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私からみた夫のNTR体験(ver.1.0)









私たち夫婦のNTR体験(ver.1.0)の妻より

 

夫である「かず君」の文章をここで読んだとき、私由紀は誤解をされぬよう、言い添えたいことがあって、この拙い文章を書くことにしました。私は今2歳の男の子を育児中ですが、夫が書くように生物学的父親はかず君ではありません。病院で夫が子供を女に産ませることができない体であることを知らされたとき、私は自分の心に何度も問いかけました。一生の伴侶として、かず君を愛し続けることができるかと。けれども、私の心の声は、どのような問いかけをしても、答えはイエスだったのです。しかし子供がほしいという気持ちは強くて、夫は子供好きでしたので、一番悩み苦しんだのはかず君自身でした。かず君の文章では、私がセックスレスになったかず君に欲求不満を募らせて、NTR体験へとかず君を誘ったように書かれていますが、実はそのときには私には夫の受精能力がないことを知っていたのでした。

 つらい思い出なのですが、私は大学2年の時に交際していた同級生に妊娠させられた経験があったからです。かず君には交際相手がいたことは言っていますが、妊娠経験のことは言っていません。言い訳かもしれませんが、結婚前にもし聞かれたら言うつもりでした。

 もし、子供がほしいのなら、精子バンクを利用するか、養子をもらうしかないのですが、第三の選択肢として素性のはっきりした男性から受胎を受けるという方法を考えました。そのために、ネットを利用しての「出会い」を求めたのです。夫はそのころ、何故かNTRの妄想にはまっていて…というより彼の本能がもしかしたら、そのような方法での精神的子孫獲得を模索していたのかも。そしてKさんに出会うチャンスができたわけです。応募者多数の中から厳選して、何度もメールのやり取りをしました。夫には言いませんでしたが、探偵社にもKさんの調査を依頼しました。愛人の多さを除けば申し分のない方であり、夫の書いたように健康診断書も頂くことができたのでした。

 

 そしてKさんとの夜を迎えた日、私は今与えることができる女としての魅力の全てをKさんに与え、かず君の立会のもと、そのお返しとしてKさんからかず君と私に子供を授けていただこうと思ったのです。私は、何時間も、何日も、昼も、夜も考え続け、そうすることに決めたのですが、一方で、いざその夜にKさんに抱かれ、Kさんに貫かれたら、私のこころ核心が崩れ何かが変化するのではないかという不安な気持ちもありました。正直、かけでした。たぶん、私自身が私の思っているような女なのかどうかを試される瞬間、そしてその答えは私の心しか分からないことのように思えたのです。

 Kさんとの夜はすばらしいものでした。波のような快感に何度もさらわれそうにもなりました。体の奥でKさんのほとばしる命も感じました。尊敬をもって感動の体験をKさんに与えて頂きました。大きな波に何度もさらわれ、朝になって砂浜に私の体が打ち上げられたとき、輝く朝日の中で微笑みながら私を抱き起してくれたのは、やはりかず君だったのです。やはり私の夫はかず君です。

少しの疑問も、疑いもなく、今は夫を愛せます。自信を持って言えることは、

「私は、最初から夫を愛しており、今もそうです」

ということだったのです。












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