先月の休みの日のことです。
本当はその日、彼氏と遊びに行くはずだったんだけど、前の晩につまらないことで口論になって、結局大げんか。
泊まっていくはずだった彼氏は怒って帰ってしまったのです。
それで次の日、しょうがなく部屋で一人でごろごろしてたんですけど、退屈でしょうがなかったので(ちょっとした興味もあったし)ぐぐって捜した2ショットチャットに入ったんです。
どこのチャットだったかはもう忘れちゃいましたけど、背景が黒だったのは覚えています。
地域別に別れていたので、私の住んでる地域を選択して部屋を作って待っていました。
「退屈なのでお話ししませんか」って感じだったかな。
作ってすぐに何人かの男の人が入ってきたけど、みんなすぐに電話とか会おうとかって話ばっかりだった。
(いきなり下着の色を聞いてきた人もいました。あと、やりたいの?とか濡れてるの?とか・・・)
それはさすがにちょっと嫌だったので、そういうのが目的じゃないことをいって謝ったりしてたんですがいきなり落ちていく人や逆ギレする人、それでもしつこくソッチ方面の話する人ばっかりだったのです。
(あ~、なんかやだなぁ、でもこんなもんなのかなぁ)って思って部屋を閉じかけた時でした。
名前は確か、「かず」って名前だったと思います。
一人の男の人が入ってきました。
「こんにちは。彼氏とケンカでもしたの?」
いきなりずばりを言い当てられてびっくりしました。
「こんにちは。どうして分かったの?」
「何となくそんな気がしたんだ。よかったらちょっと話しませんか?」
もう部屋を閉じようと思ってた筈なんだけど、その人の口調がソフトだったので「いいですよ」と、つい返事してしまったのです。
「ゆんはいくつなの?」
「24才です。かずさんは?」
「僕は35だよ。君からすればおじさんかもね」
「そんなことないですよ」
とまぁ、最初はこんな感じの他愛のない話から始まって、彼氏とのことや、どんな感じの仕事してるのかとか、そういう話題が30分くらい続きました。
「ゆんはよくここに来るの?」
「いえ、今日はじめて。かずさんは?」
「僕はちょくちょく来てるよ。ここはいろんな女の子が来るから」
「やっぱり出会ったりとか?」
「そうだね、相手が気に入ってくれればだけど」
「えっ、じゃあ私みたいなのはかずさんからしたらつまらないんじゃ・・・」
ちょっと好感を持っただけになんだか申し訳ない気分になってついそんなことを聞いてしまったのです。
「いやぁ、そうでもないよ。出会いだけに拘ってるってこともないし。普通の世間話でも充分楽しいし、ソッチ方面ならチャットで気持ちよくさせてあげたりすることもあるし」
「え、チャットでですか?」
「そうだよ。テレフォンセックスって知ってるかな?アレのチャット版だよ」
「そうなんだ・・・」
今にして思えば、前の日に彼氏とケンカしちゃったことでどこか満たされない気持ちがわたしの中にあったのかも知れません。
次にかずさんが口にした言葉にわたしは迷いつつも同意をしてしまったのです。
「もしよかったら、ゆんも体験してみる?無理強いする気はないし、いやだったらはっきりいやって言ってくれていいんだよ」
「え・・・」
心臓が急にドキドキしてきました。
どうしよう・・・そんなのできるわけない・・・。
そんな頭の中の声とは裏腹にわたしの指は全然違う言葉をタイプしていました。
「・・・・・・本当にチャットだけでいいんなら」
「いやだと思ったらすぐに言ってくれていいからね。本当だよ」
かずさんの念を押すような言葉にわたしは吸い込まれるように「はい・・・お願いします」とタイプしていました。
心臓はもう、すごい勢いでドキドキしていて、胸が重くさえ感じられます。
「どうすればいいんですか?」
「僕が打ち込む言葉通りに君が実行するんだよ。僕が君のすぐそばにいるって想像しながらね。怖くないから。リラックスして」
その言葉が何故か、魔法のようにわたしの心に刻み込まれてしまったのです。
かずさんはまず、わたしの身長や見た感じの外見、今の服装を聞いてきました。
その時わたしは彼氏から電話があればいつでも出かけられるようにと思って、黒のニットのカットソーに、下はハーフ丈のワークパンツという服装でした。
「いいね、とても素敵だよ。黒が好きなの?」
「そうですね・・・多いかも」
「じゃあ、想像してね。僕は今君のすぐ後ろにいる。背中から、そっと君のことを抱きしめてるよ。脇から、手を前にまわしてね」
「はい」
