あれは俺がまだニートじゃなかった、遠い遠い昔の2年ほど前の話です。
ちなみに、本当は付き合ってなかったとかいう世にも奇妙な物語的オチじゃないのでご安心を。
付き合い始めて1年が過ぎようとしてた頃、俺は彼女とのセックスに明け暮れていた。
そう、俺も彼女もド変態だったのです。
3日ほど風呂に入らずそのままセックスしたり、ほどよく車が通る山道に車を止めてセックスしたり、もちろんデパートで“とびっこスイッチオン”プレイもやった。
そんなある日、俺はレイプ物のAVを見た。
俺はSとM、両方イケるんだが、そのAVは妙に興奮した。
そして俺は閃いた。
気が付くと俺は、アマゾンで“覆面”をポチっていた。
三つ穴が空いてるあのベタなやつ。
武器は何が良いかなと思い、89式小銃に目をやるがすぐに我に返る。
(こんなデカイのはダメだ)
なので俺は、ニューナンブのガスガンを買った。
警察でも採用されているあれである。
そして服装だ。
いつも着てる服じゃ彼女にバレる。
そこで俺はジャージを買いに行きました。
レイプにかかった費用、プライスレス。
彼女の家はちょっとセキュリティの堅いマンションだったが、合鍵を持ってる俺にはそんなもの関係無い。
俺は深夜に彼女のマンションへ向かった。
ガレージに車を止め、覆面を被る。
そこで我に返った。
(誰かに会ったらヤバい・・・)
静かに覆面を取ってポケットに突っ込み、小走りで彼女の部屋まで行った。
幸い誰にも会わなかった。
正直、この時点で興奮して勃起しました、ハイ。
悟られないように部屋に進入する。
関係ないけど、この部屋は彼女が俺と結婚生活を送るために買った部屋だった。
2LDKでそこそこ広かった。
そう、彼女は貯金がそこそこあるOLだったのです。
ちなみに当時27歳です。
寝室に入り、彼女のベッドに近づく。
すーすー可愛い寝息を立てている。
俺は興奮した。
(今からこの娘を犯すのだ)
その背徳感が私を支配した。
布団を掴み、それを引っぺがす。
彼女は私に一瞥をくれると、数秒の間を置き、悲鳴を上げた。
キリキリと鼓膜に響き、私の思考は不快感に染まった。
度し難い感情をぶつけるかの如く、彼女の口を塞ぎにかかる。
隠し持っていた銃を取り出し、首元に突きつけると冷えた金属の感覚が伝わり、彼女の表情が恐怖に歪んだ。
私はひたすら無言だった。
いくら覆面をしていても、聞きなれた声でバレる恐れもあるからだ。
全裸にしようとするがすぐに諦める。
泣きながら、歯を食い縛り必★に抵抗された。
銃を突きつけられても尚これである。
危機的状況にありながら自らの尊厳を守ろうとする彼女に敬意を表し、下を脱がすだけにした。
その抵抗が、私を更に刺激せしめた。
彼女は、胸を揉まれながら陰核を刺激されるのが好きだった。
それだけで女壷は濡れそぼり、乳首は堅く勃起した。
いつものように刺激する。
5分ほどそれを続けると彼女の息は荒くなっていた。
めっちゃ濡れていた。
普段セックスする時より濡れていた。
(何でこんな濡れてんだよ。レイプされてるんだぞ?)ってちょっと引いた。
『女性器が濡れるのは、一種の防衛本能が働くから』とどこかで見た事があるが、そういうことなのか?
