まだ早いんじゃないか。
最初はそう思っていたのですが、一度ダメになってしまったら、すっかり自信をなくしてしまい、それがあたりまえのようになってしまいました。
いわゆるEDの話です。
そういうものがあるというのは知っていましたが、まさか自分がそうなるなんて、しかも、最初に勃たなくなったのは五年前、つまり、まだ三十代のときです。
まだ早いだろう、と思いました。
しかし、思いあたる理由はありました。
いろいろなプレッシャーです。
仕事はそこそこ順調です。
こんな不景気な世の中ですが、幸いうちの会社は業績がよくて、給料もボーナスもそれなりに支給されています。
リストラの話などいっさいなく、大きな失敗さえしなければ、生活の保証は完璧なのです。
本当なら、安定した生活の上に安住していればいいのです。
しかし、どうもぼくは気が弱いというのか、すぐにマイナスなことを考えてしまうというのか、安心しきれないところがあるのです。
いまは安定してるけど、いつ、どんなことが起こるかわからない。
もしも会社がつぶれたら、もしも自分がクビになったら、次の日からどうやって暮らしていけばいいのだろう。
そう考えると、もういても立ってもいられません。
妻も子供もいるこの生活を、どうやって支えていけばいいのだろう。
特に子供はまだ中学生。
これから学費だってたっぷりかかるのに。
いろいろな重荷があって、毎日生きた心地がしません。
この生活を維持しているのはぼくの稼ぎだけ。
そう思うだけで、あせってしまいます。
妻はそんなぼくの気持ちを見透かしたかのように、
「あなた一人が倒れたら、一家心中でもしなきゃならないんだからね。」
「さあ、気を抜くことなく頑張ってよ。」
「今日も明日も明後日も、とことん頑張ってよ。」
頑張って。
この言葉が、どれほど大きな負担になってぼくの背中にのしかかってくるのか、妻はまったく気づいてないのでしょう。
いや、もしかしたら気づいていて、わざと言ってるのかもしれません。
いづれにしても、がんばって、と言われるたびに、ぼくは大きなプレッシャーを感じ、そこから逃れられない気分になるのです。
そして、妻とセックスしていても、なんだかいつも、がんばって、と言われているような気になります。
「がんばって勃起させて」
「がんばって私を楽しませて」
「がんばって私をイカせて」
いつも頭の中に響くその言葉。
そして気がついたら、勃起しなくてなっていました。
セックスという義務から解放されたいがために、体が勃起することをやめてしまったのでしょう。
それが五年前のことです。
妻はあきれ顔でした。
最初は、「なんとかして勃たせてよ」と言っていたのですが、そのうちもう無理だと思って締めたようです。
そして、「そのかわり、しっかり働いて、生活を支えてよね」まったくもって、愛情のカケラもない妻です。
断っておきますが、ぼくは性欲そのものがなくなったわけではありません。
いい女を見ればいやらしい妄想をします。
会社の若い女性がちょっとしゃがんでスカートの中が見えそうになって不覚にも勃起したことがあります。
飲み会の帰りに同じ課の女性とちょっとあやしい雰囲気になり、そのままホテルに入りそうになったこともあります。
人並の欲望はあるのです。
しかし、残念ながら、仕事のこと、そして生活を支えなければならない義務感で頭がいっぱいで、とてもじゃないが浮気する心の余裕はありません。
浮気どころか、オナニさえここ何年もしたことがないのです。
ぼくのペニスは、いったいなんのためについているのかわかりません。
ただの排泄器官であり、それ以外のために使われることはないのですね。
自分でも悲しい人生だと思います。
もうこのまま自分は★ぬまでセックスというものをしないで過ごしのだろうか。
そう思って、この数年は、なかば締めていました。
それが自分の運命だと思いこもうとしたのです。
しかし、そうではありませんでした。
ぼくにも、まだ春は訪れてくれたのです。
相手は、もう六十歳近い女性です。
妻の母、つまり義母なのです。
六十歳とはいっても、まだまだ美人です。
