31歳の主婦です。



私は週に2回、電車に乗って街に行く。



時間にして30分ほど。



そこで美術館のアルバイトをしている。



学生時代に学芸員の資格を取ったものの、そのまま一般企業に就職。



数年の交際を経て、今の旦那と結婚した。



その後は専業主婦。



子供はまだいない。



だから、暇な時間に学芸員の資格を活かした仕事がしたいと夫に頼み込み、美術館でのバイトをすることに。



これで街に行く用事ができる。



それは同じような毎日の繰り返しだった私には楽しみな時間だった。






ある時、その美術館は1週間ほど休館することになった。



企画展が終了し、展示品を入れ替えるためだ。



その間も私は美術館に通い、様々な手伝いをする。



そこで大学院生の彼と出会った。






「こんにちは。大学から美術展の手伝いをするように言われてきました。◯◯学です」






そう言われたのが始まりだった。



学は都内の大学に通っている28歳の学生。



背が高く、がっちりとした身体のスポーツマンタイプ。



学は、比較的年の近い私に色々と大学や日常の話をする。



それは私にとってはバイト先の関係者との会話に過ぎなかったが、学にとっては恋愛の対象としてのアプローチだった。



学は見た目の若々しい私を一目で気に入り、どうにかして親密な関係になれないかとやきもきしていた。



私の方はといえば、結婚している私のことなど、年下の独身男性が女として見ることなどないと決めつけていた。






だが、学の想いは身を結んだ。



何気ないことから連絡先を交換しあうと、学は私に美術館のこと以外でも連絡をしてくるようになった。



徐々に回数が多くなり、私も暇な時間を利用して返事をした。



学が私のことを恋愛対象として見ていると気づいた頃にはもう遅かった。



学からのメールには想いがこもっていた。



結婚して以来、このような事に無縁だった私に懐かしい感覚を思い起こさせた。






『明日・・・会えませんか?』






学から短いメールが来た。



私はどうすべきか悩んだ末に返事をした。



待ち合わせは美術館近くの喫茶店だった。






「紗佳さん・・・」






学はテラス席に座って何かを飲んでいた。



私を見つけると立ち上がって出迎えた。






「学くん・・・」






私はそれだけでドキドキした。



旦那は優しい男だが、待ち合わせで私を待っていたとしても、学のようにはしてくれないだろう。



私が椅子に座ると、学がウエイターを呼んだ。



手早くメニューを取り寄せ、私の意向を聞いて注文する。






(ああ・・・)






