中1の頃、俺は剣道部に所属してた。



別に剣道なんてまったく興味はなかったよ。



最初はテニス部に入部してたんだけど、テニス部ってのが不良の多い部活でな、俺は不良の先輩たちと喧嘩してテニス部を3ヶ月くらいで辞めたんだ。



先輩達にボコボコにされてね・・・。






で、これで晴れて帰宅部だー!



・・・なんて思ったのも束の間。



担任の教師が、「中学では部活に所属しないと駄目だ!」って俺に言ってきやがった!



それで仕方なく、同じスポーツ部で何かいい部活はないかと思って調べてたら、剣道がたまたま目に入って入部したんだよ。






剣道部はテニス部と違って男の先輩がいなく、2学年の女が2人(部長と副部長)。



俺と同学年の男3人と、女が4人だけだった。



俺は少し経ってからの入部だったし、ましてや剣道初心者だから剣道の基礎すらわからなくて顧問の先生にマジでシゴかれた。



恥ずかしい話、あまりの厳しさに泣いたねw



顧問からしてみれば、俺はスポーツ部を簡単に辞めてきたヘタレ野郎だったからww



部活時間が終わっても一人だけ残されて、顧問の厳しい練習・・・。



本当に毎日が地獄だった。



(今思えば体罰じゃん)






そんな俺に優しい声を掛けてくれた人がいた。



剣道部の部長だ。



部長は毎日ビシバシとシゴかれてヒィヒィ言ってる俺のことを、気の毒に思っていたらしい・・・。



中学の頃の俺は意外とクールで、他人のことなんか「どーでもいい」と思っていた。



親しい友達以外は名前すら覚えなかった。



だから剣道部に入部した時も、ナメ腐った態度で自己紹介し、もちろん部員の名前なんて一人すら覚えようとしなかった。






そんな俺にやさしい言葉をかけてくれた部長・・・。



なんか後頭部をバットで思い切り殴られたような衝撃が走ったのね。



俺の人生観が変わった瞬間でもあった。



それからだよ、人の話をちゃんと聴き、礼儀を覚え始めたのも。






部長は剣道初心者の俺に、一生懸命手取り足取り教えてくれた。



俺も部長の気持ちに応えようと必★だった。



だけどまだその時は、部長のことを“尊敬できる先輩”としか思ってなくて、決して気にする存在ではなかった。



(部長は女なのに剣道は地区の中でも凄く強い方で、10年経った今でも勝てないと思うww)






部長と親しくなり始めてからは部活に行くのが毎日楽しみだった。



ある時、部活に遅刻してきた俺は顧問に罰として「素振りの練習を道場の隅で見てろ」と言われ、渋々道場の隅でみんなの素振りを見てたんだよ。



で、初めて部長の素振り姿を見て思った。






(よく見りゃ先輩可愛いし、胸デカいじゃん)と・・・。






素振りする時に腕上げるよな?



そうすると胸を張る形になるから強調されて胸の大きさがわかるんだよw



初めて部長を異性として意識したねw



部長は剣道やってるせいなのか、いかにも礼儀正しく清楚って感じだね。



美人だしw



帰ったらその目に焼きついた部長の胸をオカズに10回はオナニーしたw



まさに猿。



理性など無いwwwwwwwwwwww






入部から一ヶ月程経ったある日、俺はいつものように道場に行ったんだけど、来た時間が早かったせいか誰一人として来てなかった。



独り言で、「あ~暇だなぁ~、顧問★ねばいいのに~」とか言って、ジャージ姿で道場でゴロゴロしてたら、後ろからいきなり、「あれ?◯君(俺)一人?みんなまだ来てないんだ」と声を掛けられ、驚いて振り向いたら部長がいた。



(どうやら更衣室で着替えてたらしく袴姿だった)






俺「部長も一人っスか?副部長は?」






部長「なんか気分が悪いらしくて、今日学校休んでたよ」






俺「へ~、あのゴリラがねぇ~」






部長「こらぁ~!先輩でしょ、ゴリラとか言わない!」






俺「すんません」






当時童貞だった俺は、意識し始めた先輩と二人きりなんて状況に冷静でいられるはずがなく、他愛のない会話をして気持ちを落ち着かせようとしてたw



で、緊張して恥ずかしいから先輩の顔をなるべく見ないように窓際へ移動し、窓から上半身を乗り出して、「みんな遅いなぁ、まだかよ?」と言うと、部長も「みんな遅いね~」と言いながら俺の側に来たんだ。



もう心臓の音が部長に聞こえるんじゃないかと思うほどドキドキだった。






無言で外をしばらく眺めてて、そろそろ道場内に引っ込もうとした時、俺は右手に竹刀を持っていたんだが・・・なんか違和感を覚えたんだ。



俺は窓の外に上半身を乗り出してるだろ?



