俺には千里ちゃんという物心ついた時からの幼馴染がいて、ちーちゃん、ちーちゃんと呼んでいた。



周辺に俺たち以外子供のいない地域だったので、いつも一緒だった。



しかし中学校に上がる前にちーちゃんが引っ越してしまい、それ以来交流は無くなった。



親同士が仲が良かったので、俺が中学や高校に入学した時、お祝いで家に来てくれたことはあったが、この年頃になるとお互いの世界があるわけだし、会っても一言も口をきかなかった。






で、いつしか俺は大学を卒業し、就職で故郷を遠く離れた都会に出てきたわけだ。



こうなってくると、もう一生会うこともなさそうだが、話はここから始まるので、世の中は訳が分からない。






働き出して二年目のこと。



会社帰りに携帯をチェックすると、見知らぬ番号から何度も電話が掛かっていた。



ワン切りか何かかとも思ったが、それならこうも掛けてくるはずが無い。



俺はちょっと不審に思いながらも、その番号に掛けてみることにした。






プルルルル・・・プルルルル・・・ガチャ。






俺「もしもし・・・」






ち「あー!かっちゃん(俺)、久しぶり!声の調子と、国の訛りですぐに分かった」






掛けて来たのはちーちゃんだった。



スゲー懐かしい思いで話をした。



と言っても、今どんな仕事をしているとか、どこに住んでいるとか、そういう話だ。






ちーちゃんは短大を出た後、保育園の保母さんになっていた。



子供の頃から保母さんになりたいと言っていたから、夢を叶えたことになる。



しがないサラリーマンになった俺は、その点を素直に凄いと伝えた。



ちーちゃんは照れくさそうに、「そんなこともないよ」と言っていた。






ち「ところでさあ、かっちゃんは仕事忙しい?」






俺「スゲー忙しい。俺さあ、会社から出て、すぐ電話を掛けてんだぜ。それでもこんな時間(23時)になってんだから、分かるでしょ。毎日夜は10時まで仕事してるよ」






ち「凄いね!ちーちゃんの仕事は夕方4時くらいまでだよ」






俺「それはそれでスゲー(笑)」






ち「でも忙しかったら、こんなこと頼めないかなあ・・・」






聞けば、ちーちゃんは最近、鬱病だと診断されたそうだ。



田舎の町では少子化の進行が早いらしく、保育園の先生は人余り状態で、ベテランの先生から嫌がらせを受けたそうだ。



けど保母さんという職業は、ちーちゃんにとって簡単に諦められるものではない。



懐いてくれている子供もいる。



その軋轢が引き起こしたもんだろうと、話を聞いた俺は判断した。






今回、急に俺のところに電話を掛けてきたのも、ちーちゃんの鬱病が関係していた。



病院で渡された薬を飲んでいるらしかったが、それがどういう薬なのかちーちゃんには今ひとつ分からない。



それに鬱病にかかったことがバレると、ますます保育園を辞めさせられそうで、周囲の人間に相談することも出来なかったようだ。






俺が頼まれたのは、ちーちゃんが飲んでいる薬がどのような効果のあるものなのか、副作用があるのかないのか、それを調べることだった。



俺は昔から本ばかり読んでいたから、そういうことも知っているだろう考えて電話したそうだ。






俺「それなら大丈夫。大学の時に薬学部にいた友達がいるから、そいつに聞けばすぐ分かると思う」






ち「ありがとう。でね、一つどうしても知りたいことがあるんだけど・・・」






一番の問題は薬の副作用だった。



飲み続けることで将来、子供が産めなくなるのは嫌だというのだ。



保母さんになったことからも分かるとおり、ちーちゃんは子供好きだった。



将来結婚しても子供が産めないのは嫌だという気持ちは痛いほど分かる。



そういうことなら、よし、すぐに安心させてやろうということで、俺は薬の名前を聞き出すと、薬剤師の資格を持ってる友達に電話して色々調べてもらった。



幸い、ちーちゃんが飲んでいた薬は軽いもので、将来子供が産めなくなるというものではなかった。



夜中12時近くなっていたが、それでもいいと言っていたので、俺はちーちゃんに電話してそのことを伝えると安心したようだった。






ち「ごめんね、かっちゃん。急にこんなこと頼んで」






俺「ちーちゃんのためなら、これくらいなんでもないって」






ち「でも、びっくりしたでしょう。ちーちゃんが鬱病だって聞いて」






俺「別に。ま、そういうこともあるでしょう。それより一回こっちにおいでよ。色々案内するからさ」






ち「そうだね。ちーちゃんもそっちに行ってみたいよ。そうなったら部屋に泊めてね(笑)」






俺がこっちに来いと誘ったのは社交辞令みたいなものだった。



笑いながらとはいえ、部屋に泊めてくれなんて言われると思わなかった俺は、一瞬沈黙した。






ち「大丈夫だよ。ちーちゃんが泊まるんなら、おばちゃん(俺の母)だって、いいって言うよ」






「いや、そういうことを言ってるんじゃなくて、男の部屋に泊めてくれってのが、どういう意味か分かってるの・・・」なんてことは、これまで友達として過ごしてきた日々を否定してしまいそうな気がして、言えなかった。



