少し体を離し、それでも従妹を撫でながら、素早くズボンとTシャツを脱ぐ。



俺が身に着けているのはトランクスだけだ。



再び上にのしかかり、体を抱き締める。



華奢ではあるが、やはり女の子らしく柔らかい。



ワンピースの上から体の側面を下に向かってゆっくりと撫で下ろす。



腰から足の付け根、太股、膝まで撫でると、再び太股を上に向かってゆっくりと撫で上げる。



その手の動きに従い、ワンピースの裾が太股の半ばまで捲れ上がるが、撫で下ろすとまた元に戻る。



もう片方の手は、やはり服の上から胸を触っている。



揉むのではなく、触る、撫でる。



あくまで優しく、壊れやすいガラス細工を扱うようにゆっくりと撫でる。



従妹は俺の首にぎゅっと抱きつき、かすかな声を漏らしながら、されるがままになっている。






ワンピースの上から足を撫でていた手を、裾に潜り込ませた。



腿の外側を伝い、上に向かって侵入する。



下着の布地に触れたところで、また撫で下ろす。



ゆっくりゆっくり手を往復させる。



往復させるたびに外腿から内腿へと撫でる場所を変えていく。



あくまでもソフトに優しく胸と脚を撫でながら、頬や首筋に軽く吸い付く。



従妹の漏らす声が次第に熱を帯びていく。



頃合いと見て下着の上から割れ目を撫でる。



そこはすでにぐっしょりと濡れていた。






「あ・・・そこは・・・恥ずかしい・・・」






個人差はあるが、愛撫は軽く触れて、刺激する部分をなぞるぐらいの強さでした方が効果的であるように思う。



それでも予想以上の反応に気を良くする。



いくら初めてといっても、こちらの愛撫に体が無反応なのは寂しい。



ゆっくりと性器の周辺に触れる。



やや肉厚でぷにぷにしている。



人差し指と中指で左右の大陰唇をなぞる。



むにゅっとした感触が心地よい。






「ん・・・は・・・はあ・・・」






従妹の漏らす呼吸が荒くなる。



下半身を責めながら上体を少し離し、ワンピースのフロントのボタンを外していく。



片手なのでやりにくいが、焦らず、乱暴にしないように気をつける。



初めての場合、全部脱がすと恥ずかしがる子が多いので、脱がすのは最低限に留めておく。



個人的に、着たままエッチの方が燃えるということもある。



今日も、外すボタンも3、4つだけにしておく。



肌が露わになる。



ブラの上から胸を手のひらで包む。



見た目は控えめだが、手触りは柔らかく心地よい。



全体を数回、円を描くように撫でた後、ブラの下に手を入れ、直接触れる。






「んっ・・・んふ・・・んん・・・」






ピクッと体が反応する。



肌がすべすべでキメが細かい。



乳首がピンと立っているのが分かる。



人差し指と中指の股の所に挟み込みながら、ゆっくり裂するように乳房全体を撫でる。



ふるふると体を震わせて感じている。



思った通り胸は敏感なようだ。






顔を胸に近づけ、両胸の間あたりの肌に口付ける。



甘い香りがする。



同時に胸を愛撫していた右手を背中の下に潜り込ませ、片手でブラのホックを外す。



ブラを上にずらし、胸を露出させる。



乳輪を円を描くように舌先でなぞってから、つんと立った乳首を舌先で軽く、触れるか触れないか程度につつく。



その間も、もう片手では下着の上から性器をなぞっている。






「ああん・・・はあはあ・・・あああ~」






従妹が俺の首にしっかり腕を回し、体をくねらせて激しく喘いでいる。



もう声を抑えるのも忘れているようだ。



下着の中に手を入れる。



割れ目をゆっくり撫で上げ、クリトリスのおおよその位置を、手触りで見当を付ける。



敏感な場所なので直接は触れず、左右から周りの肉を挟んで円を描くように素早く刺激する。






「あ、あ、あ、お兄ちゃん、そこ・・・あああっ」






じっくり時間をかけて、たっぷりと愛撫する。



触ったときからすでにたっぷり濡れていたが、さらに愛液が溢れ出してくる。



これだけ感じていれば十分だろう。



胸と性器を同時に責められ、我を失って感じている。



割れ目に指を宛てがい、入口を探す。



膣口を探り出し、指で軽く円を描く。



周りを解し、指を愛液で濡らしながら、ゆっくりと差し入れる。






「あっ」






ピクッと従妹の腰が反応する。






「大丈夫?痛かった?」



「うん、大丈夫・・・痛くないよ」






「指を入れたことは?」



「ないよ。これが初めて・・・」






「じゃあ優しくするからね」



「うん」






入り口は比較的すんなり入ったが、すぐに抵抗が強くなる。



熱く、弾力のある高密度の泥の中に指を入れたかのような感じだ。



少し戻し、また少し進める。



処女膜に傷を付けないようにゆっくりゆっくりそれを繰り返し、少しずつ奥に入れていく。



