
コンパは案の定、人数合わせといった感じだった。
(俺好みの女の子っつーのはどこに行ったんだよ!)
半ば不貞腐れて酒を飲み続ける俺。
トイレに行った帰り、コンパに来ていた女の子とすれ違った。
「あの・・・、先輩ですよね?」
「え?」
「学祭で実行委員してた、まさひろ先輩ですよね?」
「実行委員してたのは高校生の時だけど・・・」
「やっぱりそうですよね。同じ実行委員だった優子です。覚えてませんか?」
「ええ?後輩なの?ごめん、あんま覚えてないかも・・・」
「ですよね。あれから5年以上経ってますもんね。良かったらゆっくり2人で思い出話をしに行きません?コンパが苦手だから早く出たいし」
きっと俺の顔は真っ赤になっていただろう。
急にドキドキしだした心臓の音が聞こえそうで、恥ずかしくてしょうがない。
「あ、いや、あの・・・」
「あ、ごめんなさい。予定があるのならまた今度にします?」
「そうしてくれると・・・今日はちょっと早目に帰ろうと思ってるし」
誰もいない家や、酔っ払って帰って来るはずの妹が脳裏を横切る。
「じゃこれ、あたしのメルアドと番号。先輩のも下さいね」
「あっ、はいはい。ありがと」
ギクシャクした手でメルアドを交換し、盛り上がってる部屋に戻る。
「遅ぇーじゃねーかよ!まさぁ~~!」
友人はすでにベロベロだ。
「わりい、トイレ混んでてさ」
その後も呂律の回らない口で何かガチャガチャ言われていたが、適当に相槌を打ってろくに相手にしなかった。
(優子ちゃんかぁ・・・。結構可愛いよなー)
目の前に座ってニッコリ笑う彼女を見ながら舞い上がる俺。
自然と酒の量も多くなってしまう。
一次会が終わる頃にはしたたかに酔ってしまっていた。
「なんだよーこれからだろ、帰るなよー」
散々わめく友達を後に、優子ちゃんにぺこりとお辞儀をして自転車を置いている場所へと歩き出す。
実はこの辺りからあまり覚えていないのだ。
友達や優子ちゃんがいなくなって緊張の糸が切れたのだろうか。
どうやって帰ったのか覚えていないが、気が付くと見慣れた我が家の前だった。
(鍵・・・玄関の鍵・・・)
鍵を探しながらふと時計を見る。
時間は12時近かった。
妹が帰っているかもしれないと思い、玄関のチャイムを鳴らす。
ピンポーン
・・・返事がない。
「あったく、近頃の高校生はぁ」
酔っ払った口調で独り言を言って、やっと見つかった鍵で玄関に入った。
玄関に入ると倒れこむように座り込む。
ヤバイ、だいぶ回ってきてるようだ。
四つん這いのままズルズルと前に進み、やっとリビングに到着した。
(水・・・)
台所まで行って立たないと水は飲めない。
たったそれだけの動作がどうにもこうにも面倒くさいのだ。
Gパンのベルトを外してソファーに頭を預けたまま、俺は動けなくなってしまった。
(ダメだ。飲みすぎた・・・)
ドンドンドンドンドンドン!!!!!
ピンポーンピンポーン!!!
(はっ!!!)
ものすごい騒音に何事かと飛び起きる。
俺はあの姿勢のまま眠ってしまったらしい。
リビングに飾ってある時計を見ると、もう1時半を回っていた。
ピンポーン!!ピンポーン!!
