私、市役所勤めの47歳。



妻、有紀は46歳で、今春から調剤薬局でパートをしています。



子供は男の子2人で、共に大学生で家を出ています。






セックスレス4年くらい?



寝室も最近は別。



私なりには、外で少しは刺激のある生活をしているつもりですが、何しろ我が家には色気がない。



薬剤師の妻は何しろ清潔好き。



私は女好き。






子供たちが家を出て気付いたのが、色気のない妻の下着。



子供たちがいなくなり、物干しには私と妻の物だけ。



妻のショーツなどベージュ色で、ショーツというよりデカパンと言った方がいいくらい。



サイトを見ていると、奥様が浮気をすると下着に変化があるとか。



我が家は全くの期待なし。






なんて思っていた矢先、少し変化が。



8月の初め頃から白いショーツが物干しに。



Tバックじゃないけど少し小さめ、それに少しお飾りのレースが。






(なに?何かあったかな?)








期待と不安が入り混じったような衝撃。






(浮気?どんな男?知りたい。どうやって調べる?)






この田舎で興信所なんて頼めないし。



そんなに仕事も休めない。



そうこうしているうちに原因判明。



やはり男。






それは今年の7月16日。



私の友達、吉田が我が家に泊まりました。



吉田とは高校からの親友で、大学は違ったけど彼は県庁に就職し、地元に残った私達は一緒によく遊びました。



私達の結婚式で、私の友人代表として挨拶したのも吉田です。



吉田の家は元々近所なんですが、奥さんのお母さんが亡くなりお父さんが一人暮らしということで、2年ほど前から奥さんの実家に引っ越していきました。



引っ越しと言っても車で1時間ほどの所ですが。



ただ彼の家も新築して間も無く、月に一度は家の管理に来ていて、その日も管理に来ており、久しぶりに我が家で飲むことに。






妻を交え3人で飲んでいました。



妻は吉田の布団を座敷に用意したことを伝え、11時過ぎには寝ました。



私たちも1時前には寝たと思います。



翌日、吉田は朝食を摂ると、「もう少し家の掃除がある」と言って帰っていきました。



普段と変わらなかったと思います。






8月になり盆の13日、高校時代からの悪友グループで飲み会をしました。



飲み会が終わり、帰ろうとする私を吉田が他の者に気づかれないように引き止めました。






「少し話がある、家でもう少し飲まないか?」






コンビニで摘みとビールを買って吉田の家へ。



飲み始めても普段の話ばかり?






「何か話があったんじゃ?」






「ああ・・・」






今まで迷っていたようで、やっと話し出しました。






「すまん!」






いきなり吉田は頭を床に擦り付けるように下げました。






「この前、お前のうちで飲んで泊めてもらったよな」



「ああ」






「まず、この話は有紀さんには何も言わないと約束して欲しい」



「なんだ、それ?」






「俺、お前の家に泊まった夜、間違えて有紀さんの布団に入ってしまった」



「えっ?」






「俺も、酔っていてよく覚えていないんだけど、起きたらと言うか、有紀さんに起こされて気付いたけど、有紀さんの布団に寝ていたんだ。有紀さんが目覚めて気付き、慌てて俺を起こしたので気付いた」



「えっ?それって・・・した?」






「いや、俺にはよくわからない。でも、たぶんなかったと思う」



「う~ん・・・?」






「実は起きた時、俺は下半身素っ裸だった。それで有紀さんに聞いたんだけど、有紀さんはショーツを着けたままだったそうだ」



「?」






この話を聞いていて異常に喉が渇き、ビールばっかり飲んでました。






「実は有紀さんに起こされた時は深夜で、2人で話したんだけど、有紀さんから、『何もなかったんだから、お前には言わないでくれ』って言われたんだ。俺は迷ったけど、お前とは昔からの約束もあるし話すことにした」






