思い出してしてしまうんです。



半年ぐらい前の夏のことです。



専門学校へ通う途中の電車の中で二人組の痴漢に遭ってしまいました。



それまでも何度か痴漢されたことはありましたが、電車を降りる時とかに服の上から足やお尻をポンってタッチされるぐらいの軽いものでした。



でも・・・、その時の痴漢は違いました。






その日、少し寝坊してしまった私は普段よりも遅い電車に乗りました。



遅刻ギリギリの時間だったのでタイミング良く来た急行に飛び乗ったんです。



閉まったドアのすぐ脇で、階段のすぐ近くだったこともあって車内はすごく混んでいて、身動きひとつとれない状態でした。



急行なので次の駅まで20分ぐらいは停まりません。






(暑いなぁ、窮屈だなぁ・・・)






慌てて飛び乗った自分が悪いのに、いつも以上の満員に電車の中でそんな事を思いました。



ドアのところに張り付くようにして普段と変わらない平凡な景色を見ながらiPodでも聞こうかと思ってたその時、お尻の方に何か違和感がありました。






(え!?)






スカートの上からお尻を触られる感触・・・。



偶然なのか、電車の揺れに合わせるように、後ろにいたおじさんの手が私のお尻に触れているような感じがしました。








(やだ!痴漢?)






そう思ったと同時に手の動きがスカートの上でピタッと止まりました。






(え・・・どうしよう・・・)






凄く不安で、混雑した車内に身体を引くにも引けなくて、身動き出来ないその状況に動揺してしまいました。



恐くて何も言えなくて俯いてしまいました。



すると、私が騒がないのをいいことに痴漢の動きが大胆になってきたのです。



背後からいきなり私の両腕を掴んだかと思うと、持っていたバッグごとスッと後ろ手に手首を奪われてしまったんです。






「きゃっ」






一瞬のことに声にならない声を出したつもりでしたが誰も私に気付いてくれません。






(え!?なに?)






目の前にドア、後ろは私の両腕を掴んだ痴漢・・・全然身動きが取れません。



そして、さらに信じられないことが。



別の手が伸びてきて、私の腰やお尻の辺りを触り始めたのです。






(ウソ!いや!なに?)






スカート上から私の体のラインを確かめるような感じ・・・。



一瞬、その時起こっている状況が理解できませんでした。



両腕の自由が奪われた状態もあって、私はさらに動揺してしまいました。






(キャッ、やだ、だめ)






手のひらでスカートの上からお尻を撫でるように触ってきました。



少しくすぐったいような変な感触でした。



逃げなきゃいけないのに、狭い上に両腕を掴まれて逃げられない状態です。



すると、痴漢の手の動きがエスカレートしていきました。



頭の中がパニックで顔が赤面してしまいました。






「いやぁ~ぁぁ・・・」






私はそれから10分ぐらいの間、二人の痴漢にイタズラされ続けました。



ようやく次の駅に着く頃、車内のアナウンスが聞こえてきました。



汗びっしょりで何となく悶々と虚ろな気持ち・・・。






(こんなことで感じちゃダメ・・・)






そんな気持ちの中で駅に着き、目の前のドアが開きました。



我に返った私は、痴漢の手を振りほどくようにして電車を降りました。






(早くこの場を離れないと!)






痴漢が追ってこないかとても不安で、小走りに階段を駆け下りて学校へ向かうバスに乗りました。



バスの中、モヤモヤした体の火照りは収まらず、学校に着くと教室に入る前にトイレに行きました。



痴漢されて湿ったショーツ・・・。



見ず知らずの男の指で感じてしまった自分がとても悔しくて恥ずかしくて・・・。



その日は授業の内容がまったく頭に入りませんでした。



自宅へ帰るとすぐ、普段以上に汚れてしまったショーツを親に見つからないようにこっそり洗いました。






でも、それ以来、その時の事をよく思い出してしまうんです。



凄くいけない事とはわかっているのに・・・。



オナニーする時は、以前は普通のエッチや好きな人の事を考えながらしていたのに、それだけじゃ感じなくて、痴漢された時のことを自然と思い出してしまうんです。






この前、家に誰もいない時、部屋にある大きな鏡に自分の姿を映してしました。



痴漢された時と同じグレーのプリーツのスカートに、下着もあの時穿いていたのと同じショーツを身に着けて・・・。



痴漢に触られた感触を思い出しながら、最初はスカートの上から下着のラインを確かめるように指先でなぞってみたり、やらしい手つきで撫でるようにお尻を触りました。



そして・・・、ゆっくりスカートを腰の辺りまで捲り上げました。






(こんな風にスカートを捲られたんだ・・・)