俺は、もしちーちゃんが来たらマンガ喫茶にでも泊まろうと考えて、「じゃあいいよ。泊まりにおいで」と答えておいた。






それからひと月も経たない土曜日のことだ。



夕飯を食ってテレビを見ていると、突如携帯が鳴った。



掛けてきたのは、またしてもちーちゃんだった。






俺「どーしたの?」






ち「ちーちゃんね、今どこにいると思う?」






俺「まさか・・・」






本当にそのまさかだった。



ちーちゃんは今、新幹線の駅にいるという。



だが駅の構造が複雑で、どこへ行っていいかサッパリ分からないと言う。






「こっちの駅は広いねー」なんてのんきに言ってるが、そりゃあ1日に10本も電車が走らない地元の駅に比べれば、どこだって広いだろう。






それにしても、まあ、こっちに来いと言ったのは俺だが、ここまで急に来るとは思いもしなかった。



しかし女一人で放っとくわけにはいかない。



俺は駅まで迎えに行って、1時間かけて部屋に戻ってきた。






ち「広いし、きれいだね」






家賃の割にいい部屋だと、ちーちゃんはしきりに感心していた。



その横で、俺はもう一杯一杯。



朝、掃除しておいて良かったと心底ほっとした。






ちーちゃんは荷物を部屋に置くと、コタツに入った。



ここで酒でも飲ませていい雰囲気に・・・ってのが普通なのかもしれないが、あいにくと俺は酒が飲めないから、ビールの1本たりとも部屋にはない。



あったとしても、薬飲んでる人に勧めるのは微妙だしな。



俺は愛飲している玄米茶を淹れて、ちーちゃんに勧めた。



俺もお茶を飲みながら、1人で新幹線に乗るのは寂しかったとか、ちーちゃんの話に耳を傾けていると、話はだんだん昔のことに移っていった。






ち「子供の頃は、毎日が楽しかったね」






楽しいと言う割りに、どうしてちーちゃんがしんみりしているのか、気遣いってやつが苦手な俺に分かろうはずもない。






俺「夏休みは毎日田んぼか川に行って、アホみたいにおたまじゃくしとかメダカを獲ってたなあ」






ち「カブトムシを捕りにも行ったし、節分の時に家の中で豆を撒きすぎて、怒られたこともあったよね」






長いこと思い出しもしなかった子供の頃が、鮮明に頭の中に浮かんだ。



ちーちゃんの言う通り、子供のころは確かに楽しかった。



高いところに登るだけでちょっとした冒険だった。



今の俺は同じことの繰り返しになってる毎日に飽き飽きしているが、どうして子供の頃は飽きもせずに毎日過ごせたのだろう。



そんなことを考えたし、考えさせてくれる幼馴染っていいなあと感じた。






ふと見ると、ちーちゃんが泣いていた。



昔を思い出したから、と言うのではなさそうだった。



何か深刻な雰囲気があった。



俺は泣きたいだけ泣かせた方がいいだろうと思った。



というのは真っ赤な嘘で、当時の俺は女と付き合ったことは一度たりともなかったから、女の涙にどう対応していいのか分からず固まってしまっただけだった。



それから30分近くちーちゃんは泣いて、少し落ち着いてきた頃を見計らって、俺はお茶を淹れ直し、ちーちゃんに渡した。






ち「かっちゃんは優しいね」






これまた何が優しいのか全く分からない。



だが下手に何かするより、泣きたいだけ泣いてもらうという処置はベストだったようだ。



声に笑いが戻っている。






俺「俺さあ、ちーちゃんのためなら何でもするよ。だからさ、何か話したいことがあるんだったら、言ってくれよ」






ち「そっか。ありがとね。じゃあ・・・」