夫の啓介は注文に時間がかかる。



学のように手早くすることなど出来ないだろう。



私は目の前の男と夫を見比べていた。



少し早い時間だが、ランチの品が運ばれてきた。



私と学はパスタを口にしながら話す。



一通り話し終えた後で学が言った。






「今日、僕と会って頂いたのは・・・ただの食事ですか?それともデートですか?」






思わず私は学の顔を見た。






「僕は・・・紗佳さんにとって・・・バイト先の仲間、友人、それとも・・・恋人・・・?」






学の質問はさらに続いた。



私は少し考えて言った。



その答えは私の本心だった。






「分からない。学くんは・・・仲良くしてくれるし・・・好き・・・だけど。私・・・結婚・・・してるから・・・」






私は心臓がばっくんばっくんと鼓動しているのを感じた。



思えばここ最近、こんな緊張すらした覚えがない。



左手の薬指を触る。



そこには結婚指輪があり、私はくるくるとそれを回した。



学はそんな私の手を取った。






「結婚してても構いません・・・紗佳んさえ良ければ・・・」






左手が絡み取られ、こねこねと学の指で揉まれた。



そして、その手は私の手首を越えて腕を優しく擦る。



(男性に触れられる)ということに身体が反応した。



腕を触られただけで、上半身がびくっと反応し、身がよじれる。



思えば、旦那が自分の身体に触れたのはも何年前だろうと思う。






「いや・・・やめて・・・」






私は少し腕を引くが学は怯まない。



その指は私の二の腕に達していた。






「だ・・・だめ・・・学くん・・・ずるいわ・・・」






私はそうは言ったが、実際のところ学の指先の動きが心地よく、気になって仕方がなかった。



二の腕をぶにぶにっと揉まれ、肘を撫でられる。






「ぁ・・・」






私の口から小さな喘ぎが漏れた。



学の指は二の腕の先、ノースリーブの脇に達していた。






「や・・・やぁ・・・ぁっ・・・」






身体がぞくぞくした。



これ以上は耐えられそうもない。






「・・・帰ります・・・」






私は席を立った。



カバンから財布を出し、代金を置いた。



学も席を立った。



そして素早く精算を済ますと私の後を追いかけた。






「紗佳さん・・・」






学は私の腕を掴み、再びその二の腕を揉んだ。






「いや・・・」






私はいやいやをしたが学は離さなかった。



それどころか私の左手を掴み、向き合うと路上で口付けをした。






「んっ!・・・んん・・・」






学は強引に口付けすると、そのまま私を抱き締める。






「や・・・やだ・・・」






私は拒絶の言葉を出したが身体はなされるがままだった。



それに心臓が今までにないくらい鼓動している。



だが理性を振り絞って学の身体を押した。






「だめ・・・学くんとは・・・」






そう言って先を行く。



しかし、学が追いすがった。






「紗佳さん、待って・・・」






学はすぐに追いつき、私の傍らを歩く。



そして歩きながら私の手を掴み、揉み、擦る。



私は特に嫌がらず、学のしたいようにさせていた。






「紗佳さんが好きだ・・・」






学がそう言うと、私の気持ちがぐらっと傾いた。






(好き・・・好き・・・)






私自身、彼のことは好ましいと思っていたが、正直好きかどうかは分からなかった。



ただ、女としての身体が彼を求めていることははっきりと分かった。



手を握られると疼き、腰に触れられると下半身がじんじんと響いた。






学は私の肩を抱いた。



そしてそのまま歩き、公園に誘う。



公園に入ると、学は肩の置いた手の位置を下げた。



そして私の胸の位置で止まり、乳房を服の上から優しく触る。






「あっ・・・」






びくっ・・・とも、ぞくっ・・・ともつかない、何とも言いようのない刺激が生まれた。






「ま、学くん・・・イヤ・・・やめ・・・て・・・」






私はそう言うのが精一杯だった。



そうは言っても学の手は止まらず、私の胸を揉みしだく。



Eカップ私の乳房は、服の上からでもブラ越しでも、十分に形と大きさを確認することができただろう。






「ん・・・やめ・・・っ・・・こんなところ・・・で・・・」






私は学の手に自らの手を重ねた。



学は私の耳元で囁く。






「僕の部屋に来ませんか?」






私はコクンと頷いた。






(部屋に・・・行くだけ・・・)






私は不貞の言い訳を考えていた。






・・・タクシーがマンションの一室に着いた。



学の1人暮らしの家は、院生にしては豪華な造りだった。



なんでも親が裕福な家庭で援助を受けているらしい。



学は早速私の肩を抱き、部屋に招き入れる。



私はもう抵抗はしなかった。



この先、どうなるのかは自分でも分かってはいたが、今はもうどうすることも出来ないと考えていた。






「紗佳さん・・・」






学はドアを閉めると私の唇を貪り吸った。






っちゅ・・・ちゅ・・・っちゅ・・・。






唇の重なり合い、擦れ、唾液が行き交う音が響いた。



学は舌を出し、私はそれを吸った。






「んん・・・ぁぁ・・・」






ちゅ・・・じゅ・・・じゅじゅ・・・。






私は反対に舌を吸われると、低い声で喘いだ。



そうしている間に学は自ら服を脱ぎ捨て、私の服をずり下ろす。



キスをしながら裸で抱き合う形になった。



硬く勃起した、学のペニスが私の腹をゴツゴツと押した。






「あ・・・ぁぁぁ・・・」






自分の腹に学のペニスが当たるたびに私は短い喘ぎを漏らした。



どんなに口を閉じてもそれは漏れ出た。






(硬いゴツゴツした彼のモノ・・・)






そう考えるだけで胸が高まり、膣の奥の方がじわじわっと滲み出るのを感じる。



私はその硬いゴツゴツに触れ、下を見た。






(・・・大きい・・・!)






それば燻んだ灰色と紫色を混ぜたような色で、大きく反り返っていた。



夫のモノと比べても1回り、いや2回りは大きい。



思わずそれに手を添える。






「ぁぁ・・・紗佳さん・・・」






学は呻いた。



学は私を抱き締めると後ろからその耳元で囁いた。






「今すぐ・・・入れたい・・・」






そう言うと、後ろから私の膣に亀頭を押し当てた。



ぐにっ・・・とした感触がした。



だが、すぐには入らない。



学は小刻みに亀頭の先をぐちゃぐちゃと擦り当てた。






「あ・・・」






私の下腹部にピリッとした痛み走った。






「あ・・・あ・・・」






その痛みは膣の上下に広がる。



長いこと夫との関係を持っていない私は、男根を受け入れるのに時間を要した。






「ぁぁ・・・ぁぁぁ・・・」






みりっ・・・みりっ・・・と亀頭が徐々に入り込む。






「ああ・・・ああぁぁぁぁ・・・」






さらに入る。



もう半分くらい。






「あっ・・・んん・・・」






そして全て入り込む。






「んんっーーーーーー・・・」






私はびっ・・・とした痛みを感じたあと、何とも言えない刺激を感じた。






(お・・・大きい・・・)






