
うちに飲みに来るマッサージ師がいる。
ダンナの知り合いで、私が腰痛と肩こりに悩まされていることを話したら、タダで来てくれることになった。
「タダ」と言っても来た日はタダ酒をガンガン飲みまくるセコイ奴。
マッサージをやるときはダンナの監視付き。
「あいつはスケベでお前を狙ってるぞ。本当は触られるのさえムカつくんだ」だって。
でも、いつもいつもダンナがいるわけじゃない。
ある日、いつものようにこの人が来たが、急な仕事でダンナは不在。
帰ってもらおうと思ったけど、どんどん家に上がりこんで来た。
「早く横になれよ。時間がもったいないぞ」
しぶしぶ横になって待っていたら裸になったあの人が私の上に・・・。
抵抗したけど、縛られてあっという間に・・・。
マッサージ師だけあって指使いはとっても上手。
指だけで何度もいっちゃった。
「ずっと抱きたかった・・・気持ちいいよ・・・すごい」
ずっとうわ言のように叫びまくってた。
私もSEXは好きだから、ちっちゃいチンチンだったけど、それなりに楽しんじゃった。
それからもダンナの不在を狙って来るけどなかなかね(笑)
タイミングが合ったときはお相手してあげてる。
でも、いつもあっという間だから・・・不満は残るわ。
そんな私の本性がわかったのかどうか、その時付き合っていた彼が一時的に勃たなくなってしまった。
好きなのはやっぱり彼だから懸命に尽くしてるけど・・・。
できたり、できなかったり・・・。
この前は夫が居ない夜、アジアンリゾート風のホテルで夜を過ごした。
お花入りのお風呂に入り、ローションでゆっくりとマッサージしてあげると元気に。
そのままお口に含んで、固くなると彼が後ろから入ってきた。
二回戦は白いベッドで。
大好きなバイブをグリグリ入れられてまたお口に・・・。
そして彼得意の正常位(笑)
「もっとちょうだい・・・もっと・・・」って腰振っちゃった。
三回戦は朝。
寝ていたら股間が熱くなって気がつくと彼が一所懸命舐めていた。
今度は私が上になりフィニッシュ。
この人が一番好きだった・・・。
でも・・・やっぱり魔がさしてダンナの友人のサトヤマに電話をしてしまった。
その人はオジさんとも知り合いで、その話をチラッと聞いたらしく「俺にもやらせろ」ってしつこくメールして来た人。
そのくせ、ダンナの前では小さくなってペコペコしてる根性なし。
絶対抱かれることはないと思っていたのに・・・。
ある日淋しくて、発作のように電話してしまった。
「なんだ・・・やられたいから電話してきたのか?」
「そんなことないけど・・・会いたいの。すぐ来て」
サトヤマが車で迎えに来た。
「奥さま、どこ行こうか?」
意地悪そうにニタニタ笑う。
「そんなこといわないで・・・時間があまりないの」
この人を見たとたん、SEXへの期待が高まって喉の奥が乾いてくる。
この男はどんな風に私を抱いてくれるのだろう。
そのまま会計士と行った近所のホテルへ。
「お前、何回もここに来てるんだろう?このスケベ女」
部屋に入るや否や、ろくに愛撫もせずに服を剥ぎ取ろうとする。
「待って・・・破けちゃったら帰れない・・・」
「じゃあさっさと脱いで尻をこっちに向けるんだ。」
言われたように脱いでベッドの上に・・・。
いきなりあそこにしゃぶりついてきた。
「いや・・・乱暴しないで」
あそこから彼の舌が離れた瞬間、ぶ太いペニスが私の身体をえぐる。
「すごい・・・いいわ・・・もっと・・・」
「淫乱奥さま・・・なかなかいい味してるじゃないか」
「もっとちょうだい・・・もっと」
夢中になって腰を振っているといきなりペニスを抜いて、
「お前の汁だらけのチンポだ。舐めろ」
犬みたいに突かれ、そのペニスを奉仕させられる。
悲しくなりながらも夢中でしゃぶり続けるとやっと挿入してくれた荒々しくてすごかったけど・・・。
終わったらさっさと風呂入って着替えて「早く支度しろ」だって。
私は売春婦じゃないのに・・・。