そうなんです。



私たちが独身の頃、そんなに広くない街で同じ女性を抱いてしまうような事がないように、2人だけの秘密としてお互いに抱いた女性は報告し合う約束をしていました。






「でも、ショーツ着けていても出来ないことはないよな?」






「ああ、すまん。何も覚えていない。ただ・・・、俺が有紀さんに興味ないと言えば嘘になるけど、そんな下心なんか全く無かった。たぶんトイレに行って部屋を間違えたんじゃないかと思う」






そうなんです。



我が家の造りは、ダイニングキッチンがあって、奥に私の寝室(以前は夫婦の寝室)があり、DKを挟んだ反対側に和室、その隣が座敷で、妻の寝ている和室と吉田が泊まった座敷は襖一枚。



しかもトイレは廊下を挟んだ反対側で、入口を間違える可能性は十分あります。






いざ、聞くとやはりショックでした。



この後も色々話してくれましたが、結局、吉田は起きた時に下半身素っ裸だったことしかわからず、妻がショーツを着けたままったというのは、妻だけしか知らないことなのです。






「有紀が、ショーツ着けていたというのは本当かな?恥ずかしくてそう言ったんじゃないかな?」






「う~ん。すまん。俺には分からない」






確かに妻も結構飲んでいて、私と間違えて受け入れた可能性はある。



とすれば、生で受け入れてそのまま射精?



でも射精したとすれば、吉田のペニスにも痕跡が残るはず。



それとも妻は、ペニスに残った痕跡を消してから吉田を起こした?



この頃になると、妻が吉田としたことに対するショックより興味の方に心が傾いていました。



思い切って吉田に言いました。






「実は、有紀のシューツが少し可愛くなった。今までベージュ色のデカパンだったのが、最近は白になってる。男でもできたかなって思っていたけど、それが原因かな?」



「・・・」






「いや、有紀はお前も知っている通り堅物で、少しは浮気でもしてくれていいのにと思ったこともある。だから、もしその時セックスがあったとしても、お前を怒るつもりはない。ただ、本当にしたのか、していないのか分からないのは、もやもやした気分だ」



「俺はしていないと思う」






「うん。でも、それが本当にわかるのは有紀だけだよな」



「まあ、そうだけど」






「今度、いつこっちに帰ってくる?」



「まだ決めていないけど」






「お前も、本当はどうだったのか知りたくないか?」



「有紀さんには口止めされている。頼むから俺が話したことを言わないでくれ」






「ああ、言わないさ」



「じゃあ、どうやって?」






「またお前が泊まりに来ればいい」



「えっ?」






「そう。この前と同じようにしてみればいい。今度は、間違いじゃ済まないだろう?」



「それはそうだけど」






「じゃあ再来週の土曜日ということで?」



「・・・分かった」






8月27日、実行日は決めたものの、何ら策がないことに気づきます。



まず、久しぶりに我が家に泊まった吉田が続けて泊まること自体不自然では?



妻には絶対に吉田が私に話をしていないように思わせなければなりません。






そんなことを考えていましたが、結局、何ら策も見つからないままに2週間が過ぎました。






4時過ぎ、家の電話に吉田から電話がありました。



出たのは妻です。



先日、お世話になったので寿司を差し入れするとのことでした。



その後は、当然、飲み会に。



今日の妻はあんまり飲みません。



恐らく先日の失敗が頭にあるのでしょう。






「どうした。今日は飲まないじゃないか。気分でも悪い?」






「ううん。なんでもないけど」






何知らぬ顔で妻にビールを勧めます。



今日は私が積極的に飲ませたため、妻は先日以上に酔ってしまいました。



そのため今日は吉田の布団を私が座敷に敷きます。



妻が歯磨きに立った時・・・。






「『今日は用心してください』って言われちゃったよ」



「な~に、今日はこの前より飲んでるから早めに行ってくれ」






「しかし緊張するな~」



「俺も同じだよ」






そして、お互い布団へ。



確か12時過ぎでした。



1時間くらいしたら、こっそり部屋を覗いてみようなんて考えながらベッドに横になります。






(・・・しまった)