痛みを紛らわせるようにキスをし、舌を絡ませ、もう片手で胸を撫で、親指の腹で乳首を転がす。






「ん・・・はあ・・・ああ・・・」






最初は苦しそうだったが、すぐに快感に押し流されたようだ。



愛液が奥からどんどん流れ出してくる。



だんだん指への抵抗が弱くなる。



中も少しは解れてきたようだ。



第2関節まで指を入れ、ゆっくり戻すと、また挿し入れる。



同時に親指でクリトリスの表面を包皮の上から撫でる。



クリトリスを撫でるたびに、「あっ、あっ、あっ」と声を上げ、腰をビクッビクっと反応させる。



溢れ出す愛液で、くちゅっくちゅっと割れ目が音を立てる。






「あああ・・・お兄ちゃん・・・お腹が変な感じ・・・」






「イキそう?」






「え・・・わかんないけど・・・でも何か来そう・・・。あああ・・・お兄ちゃん・・・」






腰をヒクつかせながら激しく身をよじる。






「ああ・・・お兄ちゃん・・・何だか怖い・・・」






「大丈夫、怖くないから、我慢しないで、その感覚に体を任せて」






俺の首に腕を回し、強くしがみついてくる。



胸を愛撫していた手を背中に回し、抱き返す。



挿入していた指の動きを止め、親指を速く動かしてクリトリスを撫でる。






「ああ・・・お兄ちゃん・・・もうだめ・・・。何か来るよ・・・あ・・・あ・・・ああ~~」






ぎゅっと俺にしがみつき、ぶるぶると体を震わせる。



腰をびくっびくっと痙攣させ、膣が指を強く締めつけた。






「ああ・・・はあ・・・はあ・・・」






体から力が抜け、ぐったりとする。



指を引き抜くと、愛液が奥からトロトロと流れ出す。



びしょびしょになった下着を脱がせ、ウェットティッシュで性器とその周りを拭う。



足を開かせても、まだぼんやりして自分の状態が分かっていないようだ。



オマンコをヒクヒクさせ、快感の余韻で体をうごめかせている。



陰毛も薄く、特に割れ目の周りはほとんど無毛なので丸見えだ。



まだ荒い息を付いている従妹の横に寝転がる。






「すごく可愛かったよ」






口付けし、髪を撫でていると思考がだいぶ戻ってきたようで、俺の方に向き直って身を寄せてきた。






「大丈夫?痛くなかった?」



「うん、大丈夫。最初、指が入った時はちょっと痛かったけど、あとは全然」






「そうなんだ。よかった」



「すごく気持ちよかったよ。私、初めてイッちゃった・・・」






愛しさが込み上げ、ぎゅっと抱き寄せる。



軽いキスを何度もし、腰や背中を撫でてあげる。






「でも、あゆみちゃんが初めてって意外だったな~」



「え、そう?」






「うん。高校の時に付き合ってる人がいるって聞いてから」



「ああ。彼氏はいて、そういう事もしかけたけど、触られた時にすごく痛かったから怖くて最後まで出来なくて・・・あ・・・そういえば・・・」






「なに?」



「あの・・・続きは・・・」






「今日はもうこれまでにしておこう」



「え・・・?でも・・・」






「指を入れたのも、イッたのも初めてだったから、今日はここまでにしておこう。少しずつ慣れていけばいいよ」



「ありがとう・・・お兄ちゃん大好き」






「俺も好きだよ」






抱き締めて何度も口付けする。






「でもお兄ちゃんは、気持ちよくなってないでしょう?よかったら、あの・・・その・・・私の口で・・・」



「え?」






「あの・・・口でお兄ちゃんを気持ちよくしてあげたいの」



「いいの?」






「うん。それぐらいさせて」






起きあがり、トランクスを脱ぐ。



従妹をイカせた後も半勃起のままだ。



肩幅に足を広げて立ち、従妹を跪かせる。



恐る恐る手を伸ばし、軽く擦る。



指で摘み、舌を伸ばして亀頭を舐め始める。



先の割れ目から滲んでいる透明なつゆを舐め取っている。



その刺激に、たちまち肉棒が硬くなる。






「あ、大きくなった・・・」






照れながらも嬉しそうに言う。



サオの部分を擦りながら亀頭に口づける。



ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててキスしたあと、亀頭を少しずつ飲み込んでいく。



ワンピースの胸元がはだけ、ずれたブラの間から乳首が見える。



乱れた衣装でしゃぶる様は、強く劣情を催させる。



サオの半ばまで咥えられた。



拙い動きだが、しゃぶってくれているという満足感で一杯になる。



とはいうものの、しばらく任せても、やはり射精には至らない。






「ごめんね、上手くできなくて」






口を離し、少ししょんぼりした様子で言う。






「いいよ、これも少しずつ覚えていけば」






