中3のときの思い出ですが、何しろ10年以上昔の話なので、あやふやな所もありますが書きます。






俺は部活が嫌いだった。



テニス部は適当な先生で、部室で本を読んでても(エロ本じゃないぞ!)、見て見ぬふりをしてくれていた。



ちょうど隣のコートでテニス部女子が練習していた。



その中の1人に俺は恋を抱いていた。



ここでは仮に『ひとみ』としておこう。






ひとみはショートヘアで眼が二重、俺の好きなタイプにぴったり当てはまっていた。



性格も天然、疑わしいくらい性の知識がなかった。



この後の出来事を書くと、ネタだと思うかもしれない。



でも信じて欲しい。






俺とひとみの仲は周りが囃し立てるほど良かった。



当時はひとみが俺を友達としてしか見てないような気がして告れないでいた。






そんなある日。



ひとみはクラスでも天然っ子で遊ばれてたので俺を含む男子(4、5人くらいだと思う)が、「ひとみが音楽の先生に『彼と何回やった?』って聞いたら、1回だけなんでもいいから願い事を聞いたるわ」という男子中学生らしい馬鹿な話になった。



純粋無垢なひとみとしてみれば、何のことだかサッパリだったと思う。



けれども願い事を1回聞いてくれるという条件が魅力的だったのだろう。



潔く条件を呑んでくれた。



もうすぐ音楽の時間。






「じゃあ頑張れよ」と友達の1人が言うと、「うん、約束守れよ~」と言って先生の方に行った。






もう俺達は笑いが止まらない。



こらえても無駄だった。






「せんせ~、えっと、せんせーって彼と何回やったんですか~?」






その時の先生の表情といったら・・・。



今思い出しても笑える。






「え?・・・んっとねぇ、そんなこと言われても・・・」






俺達の笑いは絶頂に。



一斉に大声で笑いこけてしまった。






「あ~、あんたたちね、このエロポンチ!」






先生も先生で笑っていた。



今思えばいい先生だったなぁ。



可愛かったし。






その日の下校時間。



いつものように一緒に帰っていた。






「ねぇねぇ、今日のアレ、なんだったのぉ?みんなして笑っちゃってさ。教えてよ~。気になるじゃん」






俺は正直戸惑った。



この純粋無垢なひとみに性の知識を植えたくなかったからだ。



けれどチャンスはチャンス。



ここで初体験の花を添えられるかもしれない。



心臓が高鳴る。



女子と一緒にいる時の独特のムラムラ感。



ここはド田舎だ。



誰もいやしない。



今だぞ、俺!






「知りたいか?」






ドキドキ・・・。






「うん、あったりまえじゃん」






ドキドキ!






「それはな、こういうことだ」






俺はひとみを抱き締めた。



気持ちいい・・・。






「ちょ・・・何・・・」






そう言うのが聞こえたが、もうどうでも良い。



俺は強引にキスした。



この唇の柔らかな感触。



俺の胸に当たるひとみの胸。



柔らかい・・・。



眼をあけるとひとみも顔を赤らめながら俺を強く抱き締めていた。



息が苦しい。



一旦唇を離す。






「◯◯君って・・・。私のこと・・・?」






「ああ、好きだよ。お前が知りたがってこと教えてあげる。お前、セックスって知らんだろ?」






「せっくす?友達が言ってたんだけど、教えてくんなかった。なんなのせっくすって?」






やっぱりこういう人はやりづらい・・・。



けど逆手にとればやりやすいかな・・・?






「やりたいか?」






無意識に言ってしまった。






「う~ん・・・やってみたい!どういうのなの?」






「それは俺のうちで話そう」






今思えば、よくそこまで持って行ったな、俺。



それから家へ着くまでは幸せだった。



ひとみが手を握ってくれたからだ。



柔らかくて滑らかな手。



ああ、これだけで十分かな?



と思ってしまったが、これからだ。



これからとうとうセックスだ・・・!!



期待で体がゾクゾクした。






家に着いた。



長き道のりであった(笑)