若いころにはどこかの企業の受付嬢をやっていたらしいのですが、いまもその名残がうかがえます。
もちろん、体のほうもまだ若々しくて、肌にも張りがあります。
いっしょに歩いていても、義母というより、少し年齢の離れた姉といるような感じです。
そして人柄がまたいいのです。
妻とは対照的に、おっとりしてとても思いやりがあります。
口を開くと出てくるのは、とても優しい言葉ばかり。
「あんなきつい性格の娘を、よくもらってくれたわね。ほんとうにありがとうね」
結婚したころ、よくそう言われたのですが、娘の性格の悪さをよく知っていて、とても申し訳なく思っているようです。
それはいまも同じです。
近所に住んでいて、よくうちに遊びに来るのですが、ぼくのシャツにしわが入ってるのを見つけたら、黙ってアイロンかけてくれるし、
食事のときに妻が先に箸に手をつけたりしたら、
「一家の大黒柱が箸を持つまでは待ちなさい」
とたしなめてくれるし、風呂に入る前にタオルや着替えを準備してくれるのも義母です。
ともかく、夫として、父親としてのほうも、とても大切にしてくれます。
とても思いやりがあって、優しい義母なのです。
ぼくも、義母がうちに来るとホッとします。
妻といるよりも義母といたほうが心休まるくらいなのです。
それだけではありません。
いつの間にか、妻ではなく義母のような女性と結婚したかった。とまで思うようになりました。
もうほとんど義母に恋してようなものなのです。
じつは、義母はときどき肩を揉んでくれるのですが、義母の手がぼくの体に触れるたびに、義母の肉体を想像してしまうようになりました。
いや、もしかしたらぼくは、いつしか義母とセックスしたいと思うようになっていたのかかもしれません。
実際、義母の体を想像すると、いつもは勃起しないペニスが、少し硬くなるのに気づいていました。
義母が相手ならもしかしたら。そう考えるようになっていたのです。
そして、半年前のそのとき、溜まりに溜まった自分の願望を抑えることができなくなってしまったのです。
いつものように肩揉みをしてくれていた義母。
妻は子供を連れて買い物に出かけていて二人きりでした。
義母は肩を揉みながら、
「毎日がんばってくれてありがとうね。あんなわがままな娘でごめんね」
などと、いつものように優しい言葉をささやいてくれてました。
それを聞きながら、ぼくはウットリしてしまい、つい義母の胸に顔を埋めてしまったのです。
義母は最初はびっくりしていました。
でも、そのうちぼくの頭を抱きかかえてくれました。
「まあ、どうしたの、甘えたいの?そうよね、あなた、誰も甘える相手がいないんだものねぇ」
義母の言葉は気持ちのいい音楽のようでした。
しかも、義母の胸は思ったよりも豊満で、たっぷりしていました。
ぼくは思わず胸の谷間に顔を押しつけてしまいました。
そして、そのとき気づいたのです。
勃起していることに。
何年ぶり何で硬く勃起していることを知って、ぼくはますます興奮しました。
そして、そのことを義母に打ち明けてみたのです。
義母なら、笑って聞き流してくれると思ったのです。
すると、思いがけない答えが返ってきました。
「まあ、よかったじゃない。あなたも立派な男なのね。あの子から聞いたのよ、もうアッチのほうがダメになったって。でも、まだまだ大丈夫なのね。うれしいわ」
そう言われて、ぼくもうれしくなりました。
「何年ぶりかで勃起したんです。でもね、義母さん、あいつの前ではこんなにはならないです。義母さんだから、こうなるです。
義母さんの体を感じて、ぼく、こんなに硬くなったんですよ」
「まあ、私の体で?」義母もうれしそうでした。
そして、あたりまえのようにぼくのズボンの前に手を伸ばしてきたのです。
「いけない子ね、こんなに硬くなってる、私の体で、こんなになっちゃたの?」
その後どうなったのか、よく覚えていません。
ともかく、義母はズボンとパンツをおろして、それを引っ張り出しました。
自分でもびっくりするくらいに勃起したそれを丸出しにされて恥ずかしかったけど、義母がそれに顔を近づけてきたときは、もう欲望が抑えきれない自分がいました。
