私の名は知里、25歳。
OLです。
昨年結婚してちょうど1年目です。
でも私は今、会社の人『M』ともセックスをする間柄です。
しかも結婚前からですので、もうかれこれ3年になります。
正直、『M』のことは、最初は少し苦手でした。
短大を卒業して今の会社に入社した5年前からずっと。
元々、私は伯父の紹介で今の会社に入社しました。
伯父と言っても、まだ40になったばかりの若い伯父です。
『M』は、その伯父の後輩でした。
年は後で知ったのですが、その時38歳ですので、今は43歳です。
伯父ととても気が合うようで、いつも一緒に行動してました。
先輩後輩というより、いわゆる「親友」という感じです。
表面を見れば、とても気さくで優しそうな人なのですが、時々怖い目で私を見るんです。
うまく言葉で言い表せませんが、『M』に見つめられると、射すくめられるというか、逃げ出したくなるというか・・・
どうしても萎縮してしまいます。
一般的には、ハンサムで明るい人という評価なのですが、見つめられると自分が暗い闇に引きずり込まれるような
錯覚を覚えて、とても怖かったんです。
小さな頃から恩のある伯父の親友ということもあって、何とか取り繕って仕事をしてはいたのですが、そういう気持ちが顔に出ていないかとても不安でした。
入社2年目のある日、伯父に食事に誘われました。
その日は、私の誕生日でした。
本当は短大の頃から付き合っていた婚約者に祝ってもらう約束だったのですが、その2日前から海外出張に出掛けてしまって、キャンセルされていたんです。
伯父にはそれを話してあったので、一人で迎える22歳の誕生日を知っていたんです。
一人暮らしをしていた私は、自分の誕生日に誰もいない部屋に一人で帰るのも寂しかったので、その誘いを受けることにしました。
でも、その待ち合わせの場所に来たのは、何と『M』だったんです。
「あいつは、急に客から呼び出しがあって出かけるそうだ。俺は、その代理で来た。」
と『M』は言いました。
何でも、行こうと伯父が予約していた店は、当日キャンセルすると結構な額のキャンセル料金がかかる店の為、伯父がピンチヒッターを”彼”に頼んだ、ということらしい。
『M』の出現に驚いて、すぐに伯父に携帯で確認しましたら、間違いないとのことで、逆に『M』に私のことをよろしく、と頼む始末・・・。
「さあ行くぞ、知里。15分遅れるとキャンセル扱いになっちまう。」
と言いながら、『M』はどんどん歩いていってしまいました。
まさか、そこで逃げ出すわけにも行かなかったので、仕方なく食事を付き合うこととしました。
意外なことに、『M』はジョークが上手くて会話が凄く楽しく、上品な店にもかかわらず、私は堪えきれずに何度も笑ってしまいました。
料理も美味しくてお酒も進み、料理も平らげてあっという間に時間が過ぎて・・・
「そろそろ帰ろうか。」と”彼”に言われて立ち上がろうとしたら・・・
足に力が入らずに転びそうになってしまいました。
自分でも気が付かないうちにかなりお酒を飲んでいたようです。
「おい、大丈夫かよ?」
『M』は私の腰を抱いて立たせると、勘定を済ませて何とか店を出ました。
ふらついていましたが、頭は十分冴えていましたのでタクシーで帰るというと、
「何言ってる。タクシーの運ちゃんに部屋まで送ってもらう気かよ。」
と言われ、危ないと聞いてもらえませんでした。
「適当なとこで休んでいくぞ。」
『M』は、そう言いながら私の腰をガッチリと掴み、繁華街のはずれの建物に入っていきました。
そこは、ラブホテルでした。
さすがに抵抗しようとしましたが、足に力が入りません。
鍵を取り、エレベーターに乗って部屋のある階で下りたところで、
「彼氏には黙ってりゃわかりゃしないよ。」
そう言いながら私を見る”彼”の目は、私が怖かったあの目でした。
有無を言わさない目の光り。私が逆らうことを許さない脅迫的なオーラ。
私は、まるで「蛇に睨まれた蛙」状態でした。
鍵を開けて部屋に連れ込まれるまでに殆ど抵抗できませんでした。
部屋にはいると、私の目を見ながら
「じっとしてろよ。」
と言うと、私を後ろ向きにして壁に押しつけ、ネクタイで私の両手を素早く後ろ手に縛りました。
そして、私を軽々と抱き上げてベットに連れて行き、押し倒して唇を奪いました。
まるで別の生き物のような舌が私の口の中を動き回ります。
口の中のあらゆるところを舐め回し、『M』の舌は私の舌を捕らえて絡みついていました。
『M』は、私を押し倒すと同時に膝を私の足の間に割り込ませて私が足を閉じられなくしてしまいました。