親は共働きでいない。



兄も補習でいないのはわかっていた。



絶好のチャンス。






ひとみは俺の部屋に入るなり、「ねっ、教えて♪」と笑顔で聞いてきた。



あぁ、ムラムラ・・・。



中3でそこまで無知とは信じられない。



俺は聞いた。






「なあ、お前だって中2のときに保健で習ったろ?精子とか、妊娠とか・・・」






「うん、そんなこともあったねぇー。で、それが何の関係があるの?」






「はぁ~?お前ホント知らねえんだな~」






呆れて言うと、ひとみはムっとした様子で、「なんだよぉ。教えてよ、早く~」と俺の肩を引っ張った。



俺はそれを利用して大袈裟にひとみを掴んで倒れ、ひとみの上に覆い被さった。






「いてて・・・。おっとごめんよ・・・」






「んもう、注意してよね」






ムラムラ・・・。



俺は言った。






「今からやることはエッチなことだよ。でもとっても気持ち良いんだ」






するとひとみは顔を赤らめ・・・。






「え?えっちなこと・・・?それっておっぱいぷにぷにとかじゃないの?」






「まあ、それもあるけど、俺に任せてごらん」






言い終わるとすぐに俺はひとみの口を襲った。



激しい舌の動き。



ひとみは困惑気味だった。






「ねぇ・・・恐いよぉ、もっとゆっくり・・・ね」






「ん?あ、ああごめん」






舌を抜いたので、次は胸を襲う。



ひとみは巨乳だった。



おおきな胸に手が埋もれる。



ああ、なんて柔らかいんだろう。



なんて温かいんだろう・・・。



俺は夢中だった。



ここら辺は特に記憶が曖昧だ。



まあ夢中だったから無理もないか。






2人とも夢中だったので汗をかいて暑い。



俺達は制服をいそいそと脱ぎ始めた。






「はぁ~、なんか不思議な気持ち・・・。頭がポーっとするよ~。早く続きしよう~」






ひとみはもともとエッチな素質があったのだろう。



今になって性の知識が初めて入るのは勿体なかったな・・・。






「お、ひとみって綺麗な体じゃ~ん」






「あ~ん、えっち~」






「それはお前だって」






「えへへ」






そう言うとひとみは俺に抱きついてきた。



幸せだ・・・。



俺は言った。






「ここからが正念場だぞ~。本当に気持ちいいのはこれからだ」






「ワクワクする~。でもちょっと怖いかな、アハハ」






「ちょっと困惑するかもしんないけど、言う通りにしてね」






「うん、頑張る」






ひとみが真剣になってきた。



あいつはどんな顔しても可愛い。






「それじゃあ、足広げて」






ひとみはビックリして・・・。






「え~、ん・・・まぁ、頑張る」






「へ?」






ひとみが笑って誤魔化す。






「ううん、なんでもないよ~。これでいいんでしょ、ホレッ」






ひとみが元気よく股を広げた。



色白の肌に似合ってピンクだった。



もう興奮しまくって、ひとみの性器を凝視する。



やはり潤っている。



妖しく、そしていやらしく。






「な、何~、ここはオシッコ出すところだよぉ」






「ここはおしっこするだけの場所じゃないんだよ。まぁ、任せてごらん」






「う・・・うん」






俺はひとみに言う。






「ほら、ここはエッチな気分になると濡れるんだよ」






ひとみは赤く火照った顔で・・・。






「ふぅん、そうなんだ。さっきからここが変な感じだよぉ」






俺は悪戯にひとみの性器をひと舐めした。



ひとみの可愛く色っぽい声が俺の耳を刺激する。






「あっ・・・。気持ちいいよ。もっとしてみて・・・」






ひとみの小さな両手が俺の頭を押さえる。



俺は期待に応えて激しく舐めてやった。



始めて味わう不思議な味。



じゅるじゅるといやらしい音がする。






「あっ、いいよぉ、気持ちいいよぉ。はぁ・・・はぁ・・・」






俺は舌を入れてみた。



温かくて気持ちいい。



入れると同時にひとみはビクッと反応する。






「あっ、いやぁ・・・」






ひとみはどんどんエスカレートしていって俺の頭をグイグイひとみの性器に押しつける。



感じてくれているのは嬉しいが、これじゃあ少し息苦しい。






「あっあっ・・・も・・・もっと中に・・・。◯◯の言う通りだよぉ。気持ちいいよぉ。はぁはぁ」






けれどこれもひとみのため。



俺はより激しく舌を入れる。



入れたり抜いたりするときに、なんともいやらしいクチュクチュと音が出たのを覚えてる。



ひとみはもう最高に感じていた。






「あぁ、いいよぉ、すごくいい・・・はあっ・・・あっあっあっあぁ」






ひとみは両太股で俺の頭を挟む。



張りがあり柔らかく、温かい肌が俺の頭を包む。



俺はしばらく夢見気分で必★に舐めていた。



これがいつまでも続けばどんなにいいだろう。



しかし本当は俺は満足してなかった。



なぜなら俺の性器はビンビンで、何も刺激を受けていなかったからだ。






(フェラチオ・・・)






