小学6年生の時、両親に連れられて温泉に行った。



北関東か南東北か覚えてないが、とにかくあっちの方だったと思う。






泊まった旅館はボロかったが、さすがに風呂はたくさんある。



嬉しくて片っ端から入ってたら、湯あたりしたのか夕食後に気分が悪くなった。



自分でもバカだと思うが、当時はバカの自覚がなかった。



部屋で少し休んだら回復したんで、夜も遅かったがまた風呂へ。



どう考えてもバカだ。



床に就いていた両親も、「何を考えてんだ」と呆れていた。






実は夕飯前、大浴場の奥に『洞穴風呂はこちら』という小さな表示を見つけ、あとで絶対に行こうと決めてたのに、その前にダウンしてしまった。



翌日に出直しても何の問題もないんだが、『洞穴』という言葉の響きに惹かれ、どうしても夜のうちに見ておきたかったわけだ。






洞穴風呂は大浴場の男湯から少し離れた露天だった。



入るまで気付かなかったが混浴。



女湯からはすぐ行き来ができるらしい。



俺が行った時は爺さんが1人で湯船に浸かっていた。



平和な光景だ。



お目当ての風呂はというと・・・期待外れだった。



洞穴といっても大して奥行きはなく、崖下の窪みにしょぼい岩風呂があるだけ。



お湯が何筋か、岩の割れ目から滝のように湯船へ注いでるのは珍しかったが、もっとワクワクする何かがあると思っていた俺からすれば肩透かしもいいとこだ。





窪みの奥まで行ってみたが、小さな鳥居みたいなのが飾ってあるだけ。



仕方ないんで、お湯が落ちてくる所を見てやろうと岩によじ登ってみた。






「ちょっとボク!そんな所に登っちゃ危ないでしょ!」






険しい声に驚いて、落ちそうになった。






(急に声をかける方が危ないだろっ!)






