最近はセクシャルマイノリティの人が経験を語り合うことも珍しくなくなってきましたが、さすがに姉妹での体験、しかも今も継続中となると、引かれたりお叱りの声を受けてしまいます。



なので、たまにこうしてネットで告白をしています。



特に、トラウマとなっしまった経験も話に含まれてしまうので・・・。






私には双子の姉がいます。



双子といっても、二卵性のため、顔は全然似ていません。



というよりむしろ、容姿も知性も全て姉に吸い取られてしまったのではと思うほど、幼少の頃から姉は美しく、おまけに成績も学年トップクラスで、私は常にコンプレックスを感じていました。



いつしか両親も、あからさまに姉の方ばかりに関心を向けるようになっていきました。






そんなこともあり、何かと私に構おうとする姉に対し、私の方はむしろ姉に敵対心にような感情さえ抱くようになっていきました。



一応、思春期を迎えた頃にはあからさまに姉に悪態をつくようなことはしなくなりましたが、心の中では姉へのコンプレックスが渦巻いていました。



双子でありながら、スクールカーストの頂点に立つ姉と、クラスでも地味で目立たない自分の落差に惨めさを感じていました。






そんな二人の関係に転機が訪れたのは、高校受験を間近に控えた時でした。



姉が私に思いつめたような表情で、「ずっと好きだった」と告白をしてきました。



手を震わせ、わずかに紅潮した姉の表情を見て、それが家族愛を意味するものでも、冗談でもないということは一目瞭然でした。






最初は嫌悪感のような感情さえありましたが、あれだけ嫉妬していた姉が冴えない妹である私にそれほどの執着心があったということが不思議で、徐々に姉の気持ちを受け入れる素振りを見せるようになりました。