竹刀を持ってる右手は窓枠のレールの部分に乗っけてたんだけど、道場内に入れようとした竹刀の先が障害物に当たって引っ込められない。



あれ?っと思って、何回かぐいぐい引っ込めようとしたんだけど、やっぱり引っ込められない。



振り返ったら何で引っ込められないかわかったよ。



傍に来てた先輩の胸に、竹刀の持つほうの先端が当たって引っ込められなかったんだ・・・。



童貞チキンで慌てた俺は速攻目を逸らして、何事もなかったかのように振舞ったね(情けね~w)。






そしたら部長が、「私の胸が邪魔してた?wごめんね」と言ってきた。






すかさず、「い、い、いや。邪魔じゃないッス。す、すんません」と、なぜか謝る俺w






ただでさえドキドキしてるのに、心臓が破裂するかと思ったね。



極限の緊張のせいか・・・。






「あ、はは!先輩の胸デケ~」






なんて普段は絶対に言わないようなジョークまで言う始末。






部長「・・・」






俺「ぁっと・・・」(は、早くこの場を逃れたい!)






部長「ねぇ」






俺「はィ?!」(甲高い声で)






部長「◯君は彼女いるの?」






俺「ぇ!?か、彼女?!い、いたけど別れました!今はいないッスよ!」






めっちゃ嘘ついた、童貞な俺は女と付き合ったことなど一度もない。



ましてや中1だ。



そして嘘はこれだけではすまなかった。






部長「そうなの?」






俺「うん。そいつ転校しちゃって別れることになったんだよね!」






自分でも可笑しいほど嘘がぺらぺらとよく出てくる。






部長「可哀想~」






俺「し、仕方ないッスよ、転校だし・・」






部長「うん・・・だねぇ~」






俺「あ、部長は彼氏いないんスか!?」






部長「いないよ~振られちゃったしね」






関係ないのに親身になって聞く俺。



で、しばらく傷の舐めあい。



と言っても俺の話は嘘なんだけど・・・。



あたかも自分も付き合っていたことがあって、恋愛の経験者みたいな振りをした。






俺「新しい彼氏作らないんですか?」






部長「うーん・・・。ねぇ・・・」






俺「なんスか?」






部長「◯君はその女の子と、エッチとかしちゃったりした?」






耳を疑ったね。



嬉しいし恥ずかしいで頭は真っ白に近かったけどww



やっぱこの頃ってエロい話に男女問わず凄い興味のある年頃じゃんw



だから俺とか部長も凄い盛り上がっちゃってw






俺「や・・・えっと、本格的なのはないけど。フェラってやつはあるかな!」






またしても嘘をつく俺w






部長「なにソレ?」






俺「女の子が男のココをアイスキャンディーを舐めるように舐めるんだよ」






部長「あはは!なにそれー!」






俺「エロ本見た時に書いてあったッス」






部長「◯君もエッチな本とか見るんだ?」






俺「男ッスからw」






部長「ふーん、ねぇねぇ~男の子のココってどうなってるの?」






ここまで来たら俺の中にはもう確信というものがあった・・・。



この流れは・・・このままいくと先輩と、部長とエッチなことできると!w



この時、俺は一刻も早く部長とエッチなことがしたくて頭がいっぱいだった。



マジ性獣。






俺「部長。俺のココ、見たいッスか?」






部長「うん。あ、嫌だったら別にいいよぉ」






この機を逃しちゃいけない!



そう思った俺は即答だった。






俺「見せてもいいッスよw別に減るもんじゃないし」






部長「本当!あはは、どうなってるんだろ~」






俺「ただ道場内はみんなが来たらヤバいから別の場所で見せるッスよ!」






部長「更衣室は?」






俺「道場内はマズいって!更衣室も同じッスよ!!」






部長「じゃあ、どこにする?」






俺「ついて来て」






俺は一旦外に出て、部長を道場裏に連れて行った。



もともと剣道場は校庭の隅にあるので、そのまた裏は絶対に人が来ないと思ったからだ。






<続く>