ヤマもオチも特にない、本当に単なる寝取った体験で恐縮なんだが・・・。






大学生の頃、所属していた軽音サークルに俺好みの新入生の女の子が入った。



俺は積極性はある方なので、親しみやすい先輩を装いながらその子にガンガン話しかけに行った。



話していて分かったのは、その子は地方から来て1人暮らししており、彼氏は地元にいるので現在は遠距離だということだった。









彼氏がいたのはとても残念だったが、遠距離ならあまり関係ないよなと、ポジティブかつ自分勝手な考えが俺の中に生まれた。



そして前述のように度々話し掛けているうち向こうもだんだん気を許してきたらしく、いつしか彼女にとって俺は、“一番仲のいい先輩”になっていた。






彼女が希望してるパート(楽器)が偶然俺と一緒で、またその子が初心者だったこともあり、頃合いを見計らって『練習方法などを教えてあげる』という名目でデートに誘った。



さすがに警戒するかなと思ったが、それまでの下積みのがあったおかげか、その子からは、「ぜひお願いします」と快い返事。



これは来たと思い、個人指導はさておき、その日のプランを考えていた。






そして個人練習という名のデート当日。



スタジオを借りていたので、待ち合わせをしてそこへ向かう。



俺もこのときばかりはちゃんと真面目に教えた。



予約していた時間も過ぎ、個人練習は終了。



だが、そのときは夕方くらいで、まだまだ早い時間。



この後は暇とのことなので、ここでまた『楽器の選び方』などを名目にショッピングデートに誘うことに成功。



ショッピングが終わり、ちょうど日も暮れてきたので、晩御飯に行くことにした。





もちろん選ぶのは酒が飲めるところ。



新入生が酒を飲んでいいのか?という指摘は大目に見てくれw






適当に酒と食い物を摘みつつ他愛のないトークをする。



しかし、ここが腕の見せ所。



酒の力と俺のトーク力で、気付いたら彼女の終電が過ぎていた状態に持っていった。






「じゃあ仕方ないな」などと白々しいことを言いつつ、近所にある我が家(1人暮らし)に泊まることに。



今から思えば、警戒していればさすがに終電を逃しはしないと思うから、彼女もある程度は覚悟していたのかもしれない。






帰り道、さりげなく手を繋いだ。



彼女は戸惑いつつも振りほどきはしなかった。



そして家に到着。



酔っていたこともあり、家に着くなり「疲れた~」と言いつつ、無防備にもベッドにごろんと転がる彼女。



俺も警戒させないように、やや距離を置きつつベッドに転がる。



しばらくまた他愛ない話をしていたが、話のネタも尽きて沈黙が流れた。






俺はちょっと近づき、彼女の頭を撫でた。



彼女は逃げはせず、しかし笑いもせず神妙な顔をしている。



俺は意を決して彼女の唇に顔を近づけた。



ここでも拒否はされず、唇が重なる。



やった!と思いながらしばらくキスをする。






そして唇を離した直後、彼女は顔を伏せて泣き出した。



めちゃくちゃ焦り、必★になだめる俺。



しばらくして涙も落ち着き、彼女が喋りだした。



彼氏のことは好き、でもたくさん接しているうちに俺にも惹かれてきていた。



そのせいでキスを拒むこともできず、混乱して思わず泣き出してしまったらしい。



とりあえず嫌われなかったことにホッとした俺は、その日はそれ以上手を出さず、しかし抱き締めながら一緒に眠った。






その後、さらに親密になった俺たちは度々デートを重ね、また彼女もちょっと後ろめたさもありつつも家に泊まったりした。



しかし、臆病な俺はなかなか手を出せずにいた。






そして3回目に泊まり来た日の夜。



次の日は朝早くから用事があるらしく、泊まることにも慣れてきていた彼女は、「シャワーを浴びさせて欲しい」と言ってきた。



さすがにそろそろアクションを起こしてもいいだろうと思った俺は、内心小躍りしつつ、二つ返事でOKする。






シャワーを浴びに行く彼女。



俺がいる部屋と脱衣所は曇りガラスで遮られているのだが、当然シルエットは見えるわけ。



詳細は見えずとも服を脱ぐ彼女のシルエットに俺の息子はフルパワーになっていた。



ただ下着まで脱いところでさすがに警戒したのか、そこからは浴室内で脱いだようだった。



彼女がシャワーを浴びている間、落ち着かずにそわそわして待つ俺。






そして彼女が浴室から出てくる。



曇りガラス越しに見える、服を着る彼女のシルエットに、またもや興奮する俺と猛り狂う我が息子。



そして曇りガラスのドアを開けて部屋に入ってくる彼女を見て驚く俺。



下はちゃんと穿いているものの、上半身はその日着ていたTシャツではなく、キャミソール姿で出てきたのだ。



露わになる二の腕と肩!



彼女は特に意に介する様子も見せず、俺に背を向けて自分の荷物をごそごそと探り出した。



キャミソールがぱっくり開いた背中に少し違和感を覚える俺。



そして彼女は向き直り、俺もそこで一旦心を落ち着かせ、普通に話し始めた。






ある程度話した頃だった。



不意に彼女が、「私、体がめちゃくちゃ固いんですよ~」と言い出した。



言い終わるや否や前屈を始める彼女。



確かにかなり固いようで、爪先まで指先すら届かない。



しかし前屈したことで、ただでさえ面積の少ないキャミソールから覗く彼女の胸元がさらに露わになる。



前屈をやめ、「ほらね」と言わんばかりの顔でこちらを向く彼女。



俺は自らの興奮を隠しつつ、「ほんとにかったいな~」などと言いながら、先程と同じ違和感を覚える。






(ブラが・・・ない?)






さっきも広く開いた背中は腰に近いところまで見えていたんだが、背中にも肩にもブラ紐が見えなかった。



そして前屈ではバストの登頂部近くまで見えていたんだが、やはりブラらしき物は見えず、ただひたすらに彼女の白い乳房が露わになっているだけだった。



まさかと思いつつ、いやいや肩紐がなくて生地も少なめかつ背中のブラ紐も低めところにあるブラをしてるんだろうと思い直す。






その後、またしばらく他愛のない話を続け、そろそろ寝ようかということになった。



シングルベッドに向きあって横になる。



どちらからと言わず近づき、この頃には当然のようにキスをしていた。



その日、家に招き入れる前から決意していた俺は、キスをしたまま彼女の腰に手を伸ばし、そのまま体をなぞりながら胸へと手を持っていった。



キャミソール越しにおっぱいに触れる手。



彼女の体がビクッと少し震える。



かなり柔らかい。



そこには一枚の薄手の生地しかないかのように。






しばらく触っているうちに我慢できなくなり、腰からキャミソールに手を差し入れ、直におっぱいを触りにいった。



彼女はまたもビクッとするが、拒否はしなかった。



胸の膨らみに達し、確信する俺。



やはり、ノーブラにキャミソール一枚という格好だった。






彼女の方から誘ってきていたと確信した途端、もはや理性はなくなり、胸をも揉みしだき下半身にも手を伸ばす。



ズボンとパンツを脱がすと(さすがに下半身は普通の格好だった)、薄めのヘアが露わになる。



割れ目はすでにかなり濡れていた。



そして、そのまま最後まで事に及んだ。






その後、同じような関係がしばらく続いていたが、彼女が帰省から帰ってきた直後のある日、「彼氏と決着をつけてきた」と打ち明けられ、俺達は正式に付き合うことになった。