数年前、都内某所のピンサロでアルバイトをしていました。



特にお金に困っていたわけではなく、私の場合は自分がエッチなことをしたくて。



でも、男の人と1対1の空間になるのは怖くて・・・という理由からでした。






プライベートで男性とのお付き合いはあったものの、表向きには大人しく真面目に振舞っているため、人より性欲が高いことも、アブノーマルなプレイに興味があることも誰にも言えず悶々としていました。






運が良かったのか、初日に呼んでくれた人が、とても相性の良い人でした。



年は私の少し上、線が細い色白のイケメンさん。



本来はお口でご奉仕しなくてはならないところを、彼は奉仕しなくていいから、僕の愛撫をひたすら受けてくれと。






小さなBOX席の中で、布地の少ない衣装を捲り上げ、カラダを倒されて首からおっぱい、突起した乳首、脇腹をゆっくり時間をかけて舐められました。



ゾクゾクとカラダが震え始めた頃を見計らって彼の手が太股から奥に侵入してきます。



触れないか触れるかの微妙なタッチでショーツの割れ目を撫で付けられ、すでに湿って濃い色に変わっている所にキスを。






それまでは感度を確かめるかのようにじっくり行為をされていたのが、私が濡れているのを確認すると彼は本気腰に。



私のそこは濡れる量がとても多いのか、少しドキドキしただけでも透明な糸が引くくらいヌルヌルになってしまいます・・・。



だから、もう、そんなことをされたあとは、ほぐされなくてもするんと指が入ってしまうのです。






初めから2本の指がズブズブと入っては中を掻き回され、指の腹が擦れるたびに、ビクビクと腰が浮いてしまうのがわかりました。



店内には女性がお客様のをお口でご奉仕する音が響いていましたが、私に宛てがわれたこの空間だけは、私のお口から出る卑猥な水音でいっぱいになっていました。



彼はただただ私を攻めるばかりで、私自身はなんだか申し訳なくて、「私がご奉仕を」と何度も言ってはみるものの、「気持ちよくなってくれたらそれが僕へのサービスだから」と言って断られるばかり。






そのあとは、私がイッてしまっても体位を変えて攻め、そこでまたイッての繰り返し。



時間いっぱいになると延長を申し出てくれて、彼がその日満足するまで行為は続きました。






私は体型もスリムではないし、胸もおっきくなくて、指名も取れるようなカラダではなかったけれど、なぜか彼だけは、出勤する日は必ず呼んでくれたことを覚えています。



満足するまで延長延長と続くので、お店の人には指名が少ないからといって怒られるようなことはなかったけれど、イカされっぱなしのカラダは火照りが収まらず、ピンサロという所なのに違う仕事をしているような気持ちでした。






でも、それが1ヶ月続いた頃・・・。



その指名してくれる彼から告白されてしまいました。



行為はすごく気持ちよくて、楽しく会話も弾んでいたからでしょうか。



それとも私と、お店の外で行為をしたいが為でしょうか。



風俗自体が初めてで、しかもそのようなお誘いを受けたことも初めてだったので、どうすればいいのか分からなくて、ただお店から、お客様のお誘いは受けてはいけないと教わっていたので丁重にお断りをしました。






お断りをしてからも彼は私を呼び続けてくれたのですが、なんだか気まずくなり、お断りの後もめげずにお誘いをしてくるのでだんだんと怖くなって・・・。



とうとう私はそこで働くのを辞めてしまいました。