今、僕は高1です。



中1の冬に初めてセックスを経験しました。






僕の家の隣には成績の良いお姉さんが住んでいます。



(今は大学生で京都にいます)



そのお姉さんは県下でも最優秀の高校に入った秀才ですが、高1の頃から服装がエッチな感じになったんです。



オッパイを強調した服とか、ブラジャーが透けて見える服とかばかりを普段から着るようになって、歩くときもオッパイをブンブン揺すっていました。



そしてボーイフレンドと楽しそうに腕を組んで歩いたり、車で送ってきたボーイフレンドとキスしているところも見るようになりました。






僕の部屋(2階)からお姉さんの部屋(2階)が見えるのですが、僕の姿が見えると窓際でTシャツを脱いでブラジャーだけの姿になったり、部屋のカーテンを引かずに着替えをしたりするようになりました。



ブラジャーも中学生の頃は白ばかり干してあったのに、高校に入ってからは黒とか赤とかピンクとかカラフルになりました。



近所では、「進学校に入ってついていけずに落ちこぼれた」という噂が立ちました。



夏には乳首が少し透けて見えるようなタンクトップとか、お尻が見えそうなショートパンツとかで歩く姿が見られるようになり、その頃にオナニーを覚えた僕はよくお姉さんのオッパイを握る想像をしたり、見たことのない下半身を想像したりしてオナニーに耽りました。






冬のある日、母から回覧板を隣のお姉さんの家に届けるように言われた僕は、特に何も考えずにお姉さんの家のチャイムを鳴らし、「回覧板でーす!」と声をかけました。






「ちょっと待ってね」とお姉さんの声がしました。






玄関が開いてお姉さんの姿を見た時に僕は、「あっ」と言いそうになりました。



そこにはジーンズを穿いてはいるものの、上半身は紺色のブラジャーだけのお姉さんがいました。



僕はドキドキしながら回覧阪を手渡し、お姉さんから「ありがとう」と言われる間もないくらいにさっと扉を閉めました。






(きっと、ちょうど着替えているところだったんだ)






そのときはそう思いましたが、よく考えると、「ちょっと待ってね」と言われてからしばらく待たされたことを考えると、上に何か羽織る時間は十分にあったはずだということに気づきました。






(もしかしたらわざとブラジャーだけの姿で出てきたんだろうか)






そう思うと、僕は興奮してお姉さんの姿を想像しながらオナニーするしかありませんでした。



それからというもの、回覧板を持って行くときが来る日を待っていました。






それから1ヶ月も経たないくらいの頃にチャンスが来ました。



またお姉さんの家に行くことになったのです。



そのときもお姉さんは、「ちょっと待ってね」と言いました。



僕はわくわくしながら待ちました。



期待通りお姉さんは上半身ブラジャーだけの姿で現れました。



ブラジャーはペパーミントグリーンで、お姉さんにはその色が似合っているとその時に思いました。






「ちゃんと勉強してる?」とか「数学は問題をどれだけ解いたかが勝負だよ」というような言葉を上の空で聞きながら、お姉さんのオッパイから目が離せませんでした。






今は『巨乳』という言葉もよく知っていますが、当時は実感がありませんでした。



お姉さんは巨乳でした。



あとで聞いたのですが、当時のサイズは88・61・86だったそうです。



僕は何を喋ったか分からないままで、気がついたら家に帰っていました。






その翌々日に3回目のチャンスが訪れました。



お姉さんの家に回覧板を持って行くと、お姉さんは「ちょっと待ってね」とは言わずにすぐに出てきました。



上半身は普通に服を着ていましたが、胸元が大きく開いていて、前屈みになるとオッパイがこぼれそうでした。



下は冬なのにショーとパンツで裸足でした。



(お姉さんはいつも裸足でした)






回覧板を渡すと、「◯◯クン、頂き物のケーキがあるからちょっと上がっていかない?」と誘われました。



僕がお姉さんの家に上がったのは小学校4年生の頃が最後でした。



その頃、お姉さんは中1で、国語、数学、英語、理科、社会の中間テストの合計点が494点という僕の中学校の不滅の記録を打ち立てていたのです。



その頃のお姉さんは「神童」と呼ばれていましたが、高1のお姉さんは落ちこぼれのように言われていました。



僕が学年で20番くらいから上に上がれないこととかを話し(お姉さんの行った高校は5番以内くらいではないと入れない)、お姉さんは数学の勉強法とか英語が得意になるコツを話してくれました。



