俺が遊んでいた当時なので10年ほど前。



その日は12月30日で、いつものバーも最終営業日ということで、馴染み客で忘年会をしました。



知ってる顔が多数あり楽しい宴会だったのですが、私はいつもの通りマスターとのんびり話をしてました。



いきなり頭を叩かれ、ムカッとしながら振り向くと、飲み友達のO(女)でした。






「何やってんの~、兄さん?」






「ってーな、飲んでんだよ。邪魔すんなや!」






この女、ノリも良いし話も合うので、ここで会うとだらだらと話す友達です。



顔は・・・言わないほうがいいでしょう。



とにかく私のジュニアを元気にはしてくれません。






「あははー、痛かった?ゴメンゴメン。今日は友達も一緒なんだよ、一緒に飲もーよ」






Oの後ろに立っている女の子を見て、俺の機嫌が急激に良くなってきました。



その子は髪が長く、胸は小さそうですが手足が長く、とてもスタイルがいい子でした。



及川奈央によく似た子でした。



(なので、『奈央ちゃん』とします)






「ああ、いいよ。ボックスに移ろうか」








そう言ってOと奈央ちゃんに挟まれて俺が座りました。



とりあえずビールで乾杯。



奈央ちゃんは人見知りなのか最初は敬語で静かに話していましたが、酒が回ってくると俺のことを「兄さん、兄さん」と呼び、明るく色々なことを話してきました。



1、2時間飲んだでしょうか、酔っていたわけではないのですが、飲むのに飽きてきたので帰ろうとしました。






「俺、そろそろ帰るわ」






「兄さん、今日も車?」






すみません・・・。



だって車で飲みに行くとチャンスが多かったんですよ。






「あ~そうだよ」






「私たち、送ってってくれない?」






「別にいいよ。奈央ちゃん家どこ?」






「◯?△です。いいのー?」






げっ、逆方向じゃねーか。



でも、まっいいかと思い、2人を送ることにしました。



本当にこのときは奈央ちゃんをどうこうしようという気はさらさらありませんでした。






助手席にO、後ろに奈央ちゃん。



送る順番としては、遠い奈央ちゃん、そしてOの順だなと。



しかし、奈央ちゃん家方面に向かうとOが車に酔ってしまったのです。






「ゴメ~ン、先に私の家に行って~」






「別にいいけど」






そう言ってルームミラーをちらっと見ると奈央ちゃんが微笑んだような気がしました。



Oはヘロヘロで家に着いたらお礼もそこそこに家に入ってしまいました。






「じゃ奈央ちゃん家に行こうか。助手席に座る?」






「は~い!」






奈央ちゃんは助手席と運転席の間を跨いで移ってきました。



移動するときに見えた足が抜群に綺麗でした。



俺は足フェチなので、その僅かな瞬間で見惚れちゃいました。






「じゃあ道案内してよ、奈央ちゃん家方面あんまり知らないから」






「え~、真っすぐ帰っちゃうの~?どっか行こうよ~」






結構酔ってるみたいで、語尾を伸ばした甘えんぼ口調。






「どこ行きたい?」






「山行こ、山。夜景が見た~い」






それならばと有名な夜景スポットに行きました。



駐車場に着くと、他にも夜景を見に来たと思われる車がちらほら。



心なしか揺れている車もあるような・・・。



車を停めてサイドを引いた途端、奈央ちゃんが俺の肩に頬を預けてきました。



俺の車、助手席と運転席の間が結構開いているんです。



結構無理のある姿勢で甘えてくる奈央ちゃん。



体が横に45度くらい倒れてて首が痛そうです。



そんな誘いに俺もエロスイッチがONになりました。



さりげなくエアコンをOFF。



こうすれば暖房と2人の熱気で窓が曇ります。



これぞ雪国の知恵。






「甘えんぼちゃんかな?奈央ちゃんは」






「えへへ、酔っぱらっちゃった」






そう言うと目を閉じました。



軽いキス。



一度顔を離して、お互いに微笑んでからディープにキス!



左手で体を支えつつ、右手で小さめの胸を服の上から嬲りました。



小さいけれど弾力がグッド。



上に持ち上げるようにして左右に優しく捻ります。






「ふー、ふー」






声には出さず、ひたすら息を荒げています。



シャツのボタンを上から3つまで外して手を滑り込ませ、頭頂部の突起を刺激しました。






「んっ!」






やっと声を出してくれました。






(よし、次は下半身)






と思ったものの、ちょっと遠すぎて手が届きません。






「後ろに行こうか?」






頷く奈央ちゃん。



ちょうどいい具合に窓も曇ってきました。



後ろに移動し、席を倒してフルフラットにして簡易ベッド完成!



横になる奈央ちゃんに覆い被さる俺。



首筋にキス。






「んっ、んっー!」






結構な声を出して喘いでます。



シャツのボタンを全て外しました。



光沢のある白のブラ、小さめだけど丸いおっぱい。



その可愛い胸に興奮して、ブラを外して乳首にパクッ&舌でクリクリクリ~。






「んあっ!ねぇ、見えちゃうよー」






「大丈夫、曇ってるから」






「でも、あっ・・・」






こちらに集中してもらわなければならないので、いきなり右手をデリケートな部分に。



パンツとストッキング越しにも分かる湿り気。



んー、いい感じ!



しばしその状態で手マンを楽しみます。



奈央ちゃんも楽しんでいる様子。



腰が上がり気味になり、切ない声が漏れている。



ストッキングに傷つけないようパンツに手を入れて直に触ってみました。



すっごい湿っています。



粘り気がなくてサラサラしている感じ。



クンクンしたら無臭でした。






「もお、エッチー」






胸を舌で舐めながら右手はフル回転。



ストッキングを脱がせてパンツはそのままで。



いつの間にか奈央ちゃんが俺のジュニアをナデナデ。



積極的な子って大好き!



奈央ちゃんのパンツを脱がして、俺もズボンを蹴り脱ぎました。



ナデナデしていた手が俺のパンツに滑り込みます。



そしてシコシコしながら親指で尿道を刺激しています。



お互いに体の準備が出来てきました。



奈央ちゃんの腰が上下しています。



クンニもほぼどほどに入れちゃいました。






「だめっ、ゴ・・・」






どうやらゴムを付けて欲しかったみたいです。



でも、もう遅い!



俺の腰は浅く深く、速く遅くと縦横無尽に動いています。



奈央ちゃんの呼吸が短くなってきました。



顔をしかめて下唇を噛んでいます。






(可愛い子のこういう顔っていいなー)






などと考えていたら、奈央ちゃんの足が俺の胴に巻き付き、(おいおい、そんな風にしたらあまり動けないよ)と思ったら・・・。






「う゛ー!!!!!」






と叫んで、俺の体を締め付けて脱力しました。






「・・・イッちゃった」






俺はイッてなかったけど無問題。



しばらく奈央ちゃんはそのままの状態でボーッとしていましたが、俺に抱きつき、「気持ち良かった~」とチュッとしてくれました。



その後、ホテルへ移動して再戦。






そんなこんなで奈央ちゃんと付き合うことになったのですが、わがまますぎて別れました。