舐められると気持ちのいい部分を指で示して教え、口で含んでからどうすればいいのか、従妹の人差し指をペニスに見立てて、俺が実演して教える。



かなり間抜けな光景だが、口であれこれ言うより手っ取り早い。



再び咥え始める。



実際、ちょっと教えるだけで快感が断然違う。



頭を前後に動かし、口に溜まった唾液がくちゅっ、くちゅっと淫猥な音を立てる。



頭を引くときに強く吸い上げるので、ペニスが引き抜かれそうな感覚に陥る。






「ああ、すごく気持ちいいよ。さっきより全然いい」






頭を撫でながら誉める。



視線をこちらに向け、嬉しそうに笑う。






「すごくいいよ。こっち見ながらして」






両手を従妹の頭に乗せ、気持ちよさのあまり少しずつ腰を突き入れる。






「んっ、んっ、んっ・・・」






眉の間にしわを寄せて少し苦しそうな表情をするが、その表情に嗜虐心がそそられ、興奮が増す。



手を俺の腰に当て、すがりつくような姿勢で一心不乱にしゃぶり続ける。



腰の動きに合わせて唇の端から唾液が押し流され、じゅぶっ、じゅぶっと音を立てる。






「ああ、すごく気持ちいい・・・もう出そうだ」






従妹が激しく頭を振る。



喉の奥に亀頭が軽く触れる。



さらに何度か往復し、舌先で亀頭の先が刺激された時、従妹の頭を押さえて動きを止め、口の中で爆発させた。



びくっ、びくっと何度も脈打つ。



大量に吐き出されている。



目を閉じ、従妹が精液を受け止めている。



白い糸が引いて、唇がペニスから離れる。



やや上を向き、目を閉じて口を押さえる。






「ん・・・んん・・・」






何度か喉が動く。






「はあ・・・はあ・・・たくさん出るんだね」






目を涙で潤ませ、荒い息を吐きながら、にっこり笑う。






「全部飲んじゃったの?不味くなかった?」






「うん、平気。お兄ちゃんのだから・・・」






「ありがとう。すごく気持ちよかったよ」






頭を撫でると目を伏せ、恥ずかしそうに笑う。






「口に出してくれて嬉しい・・・」






そう言うと、再びペニスを手に取った。



亀頭についた精液の残りを舌で拭い始める。



すっかり舐め終わると、亀頭に軽くキスをした。






「ありがと。これ以上されるとまた立っちゃいそうだ」






「じゃあ、さっきの続きする?舐めてる間に私も感じて濡れてきちゃった・・・」






「いやいや、やっぱりそれは今度にしよう。体への負担もあるしさ」






肩に手を置き、にじり寄る従妹を押しとどめる。



非常に魅力的な提案だが、やはり従妹の体のことを考えて抑制する。



従妹も少し残念そうだが、素直に従う。



大人しそうに見えるが、結構積極的だ。



もっとも、こういう事に関しては、見た目はあてにならないのだが。






「うがいしてくる」






従妹がふらふらと立ち上がる。



まだ腰が重たそうだ。



ベッドから下りて2、3歩あるくと、お尻の少し下あたりを押さえて立ち止まる。






「どうしたの?」






「何か・・・ベトベトする」






ワンピースのそのあたりに染みが出来ている。



愛液だ。






「いっぱい濡れたから、そこまで垂れたんだよ」






「うわ・・・あ、そう言えば私のショーツは?」






「ここにある」






脱がせて枕元に置いていたショーツを手渡す。






「いつの間に脱がせたの?」



「さっき。あゆみちゃんがイッたあと。覚えてないの?」






「うん、全然。うわ、ぐしょぐしょ・・・着替えなきゃ」



「裸でいいじゃん。俺んとこで今日はもう寝ようよ」






「え・・・裸で?」



「そう。エッチしたあとは裸で一緒に寝るのが礼儀だよ」






「なんだか恥ずかしいな~。じゃあシャワーだけ浴びてくる」






従妹がシャワーを浴びている間、戸締まりの確認や歯磨き、そして翌日の用意などを済ませ、従妹が出ると入れ替わりに俺も軽くシャワーで汗を流す。



自室に戻ると明かりは消えていて、ベッドには従妹が横たわっていた。



俺もその横に寝そべる。



2人で寝ると少し狭い。



頭を撫でていると突然、「今日はありがとう」と言いだした。






「さっき、昔付き合ってた人と、痛くて最後まで出来なかったって言ったでしょう?体を触られてもあまり気持ちよくならないし、口ではしてあげても下手だからイッてくれないし、私って女として欠陥品なのかなあってすごく悩んでたの。でもお兄ちゃんはすごく気持ちよくしてくれたし、口でも出してくれたし、すごい嬉しかった。正直言うと、最初はエッチするのがすごく怖かったけど、お兄ちゃんとならもう全然怖くないよ。早く一つになりたいな・・・」






その日の夜・・・初めてお互いの温もりを感じながら眠りに就いた。






<続く>