姉に請われる形で人生初めてのキスもしました。



私と違い、学校中の男子に憧れられている姉が、なぜ彼氏を作る素振りも見せないのか、ようやく理解しました。






そんなある晩、隣室で寝ていたはずの姉が私を起こし、寂しいから私のベッドで一緒に寝かせてくれと部屋に入ってきました。



まだ私が姉に苦手意識を持つ前、本当に幼い頃には一緒に寝ていたものですが、およそ10年ぶりの一緒のベッドでした。



私は拒みこそしなかったものの、緊張と驚きでなかなか寝付けずにいました。






そんな時に姉が、「まゆちゃん、エッチしたい」と震える声で囁きました。



告白の時と同様、真剣で有無を言わせないような声色に、私の鼓動は一気に高まりました。






動けずにいる私に、姉は我慢ができなくなったのか、いつも以上に濃厚なキスをすると、やがて私のパジャマを脱がせ、下着の中へと手を伸ばしてきました。



私が抵抗しないのを同意だと思ったのか、いよいよ本格的なセックスへと発展していきました。



下の階では両親が寝ていたのですが、緊張のため、姉の指が私の性器に触れても、声が漏れることはありませんでした。






その時の気持ちは本当に不思議でした。



女優かアイドルかのように整った顔立ちの姉が、暗闇の中でその自慢の顔を私の性器へと埋め、子犬か猫のように舌を使う姿に、なぜだか感動すらしていました。



本当にこの人は私が欲しくて仕方ないんだな、と。






ここまで読んでお気づきかと思いますが、姉はすでに同性とのセックスを経験していました。



相手は30代半ばの保健室の先生。



あまり縁のなかった私の記憶では曖昧ですが、美人で年齢よりもいくらか若々しい人だったと記憶しています。



若々しいとは言っても、当時の私たちにとっては母親のような年齢の人です・・・。



数ヶ月ほど、その先生と肉体的な関係があったようなのですが、私への思いが断ち切れず、泣いて「捨てないで」という先生に別れを告げ、私への告白に至ったそうです。



随分と後になって知ったことですが。






その夜から姉は、私への欲望を隠さなくなっていきました。



両親の目を盗んでは私の部屋に入り込み、あるいは私が一人でお風呂に入っているとそこに入ってきて、私の身体を求めてきました。



実は、成績優秀な姉は他県の有名な進学校へ、私は地元の高校へ進学することが決まっていたので、今のうちに少しでもと、私との関係を深めておきたかったのかもしれません。



そして、そんな姉とのセックスを拒まなかった私も、レズビアンの傾向が元々あったのかもしれません。



現に、成人した今も、男性とは付き合ったことはおろか、好きになったこともありません。






やがて春が来て、私も姉もお互いに進学すると、離れ離れの生活が始まりました。



離れて暮らしていても、私よりも姉の心配ばかりをする両親への反発もあり、私は外の世界へ刺激を求めました。



引っ越しで残された姉のパソコンを使い、私の住んでいた街のレズビアン向けのサークルを探して、オフ会へと参加することにしました。



そこで出会ったお姉さんたちはとても素敵な人たちばかりで、サークルでもダントツで幼い私は、みんなの妹のように可愛がってもらいました。



また、男性の同性愛者の方との交流の機会もあり、そこのお兄さんたちにもやはり可愛がってもらい、悩みを聞いてもらったりもしました。



そんな風に充実した毎日でありながらも、サークルのお姉さんたちから恋愛対象として見られないことへの不満も高まっていきました。






ある時、サークルのメンバーの中でもとびきり美人の30代の女性から声を掛けられました。



その人はたまにサークルに顔を出していたのですが、他のお姉さんたちからは嫌われていました。






「まゆちゃん、あの人には気をつけてね」と、名指しで批判する人もいたほどです。






サークルのお姉さんたちから伝え聞く内容で、どうやらセックス(というか乱交)目的のグループを立ち上げているようでした。



「気をつけてね」というお姉さんたちの忠告が頭によぎったものの、寂しさと若さゆえの好奇心には勝てず、その人の誘いにまんまと乗ってしまいました。






結論から言うと、一度目の顔合わせの後、二回目に招かれた会合で、私はセックスグループのメンバーたちによってレイプされてしまいました。



輪姦という表現が適切かもしれません。



そのグループは当然ながら女性だけのグループでしたが、年齢はだいたい30代前半が中心で、中には主婦もいました。



女たちは代わる代わる私の性器に指を入れ、舐め回し、私にも同じことをさせ、最後には順番に貝合わせをさせられました。






男性向けのアダルトビデオなどでは、貝合わせと言ったら、お互い仰向けになって足を交差させるような体位だと思われていますが、実際には、異性同士のセックスの正常位に近い形で、上となった女性が体重を使ってお互いの性器を刺激するような感じです。



あの時の不快さは今でも忘れられません。



好きでもない女たちの体液と自分の体液とが混じり合う不快感。



ヘアを処理した後のジョリジョリっとした感触。



逆に、相手の濡れたヘアが自分の性器に擦れる感触。



そして、そういった不快感とは裏側に、快感もまた同時に感じてしまっていること。



全員の相手をようやく終えた時、私の精神は自失呆然となっていました。






そんな私をクスクス笑いながら、行為の最中や直後の様子をデジカメに収め、女たちは、「次も楽しみにしているね」と言ってきました。



女たちが怖かったからなのか、それとも姉とのセックスが失われた隙間を埋めたかったのか、今となっては自分でもわからないのですが、抵抗することもなく私は女たちの会合にほぼ毎週参加しました。



印象的なのは、自分以外のメンバーでは最年少だった二十代半ばの大学院生からひどく忌み嫌われていたことです。



彼女はまさに、学生時代に私と同じような方法でグループに無理やり加えられていたにも関わらず、数年経った後には完全に心まで女たちに支配されていたのか、毎回みんなに玩具にされる立場を私に奪われたことが気に入らないようで、私のことを「便器ちゃん」と蔑んでいました。






私が参加するようになってから半年ほど経った時、大型のいわゆるバイブレーター(形状も大きさも速度も、ほとんどドリルのようなものでした)を持ち込んできて、拘束した私の性器に固定して、「十分間に何度イクか?または失神するか?」という卑劣極まりない遊びを考え出したのも彼女です。



白目を剥き、涎を垂らした私の写真を嬉しそうな顔で何度も見せつけてきました。






結局、そのグループとの関係は卒業まで続きました。



最初に加わったレズビアンサークルのお姉さんたちとは、忠告を無視してしまったことへの負い目や、とても相談できるような内容ではなかったということもあり、すぐに足が遠のきました。



もちろん同級生や家族にも言えませんでした。



しかし、たまに帰ってくる姉だけは、私の様子や身体がだんだんと変わっていくことに気づき、私の肉体を求めながらも、「他に好きな人がいるの?」と何度もしつこく私に聞いてきました。



姉は前述の保険の先生との体験を教えてくれましたが、私は今に至るまで姉にも秘密にしています。






卒業後、姉は都内の有数の名門私大へ進学し、私は都内の企業へ就職しました。



当然のように姉は私との同居を求めてきました。



両親としても少しでも経済的な負担を抑えたかったようで、私たちは三年ぶりに同じ場所で暮らすことになりました。



学生と会社員ということで、なかなか生活リズムが合わないこともありましたが、両親の目から自由になったことと、三年間離れ離れになっていた時期を取り戻したかったのでしょう、姉は私の身体を執拗に求めてきました。



その頃、姉は私との関係は伏せながらも、都内のレズビアンの人たちと交友するようになっていました。



しかし、大学の仲間やレズビアン仲間からどれだけチヤホヤされても、私を一途に慕い続ける姉の姿に、私も次第に姉に心を開くようになりました。






あれから十数年、二人とも結婚適齢期を超えましたが、今も同居生活は続いています。



姉は大学卒業後に大手の総合職として就職し、今や中間管理職です。



私は恥ずかしながら、どの仕事もあまり続かずに点々として、今は派遣をやったり、仕事をしない時期は専業主婦のようなことをしています。



学生の頃と同じように、姉と私との社会的な地位の格差は広がるばかりですが、姉の方はそんなことには気にも留めず、私を求め続けてきます。



むしろ仕事でのストレスが多いのか、疲れや体力の衰えもあるにも関わらず、三十歳を過ぎた頃からセックスの回数は急増したままです。






両親は私にはほとんど連絡してきませんが、姉にはしょっちゅう、「仕事もいいけど、そろそろいい人を見つけて孫の顔を」と催促してくるようです。



まさか、自分たちの双子の娘が、毎晩のようにお互いのアソコを舐めあっているなんて夢にも思いませんよね。






長文失礼しました。