水色の下着が丸見えになった私の姿が鏡に映ります。






(こんな風にイタズラされたんだよね・・・)






思い出すように今度はショーツの上からお尻を撫でました。



サラサラしたショーツの感触。






(あの人達もこの手触りを楽しんでたのかなぁ?ココも痴漢に触られたんだよね・・・)






私は太もものやショーツの縫い目の辺りを触りました。



そして、だんだんエスカレートしていった痴漢行為を思い出して同じことをしました。



立ったままショーツの両脇を腰骨の辺りまで持ち上げ、割れ目に布を挟むようにしてグイグイ引っ張りました。






(ぁ~ぁぁ・・・食い込んじゃう・・・)






それだけで濡れてしまいました。






(あの時もこんな風にされて濡れちゃったんだよね・・・)






鏡越しにショーツのシミが割れ目の形に沿うようにできるのがわかりました。






「ぁ~ぁぁ・・・、おじさん・・・ダメ・・・」






ショーツをグイグイ引っ張り上げ、絞るように内側の縫い目がアソコに擦れるたびにピクンと身体が反応してしまいます。






(きっとあの時もアソコの毛、はみ出しちゃったんだよね・・・)






鏡の前でだらしなくお尻も前もショーツを食い込ませたやらしい格好をした私がいます。






「あ・・・あっあん、ぁ~ぁぁ・・・ソコ・・・だめぇ」






ショーツの脇から指を入れました。



痴漢の指の動きを思い出しながら、アソコを触ったり、毛を軽く摘んでみたり引っ張ったり・・・。






(こんなふうに痴漢にイタズラされたんだよね・・・。見知らぬ男の人のゴツゴツした指が私のココに触れたんだよね・・・)






そんなことを思い出しながらクリの皮を捲りました。






(私の指よりも硬くて太い痴漢の指に感じて・・・)






鏡に映る濡れたクリに中指を引っ掛けるようにしてたくさん擦りました。






(あ・・・あっあん・・・ここに痴漢の指、入っちゃったんだよね・・・)






少しだけアソコに指を入れました。






(イヤ・・・ダメ・・・感じちゃダメ・・・)






思えば思うほど痴漢の指を濡らしてしまった私。






(ヤラシイ女って思われたのかなぁ・・・、思われたんだよね。・・・あの時もすごくビショビショになったんだよね・・・)






電車の中ではイカなかったけど、痴漢のいけない指にとても感じてしまったんです。



オナニーの時は鏡を見ながら、「オジサン、私のアソコもっと弄って!そのゴツゴツした汚い指でもっと・・・」と心にもないことを叫びながら激しくイッてしまいます。



いけないと思えば思うほど、私はとても感じてイッてしまうんです。






後ろめたい気持ちになって、オナニーの後は必ず自己嫌悪に陥る私。



でも結局、次の日も同じことを思い出しながらしてしまうんです。






痴漢はいけないことだし、絶対に許せない事。



だけど実際の私は、屈辱的なイタズラに感じてしまって、後でそのこと思い出して自分でヤラシイことをしている・・・。






最近では電車に乗る時間帯を微妙に変えたり女性専用車両を利用したりします。



でもそれは自分の身を守るためなのか自分でもわからない気がします。



もしも、また同じような痴漢に遭ってしまったら、私は自分の意思に逆らって見知らぬ男の人に体を預けてしまいそうな気がして・・・。



もしあの時、痴漢の手を振りほどかずに電車を降りないでいたら、きっと私は壊れていたと思います。



でも、思い出すだけでまた濡れてしまうダメな私がいます・・・。