酔いが覚め切らない頭を抱えながらGパンのファスナーを上げてフラフラと玄関に向かう。
ガチャと鍵を開けてドアノブを回す。
途端に妹がなだれ込んできた。
「あーにやってんのおぉーーーー!」
呂律のまわらない口で訳のわからないことを言っている妹は、すでに前後不覚になっている。
「お、お、お、お、あー」
ドサッと鈍い音がして、2人して玄関先に倒れこんだ。
こっちの酒もまだ抜けきってていないのに、いきなり体重をかけられたのだ。
倒れてしまうのが普通というものだろう。
「いてーよ。おめー飲み過ぎなんだよ!!」
「うぁー。眠たいーーー」
ものすごい酒の匂い。
一体どれだけ飲んだんだ。
倒れた時の痛みと重さでふと我に返る。
また妹が上に乗っかっていた。
昼間と同じ体勢になってるじゃないか・・・。
「おい、大丈夫か、真由」
努めて冷静なフリをしながら声をかける。
「重てーからどけよ、玄関も開けっ放しだろ」
「いあ」
「いやじゃねーだろ。こんなところで倒れたまま寝らんないって」
「いあ」
スローモーションのようなゆっくりとした動きで妹の手が俺の首に巻き付いてきた。
「おいおい。しっかりしてくれよ」
そう言いながら頭の中では昼間のことがフラッシュバックする。
タバコや酒の匂いに混じって妹の体臭がふわりと香る。
(そういえば昔付き合ってた子もいい匂いがしたっけな・・・)
酔いのせいだろうか。
回らない頭で思い出を反芻しているうちに、ついつい妹の腰に手を回してしまった。
下から抱き締めるようにぎゅっと腕に力を入れる。
ビクッ。
妹が微かに反応した。
首に回した手にわずかに力が入ったようだ。
一気に酔いが覚めたような気がして、慌てて腕の位置をずらした後、「ほら、どけって。せめてリビングで寝ろよ」と力を入れて妹をどかした。
立ち上がって玄関に鍵を掛け、ポーチにだけ電気を点ける。
「こんなところで寝たら足腰痛くなるぞ。ほら、立ってリビング行けよ!」
横向きに寝ている妹の手を取って立たそうとするが、酔っ払ってぐにゃぐにゃになっている。
身体には力が入らないようだ。
「しょーがねーなー。こっちだって飲んでるのによ」
一瞬お姫様抱っこをしようと思ったが、体育会系じゃない俺の筋肉が妹の体重を支えられるとは思えなかった。
そこで両手を持って・・・。
「引きずるぞー」
ずるずるずるずる・・・。
これでも十分に重い。
おんぶという案も浮かんだが、そんな事をしたら俺が潰れて立ち上がれないかもしれない。
やっとリビングのソファーの近くまで運んできた。
引きずられてる間、妹は・・・。
「あーによー!どこ行くんらよー!」
「ましゃにぃ~~。一緒に寝よ~~~」
などと取り留めのない、訳のわからないことばかりブツブツ呟いていた。
「ちくしょー。汗かいたぜー」
俺はソファーにドスンと腰をかけた。
妹はその下でゴロゴロしている。
水でも飲むかと立ち上がろうとした時、何かに引っ張られる感じがしてふと下を見た。
妹がズボンの裾を握っていたのだ。
「水取ってくるから待ってろ」
水よりも冷蔵庫の冷えた麦茶の方がいいかなと思い、コップと麦茶の入った容器を持ってリビングに戻る。
コップにお茶を入れて妹が寝転んでいるソファーの前に座り込んだ。
「ほら、お茶飲めよ。そこで寝るんだったら布団取ってくるぞ」
薄っすらと目を開けた妹がフルフルと首を振った。
「いあない・・・」
コップをテーブルの上に置き、「着替えられるか?パジャマ取ってくるか?」と聞くとコクンと小さく頷いた。
「ちょっと待ってろよ」
2階に上がって妹の部屋に入り、ベッドの上の脱いだままのパジャマを見つけた。
ついでに薄い布団をはがして持って下りる。
「ほら、パジャマ。着替えられるだろ?」
寝転んだまま両手をゆっくり持ち上げる。
『起こしてくれ』ってことだろう。
パジャマをソファーの上にポンと置いて、妹の横に膝をつく。
「よいしょ」
両腕を持って起こしたが、すぐにも後ろに倒れそうにユラユラしてる。
「おいおい、ちゃんと座ってろよ。1人で着替えてくれよ」
「脱がして」
「はあ?!」
俺のすっとんきょうな返事が終わらないうちに、またも妹はスローモーションのようにゆっくりとした動きで俺の首に手を回した。
「脱がせろってお前、俺を何だと・・・」
「うっさい。早く」
「知らないからな」
ぼそっと言った一言が耳に入ったのか、首に回した手にちょっとだけ力が入った。
妹が着ている服はキャミソールとかいうやつだ。
前も後ろも横も見たがファスナーらしき物は見当たらない。
アンサンブルになっているキャミソールを2枚、一緒に下から上に脱がせていく。
(妹だぞ!冷静になれよ、俺!!)