かずさんの言葉にわたしは想像をふくらませました。
なんだか本当に背後から抱きしめられてるようで耳のあたりが熱くなってゾクゾクしてきます。
「耳たぶが赤いね、恥ずかしいのかい?」
またもそのものズバリを言い当てられてわたしはどぎまぎしました。
「あ・・・はい。なんか緊張しちゃって」
「恥ずかしがり屋さんなんだね、可愛いよ。大丈夫だから、安心して」
画面に浮かぶかずさんの言葉がまるで本当に耳元でささやかれてるように感じられます。
背中から子宮にぞわぞわーって抜けるような感覚が走りました。
「君のおなかの前で組み合わせてた手がゆっくりとなぞるように胸の方に上がっていくよ」
「(今言ったことをほんとに君の手でしてごらん)」
かずさんの言うとおりにおなかから指先でなぞるように胸の方へ動かしました。
くすぐったいような違うような変な感触に思わずため息が漏れました。
「(ちなみに、胸のサイズはどれくらいかな?)」
「82の、Cです。あんまりおっきくないでしょう?」
「そんなことないよ。おっきければいいってもんじゃないからね。ゆんくらいのサイズが僕は好きだな」
「そうですか?」
お世辞と分かっていてもどこか嬉しくて心が弾むのが自分でも分かりました。
「僕の手のひらはゆんの胸をそっと包み込むようにしているよ。指先がゆんの先っぽに触れているのがわかる?」
「はい」
片手はキーボードでしたがもう一方の手はかずさんの言うとおりに胸を包むようにしています。
心臓の鼓動が激しくなっているのが伝わってきました。
「指先がゆんの先っぽをそーっと転がすようになぞるよ・・・ゆっくり、そーっと」
かずさんの言葉通り指先を触れるか触れないかくらいで動かします。
「んっ・・・・」
さっきのぞわっとした感覚がさらに強くなってわたしの身体を抜けていきました。
「指先で押し込んだり、はじくようにもしてごらん」
身体が少しびくっと震えました。
「ぁっ・・・・」
ほんの少しですがあの時のような声が口から漏れてしまいます。
「感じるかい?」
「はい。ゾクゾクしてます」
「感じやすいんだね。(ささやきながら耳たぶを噛むよ、軽く)僕の指先はもう一度おなかの方に戻ったよ」
わたしは息をのんで次の言葉を待ちました。
「こんどはゆんのカットソーをゆーっくりとめくりあげていってるよ。少しづつ。ゆんのブラが見えるくらいまでめくるよ。(ブラはしてるよね?)」
「え、あの、はい・・・」
わたしはとまどいつつも、かずさんの言葉に逆らうことが出来ませんでした。
かずさんの言葉にしたがって、カットソーをゆっくりとめくっていきました。
おへそのあたりからエアコンのひんやりとした空気が伝わってきて、余計にゾクゾク感が強まっていきます。
「(どんなブラをつけてるの?)」
「白で、花柄の刺しゅうが全体に入ってて、レースが谷間のとこにちょこっと付いてるやつです」
「どれどれ・・・」
ちょうどめくりあげてブラが顔を出したあたりでそんな風に言われたので、見えるはずはないのに本当に間近で見られてるような錯覚に陥ります。
「はぁぁ・・・・」
自然と私は大きく息を吐いていました。
「ほんとだ。清楚だけどちょっとゴージャスな感じだね、いいじゃない、可愛いよ」
「あんまり、見ないでください・・・恥ずかしいです」
私はその時、本気でそうタイプしていました。
おなかの下の方がきゅっ、と重くなり、次にじわーっと熱くなってきました。
身体が少し火照ってるような感覚に顔が赤くなります。
「恥ずかしがることないよ、とてもキレイだ」
「そんな・・・・。そんなこと言われたら」
顔が赤くなります、と続けてタイプしたかったのですが、間違えてそこで送信してしまいました。
「ほんとに恥ずかしがり屋さんだね、顔、赤くなってるよ」
すぐさま画面に浮かび上がったかずさんの言葉にドキッとさせられます。
「えっ」
思わず声に出していました。
「何でもお見通しなんですね。ほんとにすぐそばにいるみたい」
「そうだよ、君のすぐそばにいるんだ。これは想像力のゲームなんだから」
想像力のゲーム。
かずさんのその言葉が魔法のように私の身体を縛り付けます。
「ブラ、とっちゃうよ(首筋にキスした唇をゆっくりと滑らせながら、僕はそっと君のブラのホックを外した)」
何故か湧き起こるこそばゆい感覚に肩をすくめながら私は自分のブラのホックを外していました。
「(そして、僕は脇の下から差し込んだ指先でブラをずらし上げて、君の胸をむき出しにした)」