そのとき知ったのですが、お姉さんは超進学校でもトップクラスの成績で、東大か京大を目指していたのです。



僕が最近の噂について話すと、「知ってるよ。でも言いたい人には言わせておけばいいよ。彼氏とも遊びたいし、勉強はちゃんとやってるから親は何も言わないよ」と意に介していない様子でした。






そして、「◯◯クン、私のこと覗いてるでしょう?」と言うのです。



お姉さんがわざと見せるようにしてるのであって、僕は覗いていないというようなことを言うと、「やっぱり見てるんだ。それでオナニーしてるでしょ!」と図星を指摘されてしまいました。



僕は顔が赤くなるのがわかりました。



耳が熱くなって何も言えなくなってしまったのです。






そうしたらお姉さんはいきなり着ていた服をパッと捲り上げました。



そこには黒いブラジャーに包まれたオッパイがありました。






「見たいでしょう?」






お姉さんが笑っています。



そしてお姉さんはカットソーを脱いでしまいました。



さらにブラジャーを外して僕の前にお姉さんの大きなオッパイが現れました。



僕は恥ずかしいのですが震えていました。






「◯◯クン、ちゃんとオナニーしてる?」






お姉さんからオナニーのことを重ねて言われた僕はしどろもどろになりながら、ついつい肯定してしまったのです。



それに対してお姉さんは大声でアハハと笑って、「そう、じゃあ、ここでして見せて」と言うのです。



僕はジーパンのファスナーを下げてペニスを取り出しました。



僕のペニスは友達の間ではデカチンと言われていたのですが、勃起した僕のペニスを見たお姉さんは、「凄い!こんなの初めて見た!私が知ってる誰よりも大きいよ!」と拍手しました。



そして、「触らせて」と言いながらお姉さんは僕のペニスをそっと握りました。






「スゴーイ!二握りよりも大きいよ!中学生でこれは犯罪だよ」と嬉しそうにして、何度かしごかれました。






僕はそれだけでも凄く気持ちがよく、このままでは射精してしまうと思い、必★で他のことを考えました。






お姉さんは僕の手を引っ張ってお姉さんの部屋に連れて行きました。



そこにはベッドがあって、(もしかしたらセックスするんじゃないか)と思うと、もう心臓がはち切れそうになっていました。



今から考えるとファスナーからペニスを突き出した姿で女性に手を引かれている僕の姿は滑稽だったと思いますが、当時はそんなことを思う余裕は全くありませんでした。






お姉さんは部屋に入るとショートパンツを脱ぎ捨てました。



お姉さんは黒のTバック姿で、僕はますます興奮してしまうのがわかりました。






「◯◯クンも脱いで」






そう言われ、僕はどういうわけか、まず下から全部脱いでしまい、それを見たお姉さんはまたアハハと笑いました。



全裸になった僕に、「見たいでしょう?」と言いながらお姉さんはTバックをずらして見せました。



僕はもうたまりません。



お姉さんがベッドに横たわり、「脱がせて」と言うなりすぐにお姉さんのTバックを抜き取りました。



僕はじっとお姉さんの股間を見つめました。






お姉さんは僕に抱きついてきました。



お姉さんのオッパイが僕の肌に触れて、それだけで僕はおかしくなりそうでした。



お姉さんは仰向けになった僕の乳首を弄り始めました。






「女の子がどうされれば気持ちいいかの授業をするから、そのあとに実践してみようね」






そんなことをお姉さんは言い、僕の乳首を舐めたり、噛んだり、爪を立てたりしました。



ついに僕の夢が叶ってお姉さんのオッパイを思いきり掴む時が来ました。



お姉さんのオッパイは僕の指が沈み込むみたいに柔らかでした。






「乳首がこんなになってるよ」






お姉さんは自分で乳首を指でグリグリと弄ってみせ、摘んで引っ張りました。



僕はその姿に興奮して思いきり乳首を吸い、お姉さんに受けた授業通りに色々な刺激を加えました。






お姉さんが僕の指を股間に導き、僕はヌルッとした感触と思いのほかの熱さにちょっとびっくりしながら指を沈めてみました。



お姉さんは荒い息を吐きながら、「上手よ」と褒めてくれました。



興奮している僕でしたが、意外にもこのとき、(お姉さんは何回くらいセックスの経験があるんだろう?)とか(何人くらいとしたんだろう?)とか(何歳からしてるんだろう?)といったことを考えていました。






