俺がつい最近まで付き合ってた彼女の話。仮名M。






Mは俺のいっこ上で23、服のブランドとかはそんなに詳しくなかったけど、中の上くらいには可愛かった。



性格は落ち着いてて、かつ常時平熱35度の天然ボケ。



言われなくても勝手に部屋の掃除してくれたり、女はご飯作れて当然!みたいな考えがあって、文では伝わり辛いけど今時少なくなった「純和風」の女のコだった。






いつも妙に騒がしい俺と、おっとり静かなタイプのMは妙にウマがあって、今まで会ったどの女の子より魅力的だと思った。



彼女の方もそう思ってるに違いない。



俺達はお互いべた惚れのラブカップルだ!






少なくとも俺はそう思って「いた」。






付き合い始めて2年。



「最近どうもMの様子がおかしいな」って思う事が多くなった。



電話しても話にあんまり乗ってこない。



要領を得ない外出理由。メールの返信も遅い・・・。






ある日、彼女に急に素っ気無くなった理由を問い詰めてみると、「他に気になる人が出来た」との事。



その人は、Mとバイト先が一緒の「U」君だとの事。



Uなら俺も知ってる。



彼女を通じてできた男友達だ。






後日、Uと俺、そしてMとで一緒に飲む機械が訪れた。



安い居酒屋でしこたま飲んだ後、Uの家になだれ込もう!



ということになって、酒を持ち込んで賑々しく楽しんでた。



その日、そんなに酒に強くない俺は午前2時頃、もーれつに眠くなって、隣にあるUの寝室で横になった。



「ヤバイかな?」と思ったけど、その時はまだ俺とMは(便宜上は)付き合っていたし、なにより「どーでもいいや」と思ってた。



嫉妬と諦念のが生んだ感情だった。



俺は他の男に気が移られたらどうでも良くなるタイプなんです。



きっと。






目が覚めた。床に就いてから30分くらい経ってた。



目覚めた理由は音が聞こえたから。






何の音?






ぬめった音がしてる。



くぐもった声。荒い息遣い。



ああ、そういえばMは声が抑えられないコだったなーとか呑気に思いながら確信。



手マンされてる。






すぐさま色んな感情が渦巻いた。



酒のせいか、吐き気がした。



それと同時に俺の中に物凄い興奮が生まれた。



飛び起きて、息を★して壁に耳貼り付けた。






U「Mはクリ回されるのが感じるの?」



U「それでここいじられると最高なんでしょ?」



M「ううう、(俺に)聞こえる、聞こえちゃう」



U「聞こえねーよ、酒入ったまま寝たし」



U「ほら、(たぶん皮)むいてあげたよ?ほら、ほら!」



M「ん、あ、あ、ああ、あ、イイ!」



U「クリいじってって言って?言ってって、ほら!」



M「クリいじって、は、クリいじって、ぅあ、っあ!」






こんなのが聞こえてきた。



あのMが?おしとやかなMが?俺の、Mが?



こんなやらしい声出してんの?