かずさんの手と同化した私の手がゆるんだブラを上にずらしていました。
男の人にわかってもらえるがどうか分からないけど、ブラを取ったときの変な開放感とひんやりとした空気にさらされた感覚に私は思わず身震いしていました。
「綺麗なおっぱいだね。形がすごく良い」
「そんなことないですよ・・・・」
うそ。お世辞に間違いない。
そう思いながらも何か心が満たされていく高揚感に指が震えました。
「そんなことあるよ(いいながら僕は君の胸を手でそっと包んだ)ほら、見てごらん」
私は胸に視線を落としました。
たくし上げられたカットソーとブラ、普段より一回り腫れあがって見える乳首はつんと尖っていて、とても自分の姿とは思えないほどいやらしく見えます。
「やだ・・・、すごい格好してる、私。恥ずかしい・・・」
言いながら私は自分の呼吸が少し荒くなっていることに気づきました。
「そう言いながら息が荒くなっているね。いやらしい自分の姿に感じちゃってるんじゃない、ゆん?」
またしても見透かすような彼のレス。
「そんなこと、ないですよ・・・」
「そうかな?さっきから足をもじもじさせているじゃない。わかるんだよ」
彼のレスではじめて、無意識のうちにそうしていたことに気づきました。
むずがゆいような、そんな奇妙な感覚がさっきから私の身体を支配しようとしていたのです。
「えっ・・・あの」
「それに、君のおっぱいの先っぽ、すごく尖ってる。ほら(僕の人差し指と親指が君の乳首をつまんで、転がすように弄ぶよ)」
「あ、ぁんっ・・・・」
知らず知らずのうちに甘いうめきを私は漏らしていました。
彼の言うように固く尖った自分の乳首をつまんだだけで、そこを中心に電撃のような快感が私の身体を駆け抜けたのです。
それは、さっきまでのカットソーの上からのさわり心地とはまるで違う種類のものだったのです。
「(さっきもやったけど、指ではじいたり押し込むようにもしてごらん)」
「あん・・・っ」
次の瞬間私は軽くのけぞっていました。
内股の奥の方で、じわーっと熱い何かがしみ出てきているのが分かります。
「声出ちゃったね。気持ちよかったんだ?」
「はい」
もう私は驚きませんでした。
かずさんは間違いなく私のそばにいて、私を見ているのです。
「さっきよりも息が荒くなってるし、腰がくねくねしてるよ。すごく感じちゃってるんだ、ゆんはえっちだね。でも、すごく可愛いよ」
聞こえるはずのないささやきが耳元に忍び込み、私は快感に身をよじっていました。
「だから、もっと可愛い姿を見せて(ワークパンツをゆっくりと脱がせていくよ)」
私はいすの上で少し腰をずらすと前のボタンをゆっくりと外していきました。
ブラと対になったデザインの白いショーツが少しずつ見えてきます。
「(ショーツはブラと同じ感じなのかな?)」
「はい」
腰を浮かすと私は一気にひざの上までパンツを下げました。
私は今、とんでもないことをしている。
心の奥底の方に少しだけ残っていた理性のようなものがそう告げています。
けれど、なんて言うんだろ、いけないことをしているという罪悪感みたいなものが逆に私の心に火をつけたような気がしました。
そのまま完全にワークパンツを下ろして足を抜き取ってしまったのです。
「脚を広げて見せてごらん。ゆんの可愛いショーツをよく見たいから」
私は少しだけ閉じていた脚を広げました。
15センチくらいの幅だったと思います。
「これくらい、ですか?」
「もう少し、いや、広げられる限り広げてごらん」
大きく息を吸い込んだ私は思いきって脚を広げました。
恥ずかしさに息をのんで、かずさんのレスを待っていました。
「良くできたね。すごくえっちだよ、ゆん。腰を前に突きだしてごらん」
私は腰を前に突き出すようにずらしていすに座り直しました。
頭の中がなんていうか、ぼわーっとしてきます。
心臓のドキドキする音だけが聞こえてるような感じなのです。
「恥ずかしい?ゆん」
「はい」
「でも、すごくドキドキするでしょう?」
「はい。すごいです」
ほんとはもっとちゃんとレスしたかったのですが、そんな単純なレスしか返せなくなっていました。
「そうだろうね。見れば分かるよ。すごくえっちな表情になってる。恥ずかしい姿を見られて感じてるんだね」
「そんなこと言わないで。すごく恥ずかしい」
「だって、ほら。ゆんのショーツにだんだんしみが出来てきてるよ」
「えっ、うそ」
否定しながらわたしはショーツを確認していました。