お姉さんが僕の上に乗りました。



そして枕元からコンドーム(初めて見ました)を取り出し、僕のペニスに被せました。



お姉さんはそのまま僕のペニスを掴んで自分の股間に当て、ゆっくり腰を落としました。






(ああ、これがセックスだ!)と僕は感動しました。






ペニスが周りからジワーッと締め付けられるようで、気持ちよくて我慢できなくなりそうでしたが、(我慢しなくては!)と必★でクラスにいるブスの女の子を思い出したりしていました。






お姉さんはゆっくり動き始めました。



その動きがだんだん速くなり、お姉さんのオッパイがブンブン揺れています。



お姉さんは、「アアーッ」という声を上げています。



僕はお姉さんを気持ちよくしていることに凄く感動しました。



そして目の前でブンブン揺れているオッパイをグッと掴んでグイグイ揉みました。



そうしていると僕ももう我慢できなくなり、「アーッ」という声を出して、ついに射精しました。



お姉さんは、「◯◯クン、初めてなのに我慢できて凄いね、私、すごーく気持ちよかった!」とまた褒めてくれました。






それからお互いに体を触りあいながら、僕はお姉さんにさっき考えたことを質問してみました。



お姉さんによれば、中3の頃から早くセックスしたくてたまらなくなり、それでちょっとエッチな服装になったそうです。



そして高校に入って大学2年生と付き合って、3回目のデートでホテルに行き、初めてのセックスをしたそうです。



ちょうどゴールデンウィークだったそうです。



その人と付き合いながら、中学校のクラブで一緒だった男の子ともセックスするようになり、夏休みには大学生と別れて、その人と付き合ったけど、相手の人が学力コンプレックスが強く、夏休み明けに別れてしまったと言うのです。



でも今は大学1年生と付き合っていて、セックスはしているけど、あまり気持ちよくないそうでした。



これまでにセックスしたのは、付き合った3人と、海に遊びに行ってナンパされたときに1度、大学生と名乗る男性としたので全部で4人。



回数は、5月の第1回目から数えて今日で110回くらい、という話を聞きました。






「ねぇ、◯◯クン、これから時々しよっか?」






そんな夢のような話がお姉さんから僕にあるとは思わなかったけど、ちょっとは期待したのです。



そうしたら僕の心を読んでいたみたいにお姉さんは、「これからも◯◯クンとしてみたいな」と言うではありませんか。



その日から僕とお姉さんはセックスフレンドになったのです。



中1の冬休みはお姉さんが彼氏とデートしない限りは僕とセックスしてくれました。






でも、お姉さんは僕に条件を出したのです。



当時の僕は英語が得意でしたが、数学がやや苦手で、学年では20番くらいでしたので、お姉さんが入った高校には入れないだろうと思っていました。



数学を克服すれば、他の科目は成績がよかったし、英語はトップクラスでしたのでお姉さんの入った高校に入ることも可能になるのです。



お姉さんは数学の課題を用意し、例題を僕に説明して、類似問題を解かせたのです。



その採点結果が100点になるまで繰り返して問題を解かせ、100点になるとセックスに移行するのです。



僕は早くセックスをしたいので真剣に数学の問題を解き、次回に向けて予習までするようになりました。



こうして中1の3学期は過ぎていき、僕の数学の成績は向上し始めました。



中2の1学期、中間試験では数学で100点をとって、僕は学年で第2位の成績になりました。



お姉さんの特訓とセックスのご褒美のおかげで僕の成績はそのまま上位に定着し、2学期には数学は得点源になっていました。






夏休みになる前に2人で海水浴に行きましたが、お姉さんのビキニはTバックである上に、オッパイは今で言うハミ乳だったので、人目を惹くだけでなくナンパの声がかかりましたが、僕がいると、「なんだ、弟クンも一緒なのか・・・」と声を掛けてきた男達は去っていきました。



僕はお姉さんの恋人に見られたくて、肩に手を回そうとしたりしましたが、お姉さんはそういう時には僕の手をとって、「ダメよ、弟クン」と言うので僕は不満でした。



でもその帰りに初めてラブホテルに行き、その部屋にあるバナナの形をしたローターを使わせてもらったりしました。






夏休みにお姉さんは彼氏と別れ、その間は僕の専属でした。



それから僕とお姉さんの関係は続きました。



いつもお姉さんはコンドームを用意していてくれるのですが、ベッドの近くにある箱の中身が僕と使った以上に減っていることもあって、そのときは誰か彼氏ができたのだろうかと想像したりもしましたが、その気配はなく、僕は週2回のペースでお姉さんに勉強を習い、その後でセックスするということを続けました。






