彼とのお付き合いが始まって、セックスするようになってからすぐのことです。



自分で作ったお弁当を先輩や同期の女子たちと会社で食べると、それからお昼休みが終わるまでずーっとおしゃべりに付き合わされちゃうのです。



どちらかというと静かな私は相槌を打つばかりで、出来れば本でも読んで静かに過ごしたいと思ったり、時にはひとりでお昼を食べたいなぁなんて思っていたのでした。






いつも同じ人たちとお昼を一緒に過ごすのって、辛くありませんか?



外食だと食べるものも合わせなきゃならないし。






そんな時、彼がお昼を済ますとすぐにデスクに向かってるとこや、倉庫に商品を見に行ったりしてるとこを見て、私も仕事しようかななんて思ったのでした。



それにまだ新人で覚えることもたくさんありましたから。



時々私のデスクの脇を通る彼が、もう体の関係があるというのに、会社ではそんなことをおくびにも出さず、他に誰もいないのに、「頑張ってるね。分かんないことがあったらいつでも聞きなさい」なんて言ったり、私の仕事の書類を覗き込んで、「ここはこうした方が良いよ」とか教えてくれたりしたのでした。






ある日のお昼休み、取引先から商品の問い合わせの電話が入り、たまたまそれを受けてしまってまごついていた私を優しくフォローしてくれたことがありました。



電話を代わるようなことをせずに、そばで私に指示をしながら新人の私に対応させてくれたのでした。



そういう風に助けられて、“仕事を教えながら育てられてる”って感じがしてとても嬉しかったのです。






電話の後、倉庫に商品の確認に行くことになり、私から彼に「まだ商品の場所が分からないので、一緒に来て教えてもらえますか?」って聞くと、「いいよ。そばにいるから自分で探してごらん。倉庫には商品レイアウトのルールがあるから、それを覚えれば簡単だけど、まだ教えてもらってないかな?」なんて、やっぱり優しいのです。






2人で本社から歩いてすぐの倉庫に向かいました。



彼はスーツの上着を着ないで、ワイシャツにネクタイ。



私もブラウスにタイトスカートだけでしたから、たぶん残暑か初秋の頃だったと思います。



それでも倉庫の中の空気は、商品管理のため少しひんやりしていました。



彼が最初に倉庫の概要について簡単なレクチャーをしてくれたので、探していた商品はすぐに見つかりました。



それに彼はその商品番号を聞いただけで大体の在庫も知っていて、「在庫があることは分かっていたけど、実際に倉庫で教えて確認した方がこれからいいと思ってね」なんて言ったのでした。



私は、電話対応のサポートから倉庫でのレクチャーまでの一連の彼の態度に、(あー、やっぱりこの人、素敵だなぁ)って改めて彼への憧れを確認し、彼のワイシャツの袖を引っ張って近寄り、「ありがとうございます」って一言言って、自分から抱きついてしまいました。



彼は私の肩を優しく抱いて、でも、「さ、本社に戻るよ」って言いました。






「今度、いつ会えますか?」






そう彼に聞きました。



きっと少し切なそうな目をしていたことでしょう。






「そーだな。来週の中頃かな?なんか美味しいもの食べに行こう」






彼が、あくまで明るく言います。






「ここでキスしてください。来週まで待てないんです」






そう言って彼にしがみつきました。



彼は少し躊躇しましたが、おでこにキスをしたあと、唇にも短いキスしてくれました。



私はもっと長いキスをして欲しくて、またしっかりとしがみつき、今度は私の方からキスをしました。



彼は少しの間、唇を閉じて私のキスを受けてはくれましたが、私が彼の閉じた上下の唇をそれぞれ挟むようにしながら濡らすようにキスしていると、やっと唇を開き、今度は彼の方から私の唇を割って舌を入れてきました。



