話は前後するが、当然のことながら従兄弟はポルノ雑誌を持っていて、僕に見せてくれていた。



ボカシがなく外人が絡み合う、即物的とも言えるあからさまな行為の数々は、興奮というよりも、正直気持ち悪さが勝った。



作り物のような肌色の巨大な鋭角物がこねくりまわすようにモデルの真っ赤な口唇の周囲をねぶり回している。



そして、口内と言わず口外と言わず、あらゆる場所に自分の白い液体を大量に注いでいる。



(この手の写真が受けるのは万国共通なのかもしれない)



男目線で作られるオーラルを使ったそのショットの数々を、従兄弟たちが自分たちのいけない行為の教科書としているのは明白だった。



リビングでいけない行為に没頭している従兄弟とケイティーをそのままに、僕らはジェシーの部屋に戻っていた。






(覗きの後のジェシーは淫らな満足感を新たな欲望に変えたのだろうか?)






ドアの前で向合ったまま僕に激しくキスしてくる。



ねじ込まれる舌の動き。



ジェシーは、何かを欲求している。



ジェシーが好きだという思いを伝えるためにも、僕は彼女の欲求に応えたかった。



時間はあった。



しかし無限ではない。



大人たちは帰って来る。






僕は「あいらぶゆー」をうわ言のように繰り返した。






「私もよ」というジェシーの返事を合図に、僕はジェシーのワンピースの後ろのチャックを下げた。



パサっという感じで、ジェシーのピンクのソックスの周りを囲むように、その水色の服が落ちた。



ジェシーは可愛い下着をつけていた。



薄いピンク色のランジェリーセットは、どちらも上の方がレース状で透けている。



ジェシーの股間を纏っている部分はやや角度があり、彼女の女の部分を強調していた。



外し方のわからないブラジャーの肩紐を落して、ジェシーの乳首を露わにする。



唇での愛撫はもう経験済みだ。



赤ん坊のように吸いつきながら、すべての丸みがわかる所までブラジャーを押し下げた。



興奮と愛撫の後、お互いの唇を奪いあい、高まりあい、密着したままベッドに倒れ込んだ。



ジェシーは自分でブラジャーを外してくれた。



僕もシャツを脱ぎ捨てる。



ズボンは彼女が脱がしてくれ、その勢いでパンツも下ろされた。



ぷるんっという感じで飛び出た、従兄弟のモノよりは小さめの僕のモノを、彼女はとろ~んした目つきで見つめていた。






以前のジェシーと僕との行為は、子供のじゃれ合いや性に対する好奇心の延長だったかもしれない。



しかし妹と従兄弟のそれは完全に大人の性欲から来る行為だ。



妹の性戯を目撃した直後でジェシーは触発されていたのか、彼女の中で少女の悪戯心が女の性欲に昇華していたのは確かなようだった。



僕のモノを手に取り、ゆるゆると擦りはじめる。



もう先端からはヌラヌラとした準備液が出ていたと思う。



すぐに唇を使って、ちゅ、ちゅと軽い接触を繰り返し始めるジェシー。



舌のひらでも擦られ、舐め上げられる。






(気持ちいい、もう出る・・・)






目を瞑りながら、まだ快感が終わらないようにと、苦痛とも恍惚とも言えない表情で放精への欲求を必★にこらえていた。



突然、ぬめっという触感とともに生温かい何かが敏感な先端からゆっくりと侵入してくるのを感じて、僕は目を開けた。



生まれて初めての快感だった。



リング状の何かをヌルヌルと被せるように、僕の粘膜を別の粘膜がピッタリと密着し、そして未知の刺激を加えていた。






ジェシーは僕のそれをゆっくりと咥え、飲み込んでいた。



妹がする口戯を僕にも実践してみたくなったのか、それほど大きくない僕の男子自身は敏感な部分からそれほどでもない部分まですべて、ジェシーの口の奥行の中にすっぽり飲みこまれていた。



思いがけないジェシーの行為で、僕の脳裏には、さっきリビングで見せつけられた従兄弟のフィニッシュまでの一連の悪戯が蘇ってきていた。



ケイティーはペタンと女の子座りして、両手は股間の上にちょこんと置かれいる。



両目は閉じられており、頭は動かないように、従兄弟の片手で耳の辺りを軽く押さえつけられていた。



ケイティーの幼い舌が先端を含み、舐め回すのと同時に従兄弟はもう片方の手で自分の軸の部分をシゴきながら、小さく開いた彼女に口の中に何かを注ぎ込もうとしている。



ケイティーは逆らわず、口元を固定しながら器のようにして、じっと何かが注がれるのを待っている。



従順に。






(ダメ・・・だよな)