ちーちゃんが何で泣いたのかは分からないが、話したいことがあるんなら真剣に耳を傾けようと思ったのだが・・・。






ち「足が痛いよ。何とかして(笑)」






真剣な話にならなかったので俺はズッコケた。



しかし、ちーちゃんの言うことはもっともなことだった。



俺の部屋はいわゆるフローリングだが、絨毯も敷かず、こたつも板張りの上に直接組んでいた。



30分も同じ姿勢で泣いていれば、足も痛くなるだろう。



だが困った。



俺の部屋には座布団も無い。



ベッドも無いから、そこに腰掛けろとも言えない。






俺「布団を敷くからさあ、その上に座ってくれ」






俺は押入れから布団を出した。



俺とちーちゃんはちょうど横並びの形で、壁にもたれながら布団の上に乗った。



ここまできて、やっとちーちゃんは何故泣いたのかを語り始めた。



どうやら鬱病のせいで、付き合っていた彼氏と最近別れたらしい。



それだけではない。



つい今朝方、母親から、「あんたが鬱病だなんて、恥ずかしくてご近所に言えないわ」なんてことを言われたらしい。



俺の所に来たのも、母親の言葉で家に居られないような気がしたからだそうだ。






俺は憤慨した。



田舎の若者は都会に出て行くイメージがあるだろうが、実はそうではない。



地元に愛着を持つ人間が半分、嫌気がさして都会に飛び出す人間が半分といったところだ。



俺は後者で、それだけに田舎の人間の精神性や保守的気質は大嫌いだった。



ちーちゃんの彼氏やらおばさんに対して真剣に怒っていると、ちーちゃんがまた泣き出して、俺の肩に寄りかかってきた。



(ちーちゃんは俺が守らなくちゃ)という感情が自然に湧き起こった。



どうしてあげるのがちーちゃんのためになるだろうと考えた。






俺「抱き締めてもいい?」






ちーちゃんはコクンと頷いた。



そうしてあげると安心するかなと思って、俺は強くちーちゃんを抱き締めた。



けど、壁にもたれながら抱き締めるのは不自然な形だ。



すぐに俺は疲れてしまった。



それはちーちゃんにも伝わったらしく・・・。






ち「横になろうか?」






下は布団だし、横になってしまえば楽なものだった。



そのまましばらく、俺はちーちゃんと抱き合ったままだった。






ここまで読んだ人はもどかしいと思ったろうし、こいつもしかして・・・とも思ったろうが、大当たり。



俺は童貞だった。



自慢じゃないが風俗にも行ったことがないし、AVだって観たことが無い。



本当ならもっとスムーズにいたすことが出来たろうが、俺はここまで来てやっと(あれ?もしかして俺、このままやっちゃうのかな?)ということを意識した。






俺はちーちゃんのスカートと服の間から手を差し込み、直に背中を擦ってみた。



ちーちゃんは嫌がらない。



この段階で大胆になった俺は、続けてその手を下におろし、お尻を揉みしだく。






ち「あ・・・ん・・・」






甘い声が漏れた。



TVドラマのベッドシーンなんかで、女優さんがそういう声を出すが、あれと同じだな、なんて俺は感動していた。






実は、ちーちゃんのお尻を触るのは、これが初めてではない。



幼稚園の頃の話になるが、かつて俺はちーちゃんのお尻を生で触ったことがある。



2人でコタツに入っていたとき、ちーちゃんはウトウトと眠ってしまった。



その隙に俺はコタツに潜り込んでちーちゃんのパンツを脱がし、存分に撫でたのだった。



結局、俺の行為に気付いたちーちゃんが泣き出してしまい、不完全燃焼のまま終了したため、そのとき以来、俺はちーちゃんのお尻には強い憧れを持っていた。






それが今まさに俺の手の中にある!