喉の渇きで目が覚めたのは4時過ぎでした。



何という失敗。



翌朝、9時過ぎには朝食を終えた吉田は帰っていきました。



10時過ぎ、私はパチンコに行くと言って吉田の家に向かいます。






ここから先は、吉田からの報告です。






1時過ぎ、吉田はトイレに。



わざと大きめの音を立てて妻の部屋の襖を開けます。



妻には何の反応もなく、常夜灯に照らされ、腰から下にタオルケットを掛け横向きで寝ています。



吉田は思い切って、妻を後ろから抱くような形で布団に入ります。



少し動かれ、驚いたけど起きなかったそうです。



しばらくして、タオルケットをどけてみます。



この頃になると、どうにでもなれといった気持ちだったそうです。






タオルケットの下には、ワンピース型の寝巻きが。



裾を少しずつ捲り上げていきます。



白いショーツに包まれた少し大きめの尻が目の前に。



吉田はトランクスを脱ぎ、すでに硬くなったペニスを妻の尻に押し付けます。



まだ起きそうもない妻。



思い切って胸のボタンを外しました。



妻は寝るときブラジャーを着けません。



露わになった乳房をゆっくりと揉みます。



大胆になった吉田は、尻にペニスを擦りつけながら胸を揉んでいました。



起きそうもない妻に安心していたのです。



ところが、吉田も少し落ち着いてくると、妻の寝息が荒くなっているのに気付きました。






(有紀さんは起きている。そして、こうされていることを気付きながら許している)






そう思った吉田は妻のシューツに手をかけました。



その時です。






「駄目。今日はやめて」






妻が呟いたのです。






「今日はやめて」と言われた吉田。



一瞬の緊張が安堵感に包まれます。



それと同時に、このままでは収まらない気持ちに。






「ごめん。でも、もう少しだけこうしていたい」






「・・・」






妻を自分の方に向かせキス。



キスをしながら、白いショーツに包まれた少し大きめの尻を手をいっぱいに広げ揉みほぐします。



徐々にディープなキスへ。



この頃になると妻も舌を差出し濃厚なキスに応えるようになっていたそうです。






唇を胸に移し、愛撫を続けます。



妻の若い頃の胸は乳首が少し上向いたCカップで、私の最も気に入っているところでした。



その乳房が何年かぶりに男の唇で愛撫されています。



吉田の唇が乳首を挟んだ時・・・。






「ああっ」






思わず声を上げてしまう妻。



これに気をよくした吉田の愛撫はさらに濃厚なものに。



妻が肌蹴られたパジャマの襟元を咥えて声を堪えている表情に、吉田は一瞬爆発しそうになったと言っていました。






(今なら最後までできる)