悲しくなって家に帰って泣いてしまった。
その後もしつこく「やらせろメール」や、夫の目を盗んでは家に来てSEXを迫ってきた。
仕方ないので三回か五回に一回は抱かれていた。
もちろん、お酒と食事付き。
そしていつも「女の匂いさせてるお前がすごくいい」といって、お風呂に入る前にやられてしまう。
「汚いからよして・・・」と言っても、
「そこがいいんだよ」と言って、あそこを舐めまくる厭らしい人。
付き合っている彼からの誘いを断って、この人に抱かれることなんかいつものこと。
金回りはいいしSEXも彼よりそこそこ上手・・・。
でも、こんな関係は虚しいだけ・・・。
夫はともかく彼まで裏切っている。
ある日、ダンナに携帯を見られた。
こいつからのメールがたくさん残ってた・・・。
呼び出されて、夫は目の前でボコボコにしようとしたが、何とか私が止めた。
それ以来、メールしても返事が来なくなった。
ダンナは何があっても私が浮気しまくっていることを信じようとはしない。
「あやしい・・・やってるんだろう」を連発するが、否定してもらいたくて言っているのがよくわかる。
彼の変態セックスの相手は私しかできない。
縛り、ローソク、洗濯ばさみ、バイブ、ローター、目隠し、なす、きゅうり、プチトマト、フランスパン、はちみつ、ジャム、バター・・・。
入るものはなんでも入れ、塗れるものはなんでも塗った。
息子が学校に行った後の毎朝のお約束である。
この頃は、さすがに歳をとったのでそれほどではないが、性欲だけは衰えない。
『怪しい出来事』も日々のSEXの刺激となって彼には消化されているようだ・・・。
しかし、私は満たされない何かをも求めて彷徨っている。
逃げようとする男に対して追い討ちをかけるようにからかうのも面白い。
「なんで返事くれないの?逃げちゃうの?」
「年下のいい男紹介するから勘弁してよ」
責任逃れかいな。
さっそく年下のそいつからメールが来た。
写真が欲しいというので送ったら、
「フェロモン出まくりじゃないですか~~まだまだ十分いけますよ」
褒められるのも悪くはない。
でも付き合っている彼のことを思うと会う気にはなれなかった。
自分がびびって逃げ出したくせに、ほとぼりが冷めるとメールが来るようになった。
無視してたら「冷たい女になったな」と人の悪口。
SEX以上のものをこの人に期待してもなんのメリットも無いから、付き合っている彼と楽しく過ごしていたのに・・・。
ある忘年会の夜、この人と一緒になってしまい、ちょっと顔を合わせたら気まずい雰囲気に。
五十人以上の派手な忘年会でドンちゃん騒ぎ。
トイレから出てきたら彼とばったり。
「こっちに来るんだ」
「何するのよ」
「やらせろよ」
助けを求めようにも運悪く誰もいなく、身障者用のトイレに連れ込まれてしまった。
「騒ぐなら騒げよ。恥かくのはお前だからな」
取引先の多くが参加する場所で犯されるなんて・・・それもトイレで。
恥ずかしさとショックで声も出ない。
「ものわかりいいじゃないか。まずはいつものおしゃぶりだ」
便器に座らされてペニスをお口に無理矢理突っ込まれてぐりぐりと喉の奥に・・・。
「これが欲しかったんだろ?たっぷりしゃぶれよ」
苦しいけど吐き出そうにも頭をがっちり抑えられてどうにもならない。
「パンツ脱いで、手すりにつかまって尻をこっちに向けろ」
もう抵抗はできない・・・。
「もたもたするな」
諦めた途端、あそこにぬめりとした感触が。
「おしっこしたばかりよ・・・汚い・・・」
「よーく濡らしておかないとチンポが入らないからな」
ぬちゃぬちゃと舐め回していたと思ったら、
「そーら、突っ込むぞ」
猛烈な突き上げに耐え切れずに便器を抱いてしまう・・・。
「俺をバカにするからだ。よくわかったろ」
「許して・・・お願い」
それでも容赦なく突きつづけられ、体内にたっぷりと注ぎ込まれてしまった。
「おかげですっきりしたよ。いつでも好きなときにやらせろよ。わかったな」
