最初に書いておく。



俺は男にしては性欲に乏しいと思う。



乏しいとはいえ、最低でも週1くらいはオナっている。



生理現象ではあるからな。






しかしセックスよりはオナニーの方が好きかもしれん。



そりゃオメエが本当のセックスを知らないからだよ、っていうヤツもいるだろう。



童貞帰れ!っていうヤツもいるかもしれない。






数人の女と付き合ったことはあるし、過去には何人かの女と同棲したこともある。



ただ、その女たちとのセックスはそんなにない。






俺はプラトニックな男なのだろうか。



あまり深く考えたことはない。



女は普通に好きだw



ただ、スタイルとか顔とかに、あまり興味がない。



でけえオッパイで萌えることもあまりないし、コギャルのおパンツが見えても、あまりどうってことない。



やっぱ女は“はぁと”だ。






俺自身はごく普通の男で、全然モテる方ではないし面白くないし、友達も多いほうではない。



俺には3つ違いの妹がいる。





両親は俺が4歳の頃に離婚していて、俺は親父の顔をよく覚えてない。



母親と妹と3人でずっとアパートに暮らしていた。



今は1人暮らし。






そんな俺が高校生だった頃、アパートで母親の彼氏(?)と4人で暮らしていた。



母親とその彼氏は一緒に働いていたため、ほとんど家にいることはなく、ほぼ妹と2人暮らし状態だった。



炊事洗濯も妹と分担してやってた。



お湯が冷めてしまうと勿体無いからと、昔からお風呂は妹と一緒に入ってた。



高校生になってもそうだった。






少しませていた妹は、小学の高学年くらいで初潮を迎え、胸も他の女の子よりは早く大きくなったと思う。



小学6年で制服パンパンだったしな。



カップ数は知らないが、現在でもかなりデカい。



かといってデブでもない。



俺はといえば、妹の身体のことが気にならなくはなかったが、それを見て欲情するということはなかった。



洗いっこをするようなこともなかった。






俺が小学校の高学年くらいになると、純粋に女の仕組みに好奇心があり、妹には少し早すぎるかとも思ったが、互いに違う部分を見せたり触ったりしあったのは覚えている。



俺の記憶が確かなら、精通は妹がチンポを触ってるときだ。



たぶん、あれは射精だった。



カチンコチンじゃなくても出るもんだな?






貧乏が故、お金に困っていない時期はなかった。



一日一食ってことも少なくはなかった。






そんなある日、妹が、「相談がある」と言ってきた。



どうも彼氏ができたとのこと。



詳しくは聞かなかったが、「よかったな」と言った。






妹の相談とは、「キスの練習をさせて欲しい」ってことだった。



こんなんよくある話だろ?



俺はすでに経験済みだったし、別に何の抵抗もなく何パターンかやってみせた。



流石に舌は入れなかったがな。






それから3ヶ月くらいしてからだっただろうか。



今度はエッチがしたいと。



こればかりは、俺としても少し抵抗があったし、「彼氏にしてもらえ」とか「エロビでも借りて来い」とか、少し叱りながら説得したが、妹は恥ずかしがるわけでもなく普通に、「兄ちゃん、あれちょうだい、これちょうだい」って言ってるような感じの頼み方で、でも真剣だったし、そして結構プライドの高いヤツなので、彼氏の前で初めてでリードしてもらって身を預けるっていうことに抵抗があったようだ。






結局、根負けしてしまった。



当時、俺はすでに同級生と経験済みで、ある程度の知識はあったので、詳細は割愛させていただくが前戯からの一連の流れをやってみせた。



妹に立つのか、少しだけ心配だったがw



妹が俺のチンポを舐めるときも、俺が妹のマンコを舐めるときも特に抵抗はなく、妹は濡れてたし、俺の方も擦られれば立ったって感じ。






で、挿入。



優しく、もちろんゴムは必須でな。



妹が痛がっている様子はなかったが、俺も妹も感じるでもなく、ただただその行為をしてるって感じだった。



が、やはり妹の中で果てることはできず、ピクッピクッという感触だけ味わわせてやった。



こんな感じだ、と。



中出しは絶対駄目だ、と。



必ずゴムを付けろ、と。



できれば安全日にしろ、と。



安全日とは・・・と、最後は性教育チックに締めた。






それから半年くらいしてからだろうか。



妹が、「処女を解禁して欲しい」という女友達を連れて来だしたのは。



最初は上記と同様の理由で断った。



ましてや赤の他人。



(いや、逆に普通は赤の他人が相手なわけだが)






