俺には小学校のときからどうしても越えられない“壁”があった。



同級生の『山下(仮名)』だ。






山下はスポーツ万能。



テストもいつも100点か、それに近い点数。



人望もあって、毎年学級委員で、小6は児童会長、中3は生徒会長。



別々の高校に行ったが、そこでも成績優秀で、現役で超難関の有名私立大学に入った。






俺はというと、スポーツも勉強もそこそこできたが、いつも中くらい。



学級委員の選挙は落ち続け、中学3年の時は山下生徒会長の下で書記をさせてもらった。



高校は受験に失敗して3流校へ。



大学受験もすべて不合格となって浪人生活が決まった。






俺は悔しかった。



いや、実際はそれを通り越して諦めの境地に近づいていた。



あの日までは・・・。






うちが貧乏なため、俺は自宅で浪人することになった。



しかもアルバイトをしながら。



アルバイト先に選んだのが、時給がいい宅配便の配送係。



平日の何日間か、届いた荷物を担当地域の家々に荷車に乗せて配って回るという役回りだった。








ある日、荷物を届けに行った家の表札を見てハッとした。



山下の家だったのだ。



なんとなく不愉快な気持ちを隠しながらインターホンを鳴らした。






「はーい」と女性の声。






出てきたのは山下の母親だった。






「こんにちは。宅配便をお届けに来ました」






段ボール箱を渡しながら俺はつい、「あの、田尻です。ご無沙汰しています」と言ってしまった。



山下の母親は、「あら、久しぶり。元気にしてる?」と。



俺は浪人していることを伝え、伝票に印鑑をもらうと失礼した。






「大変だけど頑張ってね」






俺は振り返ってお辞儀をした。



山下の母親の黒いニットシャツを盛り上げていた胸が目に飛び込んだ。



山下の家は母子家庭だった。



父親はだいぶ前に病★していた。



山下家は近隣にたくさんの土地やマンションやアパートなどの建物を持っていて、不労所得で悠々と暮らしていけていると聞いていた。






その後も、何日かに一度の割合で山下家に荷物を届けることがあった。



その際、山下の母親は俺に冷たい飲み物をくれたりした。



そして温かい言葉をいつもかけてくれるのだった。



俺は次第に、山下の母親に親近感を覚えるようになった。



そして、いつも目に飛び込んでくるその大きな胸に魅了されていった。






ある時、荷物を届けに行った際、「時間がある時でいいから、ちょっと教えて欲しいことがあるのよ」と言われた。



俺は快諾して、その日のアルバイトが終わった夕刻、山下家に行くことにした。



行ってみると、「パソコンを始めたので使い方を教えて欲しい」とのことだった。



キー操作の仕方から、プリンターへの接続、インターネットの使い方など、山下の母親は全く初心者だったようで、すべてを俺に委ねてきた。






「息子とメールでやりとりしたいんだけど、説明書を見ても何も分からなくて」






俺は『息子』という言葉に不愉快な思いを抱いた。



有名私立大学に通うため、都会で独り暮らしをしている息子。



俺が越えようとしても越えられなかった青春時代の究極の“壁”だ。



俺はインターネットの設定をしながら心の中で、その“壁”である奴の母親を俺が助けてやっていると思い、優越感に浸っていた。



その後も、山下の母親は何かあると俺の携帯に連絡してきた。



俺は配送中でも家に上がり込んでパソコンのやり方を教えてあげた。






山下の母親がパソコンを初めてひと月ほど経ったころだった。






「ウイルスを除くソフトを入れたいんだけど」と言ってきた。






その頃には山下の母親も手慣れたもので、メールで画像などを添付して送る術も覚えていた。



俺はその日も、山下の母親のパソコンの前に座って、ウイルスの除去ソフトをインストールしていた。



その合間、ふとニュース記事が見たくなってブラウザを開いた。



その際、何かの拍子で履歴の項目をクリックしてしまった。



突然現れた画面に俺は息を呑んだ。



それは無料アダルト動画のサイトだった。



俺はドキドキしながらサイトをスクロールしていった。



出てくる出てくる。



しかも、山下の母親と同年代くらいのおばさんの痴態の数々。



おばさんたちが若い男たちに責められている動画のキャプチャーが続々と出てきた。






「できそう?」






山下の母親が部屋に入ってきた。



俺は慌ててブラウザを閉じた。






帰宅後、俺は興奮を鎮めることができず、部屋にこもって抜いた。



山下の母親がアダルト動画を観ながらオナニーしている光景を想像しながら。



そして悪い企みを思いついた。



あの動画をネタに山下の母親とセックスしよう。



妄想は計画に変わっていった。






アルバイトが休みだった次の日の朝、俺は山下の母親に電話して、「昨日のインストールの際、設定を間違えた可能性があるので、もう一度伺ってもいいですか」と聞いた。






「わかったわ。ちょうどよかった、これまでのお礼にお昼ごはんをご馳走するから」






俺は山下の母親の明るい声を聴きながら、あの動画サイトをこっそり観ている姿を想像してチンポを勃起させた。



パソコン作業するふりをしながら、俺はでたらめを言った。






「ソフトが起動しているかどうか確認したいので、インターネットのブラウザを立ち上げますね。えっと・・・これか」






そう言ってブラウザが立ち上がる。



ホーム画面が現れた。






「大丈夫かな。じゃあ試しに履歴の部分で・・・」






クリックすると、前々日よりも前日のほうがアダルトサイトの閲覧回数が増えていた。






「おっと・・・」






画面いっぱいにアダルトサイトが広がった。



山下の母親は無言だ。