悔しいけど泣くに泣けない。
ティッシュで拭き取っても精液がどろりと中から出てきたので、ポーチからナプキンを取り出してあそこにあてた。
席に戻ると何事もなかったようにあいつが酒を飲んでいる。
どうしようもない怒りと★意が芽生えてきた・・・。
オジさんといい、こいつといい、私をSEXの道具だとしか思っていない。
でも・・・私もそういう男を自ら招いているのかも知れない。
こいつ、サトヤマはとても荒々しく乱暴な男。
ダンナ以上にセコく、奥さんが怖いくせに、私とのことになるとすごく強気になり強引に迫ってくる。
やがてSEXの場所は、近所のホテルから彼の家へと変わった。
理由?そりゃ『お金』。
「あなたのうちに行くの?いやだよ・・・」
「つべこべいうな。お前の匂いがつくからなあ・・・シーツ持参で来いよ」
こんなことを要求する変な男の家を抱かれるために訪ねるなんて・・・。
私はそんなに安い女じゃなかったはず。
でも・・・、気持ちよくしてくれるなら今はそれでいい。
彼の奥さんがいない昼間に寝室へ。
そこには布団が一枚敷いてあるだけ・・・。
持って来たシーツを敷いて服を脱ぐ。
「やっぱりお風呂はだめなの?」
「わかりきったこと聞くなよ。お前だって早く突っ込まれるから嬉しいだろうが」
いつものようにしゃぶりついてくるが、いつもの外でのSEXと違い、時間を気にせず、舌と指を使って私を責める。
サトヤマの舌がアヌスを舐めようとする・・・洗っていないのに嫌だ。
「そこは・・・汚いところよ・・・舐めないで」
私の哀願を無視して私のアヌスは彼の舌に征服されてしまう。
「舐めないで・・・」
叫べば叫ぶほど舌がアヌスの中へ入ろうとする。
「ここもいい味じゃないか・・・」
私をトロトロにしてからぐいぐいとペニスを押し込んでくる。
「またがるんだ」
さんざん突きまくられて苦しいのに、仰向けになったサトヤマの上に乗っかるように腰を下ろして、ペニスを体内に迎え入れる。
対面座位で抱きしめられて、アヌスをグリグリいじくられる。
「すごい締りだ・・・」
私も思いっきり腰を振る。
「あんあん・・・まだいかないで・・・まだよ」
そのうちSEXの回数は減り、メールも来なくなった。
私も飽きたからちょうどよかった。
夫は、私が外出するたび「どこ行くんだ」「いい身分だな」などねちねちと嫌味をいう。
聞き流すようにはしているが、たまに我慢できなくなって、ちょっとでも文句をいうと殴られ、それに反撃すると喧嘩はもう止まらなくなる。
「バカ女。役立たず。稼げねーくせに遊び歩いてるんじゃねーよ」
さんざん殴られ、言葉でも罵倒され、どっと落ち込んでしまった。
殴った後は必ずなだめるように身体を求めてくる・・・。
ここで拒否するとまた大騒ぎになって、私を殴るだけでなく家中のものを壊しだすのは目に見えている。
「ユキ、ごめんよ。機嫌直せよ」
こういう時のダンナは人が変わったように優しくなる。
これ以上の争いごとは耐えられないので、されるがままぼんやりしていたら、
「おい、ふざけるな。まぐろ状態じゃ気分出ねーじゃねーか」
そう言われ、仕方なく声を出しているうちにこっちの気分も少し乗ってきた。
でも早く終わらせたい・・・。
きつくフェラチオをすると「とっととぶちこませろ」と乱暴に押しのけて私を貫いた。
こんな日々の繰り返しが私の日常である。
慣れているとはいえ、何度も何度も口汚く罵られるとさすがの私でも・・・。
こんなときは誰かに忘れさせてもらいたい。
セコくて乱暴者のサトヤマはもういやだ。
付き合っている彼は家庭が大事だから、朝までなんか付き合ってくれない。
この際、誰でもいいやと思ったが・・・サトヤマに紹介された年下の男にメールしてみた。
「年上のオバさんだけど・・・付き合ってくれる?」
「ホントに?嬉しいな♪写真見て会いたくて、待ち伏せしようかと思ったくらいですよ」
「あら・・・待ってたのに来てくれなかったの?(笑)」
