<スペック>



俺:高2、フツメンでありたい、バトミントン馬鹿wwww



ちょい痩せてる。






幼馴染:同い年、背は160センチくらい、セミロングの黒髪。



華奢、Cカップくらいの胸。



顔は結構可愛い。



アニメも見るらしい。



仮に『愛奈』と呼ぶことにする。






去年の夏の話なんだが・・・。



俺は高校1年の夏休みを満喫していた。



友人と遊んだり、バカみたいに騒いだりしていた。



女なんか今まで部活が忙しくて出来たこともなく、セックスなんかしたことも無かった。






同じ高校に行った近所の友人と遊んだりしていたのだが、ある日、転機が起こる。



幼馴染が俺の携帯にメールを送ってきた。



幼稚園の頃は俺と幼馴染だから遊んでいたのもあって、「結婚して!」とか言うのも日常茶飯事だったが、小学校に上がると恥ずかしさからそんなことを言うのはなくなった。



それから卒業まで喋ることはおろか、会うこともなくなった。






俺は小学校を卒業して、中学校に進学した。





田舎なので、同じ中学に入学した。



中学校では俺は今まで続けていたバトミントン部に入り、地元じゃ結構な強豪校だったので、練習量も半端なかった。



夏に毎日10キロ走らされてクタクタになるのも普通だった。



他のヤツに聞くと、愛奈は美術部に入ったらしい。






もうバトミントン部の練習についていくのがやっとで愛奈のことなんか気にも留めていなかった俺は、いきなり来た幼馴染からのメールに戸惑いながらも返信をした。



愛奈は商業系の高校に行き、俺は工業系の学校に進学したからパソコンを直してもらえると思ったらしい。



授業ではまだパソコンなんかに触れてはいなかったが、俺は自作パソコンを組んだりしてたので何とか出来そうだったから快諾してやった。






真夏の午後を回った頃に俺は自分の足で、愛奈の家へ向かった。



小さい頃は毎日のように一緒に歩いた道もいつの間にか土からコンクリートに変わり、照り返しの熱が体に響いた。



小さな頃には背よりも断然高かった塀も今や下に見えていた。



コンクリートの道を2、3分ほど歩くと愛奈の家の前に立っていた。



二階建ての一軒家。



結構な広さの家だと久しぶりに見て気づいた。



外には車が無かったので家には愛奈一人だと思った俺は幼馴染の家のインターホンを押す。



ファミリーマート入店時と同じ音が流れ、少しの沈黙の後、玄関の扉が開いた。






そこには・・・。



通っている高校のジャージを着た華奢な愛奈がいた。



幼い頃の面影が見える愛奈の顔に笑顔がこぼれた。






「やっぱり俺君は昔と変わらないねwwwww」






笑顔も昔と変わらないくらいに可愛かった。



そんな顔を見せる愛奈に俺は何も言えなくなってしまったwwwww






「パソコンの調子がおかしいんだって?wwww見せろよwwwww」






確かこんな事を言ったような気がしたwwww






「・・・」






愛奈が何も言わなくなってしまった。






「ごめんwwwあの頃の俺君を思い出しちゃったwwww」






俺と同じことを考えていたwwwwww






そんなこと言いながらも愛奈の部屋へ。



二階の角の部屋が愛奈の部屋だった。



愛奈の部屋は小奇麗にまとまっていて、ぬいぐるみやねんどろいどミクさんの近くにパソコンがあった。



NECのノート。



俺は愛奈にどうしてそうなったのかを聞いた。



どうやらパソコンを机の上から落としてしまってHDDを壊してしまったようだった。



俺は家に戻り、前に使っていたノートを分解して、何とか使えるようにした。



HDDはフォーマットしたので、linuxを入れておいた。



コレで一応パソコンは使えるようになった。



その頃には夕焼けに空が染まっていた。



俺はもう帰ろうとしていたが、「ありがとう、今ジュース持って来るね」との愛奈の一言でもう少し愛奈の家に居ることとなった。






俺は愛奈の部屋で一人になった。



俺は考えていた。



小さな頃は一緒に愛奈と遊んだ、あの頃は好きだった。



小学校や中学校では顔も合わすことも無くなり、俺はバトミントン一筋。



俺は思ってみたら女子のことなんか考えたことも無かった。






部屋の扉が開き、サイダーを持った愛奈がいた。



サイダーを飲みながら愛奈が俺に言ってきた。






「懐かしいねwwwこんな事wwwあの頃は大好きとか言ってたのにwwww」






笑いながらそう言っていた。



もう昔の笑い話になっていた。






「本当にあの頃は好きだったのにwwww」






こんな話をしたのは幼稚園以来だったから何を話していいか判らなかった。



しかし俺は愛奈の次の発言で意表を突かれた。






「俺君って・・・彼女とか・・・いるの?」






