入社当時、俺は彼女がいなかったのだが、何人か気に入った同期の女の子がいて、その1人にIという子がいた。






Iには彼氏がいたので、特に奪い取ろうともせず、恋愛という意味では手を引いた。



でも話が合うので友達としては仲良くなった(もう1人Mという女の子の同期の計3人で仲良くなった)。



その後、俺にも彼女ができた。






翌年の年末頃だったか、俺とIとMの3人で忘年会をやろうという話になった。



特に計画性はなかったのだが、なぜかその当時、「酔い潰れてくれたらIとヤれるだろうなー、ヤりたいなー」と数日前から考えていた。



でもIは俺よりも酒が強いから、そんなことはありえないだろうとも思っていた。






当日、俺は仕事の都合で遅くなってしまい、1人遅れて会場に着いた。



既に2人は適当に酔っていたが、全く潰れるほどではなく、しばらく3人で楽しく飲んでいた。



そのうちMが門限が厳しいということで、俺の運転で3人で車に乗って、Mを家まで送った。



その後俺とIの2人で続けて飲むことになった。






掘コタツ式の居酒屋に入り、Iとしばらく飲んでいたのだが、ダメ元でエッチ系な話をしてみた。



すると意外にIも食いついてきた。



俺が付き合っている彼女とのこと、Iが付き合っている彼氏のことで盛り上がった。



当時Iは彼氏と一時期だが遠距離になってしまったことや、その彼氏がもしかしたら浮気をしたかもしれないということ(少なくともその彼氏が遠距離しているその現地で、仲の良い女の子に、Iとのエッチ話をしていたらしい)が、後で考えるとキーポイントだったのかもしれない。






その店自体は朝までやっていたし、Iもそれほど酔っているようには見えなかったのだが、店を出て次の店に行こうと俺はIに言った。






“もしかしたら・・・”という可能性を探るために、とりあえず店を出てIの様子を確かめたかったためだ。






Iは店を出る前にトイレに行きたいと言って、1人トイレに行った。



俺はその間に会計を済ませ、店の出入り口付近でIを待っていた。



すると、トイレから出てきたIは、かなり足がふらついている。






さっきまではIは案外普通にしていたのに、一度トイレに行ったらかなり酔っぱらっているのがわかって、俺は急に焦り始めた。



足下がふらつくIを抱え、エレベーターで1階まで降りたと記憶している。



どさくさにまぎれIの小さな(というかほとんどない)胸を触ったりしたが、全く嫌がる素振りは示さなかった。



とりあえず外に出たものの、俺にもどうしたらいいか判らなかった。



次の店に行くという口実だったが、実際に行ったとしても、これではロクに飲むどころか会話もできないだろう。



ダメ元程度に思っていたことが、急に現実味を帯びてきて、俺はかなりドキドキしていた。






まともに歩くことの出来ないIの腰を抱いて歩きながら、「このままではナンだから、どこかで一旦休もう」と言いながら、俺は一番近くのラブホに向かった。



ラブホの入り口まで到着したが、Iは全く気にもとめないほど酔っていた。






「早く、早く」と俺は気ばかりが空回りしていた。






しかしこういう時に限って空室がない(笑)。



仕方なく、俺は自分の車に乗せようと思って、またIと歩き始めた。



とにかく早くラブホに連れ込まないと、Iが気がついてしまうんじゃないか、酔いが覚めてしまうんじゃないかと俺はずっと焦っていた。



しかしいくら胸がない細身のIといえど、俺は体がそれほど大きいわけでもなく、Iも身長は普通に155位あるので、一緒に歩くのが大変で、車までの道のりがものすごく遠く感じた。