その時、俺は、何かが「キレた」。






耳を壁から引っぺがして、履いてたジーンズとボクサーパンツを下ろした。



迷いはなかったです。



扉を勢いよく開ける。



Mの半開きのまぶたが見開く瞬間。



自分で自分の太ももを持ちながら、呆けたMの顔が一瞬で凍りつく瞬間。



なぜか妙に落ち着いてるU。



それを目の当たりにした。



俺がその時言った言葉。






「聞こえてたよ」



「すげーやらしいね、俺もこんなになっちゃったよ。」






Uの胸に背中からしなりかかってたMは、足を閉じてこっちを見てた。



何にも言わない。



何か言いたかったのかもしれない。



俺はMにゆっくり近づいて、そのままディープキスした。



Mのクリから手を離したUの代わりに、右手でクリを手でなぶった。



左手は、Uの手をつかんでMの胸にあてがった。






Uが上半身、俺が下半身。



Uが舌と手でねぶる。



俺はMの陰核を指で剥いてねぶる。



始めは訳がわからずに困惑してたMも、数分後には



「ん、ひ、い!」「おお、おぅ、ぉ、お!」



なんて、今までに聞いた事がなかったような声をあげてた。



Mの手と口、舌は、凄い速さでUのものを猛らせてる。



Mは快感が高まると白目を剥く癖があって、喘ぎきってる時に白目を剥いた時は、Uと目配せして笑った。






三人とも限界まで近づいてた。



俺はUにMの両手首を押さえつけるように言った。



Mが履いてた薄ピンクのミニスカートに付いてたベルトを掴んで、Mに入れた。



Mの内ももは色んな液で濡れそぼってて、すごい艶かしかった。



激しく腰を打ち付ける。



肉と肉がぶつかり合う音が部屋に響く。



84センチの胸が弧を描く。



脳髄がショートしそうな快感。



Mの喘ぎに混じって、ップ、ップ、と聞こえる。



見れば、UはMに咥えさせながらクリを回してる。



あぁ、Uはすぐいかせるつもりか。



手を抑えてろって言ったのに、と思いつつも、もう関係なかった。



兎に角、女も男も獣だった。






5分位でいきそうだった俺は、Mの顔に向けてぶちまけた。



前髪と瞼と鼻の頭に粘りついた精液を見たら、動物敵欲情が脳を襲った。



何で今まで顔射しなかったんだろう?



すぐさまUがバックでMに入れた。凄かった。



Mは絨毯のはじを掴んで喘ぎ狂ってる。



たぶん、あれがほんとの「性交」っていうんだなーなんて間抜けな事を考えてた記憶がある。



なぜか俺は自分のトートバックの中からMの大嫌いだったハイスタンダードのCDを取り出してデッキに入れた後、Uに混じってMの口にモノを突っ込んだ。






後は、AV観ながら3Pしたり、UがライカとかいうカメラでMをハメ撮りしたりとランチキし放題だったが、結局Mが「あそこが痛い」と言い出して破廉恥三昧は幕を閉じた。



その後はMをベッドに寝かし、俺とUとでプレステを朝までやるという、なんとも間抜けな時間を過ごしたりもした。






その後、俺と別れたMはUと付き合い始めたが、僅か二週間で別れる事になる。



俺はUの番号を携帯から消し、Mの番号はちゃっかり残して、今でもたまにMと遊んでいる。



あの日、悪魔が俺に宿ったあの日。



秋はまだ始まったばかりだった。






Mとは遊んでるだけ、ではないですね勿論。



Hもしちゃってます。






しかもしかも、実はMは昔、半ギャルだった事が最近判明しました。



今のMとは似ても似つきません。






Uともちらほら会ってるみたいです。



M曰く「口でしてるけどHはしてない」らしいです。



小学生でも見破れますね。






セフレ、う~ん、セフレ・・・。



ちょっと違う気がしますが、俺のMに対する恋愛感情は0なので、実質上そうなります、ね。



言われるまで気付かなかった・・・。



U氏と会ってると聞いた時は、最初の清楚さも可愛さ余って憎さ百倍(大げさ)、ただの淫乱じゃねーのかと思いました。



で、なんとなく嫉妬。そして、次に会った時貪る。



ただれてますね。






Mはのんびりおしとやかな性格の反面、やや優柔不断なきらいがあります。



俺とUは性格、外見共に全く正反対なので、ココロが揺れ動いてるのでしょう。






勿論、ココロの奥には淫靡な考えが彼女を取り巻いてます。



俺はカス男なので、Mの反応をうかがう為に「好きな時に2つチンコ味わえていいねー」とMに言いました。



「違うもん」と言いつつ、特に傷ついた素振りもないMを見たとき、何だか懐かしいような寂しいような、不思議な感覚にとらわれたのを思い出します。






なんでMが半ギャルからしとやか系になったのかは、M曰く「こんな事をしてる歳じゃなくなったから」らしいです。



一定の年齢まで歳をとると、ガラッと考え方を変える人は、たまにいます。



Mはそのタイプなのでしょう。






Mは半ギャル時代、ナンパされた男とカラオケボックスで入れたり、女2×男2で泊まりに行ってちょっとした見せ合いHをやったり、まあ平均的なギャル時代を謳歌してたようです。



今のMの姿からは想像も出来ないですが。