見ると洗い場におばさんが立って俺を睨んでる。



女湯から来たらしい。



無視しても良かったが、ちょっと怒ってる感じなんで渋々岩から下りた。



下りてしまうとすることもないし、せっかくだから湯船に浸かることにした。



爺さんはいつの間にかいなくなってて、さっきのおばさんが1人で入ってる。



軽くかかり湯をして、少し離れた所にざぶん。






「ほらボク!お湯に手ぬぐいを浸けちゃダメじゃない」






「えっ・・・?」






「マナーでしょ。入り口の所に書いてあるの見なかったの?」






また厳しい声が飛んだ。



書いてあるって、そんなもの見るわけない。



というか、いちいち「ボク」と呼びかけるのが、なんかガキ扱いされてるようでムカッとくる。



まあガキだけど・・・。






「あ・・・はい、ごめんなさい」






俺は大人しく手ぬぐいを湯船の脇に置いた。



いくらムカついても、あの手のおばさんが相手だと、母親に叱られてるみたいで言い返せない。



おばさんは30代半ばくらい。



うちの母と同年代か、少し若いかもしれない。



声と同様、ややキツめの顔立ちだが、それなりに美人ではある。



まあ、小学生にとって怖いおばさんの美醜なんて、どうでもいいことだ。






「ボク、何年生?」






「えっと、6年生・・・です」






「ま、うちの子と同じじゃない」






おばさんの声はさっきより柔らかくなっていたが、それでもビクッとする。



そろそろ親とか学校の教師にも反抗したくなる年頃だけに、最初にキツい声で叱られて主導権を取られたことが、なんか悔しい。



おばさんは隣の県から親子3人で来たそうだ。



旦那と息子が寝たんで、自分も寝る前にひと風呂浴びようと思ったという。



俺が湯あたりのことを話したら、「バカねえ」と、ちょっと笑顔になった。






母や祖母以外との混浴は初体験。



いくらおばさん相手でもなんとなく居心地が悪い。



こんな場面で場を持たせる話題もない。



おばさんと言葉を交わしながら俺は岩から落ちてくるお湯の筋に手をかざしたり、頭を当ててみたりしてた。






「ボク、打たせ湯って初めて?」






「うたせゆ?」






「知らないの?ここの岩風呂の売りなのに」






世間知らずの俺は、細い滝のように落ちてくるお湯の筋が単なるアトラクションじゃないと、このとき初めて知った。






「ここに腰掛けて・・・ほら、いらっしゃい」






「あ、はい・・・」






湯船には打たせ湯を使う客用に、浅くなってる場所がいくつかあった。



おばさんはその一つに腰掛けると、お湯の筋を背中に当てて見せる。



なるほど、そういう仕組みか。



俺も見よう見真似で試してみた。






「こうして心臓をお湯から出していると、湯あたりしないわよ」






「あ、はい・・・」






バシャバシャバシャ・・・。






お湯の衝撃が全身に響いて、確かに気持ちいい。



・・・が、俺の視線は別の物に釘付けになっていた。



俺とおばさんは、湯船の角を挟んで斜めに向かい合う位置で座ってる。



お湯の深さはせいぜいヘソ下くらい。



おばさんが言うように、心臓は浸かってない。



もちろんマナーだから手ぬぐいもタオルもない。



ということは・・・。






おばさんの乳房は大きかった。



今から思うとだが、Fカップはあったと思う。



肩幅が広くしっかりした体つきに似合って、胸もギュッと中身が詰まった感じ。



同じ巨乳でも、家で留守番してる祖母のダラリと垂れた胸とは全然違う。



豊かな膨らみの先端には、妖しい血豆色の乳首がツンと上を向いてた。






(うわ・・・すげぇ・・・)






6年生といえば急速にエロへの関心が高まる年頃。



母親と同年代のおばさんをそんな目で見るなんて考えたこともなかったが、家族以外じゃ初めて見た大人の女性のナマ乳は、俺の視線を引きつけて離さない。



俺が年の割に小柄だったせいか、それとも自分の息子と同い年と知ったせいか、おばさんは体を隠す素振りも見せず、お湯に打たれてた。



体を傾けたるたび、お湯の流れが変わって深い胸の谷間を滑り落ちていく。



お湯の中では、そこそこ立派な太股の付け根に黒い毛の固まりが揺れてる。



さすがにガン見しちゃ失礼だし、また怖い声で、「なに見てるの?」と怒られそう。



俺は必★で視線を逸らしたが、どうしても横目で見てしまうのが子供の浅はかさ。






(柔らかそう。触りたい。乳首ってどんな感触かな)






そんな妄想が渦巻いた。



思い出すのも恥ずかしいくらい不自然な視線と表情だったと思う。






「ふふっ」






急におばさんの笑い声が聞こえた。



慌てて顔を上げる。



乳房ばかりに集中して気付かなかったが、おばさんは俺を見ていた。



それも顔じゃなくて下の方を。






(げげっ、やべえ!)