そう思った吉田でしたが、妻を裏切るようで、できませんでした。



その代わりに妻の手を取って、いきり立ったペニスに導きます。



一瞬引っ込めそうになる妻の手首を掴み、ペニスを上下に扱かせます。



そのうちペニスを掴んだ妻の手に力が入り、添えている状態から握っている状態へ。






両の乳首を交互に愛撫しながら尻を撫でていた手が、ショーツ越しにクレパスをなぞると、妻の秘部はこんもりと腫れあがっています。



指に少し力を入れると何の抵抗もなく腫れあがった陰唇にショーツごと指が吸い込まれていき、湿りが感じられました。



妻は必★にパジャマを噛み、ペニスを扱く速さが増していきました。



これを繰り返しているうちに妻の方からキスを求めてきたそうです。



もう妻は何も分からず、久々の愛撫に身を任せています。



後ろから回された手がクレパスをなぞり、時には噛まれ、舌で転がされ、そして強く吸われる乳首。






妻は無意識に勃起した吉田のペニスに股間を押し当て、次の段階を催促していました。



吉田の手がショーツを下げました。



気付いてか気付かないのか、今回は何の抵抗もありません。



素っ裸にされた妻はひたすら吉田の愛撫を甘受しているのです。






吉田の手が前に回り、直接クレパスに這います。



下から上に、触るか触らない程度に。



そしてクリトリスの近くに来ると期待を裏切り、指はまた下の方へ下がっていきます。



吉田の指には妻の淫液が纏わりついてきます。



これを幾度か繰り返していると、妻は強く吉田に抱き付き、イッてしまいました。



この時の、パジャマを口に咥えてイク表情がとてもよかったと吉田は言っていました。



しばらくして我に返った妻は恥ずかしそうに吉田の胸に顔を埋めながら言います。






「恥ずかしい」






「有紀ちゃんって感度いいんだね」



「だって、久しぶりだったから」






「有紀ちゃんって良妻賢母の見本みたいな人って思っていたけど、こっちの方もこんなにいいなんて思いもよらなかった」



「恥ずかしい」






「山田、大丈夫?」



「たぶん・・・あの人、飲んで寝た時は朝までぐっすりだから」






まだ妻は吉田から離れたくなかったようです。






「有紀ちゃん、さっき、『今日は駄目』って言ったよね?だから必★で我慢したけど、また今度会ってくれるよね?」



「もう私の裸も見たし、興味なくなったんじゃないですか?」






「いや、ますます会いたくなった。今度はもっと喜ばせてあげたい。いいよね?」



「ええ、でも主人に悪いわ」






「俺も、あいつの親友なのにすまないって思うけど、会いたくてどうしようもない。今度電話するから、有紀ちゃんが仕事終わってから会おう」



「ええ」






「ところで、この前はどうだったの?俺は、悪いけど全く記憶になくて」



「・・・」






「もしかして?」



「私もよく覚えてないけど、私が気付いた時、本当はショーツ着けていなかったの」






「えっ。じゃ?」



「ううん。最後までは行ってないと思います。たぶん吉田さんのあれが私のあそこに当たって私目覚めたんだと思います。そんな形跡もなかったし・・・たぶんだけど」






「そうか。良かった」



「???」






「だって、初めての時を覚えていないなんて勿体なさすぎるから」






吉田はもう一度妻を強く抱き締め、キスをします。



妻も今度は躊躇なく、今も硬いままの吉田のペニスを強く握り締めます。



いつまでも離れたくなさそうな妻を宥め、吉田が自分の布団に返ったのは3時過ぎていました。






「まっ、こんな風になったけど、これからどうする?」



「吉田、俺、話を聞いて・・・立ってる」






「えっ?でも、なんとなく分かる気がする。うちの陽子も有紀さんになんとなくタイプが似ているし、最近レスだし」



「そうだよな。雰囲気、似てるよな」






「俺が有紀さんと上手くいったら、うちのにも試してもらおうかな?」



「俺は願ってもないけど、いざとなったら怖いな」






「何言ってる、その怖いことをお前は俺にさせたじゃないか」



「だって、今度の場合、最初は偶然というか間違いというか、そんな始まりだったから有紀にも強く言えないところがあったから」






「お前も酔っぱらって間違ってみるさ。お前が酔っぱらうのはうちのもよく知っているし、お前が酔うと面白くて楽しいって言ってたことがある」



「まあ、それはまず置いといて。今度はいつにする。有紀のパートが終わってからだとすると平日の午後だよな」






「ああ、まだ取ってない夏休みがあるから、スケジュールを調べて有紀さんに電話するよ。もちろんお前にもな」



「こうなったら早い時期に頼む」






「俺、実は有紀さんにショーツプレゼントしておいた」



「ショーツ?」






「そう、この前ベージュ色のデカパンの話してただろう」



「ああ」






「それで、有紀さんというよりお前へのプレゼントとして、昨日、白のハイレグとブルーのショーツを、『今度会う時に着けて来て』って言って、有紀さんに渡しておいた。ブルーの方は前が透けていてヘアーがよく見えるやつ」



「じゃ、家の物干しが若返る?」






「そうだろう。干してあったら感謝しろよ。そして勃起してろ(笑)」






吉田から電話があったのは9月2日の午後でした。



今、妻と電話で、9月7日の午後会うことに決めたとのことでした。



私は2人で歩いている所だけでも覗いてみたかったのですが、あいにく県への出張で抜け出すことができず、後の報告を期待することに。






<続く>