去年の夏のいつかの金曜日、高校の時に仲良かった奴らと小さい飲み屋で飲んでいた。
19時から飲みだして、積もる話は続くようだったが、俺は郊外から来ているので終電がやばかった。
惜しみながらも、「俺、電車があるから先に帰るな。いくら?」と切り出した。
金を払って店を出ようとすると1人の女友達が・・・。
「◯◯◯線だよね?同じ方面だし、明日、仕事あるから私も帰るわ」
というわけで一緒に帰ることになった。
外に出て駅まで歩き始めると、終電まで少しだけ時間があるし、夜風に当たろうという感じで、ハチ公のベンチに2人で腰掛けた。
居酒屋で飲んでいる間は、あまり酔っているようではなかったのだが、結構酔っている様子。
呂律がまわっていない。
肩にもたれかかったきた。
「ガム噛むか?」と差し出したが反応がない。
俺は1人でガムを噛みながら土曜競馬の予想をしていた。
すると右肩にもたれかかっていた女友達がいきなり、「ねぇ、ガムくれないの?」と顔を近づけた瞬間、キスをしてきた。
週末でハチ公なんて人通りも多いのに困ったもんだと思いつつ、舌をとりあえず入れてみた。
口でガムを移した後、彼女はまた目を閉じて、眠る素振りを見せる。
終電の時刻が近づいてきたので、駅へとおんぶする。
階段がキツい。
駅の中は混んでいて人が多く、ベンチも空いていない。
ちょっと乱暴に起こして、売店で買った飲料水を飲ませた。
とにかく自分で歩いてもらうように促してして電車に乗り込む。
リバースしないか心配だった。
ちょっと電車に揺られ、違う会社の電車に乗り換える。
・・・最終電車は通勤列車並に混んでいた。
接続待ちだったのか、花火大会でもあったのか知らないがぎゅうぎゅうだった。
彼女は半分寝つつも自力で立てる状態だった。
2人で電車に乗り込む。
しかし夏の車内は汗臭くて蒸し暑い。
電車に揺られていくうち、彼女の体と自分の距離がさらに密着する。
さっきキスしているだけに、向こうは大胆にも、こっちの股間を手で探ってきた。
彼女の目は閉じたままのような気がする。
そもそも、俺の胸に顔をうずめているのでわからない。
隣の人が気付くような激しさで股間を服の上から激しく触りだしてきた・・・。
さすがに勃ってきた。
周りの目を気にしながら、しばらくそんな状態が続いた。
駅に停車するにつれて乗客が減っていく。
さすがにまずいので、俺はドアの脇にもたれて、彼女が俺にもたれるという状態。
もう擦ってもらっていないのに俺の股間は勃ったままだった。
彼女はこっちを向いて、「ねぇ、今度は最後までしようよ」と囁いてきた。
(「今度は」ってなんだ・・・?今までしたことねーぞ)
なんて思いつつ、明日は仕事だろうから、早く起こしてやるから家に連れて行くことになった。
駅から自宅に向かう足取りを見るに、彼女の酔いは全然覚めていない。
またおんぶをして俺の家まで向かう。
部屋につくと、とにかくベッドに横たわらせ、それから靴とパンストを脱がし、楽にさせる。
彼女は眠ってしまったようだ。
俺はややがっかりしつもシャワーを浴び、パソコンで競馬板を見ていた。
するとベッドからごそごそと音が聞こえてきた。
振り返ってみると、どうやらYシャツを脱ぎたい様子。
しかし、まだ酔っているので上手くボタンを外すことができない。
「おい、脱ぎたいんか?」
彼女は目を閉じたまま、「うん、暑い。早く」と、わがままを言う。
そんな様子に俺の理性が崩壊した。
Yシャツの上から胸を揉みほぐしたいと思って実行した。
下から上へ突き上げるように、いきなり彼女の乳を揉んだ。
彼女は手を俺の首の後ろに回して舌で唇を舐めている。
キスをしながら、しばらくYシャツの上からEカップくらいの乳を揉んだ。
「早く突いてよ」
彼女は腰を振って求愛のポーズをしてきた。
敢えてこれには応じず、ひたすら股間を指で攻める。
しばらくするとYシャツもブラも脱がすことなく彼女はイッてしまったようだ。
しかし俺も男だ、早く入れたい。
彼女が放心している間にコンドームを取ってきた。
そしたら・・・。
「ねぇ、俺君。今度は最後までしてよ」
(だから、「今度」ってなんだ・・・)と思いつつ、Yシャツを脱がして、ブラを外す。
舌先で乳首を転がし、また手で股間を弄る。
彼女は、ずっと俺の股間を手で触りながら「早く」と繰り返す。
彼女が絶頂に近くなった様子なので、思い切り彼女を貫いた。
冷房はかけていたのだが2人とも汗でダクダクになりつつ、ずっと正常位で繰り返した。
朝の4時になったくらいで一段落。
2人でシャワーを浴びて、ようやく彼女の酔いは醒めたようだ。
「『今度』ってなんだ?」と聞いたら、彼女と話しているうちに思い出すことがあった。
高校の修学旅行の時、俺の部屋に遊びに来た彼女は、コタツの中で周りのみんなにバレないように足で俺の股間を弄んでいたことがあった。
その後、みんなが風呂に行っている間に、コタツの電源をオフにして、彼女をコタツの中に入れ、口だけでイカせてもらった子だった・・・。
すっかり忘れていたが、今となればいい思い出だ。
当時の話をしつつ、6時半までベッドの上で話をしていた。
ちなみに・・・その日以来は不思議とエッチはしないで、普通の女友達として野球のナイターを見る時だけ彼女を誘うという不思議な関係が続いている。
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