僕が中3になり、進路はお姉さんが通っている超進学校に決めました。



お姉さんは、「東大と京大のどちらにするかを決めなければならないけど、今の学力では東大はギリギリかもしれない」と言っていました。



依然としてご近所の噂話では、お姉さんは落ちこぼれ扱いでした。



夏は相変わらず裸に近いような姿で出歩くし、冬でも背中が大きく割れて肌が見えるような服などを着ていたので、あるおばさんなどは、「あの子もだんだんバカっぽくなってきたわね」と言っていました。



お姉さんと同い年の女の子がいる家では、「小中学校では秀才だったのに、有名校に入ってからは色気ばかりで勉強はダメになったみたいね」と母親が言っているということを聞きました。



理容室のおじさんなどは、「勉強ばかりして頭の中がいっぱいになって何も入らなくなったから、オッパイにどんどん栄養が入っている」と言いながら他のおじさん達と、「あの子はいい体してるなぁ」と言っていました。



『そのいい体を楽しんでいるのは俺だ!』と自慢したかったのですが、そんなことは言えません。



それにおばさん、おじさんは誰もがお姉さんの悪口を言ってから、「うちの子も、もう(お姉さんを)抜いている」などと言うので、『お前らのバカ息子やバカ娘とお姉さんは月とすっぽんくらい違うんだぞ』と言ってやりたかったのですが、お姉さんからは止められていました。






お姉さんのお父さんは地方公務員でしたがユニークなおじさんで、お姉さんがタンクトップをノーブラで着ていると、「おい、◯子、ポロリのサービスしてくれ」と言ったり、「プロダクションのオーディションを受けてグラビアアイドルになれよ」と言うような人でした。



そんな人なのに趣味は華道です。



お母さんは近所のおばさんから、「◯子ちゃん、色っぽくなったわね」と言われたときに、「うちの娘は男遊びばかりしてるからね」と切り返すような人でした。



趣味は格闘技観戦です。



僕の両親もお姉さんがエッチな格好をしていても特に気にしないようで、父などは、「娘がいたら、ああいうふうに育てたい」と言っていました。



母も僕がお姉さんの指導で成績をアップさせたことにとても感謝していて、「◯子ちゃんが息子の彼女だったらいいけど、年がねぇ」と言っていました。



まさか母に、『僕達はセックスフレンドです』などとは言えません。






こうして夏休みも受験勉強とセックスで過ぎて行き、僕は学年でもトップになって、超進学校の合格は間違いないと言われていました。



お姉さんは京大に受験校を決め、私立は慶応と同志社を受けると言っていました。



東大はやや危険性があるため避けて確実性で京大を選び、私立大学は勉強したい分野に権威クラスの教授がいるからという理由で選んだそうです。






秋になり、冬になっても僕達のセックスのペースは変わらず、お姉さんは私立大学の受験の前日も僕とセックスをしているくらい余裕がありました。



センター試験、私立大学の受験、京大二次とお姉さんは順調に進み、僕も高校受験を終えました。



結果は2人とも志望校に合格していました。






お姉さんは春から京都に住むのです。



ということは僕はお姉さんと会えなくなる。



そのことにようやく気づいて、僕は大きなショックを受けました。



お姉さんが1人暮らしを始めたら、絶対に男子学生が狙うだろうと思ったのです。



そのときも僕は自分自身の気持ちに気づきませんでした。






僕はお姉さんから電話番号を聞いていましたが、家から京都に頻繁に電話すると両親に変に思われそうなので、勉強に関する質問をするくらいにしておかなければなりませんでした。



でも父は何か気づいていたみたいで、「◯子ちゃんがいないと寂しいなぁ」と言いながら僕の肩に手を置いて、「お前にとっては忘れられない女性かな?」と笑うのです。



僕は「えっ」と言ったまま、言葉を続けることができませんでした。






「あれだけお世話になったんだからなぁ」という父の言葉は、単に勉強の面倒を見てもらったという意味だけではないように聞こえましたが、さすがに僕はその真意を尋ねることはできませんでした。






僕は急にセックスができなくなり、お姉さんを思い出しながらオナニーに耽る他ありませんでした。



お姉さんがブンブン揺らしていたオッパイとか、物凄く感じると言っていた乳首を思い出し、あそこを思い出す日々でした。






僕は高校に入ってからも成績がよく、入学直後の学力テストでは4位、中間試験では6位でした。



クラスではトップです。



数学と英語は大得意です。






ゴールデンウィークにお姉さんが帰郷しないかなと期待したけれど、お姉さんは帰って来ませんでした。



電話では勉強もしているけど、よく遊んでいると言っていたので、僕は、(彼氏ができて、その人に抱かれているんじゃないか)とか、顔のない男性にお姉さんが犯されている光景を想像をするのでした。