メールで盛り上がった勢いそのまま飲みに行くことに。
見た目はパンチパーマでゴッツイが、聞き上手、話し上手。
それに危ない世界の話をたくさん知っていて・・・。
ちょっとテンパってるかな・・・ヤバい雰囲気の人だったけどだんだん魅かれてきた。
もしかして★かもしれないと思ったが、
「俺はまじめに生きてますよ。ちゃんと仕事してるし」
その言葉を無理矢理納得した。
カラオケBOXで肩を抱かれ、キスをされた。
彼の舌が私の舌をとらえて離さない・・・ガクガクと震えてきた。
「ユキさん・・・このまま帰したくない・・・」
その言葉にぐらついたけど、初めて会った日に寝ちゃうなんてやっぱりおかしい。
とっても楽しかったのに、なぜか理性を思い出した。
「会ったばかりなのに・・・そんなことやっぱりだめよ。今夜は帰らせて・・・」
すると彼はあっさりと、
「いいよ。無理にとは言わない。それじゃ楽しくないしね」
ごちゃごちゃ言われるかと思ったのに・・・。
ちょっと拍子抜け。
「だけど、今度も会ってくれるって約束してくれるよね」
「・・・うん・・・」
また会うのにたいして時間はかからなかった。
会う前の夜、また大喧嘩をしたが・・・。
抱かれるのがいやだったので、睡眠薬を飲んで寝たのでちょっとハイな気分。
ついでにいつもの安定剤も飲んだ。
こんな息が詰まるような生活を十数年続けてきて、私の精神状態はボロボロ・・・。
我ながらよくやっていると思うし、ここにいるのが不思議なくらい。
家では夫に束縛されながら、仕事と家事に追いまくられ、一生懸命やっても罵倒されるだけだし、ちょっと外出すれば「怪しい」を連発され、夜はしつこくSEXの相手を強要され・・・。
息抜きに飲みに行っても、男たちはみんな身体を狙っている。
夜は眠れず、お酒の量は増えていくばかり・・・。
いつしか薬をもらいに病院に行くようになったが、昼間でも気分が落ち着かない日が多くなってきた。
誰にも頼れない・・・頼るのは薬だけ。
名前はケイジ。
「仕切り直しだね。今日はじっくり飲んでユキさんをゲットしなきゃ」
「そう簡単にはあげないからねー。ロマンチックな気分にさせてくれたら考えてあげてもいいよ」
初めて会って時から直感的に『危ない人』と感じていたが、ついつい調子に乗って口が滑ってしまう。
「俺といるだけでロマンチックになるでしょ・・・楽しみだな」
「でもこう見えてもそんな簡単に寝る女じゃないからね」
一応そうは言ったけど、聞いてくれるわけがない。
適当なところで切り上げて帰らなければ・・・。
でもだんだん思考能力が低下してくる。
ケイジは底なしなので、どんどんお酒の量が増えていき、彼のヤバい雰囲気に少しずつのみ込まれいく。
しばらくすると飲みすぎたせいか、少し頭が痛くなり気持ち悪くなってきた。
「どうしたの?」
「頭痛くて・・・そろそろ帰らなきゃ」
「子どもみたいなこといって・・・帰らせないからね。これ、よく効く薬だよ。すぐに良くなるから・・・」
「でも・・・やっぱり・・・」
「いいから飲んでごらん」
よくわからない錠剤をもらって飲んだら、しばらくするとさっきまで重かった頭かなぜかすっきり。
もっともっと気分が良くなり大いに盛り・・・。
気がついたら・・・静かなホテルのベッドの上にいた。
ハッと我に返り、服を着ているかどうか確認する・・・。
まだ大丈夫だ。
「今さら何焦ってんだよ。あんなに大はしゃぎして、あげくに部屋入ったとたんに眠っちゃってよ」
ケイジはテレビを見ながらビールを飲んでいた。
「せっかくなのに寝てちゃ楽しめないから待ってたんだぜ」
「ごめんね・・・羽目外しすぎた・・・やっぱりまずいよ・・・帰る」
立ち上がろうとするが身体がいうことをきかない。
「お前、俺を舐めてるのか?しっぽりと楽しもうぜ。天国にいかせてやるからよ」
ものすごい力で抱きしめられて、濃厚なキスをされるとすべての力が抜けていく。
「だめよ・・・わかって・・・お願い」