先日、市役所の待合室で20年ぶりに元カノの純子に会った。
41歳になった元カノに、初めは、(あれ?・・・似てるけど・・・そうかな?・・・そうかも・・・)とジロジロ見つめていたら目が合ってしまった。
「・・・孝・・・ちゃん?」
「純子・・・」
純子は俺の左手の薬指の指輪を確認して言った。
「結婚・・・したんだね。・・・って、当たり前よね」
「純子は?」
「私は・・・」
20年前、俺は24歳、元カノの純子は21歳だった。
結婚しようとしたが、純子の両親に若すぎると反対された。
その後、純子が家出をして俺のアパートに転がり込んだことが純子の父親の逆鱗に触れ、俺達は無理やり別れさせられた。
俺の手元には、純子と愛し合う様子を映した8ミリビデオテープ数本が残った。
ロリロリのベビーフェイスとちょっと太めの幼児体形は、ブルマーやセーラー服コスプレが恐ろしいほどマッチした。
イメージビデオのように海岸を走ったり、公園でブランコに乗ったりする純子を映像に収めた後、ラブホでの破廉恥な映像を撮った。
下半身だけ脱いでピンクの肉ビラを拡げて微笑む恥ずかしそうな純子。
俺の生肉棒を嬉しそうに咥える可愛い純子。
「アア~アア~、孝ちゃんのチンチン気持ちいいよ~、アッアア~~、孝ちゃん好きよ~、アア~アア~」
豊かな胸をユサユサ揺さぶりながら俺の生肉棒で肉穴をかき回されて喘ぐ淫らな純子。
「純子、イクぞっ!」
ビュビュッと精液を浴びて、虚ろな目で満足そうな表情の純子。
「早く、私の中で出して欲しいな」
全て、過去の思い出になった・・・。
純子と別れて1年。
純子と同じ年の女に告られて、あまり乗り気ではなかったが、純子を忘れるために付き合った。
純子のようなロリ的に明るく可愛い感じではなく、物静かでマジメそうな彼女は、「勇気を出して告白してよかった」と照れる奥ゆかしい女だった。
しかし付き合う以上、性欲もぶつけたくなるのが男。
純子とは全く逆の華奢な体を開くと、麗しい肉ビラが初物かと思わせたが、一応男を知っていて、クンニを受け入れ身を捩った。
肉棒の扱いにはまだ慣れていないのか時々歯が当たったが、肉穴の具合は純子よりもキツくて浅く、感じてくると先っぽが子宮口に触れて、さらに感じて乱れていた。
「・・・あなたのって、奥に届くのね。なんだか不思議な感覚・・・」
(奥ゆかしい見た目だが、実際には何本の肉棒を知っているのか・・・)
過去の男に嫉妬していることで、俺も彼女を愛し始めていることに気付いた。
激しく突いてもプルンとするだけの貧乳、骨っぽい抱き心地・・・。
大きく揺れる胸と柔らかな抱き心地の純子を懐かしく思ったりもしたが、次第に純子との思い出も色褪せていった。
俺は8ミリビデオテープを焼却処分して、純子への未練を断ち切った。
そして17年前、その彼女と結婚した。
それからの17年は平凡だが幸せな暮らしで、もう純子のことを思い出すこともなくなっていた・・・。
「私は・・・私は、ずっと独身だった・・・何人か付き合ったり、お見合いまでさせられたけど・・・」
「純子、俺・・・」
「あなたのせいじゃないわよ。私、親に対して意地張っちゃって。『あの時、結婚させてやれば・・・』って後悔させてやろうなんて思ってたのかもしれない。気がついたらすっかりおばさんになっちゃった」
『17番でお待ちのお客様は、3番の窓口へおこし下さい』
「あ・・・呼ばれた。じゃあね。久しぶりに顔見て元気が出たかも。元気でね。さようなら」
(41歳のくせして可愛い顔しやがって・・・)
そう思いながら純子を目で追うと、市役所の出口で振り返り手を振った。
俺も手を振り返すと純子はニコッと笑って歩き出し、やがて見えなくなった。
さようならも言えず引き裂かれた純子と本当のさようならができたような気がして少しホッとしつつ、これで本当にさようならなんだと思ったら、少し切なくなった。
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