結婚までの半年の間『M』は、ほぼ2日おきに私の部屋へやって来ては私を抱きました。
とは云っても土曜日曜は私を解放してくれましたし、婚約者との約束がある日はそちらを優先させてくれました。
おかげて、私と恋人との結婚式の準備は、トントン拍子に進んでいきました。
式場での打ち合わせもあって、婚約者と会う時間が長くなっていきました。
でもその分、『M』とのセックスの濃さは、どんどん増す感じがしました。
『M』と密会する間隔が長ければ長いほど、私が感じるセックスの快感も大きいのです。
2ヶ月後には、『M』と会う日や『M』が部屋に来る日を、婚約者との予定を記録しているメモ帳に一緒に書いて、自分のスケジュールの中に組み込むように
なっていました。
婚約者や友人達との予定とバッティングしないように気を付けるため、という気持ちで始めたことですが・・・。
そうすること自体が、今から思えば、既に『M』とのセックスが私の生活の一部になっていると自分で認めていた証ではないかと思います。
結婚式まであと3ヶ月を切った頃。
紅葉も終わり、雪がちらつきだした12月の終わりに、婚約者と二人で某温泉地に旅行に行きました。
前の晩から彼のところへ泊まり、直接目的地へ直行しました。
2泊3日の短い旅行でしたが、久しぶりに幼馴染である彼と二人きりでいられることが、楽しくて仕方ありませんでした。
その間、夜はずっと彼に求められ続けました。
勿論、全てを受け入れて彼の好きにさせてあげましたが・・・
やはり一度もイクことはできませんでした。
旅行が終わって部屋に戻って直ぐ、『M』から携帯に電話がありました。
「もうすぐそっちへ行く。
部屋を開けとけよ。」
言う通りに鍵を開けて待っていると、30分もしないうちに『M』がやって来ました。
私は、既に下着姿で待っていました。
『M』は、ニヤリと笑うと服を素早く脱ぎました。
ボクサーパンツだけの姿で私の前に立ち、
「旅行はどうだった?」
と聞きました。
『M』は、私が婚約者とのセックスではイケない体になっていることを、既に知っていました。
私は、何も答えない代わりに『M』のパンツを脱がせました。
威圧感のある大きなモノが、目の前に飛び出してきました。
私は、『M』の足下に跪くと、躊躇わずにそれを口に含みました。
既に口には入りきらない状態でしたが、『M』に教えられた通りに一生懸命舌を這わせました。
「上手くなったな、知里。」
そう言うと、私を軽々と抱き上げ、ベットへ運びました。
パンティーとブラを剥ぎ取って、私の体にむしゃぶりつくようにのし掛かってきました。
長い長い口づけの後、耳から首、胸、脇、足、そして秘芯へと流れるように順に愛撫してきます。
その間、ずっと指が秘芯に激しくピストンされ続けています。
私は、『M』がその巨大はモノを私の中に突き入れてくるまでに既に何度もイカされていました。
そして、それが入ってきたとき、私は大きな声を上げながら『M』にしがみついていました。
ほんの数分彼が動いただけで、私は立て続けに2回絶頂を迎えていました。
そこで、またプツンと記憶がとぎれていました。
うっすらと意識が戻った時、私は『M』の上に倒れ込んでいました。
『M』のモノを体に入れたままで体を痙攣させていたんです。
『M』が部屋に来てから、既に3時間が経っていました。
そのまま上下に体勢を入れ替えると、『M』は正常位になってまた動き始めました。
また、圧倒的な快感の波が、体中に起こっていました。
「知里、来週結納なんだってな。
いよいよだなあ。」
凄まじい快感の中で、うっすらそんな言葉が聞こえました。
「新妻の知里と犯れるのが、今から楽しみだよ。」
そんな『M』の恐ろしい言葉を意識の端で聞きながら、私はまた意識をなくしてしまいました。
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