すごく濡れてきてるのはさっきから分かっていましたが、そこまでとは思ってなかったのです。
かずさんの言ったことは本当でした。
ちょうどあの部分をなぞるように、じわっと湿り気を帯びているのがはっきりと分かります。
「やだ・・・ほんとに、そうなってます」
「そうだよ。ちゃんと見てるんだからね」
彼のその言葉におなかの下の方が熱く、締め付けられるような感覚が襲いました。
ショーツのしみが少しだけ増えたような気がします。
そうなんだ、本当に見られているんだ・・・。
もはやわたしは完全にかずさんの虜となっていました。
「もっと見て欲しい?」
「えっ」
相変わらず、わたしの本心を見透かすようなレス。
「はい・・・・見て欲しいです」
「何を見て欲しいのかな。ちゃんと言ってごらん、ゆん」
わかっているくせに・・・焦らすような彼のレスはわたしの頭の中の何かをショートさせてしまったのかも知れません。
わたしはその時、自分でも信じられないようなレスを返していました。
「わたしの・・・恥ずかしい姿を、かずさんに、いっぱい見て欲しい・・・」
「よく言えたね。可愛いよ、ゆん。じゃあ、ショーツ脱いじゃおうか。せっかくの可愛いショーツをこれ以上汚しちゃなんだし。そろそろ気持ち悪くなってきたでしょ?」
確かに彼の言うとおりでした。
自分でレスしたのに、あの言葉を打ち込んだ瞬間それまでと比較にならないくらいあの部分が溢れだしたのが自分でも分かったのです。
「はい。ちょっと待ってください」
「焦らなくてもいいよ」
焦っていたわけではないのですが、なぜか自分の動作がひどくのろのろとしたものに感じられました。
ふわふわとした感覚が支配していて、身体に力が入りません。
ショーツを下ろすと、とたんにひんやりとした空気が湿り気を帯びた部分を襲います。
けれど、不思議な高揚感と開放感にわたしはなんのためらいもせずショーツを脚から抜き取っていました。
素肌がいすに触れる感触にやや気持ち悪さを感じつつ、わたしはそれまでと同じ姿勢で座りました。
「脱ぎました」
「脚を上に上げてひざの裏を手で持ち上げるようにできるかな」
「はい」
わたしは彼の言葉を実行しました。
ちょうど小さな子供がおしっこをさせられているような格好です。
「できる限りで良いんだけど、もう少し脚を広げることできるかな?」
上手い具合にいすの座る部分が広かったので、その上に完全に座ることが出来ました。
その状態から、脚がずり落ちないようにゆっくりとわたしは脚を広げていきました。
あとから知ったのですが、そういう状態をM字開脚というのだそうですね。
けれど、その時のわたしにそんなことを考えている余裕はありません。
見ず知らずの彼氏でもない男性に言われるままに、自分の恥ずかしい姿を見て欲しがっている。
そういうみだらな感情の虜になっているという自覚が余計にわたしを興奮させていたように思います。
「これでいいですか」
「いいよ。すごくえっちな格好だよ、可愛いよ、ゆん」
「はずかしい」
言いながらもわたしはその格好をやめようとはしませんでした。
もっと見て欲しい。
そう思うたびに今むき出しにしている部分からどんどん熱いものが溢れてくるのが分かります。
「そのまま、自分の指で広げて見せて」
「はい、いっぱい見てください」
自分の指が勝手にタイプしていくのを止めることはもう出来そうにありませんでした。
おしりの方から手を差し入れて、湿り気を帯びたその部分に指先を触れます。
ねっとりとした感触。
粘りけのある液体をかきわますような音がかすかに聞こえました。
「きれいな色だよ・・・。ゆんのオマンコ。きれいなピンク色でいやらしく光ってる。ゆんのえっちなお汁で溢れかえってるよ。自分でも見てごらん」
「はい・・・」
今までこんな状況での自分のその部分を見たことなどありません。
多分わたしだけでなくほとんどの女性がそうではないでしょうか?
「やだ・・・すごい・・・」
元々薄めだったアンダーヘアーは湿り気を帯びて肌に張り付くようになっています。
自分の指で広げられたあそこは、内側から盛り上がるような感じで中のピンク色をした部分が見えているのです。
「あぁ・・・」
はじめて見る自分のみだらなあの部分に、わたしはため息とも付かぬ声を漏らしていました。
たっぷりと湿り気を帯びたその部分はなまめかしさに充ち満ちていました。
鮮やかなピンク色のビラビラがいやらしく光っています。
その中央に白っぽいピンク色をした小さな肉片がぴょこんと出ているのが見えます。