嬉しくて、「ぅふぅぅーん」って少し声が漏れてしまいました。



膝の力が抜けて、彼に体重をかけるように崩れてしまいました。



身体が熱くなって、それからもっと彼に色々して欲しくなって、彼に身体を預けながらきつく抱きついていました。






私を支える彼の腕の力が少し強くなりました。



彼が私の背中を優しく擦ります。



背中に回した手が私の腰の上の脇辺りを撫でます。



そして、その手が私のお尻の上に来たと思うと、彼は両手で私のお尻を掴み、強く引き寄せ、私のお腹辺りを自分の股間に押し付けましたました。



少し仰け反るような格好で背中を弓なりにしながら、私は彼のキスを受けていました。



そして彼の硬くなった股間を下腹部で感じ、中から溢れそうなぐらいの潤いを感じていました。






「硬くなっちゃった」






彼が私の耳元で囁きました。






「私も・・・、変、で、す・・・」






私も、自分の状態が変わっていることを伝えました。



彼がスカートを捲り、パンストの上から私の股間を弄ります。






「熱くて濡れてるよ」






彼はすぐにパンストのお腹から手を入れ、今度はショーツの上から触ります。



私は彼の指を感じて、「ぅんふんっ・・・」って脚を少し閉じて腰を引きましたが、本当はもっと触って欲しくて、やっぱり脚を開きました。



彼がショーツの脇から指を入れます。






「どうしてこんなに濡れてるの?ここは会社だよ」






意地悪なことを言います。



私は、本社から倉庫へ向かって歩く途中から自分の中が潤い始めてるのに気付いていましたが、そんなことは言えずに、彼の意地悪な言葉を聞きながら指の動きを感じていました。






「好きです」って彼に言いました。






彼は、「ありがとう。僕も好きだよ」って言ってくれます。






そして、私の中で指を掻き回しました。



私は耐えられなくなって、「ぅっふぅぅーん」って喘いで、それから、「好きです。もっと、して、くだ、さい・・・」って言いました。






彼が指を抜き、私を倉庫の壁に押し付けました。



パンストを膝上まで下げ、ズボンからペニスだけ出して私の股間に押し付けます。



背の高い彼は腰を落として私の入り口を探します。



私は爪先立ちになって、腰を落とした彼の先端を待ちました。



でもなかなか入りません。






彼が、「パンスト脱がすよ」って言って、屈んで私の脚からパンストを脱がそうとします。



私は靴を脱いで、彼が脱がしやすいように脚を折り曲げました。



彼はショーツも一緒に剥ぎ取ります。



私はショーツとパンストを彼から受け取って右手に握り締めました。






彼が私の左の膝下を掴んで足を持ち上げました。



私は背中に身体を預け、右手で立っているだけです。



彼が私の入り口を探り当て、少し下から突き上げるように入ってきました。



不自然な格好でしたが、右の奥に下から突き上げるように当たるのが分かりました。



彼が動きます。



少し辛そうですが、「中がヌルヌルだよ。いやらしいな、◯◯ちゃんは」って言います。



私は、「はぁはぁはぁはぁ・・・」って喘ぎながら、彼の下から突き上げるような動きに合わせて、首を縦に小さく振っていました。






「だめだよ。ここじゃだめ。イケないよ。それにコンドーム持っていないし」






彼がペニスを抜こうとしました。



私はそのままが良かったけれど、彼の動きに従いました。



すると彼は私の脚を下ろし、再び指を入れて大きく掻き回します。



今度は指が2本入っているようでした。



私は会社で初めてするセックスに興奮しながら彼の腕にしがみついていました。



身体が熱くなり、額に汗をかきながら彼の指を感じ、私の股間と彼の指の付け根はびしょびしょになってきました。



彼が2本の指を折り曲げ、私のクリトリスと内側の前の壁を挟むように強く握ると、私は小さい絶頂を迎えてしまったようでした。



身体が、びくん、びくんと少し震えたみたいです。






彼は指を抜いて、そしてキスをしてくれました。



そのままペニスをズボンの中に収めようとします。



私は、そのまま彼の足元にしゃがみ、収めようとするペニスを握ってしゃぶりつきました。



タイトスカートが捲れあがって、股間も陰毛も晒したままだったと思います。



彼が、「いいよ、そんなことしなくても」って言いましたが、私はより熱心に彼のモノを咥え、大きく顔を動かしました。






「ダメだよ。イッちゃうよ」






彼が言います。



私は咥えたまま、「いひの。そのままイッてくだふぁい」ってくぐもった声で答え、口の中の彼を愛していました。






「出るよ。イクよ」






言ってすぐに彼が射精しました。



喉の奥で彼の精液を受け、少し口の中に溜め、彼の方を見上げながら飲み込みました。






彼は、「飲まなくてもいいのに」って言ってくれましたが、私はなぜだか嬉しくて、「だって飲みたかったんです」って答えました。






そしてスカートを下ろし、「先に戻っていてください。少ししたら戻りますから」と彼に言いました。



なぜか彼の前でショーツとパンストを穿き直すのが恥ずかしかったからです。



それに、一緒に倉庫から出て歩くと、彼の腕に絡み付いてしまいそうになるだろうと思ったからでした。






少し遅れて私は、倉庫から商品を抱えて本社に戻りました。



彼は席について書類に目を通していました。



でも私が彼の後ろを通り過ぎると、彼はちらっと私のほうを見て、そして少し笑いかけてくれました。






それから私たちは、会社での人目を盗んだセックスに少しずつハマっていくようになったのです・・・。