2年前の出来事です。



私は当時、某お嬢様短大に入りたての田舎者でした。



大学生活も一月が過ぎる頃にはだいぶ慣れてきて、またお嬢様大学の付属短大ということでもあり、合コンの誘いはほぼ1日おきにありました。



私は初めての相手とすぐ打ち解けられる方ではないし、なぜかお酒も強かったので、お持ち帰られ話もなく、平和なキャンパスライフを送っていました。






が、ある日のこと、「いつも行く短大のメニューにも飽きたし、ねぇ、大学の学食に行ってみない?」と仲の良いN子に誘われ、経済・教育学部等の入っている校舎にお昼に行くことになりました。



そこで、いつもはいない大勢の男の子(といっても3、4年生です)に緊張気味。



で、ランチを取って食べていると、斜め後ろから声が。






「ここ、いいかな~?」






えっ、と思って振り向くと!



もろ私好みのイケメンではありませんか!



櫻井翔君に激似ですっ!






「あ、は、はいどーぞ」






「サンキュー」と笑うその顔に胸キュンキュン。






私は一瞬にして恋に落ちてしまいました。



学食のスプーンを咥えたまま。






彼(翔君)は、他の3人の男の子と一緒でしたが、話し掛けてきます。



N子は活発で話し上手なので、とても楽しそうです。



私には斜め前の男がしつこく声を掛けてくるのですが・・・。






(おめぇじゃねぇよっ)






しかし、その流れの中でN子が・・・。






「じゃあさ、今度飲みに行こうよ、みんなで」






N子、愛してる!というわけで3日後の金曜日に決定。



私はそれまでにコネをフル回転させ、彼についての情報収集に余念がありませんでした。






アパート一人暮らし。



彼女いない暦2ヶ月。






よっしゃ、もらったー!



とっておきの勝負下着を身に着け、準備万端で臨んだのでした。






最初は渋谷の居酒屋です。



すかさず隣の席をキープ。



焼酎のお湯割り、ガンガン勧めます。



私も飲みます。






「あ~なんかオレやばい」






呂律が回ってません。



可愛いです!



テーブルの下でさりげなく腿を密着・・。



しゃべるのにわざわざ耳元で吐息と共にです。






「ほら、もっと~」






お酌しながら胸で上腕部を刺激します。



もともとお酒は強いほうではないらしく、3時間程経って二次会に行こうかという頃には相当酔っていました。



私はといえば、まだまだ余裕。



セーブしてたもん。



外に出て、よろけています。






「次!次行くぞ~、カラオケ~」などと騒いでいますが、周りが・・・。






「お前、もう無理じゃん?」



「うん、ダメっぽいよぉ」



「帰ったほうがよくね?」






ナイスフォローみんな!



そこで・・・。






「私も明日1限からだから帰るわ。翔君、駅まで一緒に行こ?」






「行こ行こ」






わかってないな、しめしめ。



半分★んでいる彼を抱えるように駅に向かって歩き出します。



人目の届かないところまで引きずるように歩いてくると、タクシーを拾って家路にゴー!



20分くらいで私のマンション(といっても小さいものですが)にお持ち帰りです。



翔はといえば、さっきから歌を歌いっぱなし。






「シッ、シー。夜だから、静かにね」と言うと、「ふぁあい」とベッドに横になるなり、うつ伏せで撃沈。






私は手早くお風呂。



化粧を落とし、脱ぎやすい前ボタンのミニワンピ部屋着に着替えて戻ると、完全に眠っちゃってます。



ベッドの隣に滑り込み、髪を撫でます。



柔らか~い。



肩を揺すります。






「ね、翔、翔ってば」






「うう」






体がこちらを向いたところでキス。



最初は軽く、次にめいっぱいベロチュ~。



反応がなかった彼の舌が次第に絡んできます。



萌え~。






「ん。んん?」






まだ目を瞑ったままの彼の手を自分の胸に持っていくと、意識のないまま揉んできます。



オスの本能でしょうか。



私も彼の服を脱がせにかかりました。



シャツはボタンだったので、脱がせながら上半身をペロペロ。



ジーンズは脱がせるのが大変で、せっかくお風呂に入ったのに、また汗をかいてしまいました。



しかしようやく成功。



パンツを下ろすとびよ~んと。



なぜか隠そうとする素振り。



両手を押さえて口に含みました。






「あ~」






彼が声を出します。



それだけで興奮してしまいます。



丁寧に舐めていると、あっという間に大きくなってきました。



ゴムを被せ、上になって入れようと一旦離れた刹那。



いきなり彼が、ガバッと覆いかぶさってきました。






(あっ・・・)と思うまもなく、下に。






「気がついたの・・?」






聞く間もなく口を塞がれ、おっぱいを揉まれ、しゃぶられていました。



その間にも手は下半身を責めてきます。






「あんっ~~つ。あっあっ」






体がビクビクしちゃいます。



やがて彼がクンニを始め、私は(彼がこんなことを・・・)というシチュだけでもうトロトロです。



M字開脚をさせられ、やがて彼が入ってきます。






(おっきい~~!!)






しかも音がビチャビチャっていやらしくて。



もう意識が遠くなりそうでした。






彼は浅く、浅く、深くの要領でピストンします。



“深く”の時にはこらえようとしても、「あっ、あっ、んんっ、はっ、はっ」と声が出てしまいます。






「ううっ」






彼の喘ぎ声もすごく感じちゃいます。



体の芯が疼いて、泣きたくなります。



腰が意思とは別に勝手に、さらに深いところまで来て欲しいと動いてしまいます。



両手で彼のお尻を掴んで自分で動かします。






「イクっ、イクよっ」






彼の声に私もイッてしまいました。



ちなみに彼は、その時のことを全然覚えていませんでした。



男って、獣ですね。






その後、2人とも疲れ果てて眠ってしまい、朝N子の電話で起こされて、もう一度。



お風呂に一緒に入って、さらにもう一度やりました。



彼とはその後少しだけ付き合うようになりましたが、就職、それから地方への転勤と共に別れてしまいました。






(絶対落としてやる!)と思って罠に嵌めたのはこれが最初で最後で、強烈に印象に残っているセックスです。