「おい、小宮。また新しいのが撮れたんだ。今度は上物だぞ!」






隣のデスクから同僚の佐々木が小声で話しかけてきた。



こいつの趣味にはちょっとうんざりしている部分もあるのだが、しつこいのでいつも適当に付き合ってやっている。






その趣味とは・・・人妻との援交をビデオに収めること。



佐々木はデブでブサイクだから36歳の今も結婚できていない。



独身貴族で特に趣味もないから、有り余る金を使って援交に精を出している。



最近はまっているのが人妻援交で、出会い系で知り合った人妻を片っ端から喰っているらしい。



今までも何度か見せてもらったんだが、大体が汚いおばさんばかりで気持ち悪いだけ。



ブサイク同士がセックスしているのを見ることほど気持ち悪いものはない。



どうせ今回のも同じようなものだと思って適当にあしらおうと思ったんだが・・・。






「おいっ、今回の人妻はレベルが高いぞ。見てみろよ」






「お前も好きだねぇ。どれ、見せてみろよ」






他人のやった女の自慢なんか見てもつまらないだけだが、しつこいので適当に見てやることにしている。






「この女、絶対に好き者だぜ。金なんかどうでもいいって感じだったからな」








画像を何枚か見ていてギクリとなった。



顔はハッキリ見えないが、この胸の感じ、見たことのある服装、妻の詩織に似てないか?






「連絡を取り合ってた頃から言ってたんだけど、欲求不満でたまらなかったらしいぜ。部屋に入ったらすぐに抱きついてきて、すんげ~乱れるの!こっちも興奮しちまって3発も中出ししちまったよ!」






最後の1枚の画像にハッキリ写っていたのは妻のフェラチオ画像だった・・・。



思わず殴りかかりそうになったが、その気持ちをぐっとこらえた。



自分の嫁さんが、その援交人妻だなんて言えるわけがない。






「この女、金渡そうと思った時になんて言ったと思う?『良かったらまた会ってもらえませんか?』だってよ」






「お得意さんが欲しかっただけじゃねえの(怒)」






「違うな。『すごく気持ちよかった、お金はいいからまた会って』だと。セフレが出来ちまったよ」






「・・・っ!」






「お前、最近嫁さんとあまりしてないって言ってたろ?これ見て嫁さんと仲良くしろよ!」






「くっ!」






こいつまさか、相手が俺の嫁だと知ってて言ってるわけじゃないだろうな・・・。



怒りを抑えつつ、佐々木が渡すハメ撮りビデオを震える手で受け取った。






「ねえ、あなた。今夜はお友達とお買い物に行くからこれ食べてて」






「あぁ・・・わかった・・・」






(うそつけ!佐々木と会う約束をしてるんだろ!)






夕食を作る妻の後ろ姿を見ながら思った。






この形のいい大きな胸を佐々木に好きに揉ませてやったのか?



俺が教えてやったフェラチオで何度も佐々木を勃たせてやったのか?



そして・・・その子宮で3発も佐々木の精液を受け止めたのか?



会社帰りの俺を優しく迎える良妻を演じながら、この女は浮気をしてやがったんだ・・・。



確かに近頃はセックスもマンネリになってたよ。



だからって出会い系で、見ず知らずの男に中出しされてセフレ契約はないだろ。






10歳年下で26歳の詩織と結婚して5年になる。



高校を卒業した頃に俺と付き合いだし、処女をもらった。



清楚な雰囲気に見合って、男と付き合ったことがなかった。



以来浮気することもなく、俺とのセックスでようやく声を出すようになった。



最近では女として成熟して、細身なのに胸や腰の張り出しが大きくなってすばらしい体型になっていた。






(俺が開発したこの身体を他の男に使うなんて・・・)






