この状況で、新しいショーツを穿いてからパジャマ着て、っていうのもなんだかバカらしく感じたので、また全裸でそーっと廊下に出ました。



家の中は静まり返っています。



私は廊下や階段の電気はつけず、手探りで階下へ下りました。






リビングのドアをそっと開けます。



手探りで電気のスイッチをつけました。



ぱっと明るくなって、照明に見慣れたリビングが浮かび上がります。



そのままダイニングのドアを開けて、冷蔵庫に辿り着きました。



ふっと目線を泳がすと、大きな食器棚のガラスに私の全裸の姿が全身映っていました。



いつもは普通に食事している場所で、私は今、恥ずかしい全裸・・・。



ぞくぞくっと、気持ちのいい波が押し寄せてきました。



そして、私は本当にこういう状況が好きなんだな、と実感しました。






部屋に戻って、よく冷えたオレンジジュースをごくごく飲みます。



美味しーっ。



頭に被りっぱなしだったタオルを取って、生乾きの髪に軽くブラッシング、オールバックにして後ろで束ねました。



さあ、どうしましょう。



今、9時50分。



私はいつも10時から11時の間には寝るのですが、今は全然眠くありません。



身体が興奮から醒める気配がありません。



明日もお休みだし、もう一冊も見てみることにします。



私は、さっきエッチな液を拭いたバスタオルを椅子に敷きました。



このバスタオルは、母がいない時にこっそり洗濯するつもりです。






机に向かって、ドキドキしながら、もう一冊の本を開きました。



次の一冊は、もっと強烈でした。



これも写真集でした。



8ページくらいずつ一つのストーリーになっていて、その度に違う女の人が写っているようです。



みんな美人さんです。



男性は出てきません。



各写真の下の方にキャプションというか台詞が書いてあって、それもすごくいやらしいんです。



『美少女SM写真集』というタイトルでした。






(SM?)