「ぷあぁぁ」
首に回した手を外し、キャミソールを脱がすのに成功した。
ブラジャーしか身に着けてない妹のセミヌード(しかも背中だけ)を見ているだけでドキドキして手が震えてしまいそうになる。
(しっかりしろ、俺。酔っ払ってるからおかしなことを考えるんだ)
目の前の妹を着替えさせて寝かしつけるというよりも、頭の中はもはや自分の理性と戦うための修羅場と化してしまっていた。
妹はすぐにまた俺の首に手を回し、「ブラも」と言ってしがみついてきた。
「はああ!?」
心のどこかで期待していたくせに、いざ言われると驚いてしまう。
こっちからも抱き締めるような格好になり、妹のブラジャーのホックに手をかけた。
ビクッ!!!
首に当たる柔らかい物体に驚いて、全身が揺れる。
妹が首筋にキスをしてきたのだ。
「うお、お、おいおいおい!!」
上擦った裏声が出る。
誰と間違ってるのか知らないが、そんな事されたら理性がふっ飛んでしまうかもしれない。
先程の脳内での葛藤はどこへやら。
男はやはり下半身で考えるのだ。
(これが妹じゃなかったら美味しいシチュエーションなのにな・・・)
頭のどこかでそんな事を考えていたのがばれたのか、妹が首筋を甘噛みしてきた。
「ふわ・・・っ!」
まるで女のように鼻にかかった声。
自分で自分に驚いてしまった。
妹の攻撃は休むことなく続いていた。
「ふぁ、あ、あ、はぁぁ・・・」
ついつい声が出てしまう。
この時、俺は自分が首筋が弱いなんてことを初めて知ったのだ。
「も、やめ・・・」
チュッ、チュッ、ペチャッ、ペチャッ。
静かな家の中に妹のキスの音だけが響き渡る。
舌で首筋を舐めあげられると、「はぁぁん・・・」とまるで女のようなため息をついてしまった。
妹はさっきまで泥酔して引きずられてきたとは思えない舌の動きで攻めてくる。
「まゆ、も、やめ・・・」
左右の首にキスと愛撫の嵐を受け、腰が砕けたように座り込む俺。
いくら両手で口を押さえても、くぐもった喘ぎ声が漏れてしまう。
そのうち妹に手を払われ、自分でも諦めて夢中になってしまった。
時には速く時にはゆっくりと愛撫を続けられ、気が付くと俺は上半身裸にされていた。
妹のキスはアゴに移り、頬、おでこ、鼻、そして唇へと移動しようとしている。
さすがにやばいと思った俺は・・・。
「ちょっと・・・待って・・・ダメだってば。俺はお前の兄貴だぞ・・・」
まるで初体験前の女の子のような力のない、それでいて無理に興奮を隠すような声で妹を制しようとした。
「まさひろ、あたしのこと、大事に思ってるんでしょ?」
「・・・はぁ?」
そう言いながらも頬や首筋にキスをされる。
俺はその間も、「あ・・・おぃ・・・。ふ・・・っ・・・」と、喘ぎっぱなしだった。
「ほら、『はい』って言わないとやめちゃうぞ」
すでにかなり気持ち良くなっていた俺は、少しの間ためらってから小さな声で、「はぁ・・・ぃ・・・。んん・・・」と喘ぎながらも返事をしてしまった。
「ブラジャーはずせる?」
黙って背中のホックに手をかけた時、妹が俺の下唇を甘噛みしてきた。
「ふぁっ・・・!」
驚いて手を離すと、「まだはずれてないよー。ちゃんとしないとダメじゃない」と言いつつ今度は俺の上の歯と唇をペロリと舐めてきた。
「うっ・・・ふぁ・・・」
4つも年下の妹に、いいように弄ばれながら喘ぎ続ける俺。
なんという情けなさだろう。
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
