ってハマりました。



どのくらいハマったかと言えば、可能な限り予約しまくりw



ヤバイって思うくらい風俗にハマまったんだよね。



週3日くらいは通ってました。



だって、会いたいから。



オナニーもしなくなったよ、美奈さんに抜いて欲しいと。



今思えば、あれはジャンキーが麻薬に嵌まる一歩手前だったと思う。






毎回自分ばかり気持ちよくなってては申し訳ない・・・。



そう思ってあるとき、美奈さんを気持ちよくさせたいと思って、俺の拙い手練手管で弄ってた。



気持ちよくなって欲しい。



そう思って射精前に弄ってたんだ。



その姿がまたエロイ。



感度もよくエロイ・・・。






(入れたい・・・)






だがヘルスでは挿入はご法度。






(犯したい。この人妻を俺のものに・・・)






この時の葛藤は耐えがたいものがある。



射精するならフェラして貰えばいい。



しかし、NTRという征服感は得られない。



ヘルスで本番はない話じゃない。



だがはっきり言えば美奈さんがそれを受ける理由がない。



神の指と神のフェラを持つんだもの。



あの快楽には抗いがたかった。






「・・・いいですよ」






ぼそっと美奈さんが呟いて俺が壊れた。



ゴムは付けたけど、美奈さんを犯してた。



美奈さんの凄いところは・・・今思えばわかるんだけど、エロゲに出てくる人妻キャラを具現化したのかってくらいにエロイこと。



舌使いも指使いも全てってくらいに。



そしてフェラテクも洒落にならなくなってた。



俺はそれを『神フェラ』と呼ぶ。






あのね。



俺の人生で今までフェラチオと思っていたものはなんだ?



ってくらいに気持ちいいんだよ。



腰が抜ける、崩れる、おかしくなるって感覚わかる?



フェラチオでだよ?



腰というよりも精液袋の中から吸い出される感じ。



本能が無意識に精液を射精しろと囁きかける感じ。



よくエロ漫画で絞り取られるって表現あるけど、まさにそれ。






出すんじゃないんだよ。



搾り取られるんだよ。



魂ごとチンコから抜けだす感じ。



なのにチンコは射精後もビンビンで身体が宙に浮いてくる感じ。






本当に凄いんだよ。



あれを味わったらオナニーなんかできないって。



右手じゃ辿り着けない境地なんだよ。



そりゃハマるわ。






今でも思うが気持ちよさで言えば・・・。






フェラ>手コキ>セックス・・・だけど精神的な充足感が半端ない。






こんな美人を俺が犯してる。



人妻を寝取ってる。



エロイ。



うわぁーーーいいのか!



後でお店の怖い人に呼ばれるかも?って脳裏に掠めながらのセックスなのに、刹那の快楽に溺れてた。



バックから突きまくってた。






ゴム付けてるのに、「中に出すぞ!」って、もう俺は馬鹿だけど、どうなって良いと思ってた。






それくらい脳味噌がトリップしてた。



射精は思っていたよりも早かった。






しかし、本当の天国はここからだった・・・。



お掃除フェラ・・・。



断言する。



あれほど、『らめぇ』と思ったことは過去にない。



魂抜けたというか、美奈さんがモリガンとかリリスの具現化した姿なんじゃね?って言われても信じられる程、心も魂も震えたフェラ。



射精した後なのに再勃起。



ぞくぞくと脳内物質溢れまくり。



股の間からエネルギーを吸われてるって思った。



女の子になったみたいに喘いださ。



もう恥も外聞もない。



ビクンビクンって痙攣して射精。



射精が止まらない。



セックスより気持ちいい。



飲まれる。



飲み干される。



マゾになってもいいやって本気で思うというかね、キンタマ喰われたって感じなんだよ、本当に。



その辺りから全て持ってかれた感じだった。






俺は知ったよ。



フェラチオの完成系だって。



神のフェラは本当にあるんだよ。



フェラチオって凄いんだよ。



魂を揺さぶられるよ?



神の手コキは凄まじいよ?



自分の右手がいかに役に立ってないか思い知る。



現実の世界は二次元の世界を凌駕しうるのだと。






そして美奈さんは消えた。



翌日予約していた俺は途方に暮れた。



消え方は本当にきれいさっぱりとだった。



HPにも名前はなく、直リンクしていたところも全部だ。



お店に聞いたところ、本人がそうして欲しいとの希望だったらしい。



お店も人気があっただけに、いつでも戻ってきていいとは言ったらしい。






その後、ヒナさんや愛ちゃんに入るも喪失感は満たされず、俺は自然と風俗から足が遠のいた。