キッチンに向かう妻の後ろ姿を見ながら暗い気持ちでいっぱいだった。



程なくして、めかしこんだ妻はいそいそと出かけていった。



止めるべきかと思ったが確たる証拠もないし、何より佐々木からもらったビデオの方が気になる。



このビデオに映っている人妻がもし本当に詩織なら、今さら止めても同じこと。



すでに浮気はしてしまっているのだ。






我が家に独りになったところで、さっそく例のビデオを観てみる。



いかにもラブホテルという雰囲気の室内が映し出される。



ベッドに向けて据え置かれているカメラのことは、妻はまだ知らないはずだ。



しばらくして佐々木が人妻を連れて入ってきた。



ここからは見えないが、部屋に入るなりキスしているみたいだ。



よほど待ち切れないらしい、なかなかベッドの所まで来ない。



イライラして見ていると、2人はようやく見える場所までやってきた。



やはり、その人妻は詩織だった。



なんと、もう下着姿になっている。



化粧もバッチリで、最近では全く着けなくなっていた黒いスケスケの下着を身に着けていた。



その姿のまま佐々木の一物を引っ張り出し、立たせたままフェラチオをしている。



すっかり発情し切った顔で愛しそうに丁寧に舐めていた。



佐々木はその光景を俺に見えやすいように角度を変えた。






(なんだそりゃ!)






興奮して大きくなってきた佐々木のモノは俺のよりもはるかに大きかった!






(そんなデカいモノで詩織を突きまくったのか?)






今まで何度もビデオを観てきたが、奴の撮影が下手だったのか大きさはよく分からなかった。



だが何度もハメ撮りしているうちに慣れてきたんだろう。



このビデオでは、佐々木のチンコのデカさがハッキリと分かった。



あまりの巨大さに驚愕している俺をよそに、詩織はうっとりした表情で舐め上げていた。






「ああ・・・なんて大きいの・・・」






「奥さん、今日もこいつでたっぷり可愛がってあげますからね」






「ああ・・・ちょっと怖いけど・・・お願いします・・・」






佐々木の一物に欲情し、しゃぶりながら自分のも弄っている。






「奥さんは本当にチンコが好きですね」






「うふ、あなたのが大きいからよ」






興奮に潤んだ目で佐々木を見上げながらテカテカと濡れ光る勃起へ舌を伸ばし、裏筋を舐め上げる。






(詩織があんなに美味しそうにチンコをしゃぶるなんて・・・)






普段は俺がフェラチオを求めても嫌がってしてもらえないのに。



今、目の前にいる妻は、不倫相手の足元に跪き、自ら奉仕している。



それほど佐々木とのセックスに期待しているということなのか?