会社のオフィスみたいな場所。



下半身は裸にハイヒール。



上半身のブラウスとブラが肌蹴られて、後ろ手に縛られ、裸のおっぱいをコピー機のガラスに押しつけられている女性。






『先輩。ミスばっかりの私をもっと叱ってください。このコピーを社内に貼り出してください』






学校の教室。



教壇に覆い被さるように全裸でお尻を突き出している女生徒。



両足首は教壇の脚に縛りつけられています。



そのお尻を平手で叩こうとしているスーツ姿の女教師。



女生徒のお尻は腫れて赤くなっています。






『苛められたくてわざと宿題を忘れました。勉強してこなかった私を、もっと強くぶってください』






どこか公園みたいな場所。



青空の下、鉄棒に全裸で両手両脚を大の字に縛られた女性。






『ああ、これじゃあ何もかも丸見え。惨めな私の姿を、もっと近くでよく見てください』






私の身体の温度が、またどんどん上がっていきます。



私の左手が自分でも気づかないうちに、おっぱいをわさわさと触っていました。



乳首に触れるたびにピクンと身体が震えます。



心臓もどくんどくん速くなっています。






病院のベッドに大の字に縛りつけられたナース。



肌蹴られた白衣の下は全裸。



股間にはシェービングクリームが盛られています。






『剃毛実習って縛ってやるんですか?先輩、アタシのオマンコ、傷つけないでくださいね』






犬の鎖に繋がれた赤い首輪を嵌められた裸エプロン姿の女性が、キッチンでお料理をしています。



お尻の穴の辺りに、キュウリを宛てがう別の女性の手。






『お嬢様、私を苛めるのはお食事の後にしてください。その後なら何でもします』






歩道橋の下に、両手首を上に上げたまま縛られてるセーラー服の女の子。



胸は肌蹴られ、スカートは捲られたまま裾をウエストに挟まれて固定。



ショーツを膝まで下げられて、股間に、『ご自由にお触りください』の貼紙。






『ここは通学路。誰が最初に見つけて、マゾ奴隷の私を苛めてくれるかしら』






私の左手は、勝手に胸から離れてオマンコを弄っていました。



オマンコはすごく熱くなっていて、後から後から滲み出てくる、エッチ液でびちゃびちゃになっています。



そこを手のひら全体で擦るように、私の左手が上下しています。






「あうん、あうんっ!」






たまらず声が洩れてしまいます。



くちゅくちゅと、いやらしい音が聞こえます。






そして、ついに、その写真がきました。



神社か、お寺の裏庭みたいな場所。



大きな木に荒縄で、おっぱいとウエストと腰と、左の太腿と足首が縛りつけられています。



全裸で、です。



おっぱいはあの絞り込む縛り方。



右脚だけ、膝から縄で吊られて枝に縄がひっかけてあるので、オマンコのところが大きく開いています。






『お姉さま。こんなところで縛られたら誰かに見られてしまいます』






次ページ。



バストアップになって張りつめたおっぱいに左右4つずつ、乳首を囲むように木製の洗濯バサミが挟まれました。






『痛い。でもこの痛みはお姉さまからのプレゼント。もっと、もっと苛めて』






次ページ。



再び引きになって全身ショット。



左右内腿にも洗濯バサミがいくつかぶら下がっています。



そして、ぼかしてありますが、オマンコのワレメの縁を左右洗濯ばさみで挟み、紐で引っ張って、こじ開けている状態で固定されています。



太腿に、エッチ液が垂れた跡が幾筋も。






『恥ずかしい。全部丸見えですね。でもそれが気持ちいいんです。お願いです。マゾな私の乳首にも罰を』






私は、本当に食い入るように見入っていました。



このモデルさんの顔、私に少し似ているんです。



目元のホクロや唇の感じが。



その人が、お外で全裸で恥ずかしい格好に縛られて、苦痛に顔を歪めながらも気持ち良さそうに洗濯バサミだらけになっているんです。






クリトリスを左右に弾く私の左手指の動きが加速していました。



知らないうちに中指が膣穴の中に入っていました。



中はすごく熱くてヌルヌルです。






「あっあっ!あっあうっん」






右手が震えながら次のページを捲ります。



レンズがちょっと寄って、顔からオマンコまでの写真。



ピンと尖っている両乳首にも洗濯バサミが。



その洗濯バサミは紐で繋がっていて、その紐をモデルさんが口に咥えています。



あごを上げて紐を上に引っ張っているので、洗濯ばさみに挟まれた両乳首がビーンと、上に引っ張られてちぎれそう。






『ありがとうございます。私はこれが大好きなヘンタイです。イクまで見ていてくださいね』






もうだめでした。



私は本を押さえていた右手を胸のところに持っていき、両乳首を強く摘んだり、ひねったりしていました。



膨らみかけのおっぱいなので、揉んだり乳首を摘むと快感よりも痛みの方が普段なら勝るはずです。



でも、この時は、特別でした。



右手を離してしまったので、本は自然にぱたんと閉じられました。



でも、私の頭の中には、今まで見てきた写真の数々が鮮明に記憶されていました。






苦しそうな女優さんの顔・・・。



白い肌に食い込んだ縄・・・。



女優さんたちが置かれている恥ずかしすぎる状況・・・。



そんな状況をむしろ喜んでいる台詞・・・。



乳首を挟んだ洗濯バサミ・・・。



無理やり広げられたオマンコ・・・。






それらがごちゃまぜになって頭の中を駆け巡りながら、私に、『自分の身体を苛めろ、もっと苛めろ』と、そそのかしてきます。



私は顔を上に向け、仰け反るような姿勢で右手と左手を激しく動かし続けました。



左手の中指は、穴の中で勝手にグニグニ動いています。






「あんあんあんあんっ!」






やがて今まで感じたことのない、宙に浮くような感覚が身体全体に渦巻いてきました。






「あーいーっ、あーいーあーっひーっー」






頭の中が真っ白になります。






「んんいーーーーーーーーーーっ!!!はあ、はあ、はあ・・・」






上半身を机の上に突っ伏したまま、しばらく動けませんでした。



左頬が机にへばりついています。



私の裸の肩だけ、別の生き物みたいに激しく上下しています。



両腕はだらんと垂れ下がっています。



お尻に敷いたバスタオルはグッショリ濡れています。






今まで味わったことのない感覚に、私は戸惑っていました。



それはすごく気持ち良くて、いくらでも感じていたいような快感だったのですが、同時に、(こんなことをしてはいけない、していたらいつか大変なことになる)とも感じさせる、本能的に後ろめたさを感じさせる快感でもありました。






しばらくして、のろのろと顔を上げました。



本の上に私の頬が乗っていたらしく、汗で今見ていた写真集の書店カバーが濡れていました。



(あっ。これちょっとまずいかも・・・)と思うのですが、どうでもいいような気もします。






私は考えるのをやめて、今はとりあえず寝てしまおうと思いました。



快感の余韻があるうちに寝てしまえばなんとかなる、となぜだか思ったんです。






よろよろと立ち上がって部屋の中央に捨ててあったバスタオルを取り、身体中に吹き出た汗を適当に拭ってから全裸のままベッドに潜り込みました。






<続く>