俺:22歳、独身、はんにゃ金田似。
相手:28歳、独身、稲森いずみ似。
学校卒業して初めて就職した病院で、ビアパーティーがあり、外科医師に「新人も来い」と二次会に誘われ(連行とも言う)スナックらしいところに行く。
外科医・・・飲むは歌うわ大騒ぎ。
よく見ると外科医と俺以外みんな女性。
店内には20歳から50代までの看護師11人と、外科医(女)が1人いた。
新人以外は皆慣れているらしく、一緒に踊る、拍手する、盛り上げる。
次第に慣れていき、一緒に盛り上げる。
(これは外科医のハーレムだな・・・医者様様か)
そう思いながら見ていると、気持ち悪そうにしている看護師が一人いた。
顔色が悪く、フラフラしながら外に出て行ったので心配でついていくと・・・店の外の側溝に吐いていた。
後ろから背中をさすると(下心はない)、ビクッとして振り返り、俺を確認すると「ごめんね、いつもより全然飲んでなかったんだけど」と言う。
「いや、調子が悪いときもありますよ」
そう言って、一度店内に戻って冷水をもらってくると、店近くのフェンスに腰掛けていた。
水を渡すと「ありがとう、優しいんだね」と言われる。
フェンスの隣りに腰掛けると「もう大丈夫だから戻っていいよ」と言われるが、「ああいう雰囲気苦手なんです。あんまり飲まないし」と言うと、「そっか、でも外科の二次会はいつもこうだよ」と少し笑った。
これがいずみさんとの出会いだった。
外科病棟の新人教育担当がいずみさんだった。
俺の科(介護療養)との接点は殆どないが、新人研修などで時々会うことがあった。
(それまでも会っていたはずだが全然話すことはなかった)
この二次会の週明けも新人研修会があり、研修会の後、声を掛けられた。
「この前は迷惑かけてごめんね」と言われ、「いいえ。そんなことないですよ」と社交辞令的に挨拶した。
飲み会の時と違い、髪をきちっと束ねており、また違った雰囲気があった。
新人研修3ヶ月目に新人の発表会の様なものをやるのだが、その時俺が作った資料を見たいずみさんが「パソコン詳しいんでしょ?教えて」と言ってきたので時々教える様になった。
その時は(教育係に教える新人っておもろい)としか思っていなかったが、俺といずみさんが一緒にいる姿を見た誰かが『あやしい』と噂を立て始めた(女の職場ですから)。
俺は別に気にしていなかったのだが、いずみさんが俺に悪いからと、人に見られないような時間や、自宅等でいずみさんの資料作りなどを手伝うようになっていた。
まぁ世の中どこにでも目があるので、やっぱり見ている人がいて『更に怪しい』と噂がエスカレート。
そんなある日、新人教育係の研修会の資料作りが終わり、晩ご飯をご馳走してくれるということで、ちょっとオシャレなレストランへ連れて行ってもらった。
そこで見かけたのが女連れの外科医。
女の人は・・・外科の新人!
いずみさんと「これネタにしてタカろうか?」などと笑いながら食事をした。
(結局あっちはこっちに気付かなかった)
その後、一度いずみさんの部屋に戻り「ごちそうさまでした」と言うと、「金田くん明日休みでしょ?一緒に飲まない?」とワインを出してきた。
「いやいや、狼になっちゃいますから」と冗談で言うと、「いいよ狼でも」と言う。
返事に困っているうちにコルクを抜かれ、グラスが準備されてしまったので、お言葉に甘えて狼に・・・なるわけもなく、一緒にワインを飲みました。
少し飲み始めた時に「あっ、飲んでてね」と言われ、いずみさんがリビングから台所の方へ行ってしまい、待っていたがなかなか戻ってこなく、トイレなら失礼なので探しに行くわけにもいかず、テレビを観ながらワインを飲んでいた。
その後、戻ってくると髪が濡れており、シャワーを浴びてきた様子だった。
パジャマ姿にドキッとしてしまった。
「ごめんね、飲んでからだとシャワー浴びれなくなっちゃうから」
再度飲み始めるかと思いきや、「金田君もシャワー使ったら?」と言うのでお言葉に甘えて・・・。
シャワーを浴びながら、今現在の状況を頭の中で分析しようとするが、自然と血液がちんこに集まってしまうため考えがまとまらず、“一人暮らしの女性の部屋の風呂”というだけでのぼせていた。
風呂から出るといい匂いのタオルが置いてあり・・・。
リビングに戻ると、ワインが結構減っており・・・。
いずみさんが2本目のワインを持ってきて開けると、俺のグラスになみなみと注いだ。
「金田君は酔うとどうなるの?」と聞かれ、「酔うと寝ちゃう」と答えると、「私と一緒だね」と言い、グラスに三分の一程残っていたワインを一気に飲み干した。