突然頭に浮かんだ単語だった。



この火照って可愛いひとみの小さな唇が俺の性器を咥えるのを想像した。



俺は我慢が出来なくなってきた。



ちょうど少しひとみが冷静になって、「あ、◯◯、凄い汗。暑いでしょ。ごめんね」と、太股が俺の頭から離れた。



別にあのままで良かったのに。



俺はひとみを気遣って、「涼しい、ありがとう」と言ってやった。



そして俺は次の段階に入る。






「ひとみぃ~、お前ばっか気持ち良くてずるいぞぉ。俺も気持ちよくしてくれよ」






ひとみは、さも「もっとやって」と言わんばかりの表情で、「え~、うん。分かったよ。でもどうすればいいの?」と聞いてきた。



相変わらず無知だなあ。






「ここを刺激するんだよ」






俺は自分の股間を指差した。






「え~、ちんちん?」






あまりにストレートにひとみが言ったので俺とひとみは笑った。






「あはは、けどホントにここ触ると気持ちいいんだよ」






「ほんとぉ?」






「ほんとだって、ちょっと触ってみてごらんよ」






「うん・・・」






綺麗なひとみの手が俺の股間部分に伸びる。



俺の心臓はバクバクしていた。



白い手が慣れないようにそぉっと股間を撫でる。






「かったぁい!何コレ?こんなんになるのぉ?」






「・・・いいから」






俺は早くしごくなり舐めたりして欲しかった。



俺は我慢できずにズボンを脱ぐ。






「なっ何これ~?!ビンビコビンじゃん」






俺は性欲を我慢して説明してやった。



雰囲気が大事なんだと自分に言い聞かせた。






「ここはな、ひとみが興奮したらあそこが濡れただろ。男はここがこうなるんだよ」






「ふ~ん」






ひとみは少し真剣そうに俺の性器を観察した。



初めはじろじろ見るだけだったが、すぐに触ってきた。






「あつ~い、すごいねぇこれ。面白いかも~」






ひとみは人差し指で亀頭の先をちょんちょんを触った。



当然我慢汁が指についた。



どういう反応をとるか期待したが、なんとひとみは大胆にも指についたものを舐めた。






「えへ~、なんかにゅるにゅるして面白い~。これ何~?」






悪戯な笑顔。



目が合ってドキっとした。






「あ、あ~、これはな、立って興奮すると出てくるんだよ。それより早く気持ちよくしてくれよ~」






「あ、ごめんね。どうすればいいの?」






「舐めてくれればいい」






「あ、やっぱり?私も舐めるのかな~って薄々思ってたんだよ。◯◯も舐めてくれたし」






そう言うとひとみは俺の性器に口を近づけた。



フッと近づいた口から吐息が当たる。



これだけでかなり興奮した。



ひとみは小さく舌を出して俺の性器を下から上へとゆっくり舐めていった。



ひとみの唾液が一列につく。






「これでいい?」






ひとみは不安そうに聞く。






「いっぱい舌を出してもっと舐めて。咥えたりして深く入れたり少し抜いたりを繰り返すんだよ」






「うん。わかった」






ひとみは言う通りにしてくれた。



大胆に舌を出し、激しく舐めてくれた。



亀頭に当たる度俺は声に出すほどに気持ち良かったのを覚えてる。



俺が声をだすとひとみはなぜがもっと強く舐めてくれた。






はむっはむ。



くちょ。






俺の我慢汁とひとみの唾液で糸が引く。



なんという気持ち良さ。



俺は滑らかなひとみの髪を触って性器に押しつける。



『咥えてくれ』の合図として。



ひとみは素直に俺の合図に従ってくれた。



口の奥深くに性器が入る。



ひとみの唾液が性器全体を包む。



温かい。



しかしこれからどうするか、ひとみは分からないらしい。



『教えて欲しい』いうように、ひとみの眼が俺の眼に行く。



少し焦れったかったが教えてやった。






「どうするのか分かんないのか?」






ひとみは恥ずかしそうにコクリと頷いた。






「まずは強く吸ってごらん」






ひとみは一生懸命に吸ってくれた。






「そうだ、そうしながら頭を上下するんだ」






ひとみは良い子だ。



すぐに実践してくれた。






ずずっくちゃっ・・・。






いやらしい音が部屋に響く。






「ああ・・・そうだよ・・・。気持ちいいよ、ひとみ」






そう言うとひとみはもっと激しく動いてくれた。



俺の性器はひとみの唾液と俺の我慢汁ですごく濡れている。



そのいやらしいモノを、ひとみの小さく綺麗なピンク色の唇が咥えている。



ひとみの顔が赤く火照っていてなんとも可愛い。






(ああ・・・イキそうだ・・・)