そしてオナニーをしてしまい、自己嫌悪に陥る日々でした。






僕と付き合って欲しいと言う女性が現れたのは6月の終わり、期末試験の準備中でした。



近くの私立女子高の1年生でした。



僕は全然知らない子だったけど、向こうは前から僕を知っていたと言うのです。



僕は迷いました。



夏休みになればお姉さんが帰って来て、また楽しい日々になる。



それを考えると彼女を作っている場合ではないと思いました。



反面、お姉さんが、「◯◯クンも高校に入って彼女ができたら、今やってることを試してみてね。きっと気持ちいいから」と言っていたので、この機会に彼女を作ってみようかなとも思いました。



返事は期末テスト終了まで待ってもらうことにして、僕は電話でお姉さんに古文の克服のコツを教わって、国語もほぼ完璧だという自信を身につけ期末テストに臨みました。



結果は最高の2位で、「この調子なら東大も大丈夫だ」とまで言われましたが、僕は担任に、「僕は京大に行きたいと思っています」と言いました。



京大に現役合格すれば、1年間はお姉さんと大学生同士になれるからです。



僕には京都に素敵な日々が待っているように思えました。






私立女子高の子とは「お友達からスタート」ということで交際が始まりましたが、すぐにキスしたり、セックスに持ち込むわけにはいかないので、実は戸惑ったのです。



それでお姉さんに電話で相談すると、映画に行ったり、買い物に出掛けたりしながら徐々に距離を縮めるようアドバイスされました。



最後に、「妊娠させたらダメよ」と笑われました。






その数日後にお姉さんから封書が届きました。



何か箱が入っているようで、わくわくしながら開封すると、『祝!カップル誕生!』と書かれた紙とコンドームが1箱入っていました。



『私が帰省するまでに彼女と使えるかな?使えなかったら私と使おうね』というメッセージに僕は興奮しました。






(使うならお姉さんと全部使います)






心の中でそう誓い、『読後焼却のこと』という指示に従ってメッセージを焼き捨てました。






しかし、僕はその翌週にコンドームを使ってしまったのです。



翌週の日曜日、午前に僕は彼女と会いました。



その日の彼女は普段と違ってボディラインを強調した服でした。



ピチTです。



意外にオッパイは大きく、それが規則正しく揺れているのに僕はムラムラしました。



もう3ヶ月近くオナニーだけの生活です。



水族館に行き、喫茶店で遅めのランチをとっていたときです。






「ねぇキスとかしたことある?」






彼女から尋ねられたのです。



こういう場合、経験があると答えるべきか、否定しておくべきか迷いながら、僕はズルく「◯美は?」と質問に質問で答えてしまいました。






「うん・・・ある。中3のときに」と彼女が答えたので、「じゃあ、それ以上の経験もあったりして」と茶化すと、「あったら◯◯クン、嫌だよね?」と言うのです。



その瞬間、(これは処女じゃないな)ということと、(だったらやっても問題ないな)ということが頭の中に閃き、僕は落ち着かなくなりました。






「いや、別に気にならないよ。だって好きな人ができればそういうこともあっていいんだし」






僕は大人ぶりながら、自分がやっても問題ないだろということを暗に伝えました。






「実はね、1年先輩と中3の秋に1回だけ」と言うので、「好きだったのに1回なの?」と聞きました。






すると、「うん、ホントは何回か、たぶん10回くらいだと思う」と泣きそうになって言うのです。






「好きな人だったんだからいいじゃない」と言いながら、「でもその人が羨ましいな」と言ってみました。






「僕もその人くらい好きになってもらえると嬉しいんだけどな」



「好きよ」






「じゃあ、いつか僕ともそうなるとか?」



「・・・かな」






「今からでもなったりして」






この会話でそのままホテルに連れて行き、彼女とキス、セックスというふうに進みました。



コンドームは僕が持参した物を使いましたが、彼女から後で、「なぜ持ってたの?」と聞かれました。






「友達からお守りだって言われて持たされたんだ」と誤魔化しておきましたが、「◯◯クン、初めてなのになんか凄く余裕があって、そういうとこも凄いね」と変な感心の仕方をしていました。






僕はお姉さんに電話で報告しました。



お姉さんは、「やったね!自分で誘って初めてものにしたんだから記念になるね」と笑っていました。



それがちょっと寂しくもありましたが、「こうなったら(コンドームを)使い切るくらい頑張ります」と言う僕に、「そうそう、その意気よ」とエールを送ってくれました。






<続く>