仮性包茎における陰茎余皮の切除手術のときの思い出。






まず診察を受けた、これは男の先生。



しかし周りは全て20後半から30後半の女性看護師ばかりだった。



どこをどう切るかの診察だ。



ゴム手袋をはめた先生は俺の包茎陰茎を摘み、または掴みながら上下左右をじっくりと観察する。



 












俺は数人の女性看護師に見られているという羞恥心と、ゴム手袋の表現しぬくい感触に徐々に興奮しはじめてしまった。



ジワジワと海綿体への血液の流入が始まってしまったのだった。






先生「勃起すると分からないから・・我慢してください」






俺「は、はい・・・(んなの無理ですーー)」






目を閉じて、この後予測される痛みのことを連想し、なんとか鎮めることに成功した。



切るところはなんと、マジックインキで陰茎に線を引かれてしまうのだ!








「マジックかよーー」などとは緊張のあまり言えず・・・。






その数分後には手術台の上。






(もし、手術中に勃起してしまったらどうなるんだろう?)






変な不安を覚えながら、まな板の鯉状態な俺。



看護師さんの術中の様子などが見れたら、再び血液の流入(→大出血!)と不安は募るばかり。



しかし顔面上には白いタオルがかけられ、何も見えない音しか聴こえない。






と、チクリと瞬間的な痛みを陰茎に覚える。



その数秒後、陰茎は何をされてるかサッパリ分からない状態になった。



痛みも全くない状態で手術は進む。






10分程度過ぎただろうか、看護師さんからの「終わりましたよ」との優しげな声。



顔面上のタオルも取られ、恐る恐る我が陰茎に視線を送った。



そこには蝶々結びで包帯を巻かれた陰茎があった。



その包帯の結び方がなぜかとても可愛く見えてしまった。






(可愛いチンコじゃねぇか!)






看護師「抜糸は一週間後です。それまで2、3回消毒しに来てくださいね」






(2、3回って適当だなぁ)






そう思いながらも、パンツとズボンを穿いて電車で帰宅。



痛かったのは最初の麻酔注射だけじゃん、楽勝楽勝。






ウソ!そんなの嘘でした。






麻酔が切れれば痛いのは当然なのである。



ドリルで穴を開け、バリも取ってない金属板を陰茎にはめ込んだような痛さ。



鎮痛剤を服用するには何か食べてからでなくてはならない。



しかしパートに出ている嫁が戻るまでは我慢しなければならないのだ。






「ただいまー」






「おかえり」(痛さであまり気の入らない返事)






「どーだった?」






その言葉を待っていたようにズボンとパンツを一気に脱ぎ去る俺。






「どうどう?これ、なんか可愛いでしょ?」






「あら♪ほんとだわ」






そう、痛みより例の蝶々結びされた陰茎を見せたくてしょうがなかったのだ。



でも「あら♪ほんとだわ」の後に出された右手には正直冷や汗が出た。






「ちょっ、痛いんだってーー、麻酔が切れたら痛いんだよぉ。すぐに痛み止め飲みたいから、早く飯にしてよ」






「あはは、わかったわかった、ちょっと待ってて」






食事を終えて鎮痛剤を服用すると、痛みはすっかり感じなくなった。






翌日。



健康な成人男子は当然、朝勃ちするのである・・・。



術後であっても生理現象は回避できない。






(あ、これ完全勃起したら傷口が開くんじゃないか!?!?!)






しかし心配には及ばなかった。



蝶々結びの包帯が陰茎全体を上手く圧迫し、必要以上の血液の流入を妨げていた。



これで一切の不安はなくなった。



鎮痛剤の効果は切れているはずだが痛みもない。






仕事を途中で抜けて消毒を受けに病院へ行った。






看護師「消毒だけの人はこちらへー」






ついに来た!



看護師からの消毒施術。



看護師の前で仁王立ちをし、ズボンそしてパンツを期待に震えながら下ろす。



看護師はゴム手袋装着で蝶々の包帯を外し、下から優しくすくうように俺の陰茎を支えながら消毒液のついた脱脂綿で傷口、縫い目を丁寧にそっと叩くような感じで消毒を進める。



椅子に腰掛けた看護師の胸元から淡いピンクのブラジャーが見え隠れしている。



もう視線が離せなくなってしまった。



そして薄いゴム手袋を通して、看護師の手の温もりが陰茎に伝わってくる。



勃起モード突入!






看護師「まだ勃起させないほうがいいわよ」






そう言って手を離してしまう看護師・・・orz






看護師「抜糸するまで我慢ね♪」






(え!?それって・・・それって期待していーんですかーー?!)






俺の興奮が鎮まるのを待って裏側の消毒。



人差し指と親指で亀頭を摘み持ち上げられる。



(これも良い・・・)






やはり裏側も途中で沈静待ちが必要になってしまった。



抜糸まで2、3回の消毒と言われていたのだが、毎日通院してしまったのは言うまでもない。






そして抜糸の日。



抜糸時は立ったままではなくベッドに横にされる。






看護師「そのベッドに横になってください」






(ん、ズボンやパンツは脱がなくていいの?)






心配には及ばなかった。



看護師さんが脱がしてくれた。



このような展開、俺の頭の中は風俗店でのプレイしか思い浮かばない。



血液流入開始!






・・・と思っていたが、脱がしてくれた看護師は一旦隣の部屋へ行ってしまった。



そして、「患者さんに脱いでおいてもらえばいいのに」という年長看護師さんの声が聞こえた。



俺は幸運に恵まれたようだ。



また別の看護師がゴム手袋を装着しながらやってきた。



この看護師さんは消毒初回の看護師さんであった。






看護師「はい、じゃあ抜糸しますね。ちょっとチクっとしますよ」






ピンセットで糸を持ち上げながら鋏で切り、糸を抜く。






看護師「あら、お強いですねー。冷や汗をかかれてる人もいるほどなんですよ」






俺は色々エロエロな妄想が先に完成してるため、あまり痛さを感じない状態になっていたようだった。



抜糸を完了した俺の陰茎を優しく掴み、傷の具合、抜糸跡の状況、それらをじっくり観察する看護師。



亀頭も完全に露出した俺の陰茎。



そして看護師の、「抜糸するまで我慢ね♪」の一言。



それらを踏まえ俺は、「貴女で試したいのですが」と、いつ言おうかとタイミングを計っていたのだ。



もう戻れない状態まで血液流入した俺の陰茎を見て看護師はこう言った。






看護師「抜糸の時に勃起してしまう方は初めてかもしれません。こっちも強いんですねぇ~。勃起はもう大丈夫だけど、セックスは1ヶ月は我慢してくださいね。マスターベーションも我慢というか工夫してね」






大人しく帰路につく俺。



そして「貴女で試したいのですが」と言えず、夢破れた俺の脳裏には・・・。






「マスターベーションも我慢というか工夫してね」



「我慢というか工夫してね」



「工夫してね」



「してね・・・」






俺は貴女と試すことは出来なかったけど、貴女のそこ一言で十分です、1ヶ月生きていけます。



貴女にとって何気ない普通の一言なのでしょうが、でも今の俺には十分な官能を与えてくれています。



ありがとう、看護師さん。






帰る道すがら、アダルトショップでPEPEローションを購入したことも書き添えておく。