愛のないセックスはするべきじゃないし、たとえゴムを2重3重にしても、できるときはできてしまう。



俺には責任が取れない。



道徳的にも、金銭的にも。



仮に俺が無精子症なら、あれだがな。






色々と御託を並べて最初は断ってたんだが、これも乙女の純粋な悩みのひとつなのかと、俺も当時は真剣に悩んだものだ。



見返りは何もなかったが(好き者にはこの状況自体がパラダイスだろうが)、いつしか妹の願いを聞いてやっていた。






何で俺がいいって、たぶん俺にいやらしさがないこと。



そこに愛がないこと。



友達の兄であること。



ま、そんなところがポイントだったのであろう。






処女を解禁されたヤツは結構な数いる。



大袈裟だが、俺は◯◯町の処女を全て解禁してるんじゃないだろうか、っていうくらい。



冷静に考えてみろ。



来るやつ来るやつ、みんな処女。



じっくり時間を掛けてやらないと濡れないし、だいいち快感をよく知らない子ばかりだし、どうも感じるのを我慢しているようだし。



おしっこを我慢するみたいに。



やっぱりみんな結構痛がるし、最初から気持ちいいと思えるのはごく少数のようだ。



羨ましいと思うやつもいるかもしれないが、俺からすれば百害あって一利なし。



血まみれになるしな。



しかも、相手は中高生だから、やるのはほとんど真昼間。



萌えようにも・・・モチベーションがな。






そうやって、何十人もの中高生を解禁してきた。



こんな俺ってやっぱ幸せ者なのか?



が、愛のないセックスを繰り返してきたが故に、余計に今の俺がこういう状態なのかもしれない。



セックスはひとつの行事的な。






ここまでが、俺が何故ゆえにプラトニックな男になったのかという自己分析の説明。






で、話が全然変わって申し訳ないのだが、俺には隣に住む同級生の幼馴染の女の子がいた。



名前はM美。



物心が付いた頃から一緒に遊んでいて、小学校の終わりくらいまではそんな感じが続いた。



お互いの家にも行き来してたし、いわゆる家族ぐるみでの付き合い。






M美は元々地毛がブロンドでロング、とても可愛くて、学校でも人気者だった。



彼氏もいたんじゃないかな?



