俺の高校時代の情けねえ話。



叩かれる覚悟は出来てる。






うちの高校に交換留学生が来て、我が家がホストファミリーになったんだ。



『ビル(本名はウィリアムらしい)』って名前で、マイアミ出身。



あっちのドラマとかにそのまんま出てきそうな、分かりやすいアメリカ人だった。






身長185cmくらいで、暇さえあれば筋トレやってるから、細身ながら筋骨隆々。



茶色がかった金髪に緑の瞳(灰色っぽく見える)。



彫りが深くて・・・う~ん、元・光GENJIの赤坂を白人にした感じか。



外人ってことを別にしても男前だったと思う。






外人自体が珍しい田舎だから、すぐ高校の人気者になって、特に女子にとっちゃアイドル的存在に。



歩くだけで黄色い声が飛ぶって感じ。



となると普通、男子からはやっかみ半分、厳しい視線が向けられるもんだが、その点ビルは立ち回りが上手だった。



男子でもうるさ型の奴とか、不良気取りの奴とかの間に積極的に入っていって仲良くなってたもんな。



外人コンプの塊みたいな田舎の高校生だし、手懐けるなんざ造作もないことだったのかもしれん。






ビル自身、頭の切れる奴だった。



例えば奴には、何か失敗すると額と鼻に片手の指先を当て、上を向いて「オゥ!」と呻く癖があったんだ。



いかにもな振舞いが面白くて、俺たちもしょっちゅうマネして「オゥ!」なんてやってた。





普通、そういうことをされたら不愉快に感じるよな。



でもビルは、内心はムッとしてたとは思うが、それがギャグになると気づくや、逆に“掴みネタ”にしてた。



そういう柔軟さが奴にはあったんだ。






俺はといえば、なんていうかアイドルのマネジャー的存在(?)になってた。






「ビルって何を食べてんの?」(←普通の和食も平気だったが、餅は食えない)






「どんな音楽を聞いてんの?」(←80年代ロックが好き)






とか、女子どもがうるさく聞いてくる。



中には、「どんな下着を穿いてんの?」(←柄物のボクサーパンツ)なんて聞いてくるスケベもいた。






で、俺は俺で当時同級生の女子と付き合ってて、部屋でセックスなんざするわけだ。



初めはビルも入れて3人でデートしたりしてたんだが、いざヤルとなって、どう説明しようかと思ったら、その辺はさっと勘付いて部屋を空けてくれた。



ビルはビルで週末は自転車に乗って遊びに行ったりして、今にして思えば、俺や家族に過度の負担をかけないように配慮してくれてたみたい。



うちの母親も最初は緊張して家でも化粧してたんだが、すぐに慣れて、「日本語の勉強よ」なんて言って買い物を言いつけたりしてた。






ただ、とにかくモテるもんだからトラブルもあったな。



ある日、親友のAが、「彼女がビルとデートしてた」と俺に相談してきたんだ。



Aの彼女は別のクラスなんだが、何でも「ビルと遊びに行くの♪」って理由で、Aとの約束を断ってきたんだとか。



デートと言っても2人でサイクリングに行っただけらしいが、それでも彼氏としちゃ面白くないよな。



彼女に言っても埒が明かないんで、俺とビルを交えた4人で話したんだ。






ビルは、「だって彼女が日時とか指定してきたんだぜ?」と驚いた表情。






Aの彼女はと言えば、悪びれる様子もなく「ようやく順番が回って来たのよ。Aとはいつでも会えるじゃない!」なんて言う。






そこで判明した事実。



どうやら校内じゃ、クラスや同学年はもちろん、上級生の女子も参加した、ビルのファンクラブみたいなものがあったらしい。



そのクラブで談合して、順番を決めてビルをデートに誘い出してたそうな。



ファンクラブにはAの彼女だけじゃなく、彼氏持ちの女子が何人(何十人?)も。



当然、彼氏にすりゃ、「なんで俺を差し置いて外人と!」ってなるよな。



案の定、A以外にも似たような立場に置かれた男が何人も出て、その度にちょっとした揉め事になりかけた。



ビルにしてみりゃ、勝手にローテーション決められて、忙しい時間をやりくりして半日お付き合いして、それで文句言われるのは納得いかないって感じだろうが。






それ以上に女どもの結束力がすごくて、下手に文句を言おうものなら、「1ヶ月待ちで順番が来たのよ?今さら譲るなんて無理」「別にエッチするわけじゃないんだし、グダグダ言わないでよ」と非難轟々。