「ああ、こんなになっている。エラがすごく張ってて、いやらしいのね。とてもおいしそう。ねえ、我慢できなくなっちゃた」
そう言うと義母は、それを口に入れました。
いきなりのどの奥まで入れてたっぷり唾液をまぶすと、またゆっくり吐き出し、それを繰り返していました。
ペニスを大切に大切に思うような、優しい、しかしいやらしフェラでした。
ああ、義母はこんなふうにフェラするんだ、と思いながら、ぼくはウットリしてしまいました。
義母がぼくのものをしゃぶってる横顔を見ているうちに、ぼくはますますムラムラしてきましたそして服の上から義母の豊満な乳房を揉んだのです。
義母は最初だけ拒むようなしぐさをしましたが、指先が乳首のあたりに当たると、ふっと体から力が抜けて、身をまかせてきました。
服をまくり上げ、ブラをはずすと、思った以上に大きな乳房がこぼれてきました。
少し垂れていますが、しかし豊かでいやらし胸です。
ぼくは全体を揉みながら、乳首にむしゃぶりつきました。
乳首をしゃぶっていると、義母もどんどん感じてきたようで、自分でスカートをまくってパンティの上からアソコをさわっていました。
だからぼくがさわってあげると、パンティはもうグッショリになっていて、うっすらと毛が透けていました。
「義母さん、濡れやすいんですね。こんなにビショビショですよ」
「私も久しぶりなのよ、あなたのをおしゃぶりしてたら、こんなになったの」
ぼくはパンティを脱がせました。
意外と毛が少なくて、割れ目がはっきり見えていました。
その割れ目からはぬるぬるの液が溢れていて、お尻のほうまで濡れて光っていましたぼくはそこに顔を埋めて、舌先で舐め上げました。
義母は、「あああ」と大きな声をあげて、股を開いてきました。
そして気がつくと、ぼくたちはシックスナインをしていました。
ぼくの顔のすぐ前に義母の股間がありました。
割れ目から液が垂れ落ちるような気がしました。
その、溢れる液をぼくは夢中になって舐めたのです。
きれない性器でした。
六十近い女性の性器はこんなにきれいなのかと驚きました。
妻のよりもきれいな気がしました。
性器だけではなく、アナルも舐めました。
汚ないなんて思いませんでした。
妻のアナルは舐めたことはありませんしかし義母のなら舐めてみたいと思いました。
義母はそこも感じるようで、体をピクピクさせながら
「ああ、そんなところを恥ずかしいよ、ダメダメ」
と言いながらも、グイグイと顔を押しつけてきました。
もちろん義母も激しくぼくのをしゃぶっていました。
おいしいおいしいと言いながら、チュバチュバと音までたてて舐めていました。
ふだん優しい義母がそんなに濃厚なおしゃぶりするのが意外で、ぼくはすっかり興奮してしまいました。
そして、そのまま義母の口でイッてしまおうと思いました。
そのときまでは、まだ、義母とセックスまですることに対して最後の抵抗感があったのです。
いや、男としはしたかったのです、しかし最後の輪理観みたいなもうが、そこまでやっていいのか?と頭の中でささやいていました。
とはいえ、そんなものがいつまでももつはずがありません。
そんな濃厚なシックスナインを経験したら、何年ぶりかで勃起したものを入れるしかないと思いました。
ぼくはおずおずと言いました。
「義母さん、ぼく、もう我慢できないです。いいでしょう?最後まで、しても」
義母は、ぼくの顔に自分の顔を近づけると、いつもの優しい声で言いました。
「したいの?義理とはいっても、私とあなたは親子なのよ。それでもいいの?」
「いいです、もう我慢できない。あいつとはもう何年もセックスしてないんです、でも義母さんとなら…」
「そうね、あなたが勃たなくなったのは、たぶんあの子のせい、こうなったら、私がせめてもの罪ほろぼしをしなきゃね」
義母は自分に言い聞かせるようにそう言いました。
そして、ぼくのペニスを握ると、自分のそこにあてがいました。
ニュルッという感触があって、それは一気に奥まで入りました。
義母は、小さな悲鳴をあげました。
もちろんうれしい悲鳴です。
「ああ、入った、私たち、一つになったね」
義母はそう言うと、ぼくの上で腰を前後に動かしました。
