真っ暗闇の部屋の中で私と彼女の吐息だけが聞こえる。






いつも以上に拒む彼女とは裏腹に、私はその拒みに対しても興奮を覚える。



拒んでいる割には股間は温かく湿っている。



彼女の股間からグショグショとわざと音を立てるように触る。



いつも以上に敏感な彼女は私の股間へと手を伸ばす。



すでに硬くなっている私のモノを手で掴み、先の部分を擦る様に何度も触る。






「あはっ、いつもより硬い」






そう彼女が言い、私の興奮は高まる。






「お前もいつもより感じてるじゃないか?」






彼女は無言のままビクつく。



クリを激しく擦ると、陸に上がった魚のようにビクつき腰を浮かす。






「ねぇ?頂戴」






耳元で吐息混じりに私に言った。



正常位でゆっくり先を入れ、一気に奥まで。



彼女の膣が絞まり反応しているのがわかる。



とにかくいつもよりも感じている彼女。






そのまま腰を抱え上げ、対面男性上位へ。



腰を持ったまま、力の限り彼女の腰を揺さぶる。






「あっ・・・ダメ・・ダメ!!」






そんな言葉は無視して、揺さぶり続けると挿入部分からの音が“クップ、クップ”と変わった。



ゆっくり抜こうとすると、押し出させるかの様に激しく抜け、抜けたと同時に彼女の膣から私の股、腹、太ももに温かい、液体を吐き出した。






そう、潮を吹いたのだった。






私はビックリした。



彼女とは何度も体を重ねているのに一度も吹いた事はなかったからだ。






「ごめん。お布団汚しちゃったね?でもすごく気持ちよくて・・・」






布団のことなんか私は気にせず、すぐに彼女の体勢を変えバックへ。



Mっけのある彼女はお尻を叩かれるのが大好きで、私はいつも右の尻だけを強く赤くなるまで叩く。



サドではないが、尻を叩くと彼女のアソコが激しく絞まり気持ちいからだ。






そのまま乳を揉むというより握り潰すかの様に、鷲掴みにし、指と指の間から乳首を出し、強く摘む。



この体勢になると前屈みになり、私は激しく突く事が出来ないのだが、それでも自分から腰を振る彼女。






明らかに今日は違う。






私のテクニックが上がったとも思えないし、すごく感じる彼女にいつも以上に興奮を覚える。



快楽を求め続ける彼女とは裏腹に、私には絶頂が訪れようとしていた。






「もうイキそうだよ・・・」






そう私が言うと彼女は・・・。






「ダメ、もっと気持ちよくして」






そして更に激しく自分から腰を揺らす。






「ごめん、ホントにイキそう・・・」






「今日は中で出していいよ・・・」






その言葉の意味を知らずに、私はそのまま彼女の中で脈打った。






ゆっくり抜くと、私のものが彼女から垂れ流れる。



真っ暗だった部屋も、目が慣れたからだろうか、彼女の体の線がハッキリ見える。



部屋に差し込む光が彼女から流れるものを光らせる。






「んっ?赤い!」






私はすかさず電気をつけた。



彼女の股間からは私のモノと自分のモノが混ざり、ピンクがかった液体が垂れ流れている。



辺りは真っ赤に染まり、私の下半身は返り血を浴びたかの様に血に染まっている。



彼女は何食わぬ顔で、自分の股間を拭いている。






「生理だったの?」






「うん、気持ちよかったよ」






彼女の感度の理由と、中出しをOKした理由がすべてが終わってから判った私は、次の日布団を買いに行った。