俺はなみなみと注がれたワインをこぼさないようにゆっくりと半分ほど飲み、いずみさんを見ると眠っていた。
さすがにそのままにしておくわけにもいかず、声をかけるが返答せず。
酔った体の力を振り絞り、いずみさんをベッドまで運んだ(めっちゃ軽かった)。
自分のグラスのワインを空け、とりあえず全て台所に片付け、ソファーを借りて横になった。
うとうとしていると目の前から声がする。
「金田くん寝てるの?」
びっくりして目を開けると、いずみさんが目の前に・・・。
「寒いから一緒に寝てよ」と言うので一緒にベッドへ。
目を瞑り、寝ようとすると、「ねぇ、狼にはならないの」と言う。
「狼は寝ますよ~」と言うと、少し間を置いて「じゃあ私が狼になる」と、もぞもぞし始めた。
何かしている気配を感じながらも寝ようとすると、ズボンを脱がされそうになる。
「なにすんですか?」
慌てていずみさんを見ると、ぼ~んとでかい桃マンが二つ見える。
「噂通りの二人になろうよ」
「酔っ払いすぎですよ、俺は寝ますよ」
怒った口調で言うと、「私が勝手にするからいいもん」と再びズボンを脱がせようとする。
「ちょっと」と俺が起き上がると、布団が捲れ上がり、全裸のいずみさんが目に飛び込んできた。
慌てて布団をかけると・・・。
いずみ「女にここまでさせてるのに」
俺「ゴムがないからダメです」
ぶっきらぼうに言い、背中を向けると・・・。
いずみ「生でもいいんだよ」
俺「ゴムがなければしません」
いずみ「あればしてくれるの?」
俺「あればしますよ」
いずみ「男に二言はない?」
俺「ないです。でも、買いに行くのは嫌ですよ、早く寝ましょうよ」と言うと「はい」と何かを顔に載せられる。
見ると・・・コンちゃんだ・・・。
俺の完敗、コンちゃん装着で挿入。
酔っていたため不発・・・そのまま疲れて挿入のまま入眠・・・。
数日後、夜勤中のいずみさんから、『パソコン動かなくなっちゃったから来て欲しい』とメールあり。
病棟に行くと、いずみさんと新人がいた(二人夜勤)。
「ちょっとここお願いね、何かあったらPHSで呼んで」と新人に言い、休憩室へ。
パソコンを見ると動いている・・・?
本人はインターネットをしたかったが繋がらなかったとのこと。
病棟のパソコンはインターネットに繋がらないため医局へ移動。
パソコンを立ち上げると、「本当は別のお願いがあったの」とのこと。
「夜勤始まったらあそこ疼いてきちゃて・・・お願い」
(何を言ってるのかな?いずみさん?)と呆然。
「少しでいいからお願い」
懇願しているのでよっぽどのことかと承諾する。
しかしながら「コンちゃんがないので」と言うと、「生でして、中に出さなければ大丈夫」とのこと。
スカートを捲り上げ、ストッキングとパンツを下ろすと、本人が言うだけあってすでにドロドロだった。
机に体をのせお尻を突出した姿で「早く入れて」と言う、その姿に俺のちんこも膨張率マックス。
何の抵抗もなくスルッっと入る。
「あん」
声を出すので「隣は当直医がいるから、声出したらまずいよ」と言うと・・・。
「今日は外科医だから大丈夫よ、寝たら起きないから」
いずみさんも声を我慢している様子で、出し入れする度に「んっ」と吐息が漏れる。
腰の動きを早めると体を仰け反らせ「あ~~~」と声を出したので慌てて口を抑えると、急激にいずみさんの中が締まり、俺の射精感も上がってきたため、我慢しようと胸を掴んだら、更に絞めつけてきた。
それと同時に両手を掴まれ、「ちょ、やば・・・」と言う間もなくいずみさんの中にたっぷりと出してしまった。
二人とも動けず、少し経ってからいずみさんが「今日は安全日だから大丈夫よ」と言い、身支度を整え・・・。
「ありがとうね、すっきりしたわ」
病棟で何事も無かったかのように話をし、家へ帰った。
その後、俺といずみさんの関係が発展する事はなく、体の関係もそれのみだった。
それから1ヶ月位してから、いずみさんが『おめでた』と言う噂が流れ、父親が俺だとも噂された。
身に覚えがあるので、ドキドキしていたが、聞きにも行けずにいると、できちゃった結婚と言う話が流れてきた。
相手はあの外科医。
それから聞いた話と総合すると・・・。
最初に会ったとき吐いていたのはつわり。
実は酒を飲んでいなかった(ワインだと思ったのはジュースだった)。
俺は外科医との関係をカモフラージュするだけの存在だったが、外科医が新人にも手を出していたため、お返し心で俺と関係を持った。
なんなんだ~~~~~~!
でも良い思い出です。
タイトルとURLをコピーしました
コメント