でも結局興奮したのでどうでも良かった。
服に手を突っ込み、乳首を触ってみるとビンビンになっていた。
それを乱暴に摘むと彼女は強く反応した。
さっきまで必★に足を閉じようと抵抗していたのに今はもう、足をピンと伸ばして感じている。
俺だってことがバレたかと思ったが、興奮してたのでどうでも良かった。
元来変態な彼女なので、どうやら本気で感じてるようだった。
でも涙は止まらないようだった。
その姿は、今まで見たどの女より輝いて見えた。
俺はガマン出来なくなったので下を脱いだ。
挿入しようとしたんだがさすがに生はマズいと思い、どうしようかと迷っていたら・・・。
「そこ・・・」
枕元にある棚を彼女が指差した。
まぁそこにゴムがあることはもちろん知ってるんだが、俺がすぐに取り出したらさすがにバレるから困っていたので、彼女の気遣いに感激した。
と同時に興奮した。
自らレイプ魔を受け入れるかのようなその態度。
無理矢理やられてる女が、それを受け入れるかのように行動するのって興奮しない?
AVとかで、入れやすい体勢に自分から動いたりしてるの見ると妙に興奮する。
めっちゃ早くゴムを取り出し、めっちゃ早くゴムを装着、めっちゃ早く彼女の股を開いた。
そこで意地悪をしたくなって硬く勃起した自身で、彼女の陰核を刺激した。
時に入り口をクチュクチュしたり、陰核をグリグリを刺激したり。
彼女の腰がクネクネと動いた。
ゆっくりと入り口に亀頭を入れる。
その時点で彼女の腰がガクガクと痙攣していた。
今までこんな反応は見たことが無かった。
そして一気に奥まで挿入した。
さっきの悲鳴にも似た喘ぎ声を上げる彼女。
ネチャネチャと粘膜が擦れる水音が響いた。
ローションを使った時くらいの音だった。
興奮で有頂天になっていた俺はすぐにイキそうになったが、休んでは動かし休んでは動かしを繰り返した。
動かさずにじっとしてる時も、彼女の腰はガクガクと震え自ら腰を動かしてきた。
いい加減イキたくなってきたので俺は激しく激しく腰を打ちつけた。
テクニックも何も無い、ただメチャクチャに抜き刺しを繰り返した。
5分もしないうちに、俺は絶頂を迎えた。
その間に彼女は、膣の収縮を何度も繰り返していた。
疲れ果ててその体に覆いかぶさる。
お互いの吐息が響く部屋で、彼女のすすり泣く声が聞こえてきた。
急に罪悪感がこみ上げてきて、俺は急いで家を出た。
車の中で息を整えていると、電話が鳴った。
彼女からだった。
そこで俺は気付いた。
(ネタバレするの忘れてた)
すすり泣きながら何か言ってるが、とりあえずネタバレした。
「ごめん!今の俺」
彼女の声が急に止まった。
「・・・やっぱりか、★ね!もう警察呼んじゃったし、どうすんの!!!!!」
俺はすぐに彼女の部屋に戻った。
スライディング土下座とはまさにこのこと。
床をブチ抜く勢いで頭を床に擦り付けた。
何故こんなことをしたのか、根掘り葉掘り聞かれた。
レイプ物AVを観たこと、意気揚々とアマゾンでマスクを買ったこと。
泣きながら全てを話した。
10分もしないうちに国家の犬がやってきた。
彼女は警察に平謝りだった。
犯行は彼氏によるもの、彼氏とは結婚の予定がある、しっかりお灸を据えたし被害届も出さない。
その間警官は、泣きながら正座する俺を侮蔑の表情でチラチラ見てきた。
クソが。
しかし事が事だけに、とりあえず警察署に連れていかれた。
後にも先にも、成人してあんなに怒られたのはあれが最後だった。
めっちゃ怒鳴られて、めっちゃ泣いた。
色々書類にサインとかさせられ、俺は解放された。
それからというもの彼女に頭が上がらないが、「あの時感じてたか?」と、しつこくネチネチ聞いたら「正直めちゃくちゃ感じたけど、怖かったし、二度とすんな」って肩パンされた。
その一年後、結婚した。
色々あって仕事辞めて、今ニートですぅ。
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