大学の4年間と、就職して4年目までは女に不自由しなかった。



軽い口調で数打ちゃ当たるを繰り返し、フラれた時でもスカしてた俺だった。



長くて2年、短ければ3ヶ月で別れていた。



大学生の時は、容姿は二の次で女子高生や新入生の処女食いを自慢していたが、社会人になるとさすがに処女はいなくなった。



就職して4年が経った26歳、そろそろ真剣に結婚相手を探そうかという頃、遠方の関連企業へ出向命令が出た。






「お前、社内のOLを何人もたぶらかしたそうじゃないか。人事部で話題になって飛ばされたんじゃないか?」






出向先を聞いて、サーっと血の気が引いた。



同じ県内だが、そこは新幹線の停まる駅から新幹線とは直角方向へ延びた非電化ローカル線で1時間以上かかる山間の町だった。



駅前にはコンビニと旅館と食堂とタクシー会社だけ。



駅の反対側は山だった・・・。



旅館と言っても、主に仕出し弁当と大広間での宴会が中心で、宿泊客は少なかった。



俺はこの町で、関連会社が共同企業体を組んでいる橋梁工事の現場事務所に回されたのだ。






若い者は新幹線の駅がある都会に出て、高齢化が激しい町だった。



そんな町に架ける橋梁は高速道路で、この町にはインターチェンジの計画すらなかった。






女に飢えた俺は、たぶらかす女のレベルを下げざるを得なかった。



特定の女を捕まえることは困難だったので、相手は人妻ばかりだった。



旅館の仲居44歳、現場事務所の事務員37歳、月に数回やってくる資材関連の商事会社の女営業32歳。



この3人とセフレ状態だった。



中でも37歳の事務員は旦那が単身赴任中なので、平日はハメ放題だった。






元の会社に戻ったのは、橋梁が完成した33歳の時だった。



俺は20代後半から30代前半の盛りのついた7年間を、そんな僻地で年上の女を相手に過ごした。



元の会社に戻った33歳の俺は、もう若い女に相手にされなくなっていた。



俺がたぶらかしたOL達は、全員結婚して出産のために退社していた。






落ち目な俺は飲み歩くようになり、34歳の時、スナックの色っぽい綺麗なおネエちゃんと仲良くなった。



薄暗い店内と酒のせいで綺麗に見えると思っていたが、終電を逃しておネエちゃんのアパートに転がり込んで朝を迎えた時、髪をアップにして風呂から上がったネエちゃんを見て驚いた。



てっきり同い年くらいかと思っていたが、化粧を落とすと20代半ばに見え、その代わりに色っぽさも消えた。






「スッピンなんだからそんなに見ないでよ・・・」






「いや・・・意外と若かったんだねえ・・・」






「そりゃあ、お店に出る時は妖艶にしないとじゃない?」






おネエちゃんの本名は『利恵』と言って、年は29歳だった。



和風な顔立ちで、可愛いと綺麗が混ざり合ったベッピンさんだった。






「どうする?昨夜は飲んだくれて寝ちゃったけど、せっかく口説いた女の部屋に転がり込んだんだから、エッチする?」






「何だか、調子狂っちゃうなぁ・・・じゃあ、させてもらおうかな・・・」






利恵は脱いだら凄かった。



豊満ボディを晒し、「もうちょっとでDカップなんだけどね~」と言いながら乳房を揺らして見せた。






29歳の利恵のマンコは、和風な美人のくせに結構なグロさだった。



マン筋からマンビラがハミ出てたし、そのマンビラも灰色に近かった。



広げると、幾重にも見えるマンビラはモノクロで撮影したバラの花びらのように、ピンク色のマン穴の周りで灰色に咲いていた。



ひと際目を引いたのは、鮮やかな紅色に突起したクリだった。



まるで人妻のようなマンコを見て、若いくせに利恵はかなり性体験が豊富だと分かった。






クリはかなり敏感で、完全に剥き出ているから舌先で転がせばヒイヒイ感じて仰け反った。



フェラも上等で、和風の淑やか顔が台無しな舌使いで俺を悦ばせた。



マン穴の締まりは蠕動型で、まるで扱かれているような感覚だった。



そして驚いたことに、昇り詰めていくと利恵のマン穴は子宮口がせり上がって、亀頭を捉えるポルチオを起こしたのだ。



そこからの利恵は和風な淑女ではなかった。



吠えるように喘ぎ、痙攣しながら仰け反り、俺の腰を抱き寄せるようにして揺さぶってイキ乱れた。



ゴムをしてなかったら、そのまま子宮内に搾り取られていただろう。






「エッチ、久しぶりだったけどすごく良かったわよ。また誘ってね」






「ずいぶん軽いね。彼氏を作ろうとか、結婚しようとか思わないの?」






「来年30歳だし、私みたいな女がまともな結婚なんて・・・」






利恵は28歳で地元に戻るまで東京にいたそうだ。



大学進学で東京に出て、そのままOLをしていたが、元彼の借金の形にマニアに売られ、荒縄調教されて、その手の雑誌の誌面を飾った過去があった。






「何人もの男の凌辱されたわ。一度に5人にエッチされたこともあった。縛られて動けないし、無抵抗の私に何度も挿入して・・・それも撮影されたわ。クリトリスはね、注射器みたいな専用の道具で吸い出されたのよ。小さなゴムリングで締められて、もう元通りにならないのよ。こんな女、結婚なんかできるわけないでしょ・・・」






「そんな話、どうして俺にするんだよ・・・」






「あなただって、いい年して独身でしょ。なんか訳アリなんでしょ・・・」






こんなぶっちゃけトークでより親しくなって、使い古しのマンコとチンポが寄り添って夫婦になったのが11年前。



35歳と30歳の三十路新婚夫婦だった。






利恵のマンコを舐める時、いつも思うことがある。



元彼だけでなく、利恵を甚振った男達は利恵のマンコの味を覚えているだろうか。



灰色のバラの花びらを覚えているだろうか。



紅色に剥けた敏感なクリを覚えているだろうか。



せり上がった子宮口で亀頭を舐められた快感を覚えているだろうか。



利恵が豊かな乳房を波打たせて悶絶した和風のイキ顔を覚えているだろうか。






いったい何本のチンポを捻じ込まれたのか知らないが、41歳になった今は和風顔に妖艶さが加わってお色気美人になっている。



そして、お色気美人に相応しくマンコはドドメ色になり、俺専用のファッキングワイフになっている。