結局、「外人に嫉妬する情けねえ男」って見られるのがシャクなのか、どの男もそれ以上に問題にすることはなかった。






これが普通の男だったら、呼び出されて袋にされたかもしれんが、留学生相手にはそうもいかんしな。



というか、下手に騒いだら女子全員を敵に回しそうな雰囲気だったし。



まあビル本人もフレンドリーなキャラで、そんな彼氏連中にも気さくに声を掛けてフォローしてた。






もちろんビルだって、いつも品行方正にしてたわけじゃない。



一度、休日に街を歩いてたとき、ビルが女と歩いてるのを見かけたんだ。



一緒にいたのはB先輩。



学校でナンバーワンの美人だ。



B先輩、日頃は、「同年代なんて相手にしてられないわ」って感じで、大学生とか社会人とばかり付き合ってるという噂の人。



まあ、田舎の高校じゃ珍しくギャル系・・・ってほどでもないけど、膝上スカートが様になる人だったのは確かだ。



ビルとはお似合いのカップル・・・とまでは言わんが、他の生徒よりは一緒に歩いてて釣り合いは取れてた。



もちろん夜になってからビルを尋問したよ。






「お前さ、B先輩とヤったの?」






最初ははぐらかしてたが、しつこく問いただすと、「絶対に誰にも言うなよ」と釘を刺してから、デジカメを取り出した。



デジカメに入ってた動画は・・・。






(おいおい、ハメ撮りじゃねえか!)