俺も地毛が真っ黒じゃなかったんで、学校で先生と揉めたりして、M美に対する親近感も強かった。



似た者同士的な。






中学に上がると、M美は持ち前の性格、美貌とスタイルですぐに全校トップクラスの人気者となった。



けど、決してでしゃばるタイプとかではなく、いたって穏やかだった。



小学校の頃はよく一緒に帰ってたもんだが、中学になってここまでの人気者になると、そういうわけにもいかなくなる。



俺としても誤解を生んで無意味に★されたくないからな。



いつだったか、学区は同じなんだがM美は引越し、近所ではあるが隣同士ではなくなった。



そんな感じで、中学のときは、なんとなく2人は離れていった。






高校に上がり、俺は男の友人とチャリで通学してた。



ある日、近所のバス停にM美の姿があった。






「よう、M美久しぶり」






チャリを停め、声を掛けた。



しかし、俺はいつもと同じ時間に通学しているのに、今日初めて会ったってことは・・・。



そうだ、M美はバスに乗り遅れていた。






「Y(俺)、◯◯駅って通らない?」






「あぁ?通るよ」






「ゴメン、後ろに乗っけてってくんない?」






「いいよ」






んな感じで、M美を後ろに乗せてチャリを走らせた。



一緒にいた友人が、生唾もんで黙って見ている。



M美のあまりの美貌と色っぽさに言葉も出ないようだ。



さすがの俺も、しっかりと腰に回された手や、プニプニ当たる胸はちょっと気持ちよかったりした。



とにかく、久しぶりに会うM美を乗せて周囲から浴びる視線は、なんだか今までにない体験で心地よかった。



駅に送り届けたあとは、当然その友人からの質問攻めにあったわけだが。






「誰だ?どういう関係だ?『セックスさせろ』ってお願いしてくれ」






男はバカだ。



その後は、M美は安心したのか(遅れても俺が通るという)、よくバス停で待っていて(というか遅れて)、2、30回は送っていったと思う。



チャリの後ろのM美とは結構色々話した。






「コイツ(男友達)、お前に興味あるんだってさ。エッチしたいってよ(笑)」






なんつって、いつかバラしてやった。



あとで友達にこっぴどく怒られたが、「他を当たって頂戴なっ!」って、いかにもM美らしい、昔の幼馴染コンビが返ってきたかのような絶妙のやり取りも、俺にはすごく心地よかった。



今日も周囲からの視線が熱いぜ!って、なんだか少し楽しみにもしてる俺もいた。






それから俺は大学に進学し、M美は就職した。



ちょくちょくだが連絡は取り合ってて、M美にはスナックで働いてたっていう時期があって、時間があるときには何度となく車でスナックまで送ったりした。



何度かM美の店に飲みに行ったこともある。



閉店間際、しつこく絡む客からM美を引き剥がしてやった記憶もある。



スナックのママから、「この間はありがとね~」って何回か言われたこともある。






そんな大学時代の、バイトをしているある日。



バイト先に突然、電話が掛かってきた。






「M美。わかる?」






かなり久しぶりだったが、もちろんすぐにわかった。






「わかるよ。何?」






「今日、時間とれるかなぁ?バイトっていつ終わる?」






電話口からも切羽詰ってる感じはひしひしと感じ取れた。



バイト後に会う約束をする。






「久しぶりだな。俺に電話してくるってことは、なんかあった?よな?」






切羽詰っていることはわかっていたが、笑顔で聞いた。






「実は旦那が、◯◯組から追われる身になってしまって、お金が必要なの」






久しぶりのM美から出た言葉はとても衝撃的だった。



そもそもいつの間に結婚したのか?



しかも相手は★?チンピラ?