でも、ここで終わらせたくない。






「ひとみ・・・」






興奮で声が震えていたと思う。



ひとみが性器から口を離し、瞳をこちらに向ける。






「うん?」






「ちょっと仰向けになって・・・」






「わかった」






ひとみにいつもの元気がない。



いや、興奮していたのだろう。



ひとみは床に仰向けになった。



抱き締めたい。



早く入れたいというより、ひとみの体の感触を味わいたかった。






「キスしようか・・・」






俺が言って、ひとみの上に覆いかぶさった。



(重いかな?)と気がついて、体重を手足で支えた。



ああいうミスは、なんとなく惨めな気分になる。



ひとみの腕が俺の背中に行く。



二の腕の柔らかな感触が気持ちいい。



ひとみは眼を閉じていた。



そのわずかに開いた唇は、いかにも俺を誘っているようだった。






俺はそっと唇を近づけた。



ひとみは温かかった。



激しく口を動かし、ひとみもそれに応えてくれた。



舌を入れると、少しおっかなびっくりな表情をしたが、すぐにあちらからも舌を入れて互いの感触を味わった。



ひとみの口は、とろけるように温かく、唾液が溢れんばかりだった。






「あっ・・・ぁ・・・もっと・・・」






俺はひとみの声に応えてやる。






くちゃ・・・くちゃ・・・はむっ・・・。






そろそろ入れるか。



ひとみの唇から離れた。



『もっと・・・』といっているような、トロンとしている眼が俺を見つめる。






「股開いて・・・」






また舐めてくれるとでも思ったのだろうか。



何の躊躇いもなくスッと開いてくれた。



俺はもう避妊なんてものは考えてもなかった。



今思えば完全に変態モードだった。






「ちょっと、ここにこれを入れるんだけど・・・いい?」






「むぅ?え・・・」






ひとみは少し困惑気味だった。






「これが本当のセックスなんだ。ここに入れると、お互いすごく気持ちいいんだよ」






そう言うとひとみは妙に納得したらしく、「あ、そうだね、舐め舐めするよりこっちの方がいいかもね?」とよく分からないことを言っていた。






亀頭がひとみの陰部に当たる。



その時の液の量からも分かったのだが、相当疼いていたらしく、「ぁあ!」と始めから喘ぎまくっていた。



ゆっくり挿入する。



ヌルヌルした感触と、温かな新しい感触に包まれる。



少しひとみが痛そうだ。






「大丈夫?」






俺が心配そうに聞く。






「うぅ~、気持ちいいんだけど、◯◯のちんちん大きすぎだよぉ・・・」






「もう止めようか?」






そんな気はさらさらなかったが、一応聞いてみた。






「え?ダメだよ。ここまで来たらやんなきゃダメだもん」






そうこなくっちゃ。



俺は少し勢いをつけて、強引ながらも根元まで挿しこんだ。



ひとみが痛さに顔をしかめる。






「頑張れ、1分も耐えたら気持ちよくなるよ」






適当に励ましておいた。



俺は当然初めての行為だったから腰の動かし方がよく分からず、最初はぎこちなく小刻みにピストンしてみた。



さっき痛そうにしていたひとみも、いつの間にかセックスを堪能していた。






「ぁ・・・あ・・・すごい・・・こんなの初めてだよぉ・・・あっあっあ・・・!」






ピストンのコツを少し理解したところで、激しく動き始める。






「あっあはぁ・・・ぁああぁぁぁぁ」






正直これほどひとみが感じるとは思っていなかったので、いつもとは全く違うひとみの姿に酔いしれていた。



動かすごとにひとみの温かな愛液がにゅるにゅると音を立てていた。



感覚的には1分もしなかったと思う。



実際はどれくらいの間セックスしていたのかは覚えていない。



性器全体に伝わる刺激で快楽は絶頂に達してしまった。






「あ~ひとみぃイクよ~・・・精子が出ちゃうよ~」






「わ、私も凄い気持ち良くなってくよぉ」






急に(中に出してはいけない!)と思い、イク一歩手前で抜いた。



と思ったのだが、抜いてすぐイッてしまった。



ビクン、ビクンと精子が何回も波打って勢いよく飛んだ。



白く濃い精液が激しい呼吸で動いてるひとみの腹に落ちた。



体中の力が一気に抜けたような気がした。






「あぁ~、出ちゃった・・・気持ちよかったよ」






ひとみは初めて見る精子を指で触っていた。






「ヌルヌルしてるね・・・これが、保健でやってた精子?」






「そうだよ、いい匂いがするよ」






俺が冗談交じりで言うとひとみは匂いを嗅いだ。






「何これ~、おぇ、臭いじゃん」






「ははは、騙されたか」






ティッシュで精子を拭くと、ひとみが「おのれぇ~」と笑いながらじゃれてきた。



俺も寝転んでるひとみにじゃれてくすぐったりした。



するとひとみがなぜか優しい目になり、「今日はすごく良かったよ。ありがと」と言った。



可愛い顔だった。






「あぁ、俺も今日は最高だった。またやろうな」






さりげなく予約した。



それから終わりのキスをして、ひとみは服を着ると帰って行った。