ちーちゃんのお尻の感触は、当時と変わってないような気がした。



柔らかで、びっくりするほどスベスベで、滑らかな感触。



こんなに気持ちのいいものがこの世に存在しているとは、俺はこの年になるまで知らなかった。






指先だけで俺は気持ちよくなっちまって、夢中でお尻を弄り続ける。



ちーちゃんはますます堪らないといった表情になった。



俺はもっと気持ちよくしてあげたかったが、そっち方面の知識が無い。



揉む以外には割れ目に沿って指を這わせていたが、そのうちにアナルの存在に思い至った。



俺は思い切ってちーちゃんのアナルに指を軽く入れてみた。






ち「あ・・・ああっ!」






大きく喘ぎながら俺にしがみ付いてくる。






(正解だ!)






俺は嬉しくなって、またしばらくの間、ちーちゃんのお尻を責め続けた。



だがここに来て、ちーちゃんの体の下になっていた俺の腕が痛くなってきた。



ちーちゃんを仰向けにして、俺が上から乗りかかるような形になった。



自然に目は胸の方に行く。



俺はちーちゃんの服を捲り上げ、ブラジャーも上にずらそうとした。






ち「いや!」






ちーちゃんが俺の手を払った。



失敗した!という焦りで俺は狼狽える。



拒否されたと思った。



こういう持っていき方じゃあ駄目なのかと、AVを観ていないことを悔やんだ。



だが違った。






ち「かっちゃんも裸になってくれないと、いや・・・」






俺は着ていた服を、それこそマッハのスピードで脱ぎ去り、全裸になった。



あまりの速さに、ちーちゃんは笑いながら・・・。






ち「ちーちゃんの服、脱がせてみる?」






俺が震える手で服のボタンを外すと、ちーちゃんはバンザイをする格好で脱ぎやすくしてくれた。



ちーちゃんは俺より一つ年上で、昔からお姉さんを気取りたがっていた。



今も弟が知らないことを教えてやる感覚なんだろうなと想像した。



ブラジャーを外すのは初めてだったが、ちーちゃんが後ろのホックをはずせとか、かなり細かく教えてくれ、かくして俺たちは二人とも全裸になった。



俺たちはもう一度、さっきと同じ格好で抱き合った。






それにしても気持ちいい。



さっきとは服を脱いでいるだけで他に変わったところは無いのに、全身で柔らかいちーちゃんの体を味わえる。



それだけでイッてしまいそうだった。



俺はちーちゃんとじっくり舌を絡ませた後、そのまま舌を徐々に動かしていった。



これがたぶん俺の性癖なんだろうと思うが、ちーちゃんの体を触りたいとか、そういう風には思わなかった。



その全身を舌で味わい尽くしたいと思った。



そのまま舌を下へと動かして、まずは首筋を舐める。



これがヒット!






ち「そこは舐めちゃだめ!おかしくなっちゃう!」






首筋はちーちゃんの性感だったのだろう。



舐めると全身に電気が走ったようになると言っていた。






(ちーちゃんが感じてくれている!)






そう考えた俺は、やめてと言うちーちゃんの声を無視して首筋を舐め続けたが・・・。






ち「やめないと怒るよ!」






そう言われて、今度は乳首を舐め始める。



お餅のようなと言おうか、とにかくこの世のものとは思えないほど柔らかく、不思議な感触のちーちゃんのおっぱいを口いっぱいに頬張ると、俺はそのままおへそに舌を動かし、ついにちーちゃんのアソコを舐め始める。



女のアソコを見るのはこれが初めてだった俺は、あまり責め方も上手くなかったようだ。



ちーちゃんはクリトリスの位置を教えてくれ、大陰唇は唇で甘噛みしながら吸うように教えてくれた。



俺は憧れ続けたちーちゃんのあそこが目の前にある喜びに、奉仕するつもりでひたすら舐め続けた。






俺にとって意外だったのは、ちーちゃんがアソコではなく、アナルの感度の方が良かったことだ。



俺はこの後、アナルも舐めたのだが、ちーちゃんの感じ方はアソコの比ではなかった。



もしかすると彼氏に開発されていたのかもしれない。






ち「かっちゃん・・・ちーちゃん、もう我慢できないよ。かっちゃんのを・・・挿れて・・・」






ついにこの時が来た。



俺もとうとう童貞喪失だ!