しばらく歩いて、ようやく車にIを乗せた。



俺は酔っぱらった頭をフル回転させ、近くのラブホを思い出そうとしながら車を走らせた。



場所はなんとなく知っていたが、一度も入ったことのないラブホを思い出し、車を走らせる。






途中、Iに「どこ行くのー?」と聞かれても「うーん、俺の知ってるカラオケ屋が朝までやってるから、そこ行こ。そこで寝てればいいよ」と適当に答えていた。






その間、罪悪感や期待感、焦りなど色々な感情が頭を回った。






しかしこれまた、こういう時に限ってというか、駐車場が非常に入りづらい。



道が狭い上に、ラブホの建物からやや離れた所にある。



たしか途中Iは親に電話して(親から電話が来て?)俺が言ったとおりに「友達と飲んでいるが、カラオケ屋に行く」と言っていたように記憶している。



それを聞いている間も俺はドキドキしていた。






なんとか部屋も空いていたので、すぐにチェックインし、部屋に入ってまずIをベッドに寝かした。



そして俺は大急ぎでシャワーを浴びた(シャワーを浴びずにエッチするのが俺は嫌いなので)。



シャワーを浴びながらも、実は俺はまだ迷っていた。



おかしな話だが、なんだかんだいって結局最後までできなかった方が、幸せなんじゃないかとすら思っていた。






世の中そうそうおいしいことはないし、「夢は夢のままが一番幸せ」というのもある。



ただそれでも、いつ何があってもいいように(笑)、準備はしておこうと思っていた。



途中Iが「何してんのー?」と風呂場に入ってこようとしたのを制止し、俺はシャワーを終えた。






風呂場を出たら、Iがふらふらと酔ってきたので、俺は「大丈夫か?寝てていいよ」とベッドに寝かそうとした時、Iはこう言った。






「ここどこ?ホテル~?」






その時、俺の理性がようやくトンだ。



ガ~っとその場でキスをして、ベッドに押し倒した。



Iも舌を返してきたところで俺もやっと安心した。






「間違いなくヤれる」



(気付くのが遅すぎ?笑)






かつて手を引いたとはいえ、一度は恋愛対象として見た女だったので、俺はかなり燃えた。



服の上から触った時に感じてはいたが、直に触ってもやっぱり胸は全くといっていいほどなかった。



本人も酔っ払いながらもコンプレックスを感じているのだろう、最後まで服を脱ぐことはなかったのだが、思う存分さわったり舐めたりした。



思いのほかあえぐ声が激しいのに驚いた。






早い段階でパンツを脱がし、指で愛撫した。



俺もあまり覚えてはいないが、結構濡れていたように思う。



そして確か片手でマンコを弄りながら、フェラさせたと思う。



Iは片手で激しくモノを擦り、頭も同様に激しく前後に動かしながら、舌でベロベロベロ~と舐め回してきたした。



自分が想像していたよりも、かなり激しい動きだったので、俺は面喰らった。



適当にフェラさせた後、生で挿入した(酒を飲んでいた段階で、エッチは生がいいという話をIはしていたので、俺の頭の中もそれしかなかった)。



憧れの女の中に生で挿入したことで満足だったが、なお驚いたのは、Iは挿入されると激しく腰を振ることだった。



あそこまで腰を振る女は、今だにIだけだ。






今まで胸の小さい子と何人かヤったことがあるが、総じて皆男に対するサービス精神が強いと俺は思う。






「自分の体では男を満足させられない」というコンプレックスが強いからかもしれない。






Iからもそう感じた。






しばらくお互いに腰を振り続けていたら、俺のフィニッシュが近付いてきた。



酒を飲んでいた時に、「彼氏がイク時はいつも口の中だ」という話を聞いていたため、俺もそうしようと思っていた。



イク直前にモノを抜いて、Iの口に近付け、擦りながら口の中に入れた。



そのまま果てた。






Iは俺の出したモノを飲んでくれた。






「今まで飲んだことはない」と言っていたので、飲んでくれたことに俺は驚くとともに、彼氏もやっていないことを俺はやったと、嬉しくなった。






しばらく休んで仮眠していたが、その後もう1回ヤった。



その時も飲んでもらった。



その後Iは酒の酔いと喉にひっかかっている俺のモノのせいか、吐きたがっていた(苦笑)。



トイレに付き添ったが結局吐くことはできなかったが。






翌朝最初に飲んでいた店の最寄り駅まで送った。



2日酔いというよりは、まだ酔っている感じだったが、ラブホ代も半分出してくれた。






その後、なんとなく俺の方が気まずくなり、あまり連絡もしなかったのだ。



しかし、その夜のできごとをメールする機会があり、(多分お互いに)気まずさも解消し、結局、後日もう1度交わった。



その時はお互いにある程度シラフだったので、冷静に楽しむことができた。



その時もやはりIの腰の振りは激しかった(笑)。



今はIは職場を辞め、地方で新たな仕事をしている。



たまに帰ってきているらしいし、メールもしてはいるが、恐らくもうエッチは無理だと思う。



理由はないが、何となくそう思う。



ヤっている最中ではないにしても、せめてちょっとエッチな写真でも撮っていればよかったと思う。






でも「願い続ければ夢は叶う」という言葉は本当なのだと思った(笑)