気付いたときはもう手遅れ。



いつの間にかチンポがピーンと元気よく上を向いていた。



お湯は浅いし透明だから、1メートルほど離れたおばさんから丸見えだ。






「ふふっ、こんなおばさんのオッパイに興味あるんだ?」






「え、その・・・」






「見たい年頃だもん、仕方ないよね」






怒ってはいないみたいだが、こっちは恥ずかしさで全身が縮む・・・股間以外は。



慌てて手で隠そうとしたが、もはや隠しきれる大きさじゃなかった。






「んもう、お風呂なんだから、隠すとかえって変よ」






「え、でも・・・」






「ほら、こうやって座ってごらんなさい」






おばさんは立ち上がると、湯船の縁に座り直した。



太股や下腹部がお湯から顔を出す。



俺は改めて目を見開いた。






「ほら、言われた通りになさい」






「あ、はい・・・」






最初に叱られて主導権を握られたせいか、従わざるを得ない雰囲気だ。



★ぬほど恥ずかしいが、ここで風呂から出るのも逃げるみたいでなんか悔しい。



叱られて言い返せない子供にも意地はあった。



半ば開き直りもあったと思う。



俺は思いきって湯船の縁に腰を掛け直した。



今さら隠すわけにもいかず、チンポは元気に天を突いたままだ。






「はい、いい子。へえ、6年生だと結構立派なんだー」






「え、そんな・・・」






情けないが、実際そんな返事しかできなかった。



6年生の頃のチン長は覚えてないけど、まあそこそこ大きかったんだろう。



当時はまだ仮性だが、勃ってたから先っぽはズルリと顔を出してたと思う。



毛が生え揃ったのは中学の時だったんで、まだツルツルかチョボチョボ・・・。






「あんまりお風呂で人様をジロジロ見るのもマナー違反よ」






「あ、はい・・・ごめんなさい」






「今日は許したげるけどね。アタシも見ちゃったし」






高圧的な言葉とは裏腹に、おばさんの口調はすっかり穏やかになってる。



俺はまだビクつき気味だったが、少し和らいだ雰囲気は感じてた。



なのに、チンポは収まる気配がない。



というか、ますます硬くなってくる。






「うーん、いいお湯」






おばさんは両乳房を腕で支えるように持ち上げ、体をよじらせた。



立派な肉丘がユッサユッサと左右に揺れる。



俺はゴクリと唾を飲み込んだ。



意識してか両脚を開き気味にしてるから、体をこっちに向けるたび、太股の付け根の縮れ毛に包まれた割れ目がチラチラ見える。



体をよじらせ、お湯の当たる場所を変えながら、おばさんの視線は痛いくらい気張りきった俺の股間に固定してた。



今考えれば挑発してたのかもしれないが、そんなこと子供に分かるはずがない。



目の前で揺れるダイナミックな肉体に、俺は経験したことない興奮を覚えていた。



もう少し後の俺ならトイレに駆け込み、自分でチンポを扱くところだが、当時の俺は『オナニー』という言葉こそ知っていたものの、実体験はなし。



1~2回、夢精らしきものを経験していたかもしれないが、体の奥底から湧き上がる劣情をどう処理すればいいか分からない。



打たせ湯でのぼせたわけでもないだろうが、全身がカーッと熱くなり、湯あたりしたときみたいに頭がクラクラする感覚に見舞われた。






「ボク、そろそろ上がった方がいいんじゃない?」






おばさんが余裕しゃくしゃくの笑みを向ける。



俺もそろそろヤバいと感じてた。



ナマ乳は名残惜しいけど、俺は立ち上がった。



足元がフラッと来る。






「ほら、危ないわよ」






「・・・すみません」






俺の足取りを見たおばさんが、すぐに立ち上がって脇から支えてくれた。



当時の俺は150センチあるかないか。



おばさんは俺より10センチほど上背があったと思う。



肩の後ろあたりにムニッとした柔らかな肉の感触。






(うわあ・・・オッパイ・・・)






そう思った瞬間、チンポが柔らかな手の感触に包まれた。






「・・・えっ?」






「こんなにしたままじゃ、お部屋に戻れないでしょ?」






おばさんは斜め後ろから支えながら、俺の下腹部に片手を伸ばしていた。



勃起を握る手が前後にゆっくり動くと、熱気と興奮と快感が一気に押し寄せる。



思わず、「あぁ・・・」と情けない声が漏れた。



俺の視線の先で、おばさんの顔は怒ってるような喜んでるような不思議な表情だった。



興奮しているのか鼻の穴が少し広がり、息もちょっと荒くなってる感じだ。






「もう、こんなに硬くして・・・」






独り言のようにつぶやきながら、おばさんは片手で俺の肩を抱き、チンポを握るもう一方の手の動きを速めた。



全身から力が抜けていく。



俺は崩れ落ちないように両足を踏ん張りながら体をよじらせ、俺を支えるおばさんにもたれかかった。



おばさんの肩に顔を埋めながら反対側の肩をつかもうとしたら、手がズルリと滑って豊かな乳房を握る形になった。



触りたくて仕方なかった乳房は、想像してたよりも硬いような柔らかいような触感。



俺は興奮状態で膨らみを握り締め、指の腹で乳首の感触を確かめるように揉んだ。



おばさんの手の動きが激しさを増す。






「はぁ・・・はぁ」






荒い息遣いが聞こえる。



下腹部の奥底から何かがこみ上げる異様な感覚が襲ってきた。






「あ・・・なんか出そう・・・」






おばさんは肩を抱いてた手を伸ばし、俺の小さな乳首を摘んだ。



鋭い痛みと猛烈な快感。



チンポを握る手にさらに力が入った。






「うわあ◯%☆$△♪#&ぅっっ!!!」






一瞬、視界が真っ白になった気もする。



俺の下半身はガクガクっと痙攣し、尿道を駆け上がった何かがチンポの先から噴き出した。



俺は体をよじらせたまま豊かな乳房を掴み、胸の谷間に顔を押し付けた。



狂いそうな気持ち良さと同時に、自分が自分でなくなるような恐怖も感じた。






「すごいね。6年生だと、もうちゃんと出るんだね・・・」






おばさんが崩れ落ちそうな俺を優しく抱き締めながら頭を撫でてくれた。



虚ろな目で見上げると、おばさんの顔が一瞬だけ女神のようにも見えたが、すぐ元のちょっとキツめの表情に戻った。






「ほら、ちゃんときれいに流して」






気怠さを全身に覚えながら、俺は自分の下腹部にお湯をかけた。



手ぬぐいを拾って男場の方に戻ろうとしたら、おばさんに肩を掴まれた。



(えっ?)と思って振り向いた瞬間、俺の唇に柔らかな唇が押し当てられた。






「ゆっくり休むのよ」






部屋に戻ってから、あのおばさん、マナーがどうとかうるさく言ってたけど、風呂場であんなことする方がマナー違反じゃないかと、ボーッとした頭で思った。