と思ったのだが、俺は避妊具を何一つ持っていない。






ち「いいよ・・・そのまま挿れて・・・」






俺「でも、まずくない?もし妊娠したら・・・」






ち「いいよ。ちーちゃん、子供欲しいもん・・・今作らなかったら、もう子供は出来ないもん・・・」






もしちーちゃんが妊娠したら、きちんと責任を取って俺はちーちゃんと結婚しよう。



一生ちーちゃんを守るんだ!






覚悟を決めて挿入しようとするも、そこは童貞がすることだ。



ちーちゃんが挿れる場所を教えてくれるも、どうしても入っていかない。



だんだん冷静になってくる。



結婚するにしたって、それはデキちゃった結婚になってしまう。



それはまたちーちゃんの立場が悪くなるのではないか?



挿れることもできない童貞の言い訳に聞こえるかもしれないが、それでも俺はちーちゃんに言った。






俺「ごめん・・・やっぱり出来ないよ。今妊娠することがちーちゃんにとって良い事だと思えないんだ」






結果として、これが良かった。



俺を頼ったのは、「鬱病になった自分を腫れ物扱いしなかったし、自分のために色々してくれたから」だと、ちーちゃんは言った。






ち「やっぱり優しいね」






そう言って、ちーちゃんは俺を抱き締めた。



俺もちーちゃんが凄く愛おしくなって、そのまま一つになってしまいたいという気持ちで、全力で強く抱き締めた。



それ以上のことを、俺たちは布団の上ではしなかった。



ただ抱き合っていただけだった。



季節は春先のまだ肌寒い頃だったが、暖房も入れていたし、二人でくっついていると、汗ばんでくる。



ちーちゃんがシャワーを浴びたいと言うので、俺はタオルを出したり、湯の準備をしたりして、ちーちゃんを浴室に案内した。






ち「一緒に入ろうよ(笑)」






俺「でも、狭いし・・・」






ち「昔は一緒にお風呂に入ったじゃない(笑)」






というわけで、俺たち二人はくっつくようにしてシャワーを浴びた。



俺はサービス精神旺盛にちーちゃんの背中を流してあげたり、頭を洗ってあげたりした。



そうすると「お返し」と言って、ちーちゃんは俺に浴槽に腰掛けるよう要求した。



何をするんだろうと思っていると、ちーちゃんが俺の愚息に手をかける。






俺「何すんの!」






ち「だってさあ、ずっとおっきいまんまだもん(笑)」






フェラではないが、ちーちゃんは竿の部分にキスしながら手でしごき始める。



手コキというやつだ。






ち「このまま出さなかったら可哀想だし」






そう言いながら懸命に擦るが、俺は初めてのことに緊張して、とてもイケそうにない。



しかしここで出さなければ、ちーちゃんを傷つけるような気がして、必★でエロいことを想像した。






ち「なかなか出ないね」






10分くらいは出なかったと思うが、俺も努力の甲斐あって、凄まじい勢いで発射!



ちーちゃんの手と顔にべっとりと白いモノがついた。






ち「すごいねー!かっちゃんのはこんなに飛ぶんだ(笑)」






もう一度体を洗って俺たちは浴室を出た。



その日、俺たちは抱き合うような形で、一つの布団で寝たが、さすがにそれ以上のことはしなかった。



翌日、俺は約束通りちーちゃんを街に案内した。






ち「都会は服を売っている所が一杯あるね!」






ちーちゃんはショーウインドウに夢中だ。



俺は服くらい買ってあげたかったので、気に入った物があったら言ってくれるよう伝えていたのだが、ちーちゃんは最後まで何が欲しいとは言わなかった。



それならせめて食事くらいはいいものを食べようと言ったのだが、結局ちーちゃんと食事したのは全国展開しているファミレスだった。



借りを作りたくないと言うか、最後までお姉さんを気取っていたいのだろうと俺は考えた。






結局、ちーちゃんはその日のうちに帰って行った。



わずか一日ばかりの短い滞在だったが、満足した様子だった。






以後、俺はちーちゃんとは会っていない。



2~3ヶ月に一度くらいの割合で、メールのやり取りをするくらいだ。



だもんで、あの夜のことについても話題にのぼった事がない。






ごく最近の話だが、ちーちゃんは新しい彼氏が出来て、近々結婚するそうだ。



なんにせよ、幸せになれそうで良かった。



一方、俺の方も、どういうわけだか彼女が出来て、今年中には結婚する予定。






以上、前フリが長いのに全然エロくなくて申し訳ないが、報告を終わる。