お腹の下のあたりが膨れるような感触があった。



自然と喘ぎが漏れる。






「あああっ・・・あああーーーーー・・・」






そして、その後には形容し難い充足感。






「ぁぁぁ・・・」






久しぶりのセックスの挿入感に気を失いそうだった。






「ぁぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」






学が後ろから抱き締める。






「紗佳さん・・・ずっと・・・こうしたかった」






私の耳、首筋、頬・・・学の口が届く範囲は全て口付けされ、舐められた。



そして腰を僅かながら前後に動かす。



そうしていると、ずんずんとした快感が押し寄せる。






「あっ・・・あん・・・あっ・・・んんんん・・・あんっ・・・」






ぎゅうっ・・・。



学が私を抱き締める。



私は一瞬、息が止まりそうになる。






「シャワー・・・」






学はそう言うと、私に挿入したまま浴室のドアを開けた。



そして腰を押し付けて私を前へ、前へと押し出す。






「やっ・・・っぁぁぁぁ・・・んんっ・・・」






学が湯を出した。



シャーーーーーっ私と学の頭上に温かな湯が降りかかった。



学がボディソープを手に取り、私の身体に手を伸ばす。



ゆっくり、ゆっくりと腰を動かしたままで。






「ん・・・んんっ・・・」






私の乳房が揉みしだかれた。



にゅるっ・・・にゅる・・・と揉まれ、押さえつけられる。






「あ・・・ああああ・・・」






学が乳首を掴もうとするが、つるつると滑った。



だが、それは私にとって、悲鳴を上げさせるような刺激と興奮を与える。






「い・・・やぁぁっ・・・ぁぁぁ・・・」






乳首の先がにゅるにゅると弾かれ、時につねられた。



その間も、ごしゅっ・・・ごしゅ・・・と学は腰を動かす。






「んんんっーーーーー・・・んんっーー!」






私の快感は全身に広がっていた。



ボディソープ越しに触れられた学の手、指先のいちいちが気持ちいい。






「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・あんっ・・・あん・・・あんっ・・・ぁ・・・」






いつの間にか尻を突き出し、ヨダレを垂らして喘いでいた。



私は目の前の鏡を見て、それに気づいた。






「ああっ・・・ぁぁっ・・・」






それはさらなる羞恥を呼んだ。






「やめっ・・・学・・・くん・・・」






私は喘ぎながら学の方を向いた。



学がそれを見て腰の動きを止める。



後にシャワー音と、ふうふうっ・・・と息をする音だけが残った。






「ん・・・」






学はペニスを抜いた。



シャワーの湯を私の身体にかける。



ボディソープの泡が綺麗に流れた。



そして私に浴槽の縁に座るように言う。






「足・・・開いてくださいね」






「や・・・」






私は恥ずかしがったが、学が両足を持ち上げ、そうさせた。






ちゅ・・・ちゅうっ・・・。






学が私のクリトリスに吸い付く。






「あ・・・ああああ・・・んんんん・・・」






先程とは異なる電気的な快感が流れた。



学がそれを続ける。






「ああああっ・・・んん・・・」






私の膣から愛液がどんどん溢れた。



学が私の濃い目の陰毛を触り、その毛先を舌で引っ張る。






「やぁ・・・」






私は顔を隠して恥ずかしがった。



その陰毛を学が手で撫でながら言う。






「紗佳さん・・・剃ってもいい?」






「えっ・・・?」






何を言われたが一瞬理解できなかったが、学がカミソリを手にしたのを見て、何を言ったのか認識する。






じょ・・・じょり・・・じょり・・・。






学は私の陰毛を剃り始めた。



それはなぜか気持ちよく、羞恥心と相まって喘ぎ声を出させた。






「あ・・・ぁぁ・・・いや・・・ぁぁ・・・」






学が言う。






「すごい・・・濡れてるよ・・・」






そうして私の膣に指先を入れる。






「あ・・・いや・・・言わないで・・・」






私は顔を背けた。



学がカミソリをシャワーで洗い流した。



そして私の股間も洗い流す。






