俺の初体験の相手は中学生だった。



俺が大学3年の春に起きた出来事だ。






当時住んでたボロアパートの隣が空き地になっていて、ドラえもんなどのマンガによく出てくる土管が置いてあった。



暖かくて天気のいい日は、その土管に座ってのんびりと日光を浴びながら文庫本を読むのが好きだった。






ある日、ポカポカした陽気に誘われて午前中からいつものように土管に座って本を読んでいると、中から物音がした。



何事だろうと土管を覗き込んだら人影があった。



ビックリして恐る恐る声をかけてみると、なんと少女が出てきた。



服は汚れているものの見すぼらしい感じでもなく、どちらかと言えば育ちのいいお嬢様に見えた。






名前や住所を聞いても、「言いたくない」と言う。



どうしてここにいるのか聞くと、「親とケンカして家出した」と答えた。



どうにも泊まるところがなくて、一晩この土管の中で過ごしたらしい。



どうも少女の様子が変なので、おでこに手を当ててみると熱があるようだった。



このまま放っておくのも可哀想なので、俺のアパートに連れて帰ることにした。



病院に連れて行こうかと思ったが、貧乏学生の財布の中には500円しかなく、仕送り前なので貯えもなかった。



仕方がないので部屋にあった風邪薬を飲ませて、ジャージに着替えさせ、俺が寝ているせんべい布団に寝かしつけた。



警察にだけは連絡しようと思い、携帯を手に取ると、少女の手が俺の手首を掴んだ。






「警察に電話するんでしょ?」






「一応ね」






「お願いだから警察には連絡しないで」






目に涙をためて懇願してくる。



少女の風邪を治す方が先決だと思い、通報はしないことにした。






「わかった」






そう言うと、ようやく少女は安心したのか寝息を立て始めた。



4、5時間眠ったところで少女は目覚めた。






「お腹、空かない?」と聞くと、「空いた」と言う。






実家から送ってもらったお米と調味料はあるので、ネットで調べておかゆを作ってあげたら、美味しそうに全部平らげた。






年齢を聞くと、「14歳」だと答えた。



この春に中3になるらしい。



今のところ捜索願いは出ていないようだ。






「携帯は持ってないの?」と聞くと、家に置いてきたと言う。






「お父さんやお母さんが心配してるんじゃないの?」






そう聞くと、両親はエリートの兄に夢中で自分のことはどうでもいいと言う。






少女の熱がなかなか下がらないため、動けるようになるまでここに泊めてあげることにした。



俺はコタツ布団に包まって台所で眠った。



春休みだったので少女の看病ができた。



お金がないので毎日おかゆばっかりだったが、少女は喜んで食べてくれた。






2日して、少女は平熱に戻った。



元気そうに見えたので「風呂に入ったら」と勧めたら、「一緒に入りたい」と言う。



迷ったが、こんなチャンスは二度とないと思い、一緒に入ることにした。



狭い風呂だが、少女が小柄だったので窮屈ではなかった。



少女の体を見るとそれなりにスタイルもよく、大人の女性への変貌期という感じだった。



努めて平静を装っていたが、男である以上どうしても見てはいけないところに視線が行ってしまう。



少女も別にどこを隠す様子もなく自然な振る舞いを見せる。






やがて、いけないいけないと思いつつも勃起してしまった。



必★に隠そうとすると、「別に隠さなくてもいいよ。私、処女じゃないし」と言う。



興味本位で聞いてみると、去年の夏に同じ学校の先輩と体験したらしい。



20歳にもなってまだ童貞の自分、ため息が出た。



しかし、ここに来てようやく打ち解けてきた感じがした。



少女もよく笑うようになった。






俺は少女を頭の先からつま先まで洗ってあげた。



少女も俺の体を洗ってくれた。



勃起したところも石鹸のついた少女の柔らかい手のひらに包まれた。



3日間の禁欲生活を強いられた俺にとって、それは鼻血が出そうになるほど気持ちよかった。



少女は男がどうすれば気持ちよくなるかを知っているらしく、巧みに上下に擦りたててくる。



少し腰の辺りがむず痒くなってきた。






「ちょ、ちょっと待った」






俺は慌てて少女の動きを止めたが間に合わなかった。



ものすごい勢いで射精してしまった。



少女は驚く様子もなく、俺の中から出たものをシャワーで洗い流した。






風呂から出ると、少女はこれまでのことについてようやく話してくれた。



親とケンカして家を飛び出し、電車でここまで来たはいいものの、この辺には友達もなくお金もなく泊まるところもないので、たまたま見つけた空き地の土管に入ったらしい。



かなり寒かったらしく、震えながら寝ていたら風邪を引いてしまったと。






少女は、「明日、家に帰って親に謝るから、もう一晩だけ泊めて欲しい」と言った。






俺がコタツ布団に包まろうとすると、少女が一緒に寝ようと言い出した。






「いいのか?」と聞くと「いい」と言う。






俺が布団に入ると、「裸で寝たい」と言い出した。



悪い気はしないので裸になると、少女もすぐに裸になった。



2人で布団に入ると少女の体温を感じた。



お互いの肌が触れると、その気持ちよさにまた勃起してしまった。



それに気づいた少女が、「エッチする?」と聞いてきた。



相手は中学生と思いつつ、高まる性欲には勝てなかった。






恐る恐る少女のアソコを触ってみると、しっとりと濡れていた。



少女は手馴れた手つきで俺の勃起したモノをしごいてくる。



一気に興奮した俺は我慢ができなくなった。



少女の足を開かせ、硬くなったモノを少女のアソコにあてがった。



しかし、童貞の俺はどうやって入れたらわからず右往左往していた。






「お兄ちゃん、初めてなの?」






俺は恥ずかしながらも、「うん」と答えた。



すると少女が俺のアソコを掴み、優しく導いてくれた。



少女の中はとても温かくてヌルヌルしていて気持ちよかった。



というより、気持ちよすぎた。



風呂で1回放出しているにも関わらず、あっと言う間に絶頂感が訪れて、慌てて少女のお腹の上に射精した。






「ごめん・・・」






俺が謝ると、少女は笑いかけてくれた。



そして、「お兄ちゃんみたいな人と結婚したいな」と言ってくれた。



その夜はそのまま2人とも裸で眠りに就いた。



翌朝、少女は俺にお礼を言って帰っていった。






大学を卒業して数年後、土管のあった広場に行ってみると大きなマンションが建ち、景観がすっかり変わってしまっていた。



今でも春が来ると、ふとあの日のことを思い出してしまう。