純粋無垢だと思ってた幼馴染は変わり果ててしまい、もうそこには昔のM美は欠片も残っていないんだという現実に襲われた。



そんなM美が俺をあてにして電話をしてきた。



こんな紙一重の繋がりは、俺にとって嬉しくもあったが、とても切なくてやりきれない気持ちになった。






「いくら?」






「ごじゅう」






驚きもあり、しばらく返答できずにいたが・・・。






「協力してやりたい気持ちは・・・ある。だが、学生バイトの俺に50万円は無理だ。うちの生活が苦しいのはお前もよく知ってるはずだろ?」






幸いにも俺は成績優秀だったので、大学には奨学金で行かせてもらったが、空いた時間を全てバイトに費やして、学費と生活費に充てていた。



たまには酒を飲むくらいの余裕はあったが。






「50は無理だ。でも、できるだけ協力するから、明日の同じ時間に俺の家に取りに来てくれ」






そうM美に伝えた。



翌日、自分に出せる限界まで金をかき集めた。



幼馴染とはいえ、今ではほとんど関係のない、しかも変わり果ててしまったM美のために俺は一体何をやってるんだろう・・・。



俺は何度となく自分自身への愚かさを感じた。



やはりM美が最後の最後に俺をあてにしたということが俺の中では大きかった。



が、思ったほどの金は集まらなかった。






翌日、約束通りM美が来た。



昨日もだったが、今日はもっと元気がなく落ち込んでいた。






「ま、上がりな。少しは時間あるんだろ?」






俺は声を掛けた。



M美は無言で上がってきた。



今日も一日、色々あったんだろう。



俺は少しでもM美の心を和ませてやることができればと、思うだけだ。






「懐かしいだろ?よく遊んだよな、この部屋でも」






俺は笑いかけた。



返事をせず、ただ頷くだけのM美。



M美も色んなことを思い出しているんだろうと思った。



やがてM美の目に涙が溜まるのが分かった。



付き合いはものすごく長かったが、この時、初めてM美の悲しそうな顔を、そして涙を見たと思う。



抱き締めてやりたかった。



が、俺はあえてそうしなかった。



無駄に引き留めることは有益ではないと悟った俺は、茶封筒に入れた、俺の出せる限界の金をM美に差し出した。






「少ないが、今俺が出せる限界だ。やる。返す必要はない」






手を差し伸べ受け取る前にM美は泣き崩れ、俺にもたれかかった。



俺はM美の肩にそっと手を回した。






「私、Yには今までずっと迷惑をかけてばかりだね。私からは何もしてあげてない。ずっと・・・ずっと・・・」






「もういいよ、そんなこと・・・」






「お金受け取って、こんなこと言うの、あれなんだけど・・・」






「・・・?」






「私を抱いてくれない?Yがもしそうしたいっていうなら、ううん、そうしてもいいって思うなら・・・」






「M美、冷静になれ。後悔するだけだ。俺を思って言ってくれてるなら必要ない」






「抱けないってこと?」






「抱けないし、抱かない」






「そんなに魅力ない?私?」






「そーゆーわけじゃないよ。お前だってわかってるんだろう?お前は十分すぎるほど綺麗だし魅力的だって」






「じゃあなんで?」






「お金を渡してM美を抱くなんてことできないよ」






「じゃあ、お金は受け取らないわ。私からYへの今までの気持ちだと思って」






「いや・・・後悔するだけだって。冷静になれって。お前、旦那もいるんだろ?」






そこで少しM美との距離をとった。



M美は完全に黙ってしまった。






「ここでこんな事してる場合じゃないんだろ?金を受け取って早く行けよ。追い出してるんじゃない。俺の気持ちもわかってくれ」






しばらく黙っていたM美がこっちに寄って来た。



そして、有無を言わさずM美の方から俺に口付けた。



完全に不意打ちを食らい驚いたが、俺はそれを受け入れることにした。



M美の気が済むなら・・・。



すごく長い時間に感じられた。






「私、Yと結婚するつもりだった」






「あー、小学校の頃はそんなこと言ってたか?」






俺は動揺する自分自身を抑えるようにすかさず返した。






「そうね」とM美は精一杯の笑顔で言った。






そのM美のいっぱいいっぱいの顔を見て、とうとう俺はM美を抱き締めた。



狭いボロアパートの部屋のベッドに、M美から俺を連れて行った。



抱き合ったまま。



ベッドまで来ると、覚悟を決めた俺はM美をベッドに寝かせた。



過去に何人ともなく妹の友達の中高生が理不尽に処女を失っていった悲しみも、喜びも、切なさも、不甲斐なさも・・・色んなことを知っているそのベッドの上に。






俺はキスをして、優しくM美に触れた。



正直、この時点では、まだ俺は俺自身の行動がコントロールできていなかった。



心と身体がまだ違う所で動いていた。



このまま事を進めては、お互いに後悔するだけだ・・・。



複雑な思いだった。



物心の付いた頃から知っているM美が今、この腕の中にいるという現実。



初めて間近で触れる肌、唇、M美の身体・・・。



俺は震えた。



しかし、もう後に引けなかった。



俺はM美の服に手をかけた。






「やめるから、いつでも発言撤回しろよ」とだけ言い残し、M美の服を脱がし始めた。






途中からはM美は自ら全てを取り払った。