(だけど、どうしてこんなに気持ちがいいんだろう・・・)
やっとのことでホックを外した時には、妹の舌が俺の口の中でうごめいていた。
クチュ・・・クチュ・・・ピチャ・・・という卑猥な音と共に、2人の喘ぎ声が唾液と一緒に混ざり出す。
「ん・・・ぅむ・・・んん・・・あぁ・・・」
我慢が出来なくなった俺は妹の乳房に手をかけた。
妹の首筋に舌を這わせつつ、ゆっくりと白い綺麗なおっぱいを揉みしだく。
「あ・・・ぁあん・・・っ・・・」
愛撫に身を任せながら俺の背中にキュッと爪を立てる。
気持ちのいい痛さだ。
乳房に近づくにつれ、妹の声は高くなった。
白くて美しい形のおっぱいにピンク色の乳首。
心なしか乳首が硬くなっているように見える。
「あ・・・いやぁ・・・恥ずかしいよぅ・・・」
両手で乳首を弄びながら・・・。
「お前が先にやってきたくせに、恥ずかしいはないだろ」
「あぁ・・・ぁ・・・だって・・・ぇ・・・ーーーっああーっ!!!」
妹の言い訳を聞かないうちに乳首を口に含んでやった。
さっきいじめられたお返しだ。
「やぁ・・・ぁあ~~あぁ~~ん・・・」
鼻にかかった甘い声がリビングに響き渡る。
乳首を舌で転がしたり甘噛みしたり軽く吸ったりする度に、妹の身体がビクンと跳ねた。
喘ぎ声がだんだん大きくなってくる。
妹の背中を片手で支えながら、徐々にゆっくりと床に寝かせた。
その間もずっと交互に乳首を舐め続け、だんだんと硬くなってくるそれの触感に酔いしれる。
生意気な妹が今は俺の思い通りになっている・・・。
そこにいるのは兄ではなく1人の男、いや獣だった。
血の繋がりのある者と交尾をするということは、自らを人間未満と認めてしまうということだ。
夢中で乳首にしゃぶりつき、もう戻れないと思う反面、どこかでそんな事を考え続けている。
(今やめたらなんとかなるかも・・・)
だが手は止まらない。
相変わらず乳房を揉みしだき、乳首を舐め続けている。
じっとりと汗ばんだ脇の下に軽くキスをして、愛撫は乳房、おへそへと下りていく。
「あ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・まさにぃぃ・・・だめぇえぇぇ・・・」
ミニのタイトスカートのボタンに手をかけようとした時、妹が両手で遮ってきた。
「お風呂入ってないからだめぇ」
「いいよ、そんなの・・・」
スカートのボタンに手をかけたまま顔を上げて妹にキスをする。
グチュッ、チュブッと舌を入れて掻き回すと、途端に妹の手の力が抜けた。
「あ・・・ん・・・ぅむん・・・」
たどたどしい手つきでボタンを外し、首筋にキスしながらパンツとスカートを一緒に下ろそうと試みる。
お尻で引っ掛かっているスカートを上手く下ろすことが出来ず、おっぱいを揉んでいた手をスカートにかけて両手で引っ張ってみた。
スポンとスカートとパンツが下りる。
素っ裸になった妹の裸体をしげしげと眺め、「スタイルいいでしょ」と言っていた妹のセリフに間違いはなかったと感動してしまった。
ケツがでかいと言っていたが、本人が気にするほどでもない。
むしろ、細くくびれたウエストから突き出た白い柔らかそうなお尻に一層そそられる。
ウエストからお尻のラインを両手でなぞり、太ももの内側に手をかける。
妹の手が俺の両手を制しようと伸びてきた。
「もうやだぁ・・・」
妹の言葉に返事もせず、薄く陰毛の生えたぽってりとした丘にキスをした。
「ーーーっっあっーーー!!」
今までとは違う、高く大きな喘ぎ声。