アングルはあまり良くないが、B先輩がうっとりした表情でビルのチンポをしゃぶってる。



それからベッド上で1枚ずつ服を脱いで・・・さすがのスタイルだ。



オッパイも結構デカいし、乳首は黒ずんでるけど、ウエストから腰にかけてのラインもキレイ。



マン毛はアソコの周辺を覆うだけで薄かったな。



音声はなかったけど、チンポを入れると美形の顔を歪めてヨガるし、ビルが腰を振ると口を半開きにして何度もイッてたようだった。



最後はビルがカメラに向かって、精液がたっぷり入ったピンク色のコンドームを見せて終了。



これだけで1ヶ月分のオカズには不自由しないって衝撃映像だった。



次の日、学校でB先輩を見たら思わず勃起しちまった。






ビルの悪さはこれだけじゃなくて、デートに連れ出した女たちと時々ハメてたらしい。



俺もたまにハメ撮り画像を見せてもらった。






「絶対に誰にも言わない」って条件だったんだが、確かに言えない中身だった。






遊び人系の女だけじゃなく、どっちかと言えばマジメな感じの子もいたし。



ビルが、「この子、処女だったぜ」なんて解説してくれることもあった。






困ったのは、俺の友達の彼女も何人かいたことだ。



約束は約束だから寝取られた男には何も言えないんだが、一応ビルには言ったよ。






「お前、これ洒落になんねえぞ」ってさ。






しかしビルは、「だって、あっちから誘ってきたんだぜ」と涼しい顔。






実際そうなのかもしれんが、それでもなぁ。



まあ友達の彼女のヌード見て勃起してる俺には何も言う資格はないわけだが。






それより気になったのは俺の彼女のことだった。



ビルは「心配するな」って言ってたけど、彼女も冗談半分で、「いいなぁ、アタシも順番待ちしたいわ」なんて言ってたから不安だった。



とは言え、品行方正って意味じゃ、俺も人のことは言えなかった。



さすがに彼女もいるし、学校内で変なことをするわけにはいかなかったけど、校外では『究極のモテ男』であるビルを利用させてもらったわけ。



日頃はビビって声も掛けられない女子大生とかOLとか、ビルと2人だと面白いようにナンパできたし。



大人の女とエッチしたのは初めてだったけど、これも日米同盟のおかげだ。






OL2人連れをナンパした時は、ビルを入れて4人でラブホで乱交も初体験。



女は2人ともビルとヤリたがって、俺は“ついで”だったけど。



プライドも何もあったもんじゃねえが、俺1人だと絶対相手にしてもらえないから、ここは大人しく、おこぼれを拾うハイエナに徹した。






しかし、ビルのテクは凄かった。



いや、俺がハメられたわけじゃねえけどさ。



20センチはありそうな巨根(色は白っぽいけど)は、それだけで圧巻。



指テクとか舌テクとかも、よく分からんが俺とは全然違うみたい。



俺がどんなに頑張ってもOL女は、「あん・・・あん・・・」って感じなのに、ビルが相手だと半狂乱になってヨガってた。



エッチで女が潮を吹くとことか、失神するとことか初めて見たし。



確かに俺のチンポは15センチもないけど、どこがそんなに違うんだと、かなり凹んだ。



まあ勉強にはなったけどな。






そんな半年間も無事に終わり、ビルは名残惜しみながら帰国した。



空港には女子が大挙して見送りに行くし、俺の母親も涙ぐんで別れを惜しむし。






(う~ん、モテ男は羨ましいぜ)






なんて思ってたんだが、家に戻ってから、部屋で奴の“忘れ物”を見つけたんだ。



小さな袋に入ったフラッシュメモリーが何本か。



意図的に置いてったわけじゃなく、単純に忘れたらしい。






(おっ!ハメ撮り動画か!)






期待に胸と股間を膨らませて、パソコンで再生してみたんだ。



★ぬほど後悔した。



中身は確かにハメ撮り動画だった。



しかも音声付き。



どれも俺には見せてくれなかった、秘蔵のやつらしい。



最初は、(え?あいつも?うぉ!こいつも?)と驚きの連続だった。



東大進学確定と言われた秀才女とか、水泳でインターハイに出場した筋肉女とか、校内じゃ有名な女が出てきたと思ったら、誰にも相手にされないキモヲタ女も。



ちなみに東大女は意外な巨乳で、日頃のクソ真面目な雰囲気とは打って変わって、「ああん・・・すごいのぉ・・・」なんてヨガってた。



水泳女は俺より立派な筋肉美で、硬そうなケツを突き出して後ろから貫かれてた。



ヲタ女は・・・思い出したくもないが、ヨガるときにアニメ声優を気取ってたな。






ただ次の瞬間、俺の表情が強張った。



画面に出てきた貧乳女は親友Aの彼女。



あれだけ彼氏が嫌がってたのに、しっかりハメてやがる。



それにしても・・・胸ねえな。



俺もよく知ってる女だが、こんな表情は見たことねえや。






そして次は・・・あぁ、やっぱり・・・俺の彼女だった。



頭に100トンが落ちてきた。



まあ決して美人とは言わんけど、それなりにラブラブだったはずなのに。



俺とのエッチじゃ見たことない恍惚の表情で巨根を頬張ったと思えば、大股広げてイクわイクわ。






「もっとぉ~、もっとぉ~」って・・・。






俺とのエッチじゃ感じてなかったってことが映像を観ただけで分かった。






★ぬほど落ち込んで見た次の画像は・・・おいおい担任だよ。



担任の女教師は30代前半くらい。



確か、旦那と息子がいたはず。



日頃は校則にやかましい嫌味なオバハンが、何教え子とハメてんだよ!