私は、その日伯父と会うつもりだったので、悪いことにミニのプリーツを履いていました。
下半身は、殆ど無防備と同じです。
『M』の右手は、いとも簡単にそのプリーツの中に入ってきて股間に張り付き、小刻みに振動を与えながら割れ目を上下になぞります。
また左手は、上着とブラウスのボタンをあっという間に外し、ブラのフロントホックを一瞬で外していました。
その間、ほんの数秒だったと思います。
まるで、私が着ている服や下着の構造を、全て知り尽くしているかのようでした。
手を縛られて抵抗できない上に、酔って体に力が入らず、『M』のなすがままでした。
恋人に申し訳ない・・・そんな悲しい気持ちで一杯でした。
でも、そんな異常な状況なのにどんどん反応してしまう自分の体を、私はどうすることもできませんでした。
酔っていてもわかるぐらいパンティーは愛液でグショグショでした。
やがて、『M』は私の唇を解放して乳房の愛撫を開始しました。
乳房全体を舐めながら乳首を転がし、摘み、噛んで・・・
そして右手はパンティーの中に入り、振動を付けながらクリトリスを擦り上げて・・・とても堪え切れませんでした。
私は余りの快感を堪えきれず、思わず体を仰け反らせていました。
その時、私の口から漏れていたのは、不思議なことに拒絶の言葉ではありませんでした。
悦びの言葉をずっと叫んでいたと思います。
何を叫んでいたかは、正直憶えていませんが・・・
指が秘芯に入ってきた時には、思わず自ら足を開いて迎え入れてしまいました。
意識が朦朧として霞んで見えていた『M』の顔は、満足そうに笑っていました。
「思った通りいい体だなあ。初めて会った時から、いつか犯してやろうと思ってたよ。」
乳房を弄び、秘芯に指を激しく出し入れしながら、彼はそう言いました。
私は、立て続けにイキました。
それまで”イク”という経験が殆どなかった私は、前戯だけで何度も何度もイってしまう自分の体が信じられませんでした。
今まで経験してきたセックスが、まるで子供の遊びのようでした。
それ程凄まじい快感だったんです。一体自分が何度イったのか憶えていません。
3回目の絶頂以降の記憶がないんです。
5回目か6回目か・・・ひときわ激しい絶頂の後、私はうっすらと意識が回復しました。
私の体は、意志とは無関係に痙攣を繰り返していました
いつの間にか、縛られていた手からネクタイは解かれ、自由になっていました。
着ていた物は全て脱がされ、私は全裸にされていました。
「凄いイキっぷりだったなあ、知里。お前最高だよ。」
私の体を折り曲げるようにして腰を引きつけ、ペニスを秘芯に潜り込ませながら
『M』は言いました。
一瞬見えたそれは、見たこともないような大きなモノでした。
「お前に一晩掛けて本物のセックスを教えてやるよ。きっと、もう彼氏じゃ物足らなくなるだろうけどな。」
そう言うと、『M』は一気に私を貫いてきました。
そのままゆっくりと突き始めます。
あまりにも強烈な快感に、私は思わず『M』にしがみついていました。
前戯とは比べ物にならないほど圧倒的な快感が、下半身から全身へと大波のように押し寄せてきました。
リズミカルに強く、弱く、早く、遅く・・・
私は、激しすぎる快感で頭の中が真っ白になり、何もわからなくなりました。
『M』の求めるままに体位を変えてペニスを受け入れ、『M』の求めるままに恥ずかしい言葉を叫んでいました。
「これから、時々会ってくれよ、知里。いいだろ?な、いいだろ?」
「彼氏とは別れなくていいから。俺とは週に2回だ。いいな?」
「結婚してからも続けるだろ?な、わかってるよな?」
絶頂を迎える途中で焦らされながら、そんな風に何度も聞かれました。
そんな一方的とも言える「愛人契約」の問い掛けに、私は何度も頷いてしまいました。
『M』は、薄笑いを浮かべながら、本当に一晩中私の体を弄び続けました。
休み休みではありますが、飽きることなく私をイカせ続けたのです。
途中、3度私の中に精を放ち、私も3度失神して意識をなくしました。
まだセックスの入り口しか知らなかった私にとって、『M』のセックスは余りにも強烈な体験でした。
気が付くと、私は『M』にバスルームに連れて行かれ、体を洗われていました。
動くこともままならない私は、彼の為すがままでした。
快感の余韻は、ずっと消えませんでした。
何度イったか、どんな体位で抱かれたのか、途中のことは殆ど憶えていませんでしたが、何故か『M』との「愛人契約」のことだけは憶えていました。
これからどうなるのか不安で一杯でした。
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