俺はこの通りのバトミントン馬鹿で彼女なんかいた事もない。






「いねーよwwwww」






あっさり言ってやったwwww






「そうなんだ・・・私はね、彼氏とかいないけど好きな人はいるんだwwww」






そう愛奈は言った。



俺はなぜか感傷的になってしまった。



小さい頃は俺のことが好きと言っていたが、もう他の人が好きになっていて、子供のままではないと。



俺は今まで幼稚園の頃の幼馴染と思っていた愛奈を大人だと思った。



俺は愛奈に聞いた。






「お前の好きな・・・」






これから先は言えなくなっていた。



俺の口の中に微かなサイダーの甘い味が広がった。



いきなりの出来事だった。



愛奈の唇が俺の唇に重なったのだ。






「好きな人は俺君だよwwwwwwww」






エロゲー廃人の俺は夢かと思ってしまったwwww



こんなのが現実にあるのかwwww



しかしこれは紛れも無い真実。



実際に俺の前には赤い顔をして座っている愛奈がいる。



俺の初恋の人だ、ファーストキスを奪った犯人でもある。






「いきなりなんだよ!」






そう言うと再び愛奈がキスをしてきた。



愛奈の薄い唇が俺の唇に重なった。



これは相手が離すまでは離さないと思った。



童貞の俺は、洛陽に包まれた愛奈の部屋で唇を重ねたまま、時が経つのを忘れていた。



時間にしては1、2分だが、その時だけは1時間くらいに感じた。






愛奈が不意に笑った。



なぜ笑ったのかその時は分からなかったが、次の瞬間に判明した。



舌を入れてきたのである。



ぬるっとした感触の物体が俺の口腔を蠢いていた。



俺も友人宅で見たAVから得たわずかながらの事を実行し、愛奈を抱きかかえ舌を愛奈と絡めた。



愛奈の髪のシャンプーのいい香りが鼻をくすぐる。



ディープキスを終えると、愛奈はおもむろに服を脱いでいた。






外はもう太陽は隠れ、ほとんど光は無かった。



電気がついていない愛奈の部屋の中で、わずかに残る太陽の光に照らされた。



愛奈の裸体が妖艶な雰囲気を醸し出していた。



愛奈の身体はもう成長しきっていて、昔の面影などは無くなっていた。



俺は愛奈の成長した姿に息を呑んでいた。



見ない間に心も身体も成長して、初恋の相手を一途に思っている愛奈。



俺はもう我慢が出来なかった。






「俺は、愛奈のことが好きだ」






そう言った俺は愛奈をベッドに押し倒し、今度は俺からディープキスをした。



その間にも俺は愛奈の胸に手を添えて揉んでいた。



小ぶりだが弾力があり、いい形だった。



愛奈の息遣いが荒くなり、俺は口を離した。



俺の下のモノもすでにビンビンで、臨戦体勢に入っていた。



愛奈のアソコは毛が薄く小さかった。






俺が、「ゴムない?」と愛奈に聞くと、愛奈が机の引き出しの中からゴムを出してきた。



俺がゴムをつけようとした時、愛奈は俺のアレを咥えていた。



俺のアレは愛奈に舐められ、恥ずかしくもすぐにイッてしまった。



愛奈の顔に俺の精子が付いていた。



愛奈は部屋にあったティッシュで精子を拭いて言った。






「早いねwwww俺君wwwww」






早漏ですwwwwwwwwwwwwww






愛奈はそう言う間に俺にゴムを付けていた。



俺は少し邪険な考えをしてしまった。



俺は愛奈を捕まえ、愛奈のアソコを舐め始めた。



仕返し変わりにクンニをしてやったwwww



愛奈は息を漏らし、感じていた。



程なくして愛奈もイッてしまった。






「そろそろやろうよ・・・」






虚ろな目をして愛奈が語りかけてきた。



俺はいよいよ愛奈に挿れる時が来た。



童貞は今日でおさらば。



愛奈のアソコに俺のアレをあてがった。



窪んだところがあり、そこに向けて俺はアレを挿れた。



しかし愛奈は痛がっている。



やはり初めてなので痛いのだろう。



俺は少しずつゆっくりと挿れていった、そうすると奥まで届いた。






「ゆっくり動くよ・・・」






愛奈の身体を労り、ゆっくりと動いていった。






「・・・うぅ・・・はぁ・・・」






押し★したような声が部屋に響く。



もうすっかり日も暮れて外は漆黒の闇と化していた。



愛奈も痛くなくなってきたようで、俺はスピードを速めていった。



愛奈の中は熱く、俺のアレに絡み付いてきて最高だった。



俺はフィニッシュに向けてスピードを速くしていった。



突然、俺の身体に電気が走るような快感が走った。



愛奈もほぼ同時にイッたらしく。



俺の方を見ていた。



最後に軽くキスをした。



俺はもう愛奈を幼馴染としてではなく、彼女と思うようになっていた。






俺が童貞を捨てた話でした。