目の前で豊満な乳房が揺れています。
指先で乳首をつまんで刺激すると、義母はせつなそうに顔をしかめながらますます激しく腰を振りました。
前後だけでなく、左右にも上下にも激しくお尻揺さぶりながら、義母はふだん出さないような声を出していました。
そうやってひとしきり騎乗位で楽しむと、義母は今度は自分から四つん這いになり、お尻を振りました。
「今度は後ろからして。ねえ、後ろから突いて」
大きなお尻を両手でつかむと、バックで挿入しました。
義母は自分でもお尻を揺らしながら、
「ああ、さっきとは違う場所に当たってる」
と言って感じまくりました。
そんないやらしい義母の姿を見て、ぼくもすっかり舞い上がってしまいました。
「お願い、お尻もいじって。入れられながらお尻をさわられるとすごくいいの」
言われるがままにアナルを指で刺激すると、義母は獣のような声をあげました。
この人はいままでどんなセックスをしてきたのだろうなんて思いながら、奥のほうまで突き上げました。
どんなセックスをしてきたとしても、いま、この瞬間、義母の中に入っている自分はとても幸せだと思いました。
何年もセックスしなかったのは、こうやって義母とセックスするための準備期間だったような気さえしました
「ねえ、最後は前から入れて」
最後は正常位の格好を求めてきた義母。
ぼくは義母の上に乗り、入れました。
義母は両手でぼくのお尻をわしづかみにし、少しでも奥まで招き入れとしました。
締め付けられ、頭の奥までしびれるような快感が広がりました。
セックスというのはこんなに気持ちいいものなんだっけ、と思いながら夢中で腰を動かしました。
腰を振りながら義母とキスすると、いままで知らなかった幸せな気分になりました。
ぼくは男なのだ、いまでも十分に男なのだ、義母をこんなに幸せな気分にしてあげてるぼくはいまでも立派な男なのだ。そう思うと快感も倍増しました。
「ああ、ステキ、こんなの初めて。ねえ、私の体、いい?私のアソコ、気持ちいい?」
「気持ちいいです、最高です。こんな気持ちいいセックス初めてです」
「ああ、うれしい。私も気持ちいいの、感じてるの。あなたの立派よ。勃たないなんて嘘みたい。あなたのアレ、すごく気持ちいいの!」
最後は自信たっぷりに腰を動かしていました。
そうだ、ぼくは男なのだ。
そんな満足感を味わいながら、ズンズン突き上げていると、義母は、やがてカン高い声をあげ、イクイクイクと繰り返しました。
それを聞いてぼくも限界がやってきました。
義母がイクのを見てから、ぼくもそれを引き抜きました。
何年ぶりかの射精は想像以上に勢いよくて、義母の乳房にまで飛び散りました。
全身がしびれるほど気持よかったです。
義母は自分の胸に飛び散った精液を指先ですくいとると、口に入れました。
おいしいと言いながら何度も舐めていました。
ゾクゾクするほどいやらしい顔をしていました。
ぼくが男であるのと同じように、この人は、まだ「女」なのだ、と思いました。
それがなんだか、とてもうれしかったです。
終わったあと、しばらく動けませんでした。
時間がたつにつれて、罪悪感が広がってきました。
義理とはいえ、親子は親子、そう思うと、なんだかとても悪いことをしてしまった気がしました。
「これっきりにしようね」義母にそう言われて、ほどもうなずきました。
しかし、実際にその後も義母との関係は続いています。
義母の前でしか勃起しないのです。
義母に対してだけ、激しい欲望を感じます。
そして義母のほうもそれをわかっていて、ぼくの相手をしてくれます。
お互いに相手が必要なのです。
離れられない体になってしまったのです。
「いつか、あの子ともまた、してあげてね」
「そうですね、いつかまた、あいつとも、したいです」
しかし、お互いに本心で言ってないのもわかっています。
ぼくは義母だけで満足、そしてきっと義母もぼくとのセックスに溺れているのです。
いったいいつまで続くのかわかりません。
ともかくいまは、お互いに幸せであることは確かなのです。
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