「あれ・・・えっと、これって・・・」






僕が振り返ると、「まぁ・・・」と言って顔を赤らめる。






「これって履歴からなんですけど・・・。観られたっ、ことですね」






山下の母親は「やだわ」と言って恥ずかしそうにしている。



俺は、「ごめんなさい。勝手に出しちゃって。でも、俺もこういうの普通に観ますし」と言った。



山下の母親は、「私、こういうのよくわからなくて」と、それこそよくわからない弁明をしている。






「でもすごいですね。若い子じゃなくて、最近はおばさんくらいの年代の女性でもこういうビデオに出るんですよね。俺もじつはこういう年代のが好きなんです」






事実だった。






「まあ、そうなの?」






「じつはそうなんです。若い子じゃ勃起しなくて。こんな熟女とガンガンやりたいみたいな」






部屋に微妙な空気が流れた。



俺は調子に乗って無料動画のひとつを再生した。



50過ぎくらいのおばさんが四つん這いになって後ろから金髪の若い男に犯されていた。






「なんか・・・すごいムラムラしてきました。おばさん・・・嫌だったら叱ってください・・・やめます。でも、もしよかったら、セックスさせてくれませんか?」






俺は神妙な顔でお願いした。



山下の母親は返答に窮して俯いたままだ。



俺は我慢しきれず山下の母親にむしゃぶりついた。



そして背後に回り、服の上から揉んでみたかった大きな胸を手のひら全体を使って揉んだ。






「だめよ」






山下の母親が甘い声を出した。



俺は同時にギンギンに硬くなった股間をその尻にグリグリと押しつけた。






「すごい・・・気持ちいいです・・・前から、ほんと、前からやりたかった・・・」






俺は山下の母親の耳元で囁いた。



一瞬、山下の母親がよろめき、バランスを崩して倒れた。



俺は再度抱きつき、山下の母親の両脚を割ると、スカートが捲れあがって下着が露わになった股間に自分の股間を打ち付けた。






「ほんとにセックスしてみませんか?」






俺は、有名私立大学の学生としてキャンパスライフを楽しく謳歌しているであろう山下の顔を思い出しながら股間を押しつけた。






居間に布団を敷いてもらった。



互いに全裸になって抱き合った。






「若くないから・・・」






むっちりと豊満で崩れかかった体を恥じる山下の母親の両腕を万歳させて布団に押しつけると、毛が伸びている脇の下に舌を這わせた。






「アダルトサイト、毎日観ていたんですか?」






「覚えてないわ」






「観ながらオナニーしてたわけですね?」






「・・・」






勃起して反り返ったチンポを割れ目に擦り付けていた。



不意に亀裂に中指を埋めると、熱くヌメッとした蜜が指を汚した。



さらに奥に突き入れるとズブズブと飲み込まれていった。



山下の母親が小さく悲鳴をあげた。






「すごい濡れやすいんですね」






中指を乱雑に動かすと、ぬめった音がした。



万歳させたまま両方のデカい乳房を交互にしゃぶった。



乳首はビンビンに立っていて、山下の母親は派手に感じた。



俺は常に息子である山下のことを意識していた。



これが山下が赤ん坊のときに吸っていた乳房か。



マン汁を漏らしているこのマンコから山下が出てきたのか。



無性に、この母親を乱暴に扱いたくなった。



乳房を齧って歯形をつけた。






「ああああっ!」






意外に嫌がるどころか、山下の母親は悦びの声をあげた。



試しに乳首も強めに噛んでみた。






「痛い・・・」






しかし声は喜んでいる。



俺は次第に、山下の母親とセックスを楽しむというより、その息子である山下への復讐、仕返しの手段として抱いているような気分になっていた。



デカ乳に飽きた俺は、山下が生まれてきた、毛深くメスの匂いがするマンコをしゃぶった。



そして心の中で山下に呼びかけた。






(おい、大学生活は楽しいか。俺も楽しいぞ。お前のおふくろのマンコ、今、舐めまくってるぞ。いっぱいマン汁を垂れ流して、やらしいマンコだな。お前、ここから出て来たんだってな。懐かしいだろ。まあ俺が気が済むまで舐めまくって、その後はチンポを入れてガンガン突きまくって、子種をたくさんぶちまけてやるから安心しろ。お前の種違いの弟か妹ができるかもな)






最初こそ躊躇いがちだった山下の母親も、次第に快楽に貪欲になっていった。



俺の執拗なクンニに腰をくねらせ、挙句に俺の顔面にマンコを打ち付けてくる始末だった。



俺のほうも我慢汁がダラダラだった。



山下の母親はこらえきれず、俺の勃起チンポに手を伸ばしてねだってきた。






「早くちょうだい」






俺は両脚を抱えると、手を添えることなく、チンポをマンコの入り口にくっつけた。



そして少しずつ突き刺していった。



至福の瞬間だった。



山下の母親の潤んだやさしい眼差しに見つめられて、いじめていたつもりが逆に包まれているということを実感していた。



自分が山下に代わって、愛する母親へ回帰しているような気すらした。



俺は山下の母親にしがみついて、甘えるように腰を振った。






「いい子ね・・・いい子ね・・・」






山下の母親は俺の頭を撫で、俺は母乳を吸う赤ん坊のようにふやけた乳房に吸いつきながら夢中で動いた。



波が押し寄せて来た。



我慢できそうになかった。






「イク、イクよ」






「おいで・・・」






「中で出していい?たくさんぶちまけていい?」






「いいよ。いっぱい出して」






たまらず甘えた声を出しながらディープキスを挑んだ。



山下の母親は濃厚に応じてくれた。






「イク、ああ、イクっ」






「あぁぁぁぁぁぁ・・・」






俺が“壁”を乗り越えた瞬間だった。