堂々と見せることはなかったが、初めて見る真っ白なM美の身体は、美しい、その一言だった。



いやらしいとか、そそるとか、萌えるとかではなく、ただ美しかった。



隠した腕越しに見える綺麗な乳房。



くびれた腰、すらっとした脚、女性らしいふっくらとした尻。



しばらくそのままでM美に見惚れた。



M美は何も言わなかったが恥ずかしそうだった。






横になったM美にキスをし、優しく乳房に手をかけた。



M美が身体全体で反応した。



その時、俺は今までにはない興奮を覚えた。



そして味わうようにM美の全てを夢中で舐め回した。



M美もそれに応えた。



その肌は柔らかく、その乳房は俺のすべてを包み込むかのようだった。



そして69。



互いに最後の時間を名残惜しむように丁寧に舐めあった。



M美のマンコは綺麗だった。



可愛くポコっと出た土手。



ふわっと乗っかった濃すぎない毛。



ピンク色の瑞々しい貝。



今まで味わったことのない、しょっぱい味がした。






俺のチンポはズボンから出て、M美の口の中で転がされていた。



罪悪感が強かったが、温かい口の中は、とても気持ちよく、すぐに果ててしまいそうなくらい・・・。



それに気づいたのか、M美は俺を押し倒して上になった。






「ちょっと待て」






俺は制止した。



意味はわかったはずだ。






「大丈夫」とだけM美は言い、俺のチンポはM美のマンコに吸い込まれるようにして入った。






最高だった。



濡れ具合も、入り具合も、締まり具合も。



一番奥で当たる禁断ゾーンも・・・。



俺は初めて、今までにない快感を覚えた。



今までこれだけヤってきて、だ。



何が今までと違うんだろう?



相変わらず、“愛”はそこに無いように思えた。



生だから?



いや、そんなのは今まで数え切れないほどした。






しかし、そんなことを考える余裕は俺には残されていなかった。



一方的に出入りを繰り返す締まったM美のマンコに俺のチンポは限界に来ていた。



俺はすかさず正常位して、M美の入り口にチンポを当てた。



クチュっと少しだけ音を立てて、するりと入っていった。



M美の一番奥までグッと入り込んだ。






「うっ」






M美は少し声を上げて仰け反った。



一番奥まで入ったのであろう、さっきより。






「気持ちいい」






M美が囁くように言った。



数十回のピストンの後、さっきすでに限界に達していた俺のチンポが果てるのは間もなくだった。



俺は引き抜こうとタイミングを取った。



その瞬間、それに気づいたM美の足が俺の尻を封じた。






(嘘だろ?)と思う間もなく、そのまま俺はM美の中で果てた・・・。






俺のチンポは全てを搾り出すかのように、いつになくしつこくビクった。



M美のマンコも俺のチンポを名残惜しむように、いつまでもぎゅぅぎゅぅっと締め付けた。



お互いにドクドクと音を立てそうなほど大量な何かを分泌していることは手に取るようにわかった。



しばらくそのままでいた。






「大丈夫だったのか?」






俺はM美を気遣った。






「大丈夫」






俺には根拠が判らなかったが、M美はそう言った。



挿入したままでも俺のチンポは小さくならなかった。






「出たんでしょ?」






「出たよ。でもまだ俺のチンポがM美のマンコを名残り惜しんでる」






そう言い、俺は挿入したまま半回転し、足をクロスしてM美のマンコを突いた。



さらにもう半回転して寝バックで突いた。



俺の出した分泌物とM美の出した分泌物が噴出して周りは大変な状態になっていたが、かまわず夢中で腰を振った。



その分泌物がさらに気持ちよさを倍増させた。



M美の腰も、乳房も、尻も、その瞬間の俺には凄い萌え要素になっていた。



もう夢中でM美の中を掻き回した。



俺は後ろからM美にしがみつくようにして再びM美の中で息絶えた。






「あぁっ」






M美も声を上げた。



セックスとはこういうもんなんだ・・・。



まるで今日初めてセックスしたかのような達成感と、幼馴染の女を犯した(わけではないが)罪悪感とで複雑な気持ちだった。



しばらくそのままで過ごした後、言葉少なめにシャワーに入った。



シャワーと言ってもボロアパートの、ほんと1人がギリギリ入れるようなタイルの風呂。



そこでお互いを流し合いながらM美が言った。






「すごいよかった。ありがと」






「いや、ありがたくなんかないよ。こっちこそ。ごめんな」






「謝らないで。謝られたら辛い。私が言い出したんだし・・・それにほんとに凄いよかった。今までこんなにいいもんだって思ったことなかった。・・・Yだからかな?」






今日初めて、M美のおどけた笑顔を見た。






「俺も、初めてセックスの真髄がわかった気がする」






「あー、嘘っぽーい!」






M美の落ち込んだ顔に昔の無邪気なM美が混ざってた。






「お前だって十分嘘っぽいよ」と笑って見せた。






「でも俺も、M美だったからだと思う。ありがとう」と言った。






「ありがたくないんじゃなかったの?」とM美が笑いながら言った。






後にも先にもM美としたセックスほどの快感は味わったことがない。



そんな事実も、俺が他人とのセックスに萌えることができないひとつの理由なのかもしれない。