「いやっ・・・」






私は自分の股間に目をやって思わず声が出た。



肌色の股間。



谷間の部分が浅黒く、ヒダヒダは少し黒い。



ヒダは左右に割れ、中からピンク色の肉が見える。



とても卑猥だった。



だが、すごく興奮した。






「紗佳さん・・・きれいだよ・・・」






学がそこに吸い付いた。



遮るものがない膣は、さっきより、より直感的に刺激を伝えた。






っちゅ・・・じゅ・・・じゅじゅっ・・・。






「やぁっーーーー・・・ぁぁぁ・・・いやっ・・・いやっ・・・いやぁーーー・・・」






久しぶりの性交となる私に無防備な状態でのクンニは刺激が強過ぎた。






「ああああっ!!!!ぁぁぁ・・・」






どこを舐められてもにゅるにゅると感じ、膣の奥がじーんと痺れた。






じゅじゅっ・・・にゅ・・・ちゅ・・・。






学の舌は膣の割れ目の中を舐めた。



そして溢れ出た愛液をじゅるじゅると吸い出す。






「ああ・・・紗佳さん・・・好きだ・・・」






学は愛液を余さず吸い、舐めた。






「いやっ・・・だめ・・・だめ・・・やめて・・・」






私は必★で止めてくれるように訴えた。



だが学のクンニは止まらない。



ヒダを舐めては吸い、指を入れて掻き回しては吸った。






「も・・・もうだめ・・・」






繰り返し訪れる刺激に喘ぐことすらままならなかった。



身体全体が性感帯のようだ。



学が立ち上がった。



彼のペニス隆々といきり立っていた。






「また・・・入れていい?」






学はそう言うと、私を浴槽の縁に座らせたまま、両足を持って正常位の姿勢で入れた。






ぐっ・・・ぐにゅうっ・・・。






「あっ・・・やっ・・・ぁぁぁぁぁ・・・ああああっ・・・あんっ・・・だ・・・や・・・だ・・・」






舐められ尽くした膣への挿入は、体験したことのないような快感を呼んだ。






っぐっちょ・・・ぐっちょ・・・ぐっちょ。






「あ・・・やっ・・・やっ・・・やぁっ・・・や・・・やっ・・・やぁっ・・・ぁぁぁぁ・・・ん・・・いい・・・学・・・くん・・・すごぃ・・・」






私は突かれる度に悶える。






ぐっ・・・ちょ・・・ぐっょ・・・。






その音は腰の動きとともに変わる。






・・・ちょ・・・っちょ・・・ちょ・・・ちょ・・・っ・・・。






「あーーーーーー・・・」






私の喘ぎが長く、高くなる。



学は私の腰に手を回し、より深く、より強く腰を入れる。



そして私の乳房に顔をうずめ、唇で乳首を探して強く吸い、噛んだ。






「ああっ!・・・ああっ・・・!・・・ぁっ・・・ぁっ・・・ぁぁぁぁ・・・んんーーーーっ・・・」






私は自分の絶頂が近いことを感じていた。



突かれる度に快感が強くなっていく。



久しぶりの感触・・・。






(ああ・・・イキそうだ・・・)と自らの高まりを思った。






「も・・・もう・・・だめ・・・」






お腹の底のあたり、股間にかけてきゅーーーっとした感じがして、あとは身体全体を包む快感。






「んーーーーーーーーー!!!!っ・・・」






自分の膣がぎゅっと締まるのが分かった。



そして瞬間的な快感の電気走ったかと思うと、あとは反復的なものに変わる。



そして、ぎゅっと締まった膣に学のペニスがぐいぐいと割り込んだ。






「あぁぁ・・・いや・・・あああっ・・・」






学に突かれる度に、さっきイッたのと同じような感じの快感が突き刺さる。






「あ・・・学・・・」






私は学を見た。



学も快感に耐えているようだった。



とても、とても愛おしく見えた。






「学・・・くん・・・ああ・・・ん・・・ぁぁ・・・」






学は激しい息をしていた。



その腰の突き入れが激しくなり、そしてその息が一瞬止まったかと思うと、「イキそう・・・」と言った。



学はペニスを手に取り、素早く膣から抜いた。






どっく・・・どっく・・・どっく・・・どっく・・・。






学の呻きとともに大量の精子が放出された。



亀頭が私の無毛の膣、恥丘に擦り付けられ、ドロドロと垂れた。



私はその白い液体を見て、愛おしいと思った。






(ああ・・・学くん・・・)






そして、その白いドロドロを指先にとり、自らの膣にぐねぐねと塗りつけた。