休まず奉仕を続ける妻の舌使いを見ると、そう思わずにはいられなかった。






「奥さん、あそこを弄るんだったら僕が可愛がってあげますよ」






佐々木は勃起を引き抜くと、妻をベッドに押し倒した。



仰向けになっている妻の隣に寄り添うと、手を股間にあてがって指先でなぞり上げる。



すでに妻のあそこは潤いきっていて、佐々木の愛撫を待ち焦がれていた。



溢れ出る愛液でパンティーに淫らな染みが出来ている。



佐々木はパンティーの中に手を入れて、直接おまんこをなぶり始めた。






「ああん、いいっ、いいわ~」






パンティーの中で指が動くたびに妻の背中がビクンッと反り返る。



すでに指は膣内に侵入しているようで、グチュグチュと愛液の弾ける音が聞こえてきた。






「おまんこだけじゃ物足りないんじゃないですか?」






その言葉に妻は何も言わずに佐々木の手を取り自分の胸に押し付け、佐々木の手のひらごと乳房を揉み始めた。






「おまんこを弄られてオッパイが疼いてきたんですか?」






「そうなの・・・強く揉んで・・・もっと・・・」






佐々木はパンティーとお揃いの黒のブラジャーを剥ぎ取ると、張りのある大きな乳房が飛び出した。






「やだ・・・恥ずかしい・・・」






「そんなこと言ってる割には随分感じてるじゃないですか。すごくきつく締め付けてきますよ」






佐々木はいやらしい言葉を言いながら、膣内に挿入している指をゆっくり抜き挿しする。






「いやぁ・・・だめ、そんな風にされたら私・・・」






妻は全身を小刻みに震わせて喘ぎ悶えた。






「この大きなモノで犯されたくなったんですか?」






「ああん、分かってるんなら早くちょうだい・・・あそこが疼いちゃって仕方がないの・・・」






「分かってます。すぐに入れてあげますから待っててください」






佐々木は備え付けのコンドームに手を出そうとしたが、詩織はそれを止めた。






「中に出さないって約束してくれるならそれはいいです。それに私は生のオチンチンが欲しいんです」






俺とする時はゴムを付けろってうるさいのに・・・。



そんな事をして、もし妊娠したらどうするんだ?



くそっ、今から佐々木の代わりに犯してやりたい!






でも映像に向かって叫んだって仕方がない。



それにこの後だってあるのだからと、ギンギンに勃起してしまっているモノをなんとか我慢した。






「もし妊娠してしまったら僕の子を産んでください。そして満足させてくれない旦那に育てさせるんだ」






挿入体勢に入っていた佐々木は一気に妻の中に突っ込んだ。






「うあああっ!」






妻がわめくような声を出した。



佐々木のモノが大きすぎるためなのだろうか、眉間に皺を寄せて耐えるような顔をしている。






「詩織さん、見えますか?詩織さんのおまんこがチンコを全部飲み込んでますよ」






佐々木は妻の両脚を広げ、挿入部分を見せつけながら言う。



愛液に濡れた肉ビラが野太いチンコを根元まで咥え込んでいるのが丸見えだ。



ひくつく粘膜が勃起をヌチュヌチュと舐めしゃぶっている。






「ああ・・・オチンチンが奥まで届いてる・・・ああ、まだ動かさないで」






膣が肉棒の大きさに慣れるまで辛いのか、妻は息も絶え絶えに訴えた。



だが佐々木は容赦せず、妻の腰を抱えると激しいピストンを開始する。






「いっ、いやっ!壊れちゃう!」






「壊れるわけないでしょ!ほらっ、こうされるのがいいんでしょ?」






肉棒が抜き挿しされるたびにヌルヌルの肉壁が露わになる。



パンパンと肉と肉を打ち付けあう音が響き、太腿に愛液の雫が飛び散っている。



佐々木はチンコが抜け落ちる寸前まで引き抜き、また一気に奥まで突き入れる。



そのたびに亀頭が子宮を突き上げて、妻の背中が小刻みに震える。



円を描くように腰を動かしてグチュグチュと腰を動かすと、妻は唇を噛み締めながら声を漏らす。






「ああ・・・す、すごい・・・」






抽送が激しさを増すごとに身体の奥底から淫らな熱が湧き上がってくる。



両脚で佐々木の身体をがっしりと挟み込んで、さらに奥深く肉棒を受け入れようとしていた。



さっきまで苦しがっていたのが嘘のように、自分から腰をくねらせて快感に酔いしれている。






「佐々木さんのオチンチン、硬くて大きい・・・」






「旦那のチンコはどうなんですか?これくらい硬くて大きいんですか?」






「ああ・・・あの人のは小さくて、こんなに硬くないです・・・比べ物にならないわ・・・」






夫の不甲斐なさを強調し、自分のモノの良さを言わせることに佐々木は喜びを得ていた。



妻は逞しい佐々木の勃起で泣かされながら俺のチンコが劣っていることを訴える。






(ああ、そうだよ・・・。俺のチンコは佐々木のには比べ物になんてならないさ)






散々佐々木に突きまくられてるところで一度映像が途切れた。



たぶんテープが終わってしまったんだろう。



再開されたときには随分時間が経った後のようだった。






<続く>