しかし、メガネを外すとそれなりの美人・・・つうか脱いだら結構いい体だった。



オッパイの形もいいし、前から後ろからビルのチンポを突っ込まれて、「ああぁん・・・ああぁん」って嬉し涙を流しながら感じてる。



ビルが出しても、「もっと・・・もっと頂戴!」っておねだりしてた。






そしてトドメは・・・これは心の底から後悔した。



画面に現れた女は人生で一番見慣れた顔・・・そう、俺の母親だった。



しかもロングバージョンだし。



母親は40歳。



まあ美人っちゃあ美人だし、年の割に若く見られるけど・・・それにしても。






ベッドの上で笑いながら1枚ずつ服を脱いで、下着姿のまま、「こっちにいらっしゃいよ~」なんて呼びかけてる。



ビルが近づくと自分からボクサーパンツを脱がし、飛び出したチンポを美味しそうに咥えたかと思うと、一心に頭を振りたてる。



そのまま口内発射するまで巨根を舐めたり吸ったり。



信じられん・・・。



まるでストリッパーみたいに下着を脱いで、ビルに命じられもしないのにベッド上でオナニーして見せる母親・・・。



大股開きで、「ねえ~早く頂戴よぉ~」と、これまで聞いたこともない声を上げてるし。



そんな日本語通じてんのか?



それにしてもオッパイは大きいし、尻の形もいいし、思ったより肌もキレイ・・・。



って、なんで俺が勃起してんだよ!






ビルがゆっくりハメると、これまでの女子高生やOLとは比べ物にならないヨガりっぶり。



あまり描写なんかしたくねえが、本当に獣のような声で狂いまくり。



ビルが2回放出しても、「まだ・・・もっと・・・」って、どんだけ貪欲なんだよ。



最後は、「生で・・・生で出して」っておねだりして、それに応えてビルも3発目は中出しだった。






ちなみに母親との絡み画像は、明らかに別の日付のもあった。






「今度、◯◯(俺のこと)が遅くなるのは水曜ね」なんて言ってたところをみると、日常的にハメてたんだと思う。






正直、全部観たら落ち込んだというか、頭が真っ白になったわ。



もちろん俺の彼女と寝たのも許せんし、Aとか友達の彼女に手を出したのも、なんつうか裏切られた思いだった。






よっぽど友人らに全部ぶちまけようかと思ったけど、結局言えなかった。



映像を観せたら信じたとは思うが、肝心のビルは帰国しちまったし、下手すりゃ怒りの矛先が俺に向くかも・・・って思いもあった。



ああ、情けねえのは承知の上だよ。



それ以前に、俺もビルのおかげで浮気していい思いをしたわけだしな。



ビルが酷いことをしたのは動かせない事実だが、憎しみの対象になりづらいナイスガイだったし。



まあ結局は俺がヘタレだったわけだが。






もちろん彼女には問いただしたよ。



最初は「何言ってんのよ~」なんて否定してたけど、動画を観せたらあっさり認めた。



ただ、許せないっつうかショックだったのは、ビルじゃなくて彼女の方から誘ったってことだった。



せめて、「強引にヤられた」くらいの嘘はついて欲しかった。



まだ好きだったし、彼女も別れる気はなかったみたいだけど、結局は破局。






だってあの女、「ビルってさぁ、女の扱いは上手だし、エッチテクも凄いし・・・」なんて目をハートマークにして言いやがるから。






俺が怒り狂ってもビルに抱かれたことは後悔しないって感じだったから、こりゃダメだと俺も諦めた。



別れを告げて、すがりつかれもしなかったってことは、俺も愛想を尽かされてたのかもな。



あぁ、情けねえ。






ちなみに彼女からの事情聴取で判明したこと。



全員じゃないかもしれんが、ファンクラブの女子はほとんど、ビルとハメてた。



しかも、互いに“棒姉妹”ってことも知ってた。



さすがに担任や俺の母親とハメてたことは知らなかったはずだが。



知らぬは彼氏ばかり・・・ってか。






結局、俺に残されたのは彼女にフラれた心の傷と、少しばかりの女性経験と、多量のエロ動画。



悲しいけど、当面の間ズリネタに困ることはなかった。



東大女や担任や、なぜか俺の母親もズリネタになったのは悲しいお知らせだけどな。