僕は焦点の合わないいやらしい残像を必★でかき消し、ジェシーの献身をしっかりと見つめることに専念した。



僕のモノは唾液のヌラつきを伴い、ジェシーの口内に飲み込まれたり出されたりしている。



浅深の運動はゆっくりとしており、速度は速くなかったが長い舌での動きはヌメヌメと絡みつくようだった。



僕は従兄弟がしていたように、ジェシーの髪を撫でたり、肩から胸元にかかっている髪を掻き分けてジェシーの小ぶりな膨らみを軽く揉んだり、乳首を弄びながら、その瞬間を待った。



じゅぷ、じゅぷ・・・という音感の繰り返しで動きが規則正しくなると、僕は猛烈な吹き上げが近づいてくるのを感じ、ジェシーの肩を揺すってフィニッシュの寸前を知らせた。






「ノー、ノー」(だめ、出ちゃうから)






でも、彼女は動きを止めない。



髪に隠れて表情はよく判らなかったが、妹の口と同様の使い方を僕に対しても許可してくれているのかもしれない。



ねっとりとした口内の粘膜の密着感と圧縮力は強さを増して、僕の管を搾り込む。



その動きは、いつでも注ぎ込んでも良いと待っていてくれているかのようだった。






次の瞬間・・・。






「あっっ・・・ぁぁぁ」






快感とも驚きともつかない声が僕の腹から漏れた。






(で、出た)






ドッ、ドッというリズムで、ジェシーの見えない口の中に、僕の濁液が注ぎ込まれ始めていた。



ドクドクと激しい血管の膨張と収縮を伴いながら、残りのすべての液をジェシーの口腔に向かって絞り出し、注ぎ込んでいた。






(出しちゃった・・・)






おそらくジェシーの口の中は自身の唾液と僕の濁液によってドロドロとした食感と、青臭い匂いでいっぱいになっており、彼女にとって初めて経験する不快感で満たされているはずだった。



薄っすらと唇の間から液体が漏れる。



ジェシーは目を瞑りながら苦しそうな顔で上を向き、顔全体をタオルに当てながら、その中にベーと混合液をぶちまけているらしかった。



そして大きなタオルを体に巻くと、そのまま無言で部屋を出て行ってしまった。






(ああ・・・完全に嫌われた)






ジェシーに許可されたとはいえ、僕は自分の野蛮な行為をしきりに懺悔するのだった。



しばらくしてジェシーが戻ってきた。



ボールのような洗面器と消毒用のアルコールを持ってきていた。






「驚いちゃった」という彼女の笑顔で僕は嫌われたわけではないことを知り、ホッとした。






彼女からミントキャンディーを手渡され、それを舐めた。



ジェシーも同じものを舐めていた。



汚した下半身を2人で拭いた後、ジェシーは僕の横により添って、おでこの辺りにキスをしてから、『いいこ、いいこ』という感じで頭を撫でてくれた。



僕はたまらず口の中で小さくなり始めたキャンディーを飲みこむと、無我夢中でジェシーの下半身に向かっていた。






もうなんの躊躇もなかった。



舌先や唇で思いつくままに色んな部位を舐め回す。



まだ潤いのないソコに指を軽く入れながら、さらに舐める。



ジェシーは乾いた感じでハァハァと声を荒げ始める。



彼女の上にのしかかると、自然に尖った先がその部分を指示しているようで、やや粘り気を帯びてきた秘めた部位にあてがってみる。



先端は簡単に飲みこまれた。



しかし肝心の部分はその下にあるのは知っていた。



ゆっくりと移動させると、抵抗のない場所があった。



そこに向けてぐっと腰を沈めると、ぬるりと音もなく飲み込まれた。



ジェシーは声のトーンの変化させて、しっかりと僕の首に抱きつき、重量感のある両足を僕の腰に巻きつける。



より強い快感を得るために僕の腰は自然に上下動を繰り返し始めた。



内部はキツいという程ではなかったが、時々入口の辺りから、きゅうと閉めつけられる。



時間を置かない2度目ということもあって、すぐにはイカない。



目の前にある彼女の血管の浮き出ている白い首筋や、見上げたときの乱れた髪や紅潮した顔を眺めながら、僕は単調な運動を繰り返した。






ジェシーは何かをこらえているようだった。



その何かが来るのは、わかりやすかった。



声のトーンが断続的になり、体がビクビクと痙攣を始めた。



その変化は一度体験済だったので、腰の動きを一層速めて促した。



波を打つような収縮で彼女に体内にある僕の分身が締付けられ、彼女の両足や腕から力が抜けていくのがわかった。



結局、僕は彼女の中でイクことはなかった。



軽く体重をかけ、髪の毛を撫でながら、ぐったりしている体をゆっくり剥がす。



もうあまり時間は残されていないだろう。



彼女が気持ちを取り戻すのを待ってから急いで服を着た。



シャワーを浴びている時間はない。






下におりると、従兄弟は帰ってしまっていた。



ジェシーは帰り際に玄関で、「おやすみー、またね」と言った後、例のいたずらっぽい笑みで、「これは2人の秘密だからね」と言って、僕の口の端のところに軽いキスをしてくれた。